お釈迦様は人の世を どう見ておられるか

2012年９月１２日（水） 6：30～7：30八坂神社に於いて東村山・小平倫理法人会　経営者モーニングセミナーが開催されました。
講師 （宗）正法事門法華宗　東京宗務所（信楽院）住職　見藤　日勝（みふじ　にっしょう）氏
テーマ　「お釈迦様は人の世を どう見ておられるか」

人の質から倫理観とは生まれるもの。倫理観を持って生きていこうという気持ちを持つ人が少なくなってきたためにいまの世の中、その資質が落ちている。

お釈迦様の教えは「和を大切に諍いをなくし協調すれば道理が叶う」というもの。
祈る気持ちはこの世とあの世との交流ができる。

「忙しい」とは心を失くすこと。聖徳太子の十七条憲法の第一条にも書かれるように、和も以って尊しとするのが日本人の気質。話し合えば理解し合える。

負のスパイラルに人が陥ると、全てが悪循環で悪の因縁に絡め取られる。
善のスパイラルの中に入ると、希望が見出せ段々と仏に近づく。

人の世は縦糸と横糸、縦の流れと横の流れでできている。すべてを等しく横にと声高に求めるのでなしに、仏の知恵を頂いて人と上手に生きる法則が真善知識となり、現世安穏な世の中となる。


次回のモーニングセミナーは2012年９月１９日（水）
講師　水墨画家　中野　素芳　氏
テーマ「「やさしい水墨画体験教室」