1月12日の予定
- 午前9時にKBRの駐車場に集合、台数がある程度そろったら、出発。
- 間に合わなかった人は、道の駅「フェニックス」に午前10時までに。
- その後、鵜戸神宮にお参り。
- 飫肥城大手門あたりで、記念撮影のち昼食かな
- 広域農道~日南高岡線で、道の駅「田野」まで。一応ここで解散。
注意事項
- まったり、ゆっくり、マナー良く。
- 出欠は特にとりませんが、友人知人お誘い合わせの上、ご参加ください。
- 防寒はしっかり。前日は休養を十分に。寝不足厳禁。
- 雨天中止ですが、「雨でも雪でもオレは行くぜ」という方はご随意に。
- KSR(I、II、110)での参加を推奨しますが、そのほかの車種も可。ただし、ペースはノーマルのKSRに合わせてね。
作者急病のため、暫くブログの更新が遅れてしまいました。<m(__)m>
というのは嘘ですが、転倒してからはめっきりペースが落ちてしまって、序盤の勢いが無くなってしまった。(まるでこのブログのようだという突っ込みは無しで)
レースはようやく半分(3時間)ほどを過ぎたところで、まだまだレース時間は残っている。
昔誰かに「同じところをぐるぐる回って、何が楽しいのか?」と尋ねられたことを思い出しつつ、半分修行僧のような気持ちで淡々と各コーナーをこなしていく。
マシンの調子は相変わらず良いので、ホームストレートに入ると、ここぞとばかりに前を走るバイクを追い抜いていく。で、同じくらいの台数にコーナーで抜かれてしまうのだが…。
それでも一つ一つのコーナーを自分なりにギリギリまで攻めていくのは、公道では味わうことのできない、まさにレースならではの醍醐味。さらに、自 分と同じくらいのタイムのライダーと競り合うと、抜きつ抜かれつの真剣勝負。これがなかなか楽しい。(相手のほうはわかりませんが…。「コイツ、直線は早 いのにコーナーでは遅くて、超ウゼェ」とかメットの奥で毒づいているかも)
さて、レースもそろそろ終盤にさしかかろうというところで、ボクがF君と交代して、ピットでのんびりしていると
「次は、オレが乗るわ」
と兄貴が言い出した。本人には特に外傷もないし、事故直後のぼぉっとした様子にいたっては今や微塵も見られない。これならレースに出場しても大丈夫そうだ。
もちろん、ボクには兄貴がそう言い出すが分かっていた。だって、バイクに乗るつもりが無いのなら、皮ツナギなんてとっくに着替えているはずなのに、メディカルセンターから戻ってもずっとそのままなんだから。
「ヘルメットは借りるぞ。調子が悪かったらすぐに戻って交代するから」
そう言って走り出した兄貴の背中は、元気いっぱいで楽しそうだった。
【写真2】レースに復帰した兄貴。ちょっと抑え気味?
間がしばらく開いたけど、前回の続きを…。
さて、メディカルセンターに到着したとき、ボクの兄貴はドクターの問診を受けているところだった。
見たところ特に外傷はないようだ。
ただ、本人はどこでどの様な事故にあったのか、まったく覚えていないとのこと。
さらに自分の住所や今日の日付がはっきり思い出せない様子。
いわゆる「解離性健忘症」、一般的には「記憶喪失」といわれる状態だ。
ドクターから「決勝レースに出ることは勧められない」とやや遠回しな言い方で、ドクターストップがかかった。
兄貴も自分が平常ではないことを自覚していた様子で、素直にうなずいていた。
回収されたヘルメットを見るとかなりアスファルトで削られた跡がある。
一歩間違えば大きな事故になっていたかもしれないが、とりあえず安心した。。
ボクを含めた三人兄弟はみんなバイク乗りで、それぞれ大きな事故を起こしているが、誰も大きな怪我をしていない。
7月のボクの事故が一番ひどい怪我だった(特に日常生活に困るようなことはなかった)くらいで、強運というか何というか。
とりあえず、兄貴の無事は確認した。
次はバイクの様子だ…。さて、決勝には出られるのか?
【写真】回収したヘルメット。シールドが外れ、額からあごの部分にかけてひどく削られている。