25日、「RENT」の東京公演千秋楽を観てきました。
まず感じたのは、会場が広くて今まで観て来た日本公演や来日公演の、良い意味でのコンパクトさとは違う・・・と。
広くて散漫な感じで、あの「RENT」の持つ迫力の伝わりがちょっと薄く感じました。
演出や衣装も変わっていました。
モーリーンの抗議パフォーマンスの場面、前回はモーリーン一人でステージに立っていましたが、今回は他のメンバーが観客として立ち会っていました。
ここは今回の演出の方が自然な形でわかりやすかった。
でもでも、カウベルを使ってなかった。
その前の場面で、ジョアンヌがモーリーンと電話で話しているところで、
「カウベルも忘れずに持ってきた」という台詞を言っていたので不自然さが出てしまったかな。この台詞の意味がなくなってしまいました。
エンジェルが亡くなる場面も白い布の演出が無くなっていました。
最後、ミミが息を吹き返すシーン。ん？早すぎないか？
悲しむ暇がなかったっていう感じ。
その他、諸々気になるところはありましたが、やはり「Seasons of Love」を聴いた時は胸が熱くなりました。
イントロのピアノが鳴り始めただけでうるうる
今回のソロは誰だろう～って思っていたら、アンサンブルの女性の方でした。
ジョアンヌの方がすごく歌が上手だったので、ジョアンヌの方かなって思っていたんですが。
でも、アンサンブルの方もすごく上手で、高音ののびがすごかった！
公演終了後、2階席から「Another Day」を歌う声が聞こえてきました。
リーダーみたいな人はマークと同じマフラーをして楽しそうに動き回り、また、歌の上手いこと。みごとなハモりっぷり。
練習したんだろーなー。
「Seasons of Love」も歌っていましたが、こちらはちょっとはずしてましたが・・・
本当に「RENT」が好きな方々なんでしょうね～。
