
景色を眺めるには悪条件だけれど・・・
千貫森で登り初め(2016.1.3)
「その1」「その2 霞んだ景色と梅の花」の続きです。
福島市飯野町の千貫森公園から車移動。
国道114号線で峠を越えればすぐに伊達郡川俣町。
「秋山の駒桜」の案内に従い、十二社の交差点を左折して北へ向かえば・・・
後は説明し難いので地形図に頼ります (^^ゞ

水色のラインが登山口への車道で、赤色のラインが今回歩いた登山道。
駐車スペースには1台の車もなく・・・
背後の藪の中にいた伝書鳩に見つめられながらノンビリ準備。
堀切登山口(下)を出発 11:34
登山道に一歩踏み出すと、UFO道の時と同じくいったん止んでいた雨が再び降り出して (T_T)
ゆるりと尾根道を登っていけば、また止んだ (^_^)
とにかく変わりやすい天気。
おまけに風が出てきて・・・
信じられないことにウグイスカグラが咲き始まっている!
風で枝がユラユラ揺れて、かわいらしいピンク色の小花をちゃんと撮れなかったのが残念。

「~してみっせ=~してごらん」
福島弁で休んで見てごらんと誘われたので、もちろんです♪
休んで見っせ 11:50

先程登った千貫森。

相変わらず遠望は利かないけれど・・・

口太山・福沢羽山・木幡山。
川俣町やその周辺の山を眺める分には問題ない。
ここを過ぎてからが山歩きの本番!?
あまりに長々と休憩してしまうと、逆に疲れてしまう・・・

右に花塚山などを眺めながら、

ほんの少し下って林道七ツ森線。
堀切登山口(上) 11:56

これはMTBの跡かな?


フカフカの落ち葉を巻き散らしながらの被写体探し。

このドライフラワーの正体は?

綿毛を飛ばすとオレンジ色。

少し空にもやがある方が、小さな水の粒に光が反射するため光芒がわかりやすい。
「雲の名前、空のふしぎ 天気の観察図鑑」より引用。

私達「天気雨」「日照雨(そばえ)」「狐の嫁入り」に濡れながら、その光芒に照らされています。
まさにうってつけじゃないですか♪
南側の眺めが良いこの伐採地からは登山道の傾斜が若干増して・・・

帰りはこっちを下って周回という手もあるな。
・・・ヤダ?
月舘分岐を過ぎれば 12:22
すぐに急登。

あれ?
ここはいつも巻き道に逃げているんだけどな (^^ゞ

距離が短く・・・
地面が乾いているのでへっちゃらだけど、下りでは絶対に使わないぞ!
椚平分岐 12:25

ここから上、山頂が近づくと霊山と同じようなイボイボの玄武岩質の火山角礫岩がちらほら。

父親は久しぶりの山歩きで少々疲れた様子。

丁度良い場所にベンチがあるので、

徐々にはっきりと見えてくる光芒を眺めながら休憩。

そして・・・

最後の急登をこなす。

いくら暖冬傾向でも、さすがにカタクリは葉さえも出ていないな~。
カタクリ平 12:44

山頂にあるどの岩かは分からないけれど・・・
【山頂の岩】
昔は「この岩に足をかけると雨が降る」と語りつがれ『雨降らし岩』とも言われている。
川俣町公式ホームページ「川俣町の山~女神山」
(http://www.town.kawamata.lg.jp/site/kanko-event/kankou-yama5.html)より引用。
女神山山頂 12:47

やっぱりこの小手姫神社の御神体がそうなんでしょうか?
お願い
この岩は、小手姫神社のご神体ですので、次のことをお願いします。
一、鎖の中に立ち入り、岩に登らない。
二、岩に生えている植物を採らない。
そして、一段低い場所にある・・・

本日2座目のうつくしま百名山。
一等三角点・点名「女神山」(標高599.3m)にタッチ!
続きます。