
天気の変わり目にできる光の帯。
浄土平・姥ケ原花散歩(2016.6.19)
「その1 ヤエチングルマ」の続きです。

今回のGPSログ。
姥ヶ原十字路へ向かう途中で気になる雲を発見、空を仰げば・・・

【10:34】
ほら、やっぱり。
巻雲?靡く空に環水平アーク♪

【10:37】
虹よりも彩雲よりも鮮やかなので、このアークが空に現れると皆驚いてしまう。
赤から青までの美しい色彩である。

【10:38】
朝や夕方に空高く見えるのが環天頂アーク、
太陽が高い位置にある時に下の方で観察されるのが環水平アークである。

【10:39】
虹の仲間ではなく、氷の粒でできた雲の中に出現する。

【10:42】
天気の変わり目で空に雲が増えてくるとき、上層の雲がこうした現象をつくる。

【10:43】
巻雲や巻層雲など、氷の粒からできている種類の雲の中で、太陽の光が屈折して起こる現象。
雲の粒がきれいな六角短柱状で浮かんでいるときに限る。

【10:43】
「雲の名前、空の不思議・天気の観察図鑑 / 武田康男」より。
残念ながらアークが短時間で消えてしまったので、再び花探し。
姥ヶ原十字路 10:45

早めに開花したミヤマリンドウ(深山竜胆)

今年は姥ヶ原のチングルマが少ないな・・・と感じたのは、花弁が散ったばかりで目立たない状態だから?

イワカガミ(岩鏡)

今回は親子山行。
父親のザックに蝶が止まりましたが、なかなか翅を開いてくれないので種類が・・・

と思っていたら、父親の腕に移動して口吻を伸ばして・・・吸蜜ではないよね~。
(生々しいので!?他は白塗りに)
今年はやたら縁がある?ヒオドシチョウ(緋縅蝶)でした。

一見、チングルマはどこに?
姥神石像の姥神様に挨拶を 11:05

コメツガの球果。

なんと約20分間も。
父親にお供していたヒオドシチョウは去った (^_^)/~

梅雨時にしては水量が少ない鎌沼を定点撮影してから・・・
下に見える鎌沼の小湿地へ 11:15

ワタスゲ(綿菅)



やっぱりここのコバイケイソウにも花芽なし。

酸ヶ平湿原のワタスゲも見てくる予定でしたが、背後から迫る雲を見て予定変更。

鎌沼を眺めながら・・・

辛い!
ベンチでランチ。

その最中に薄っすらハロが現れて・・・麺がのびる。

「カモにえさをあたえないでください」の看板の前を・・・

カルガモ親子が横切る♪

そろそろ・・・

雲の様子が気になるので下山しましょ。
続きます。