東村山・小平経営者倫理法人会モーニングセミナー毎週水曜日朝6:30から八坂神社にて開催!

東村山・小平経営者倫理法人会モーニングセミナーの要旨を載せています。「万人幸福の栞」明朗・愛和・喜働・純情

「いのしし年女の“猪突猛進体験報告 パート2”」

2010年04月21日 | Weblog
*2010年4月21日(水)6:30~7:30八坂神社に於いて

東村山市経営者倫理法人会モーニングセミナーが開催されました。

講 師 大田区倫理法人会 副専任幹事、保険ドクター 代表取締役 高倉 昌代 氏

テーマ 「いのしし年女の“猪突猛進体験報告 パート2”」

実家はお米屋さんを営んでいた。
クラブ活動がない日は、門限が18時で夕食は必ず家族が一緒という厳しい父。
母と祖母の嫁と姑の確執。
自閉症の弟を受け入れられなかった。
等の理由から、小さい頃、家庭が嫌だった。

高校生だった1976年1月24日(日)を家出実行日と心に決め、着々と準備を進めていた。
いよいよ明日、家出決行という前日の1月23日(土)、自閉症の弟が石油ストーブで遊んで出火。お店と自宅が全焼。

それから、家族はかばいあって生きた。
あれほど嫌だった一家団欒のありがたみを知った。
母と祖母の嫁と姑の確執もなくなった。
『得るは捨つるにあり』だと思う。

自閉症の弟を受け入れられた訳。
母は、4人の子持ち。自閉症の弟のことで愚痴を一言も言わなかった。
私が結婚して、子どもを身ごもった時「たとえこの子が五体満足でなくても、私はこの子を育てる」という愛情が湧いた。母の愛情がわかった。

また富士研に行ったとき、一緒に参加した方から「障がい者は、ご先祖様の罪を背負って生まれてくる。だから、拝んで育てなきゃだめなの。」というお話を伺った。
そういえば、思い当たる節があった。昔、父から聞いた話を思い出した。
『本を忘れず、末を乱さず』を知る。

結婚生活は、8年で破綻し、未だに独身。
3人の子どもを育てるために「私さえ頑張ればいいと」思い、必死で頑張った。
子どもの非行から気付かされた。

「何でこんな事をするのよ!」と言う私に「ママはいつも忙しい!と言って、お小遣いをくれないから」と娘。

忙しさにかまけて子どもを構ってやっていなかった。
私は、子どもたちから離婚で父を奪い、忙しさで母も居なかった。
「ごめんね。ママが悪かった!」と言う私に「ママは悪くない。私が悪いの」と娘。

「何とかして私が変わらなければ」と思っている時、倫理と出会った。
私が変わり、娘が変わった。

入会から4年経って、まだまだという気付きをもらう。
娘との口論の直後、娘が風呂場で滑って、鏡で腕を38針縫う怪我をした。
「奇跡的に大きな血管が切れていない」という医師の言葉に大声で笑った。
『苦難は幸福の門』と思う。

*次回のモーニングセミナーは2010年4月28日(水)

講 師 (社)倫理研究所 法人局普及事業部 部長 井上 茂勝 氏
テーマ 「つねに活路あり」