20代男性の会社員がいました。
今、朝の電車内
満員電車というほどではありませんが結構、人は乗っています。
いつものように電車に揺られながらため息一つ
『ああ~。だるいな・・・これが五月病って奴か?』
いつも電車内でやる携帯ゲーム機は充電し忘れていて電池切れで使えない。
『座って寝ていたい所だけどな・・・』
彼は立ってつり革に捕まっている状態でした。
その他に電車内でやる事もなく外の景色を見たり、電車内を見回すしかなかった。
電車内を見ると、おばあさんが立っていた。
その目の前に座って寝ている小学生
『いい気なもんだ。代わってやれよ。ガキだから元気だろうが・・・』
他の客は寝ていたり、本を読んでいたりおばあさんに気付いていないのか気付いていても座り続けているのか分からない。
ヒュウ
カクッ!
『!』
カクッと首が倒れたと同時に小学生が目を覚まして外を見て現在地を確認したようだ。
それから目の前のおばあさんに気が付いた。
少し迷っている様子であった。今まで気が付かなかった事を悪く思っているのかそれとも代わりたくないという気持ちもあるのかそんな葛藤を見た。
『立て!立て!立つんだ!ガキ!!』
ようやく小学生が立ち上がった。
「おばあさん。座りますか?」
「え?いいんですか?」
「どうぞ」
『ようし!良く言ったぁぁぁぁ!』
おばあさんがお礼を言って座って小学生はつり革が届かないのでドア付近の握り棒をしっかり摑まっていた。
朝からいい光景を見た気がした。
『俺が逆の立場なら代わっただろうか?う~ん・・・次、座った時は気をつけるかな?』
今、朝の電車内
満員電車というほどではありませんが結構、人は乗っています。
いつものように電車に揺られながらため息一つ
『ああ~。だるいな・・・これが五月病って奴か?』
いつも電車内でやる携帯ゲーム機は充電し忘れていて電池切れで使えない。
『座って寝ていたい所だけどな・・・』
彼は立ってつり革に捕まっている状態でした。
その他に電車内でやる事もなく外の景色を見たり、電車内を見回すしかなかった。
電車内を見ると、おばあさんが立っていた。
その目の前に座って寝ている小学生
『いい気なもんだ。代わってやれよ。ガキだから元気だろうが・・・』
他の客は寝ていたり、本を読んでいたりおばあさんに気付いていないのか気付いていても座り続けているのか分からない。
ヒュウ
カクッ!
『!』
カクッと首が倒れたと同時に小学生が目を覚まして外を見て現在地を確認したようだ。
それから目の前のおばあさんに気が付いた。
少し迷っている様子であった。今まで気が付かなかった事を悪く思っているのかそれとも代わりたくないという気持ちもあるのかそんな葛藤を見た。
『立て!立て!立つんだ!ガキ!!』
ようやく小学生が立ち上がった。
「おばあさん。座りますか?」
「え?いいんですか?」
「どうぞ」
『ようし!良く言ったぁぁぁぁ!』
おばあさんがお礼を言って座って小学生はつり革が届かないのでドア付近の握り棒をしっかり摑まっていた。
朝からいい光景を見た気がした。
『俺が逆の立場なら代わっただろうか?う~ん・・・次、座った時は気をつけるかな?』