「SF画家加藤直之 時空間画抄/原画展」に行って来た。
原画は勿論、ゲストの漫画家さん(太田垣康男氏)との対談や
会場内でデジタルやカンバスのイラストを描くのを直接見れる等の内容だった。
イラストを描きながらも客の質問に気さくに答えてくれていた。
描いて貰ったのは本人も上手く描けたと満足の宇宙の戦士のパワードスーツ。
加藤さんのリキテックス用パレット。
陶器を使用しているので、使い込んだ後は水に浸し絵の具の塊を取り出し裏にサインをして
ファンにプレゼントした事があるそうだ。
最近ではプラスチックの容器になっているリキテックスだが
昔の金属性(鉛?)のチューブも数個確認出来る。
このチューブは使っていると中央の一部に穴が開きそこから中身が飛びだして来るので
イライラした記憶がある。
暫く使わないと中身が固まって来るので容器を剥いで塊を取り出してコレクションしてある。
(この行動に特に意味は無い)
自作のリキテックス用パレット。
学生の頃(17・8年前)、雑誌イラストレーションのインタビューで加藤さんのパレットの使い方を見て
自分なりのアイディアを加え使い捨てパレットを数個繋げて作った物。
この方法だと殆どの色を同時にそれぞれ決まった場所に置けるので混色時に素早く色を選択出来る。
リキテックスなので乾いた絵の具は層になり厚みを増して行く。
好きな色(頻繁に使う色)の部分は急速に厚みを増して浅くなる。
加藤さんの原画や実際に描いている所を見れてイラストを描きたい気持ちが沸いて来た。
最近はカンバスに描く事は無かったので久し振りにイーゼルを出そうかと思っている。
※「SF画家加藤直之 時空間画抄/原画展」の写真は加藤直之さんの許可を貰って使用しています。
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