さて、皆様、脱原発斬りシリーズも佳境になってきました。(笑い)
FITとは、WSJ日本語版の社説「新たな暗黒大陸─再生可能エネルギー政策で失敗する欧州」
にもある、再生可能エネルギー固定価格買い取り制度です。
これは1990年にドイツで始まった。固定価格買い取り制度は太陽光や風力による発電設備で作られた電気を一定価格で買い取ることを電力会社に義務づける制度で、買い取り価格は通常、市場価格を上回る。また他の方法で作り出された電力より優先され、風力や太陽光で発電された電気は真っ先に買い取らなければならない。
という制度です。
そして、当のドイツでは、このFITにより電気料金が高騰し、かつ、中国の価格競争で負けて、太陽光発電メーカーが倒産して買い取り価格を、下げざるをえませんでした。
そして、ドイツでは累積設備容量が、5200万KWに達した、以降の太陽光発電の買い取りは中止になり、全体の3%
にとどまっています。
今、現在日本では、42円です。ドイツも当初同じくらいだったとおもいます。
さて、それでは、日本ではどうなるでしょうか。
試算によると、
買い取り価格の変更が無い場合、2017年度の全量買い取り制度による国民負担は2012年度の4.6倍に当たる年間約1兆2000億円になると試算されている[99]。
となっており、当然これは、どういう意味かといえば、太陽光を設置していない普通の家庭の電気料金の中に入れられるので電気料金はその分上昇していきます。
わかりやすく、一般家庭に言いなおすと、
太陽光発電を導入したAという家庭が、月100円あたり、電力があまり、発電所に売ったとします。
Aには、月100の収入が入ります。
しかし、この100円は、電力会社は買ったわけですから、支出になります。
そうすると、この支出の分を電力会社はカバーしようとしますから、
当然、電力会社は今までの電気料金を上げざるを得なくなります。
結果、一般家庭の電気料金は増えることになります。
電力コストはかかるかも知れませんが、将来の投資にもなるし、いざと言うときにも役立ちます。
そして何より、国防になりますからね。
トータルだと、元が取れると思いますね。
コメントありがとうございます。
その通りで、太陽光発電するなら、宇宙空間しかありません。
パネルを太陽方面に向けておけばばっちりです。
宇宙空間なら、24時間常時発電できますし、
天候に左右される心配はありません。
地上に送るときはビームか何かに変換すれば可能です。
そして、そのビームの出力をあげれば、もちろん、
国防にも役に立ちますし、
一石二鳥です。