「宝塚ＢＯＹＳ」 29日ソワレ

今回の席は13列目のセンターブロックやや下手。
ちょうど出演者の目線の高さちょい上から見ることができて、「うわ！こっち見てる」って勘違いしそうなほどの良い席でした。

前回観た時より、出演者の呼吸が合っていたみたい。
台詞の間やら出の間が絶妙。

初風さんの「おばちゃん」にやられた～。
星野（圭吾さん）が流しの台に足を乗せたときの、「あらあら」「こらこら」の掛け合いのところがすごくかわいかった。
それから、星野が男子部を辞めて出て行こうとするところ、星野の肩を抱いて背中をさすってあげるところ、本当に「おばちゃん」の優しさがあふれ出ていました。

ショーのシーンでは圭吾さんの立ち姿にほれぼれ。足の出し方、背筋の曲げ方、絵になっております。
いや～本当に黒の燕尾服がお似合いでございます。
星野役は圭吾さんにほんと、ぴったり。

カーテンコールの3回目。山内さんはズボンを下げて出場
「汗が本当にすごいので・・・帰して・・・」

山内さんの演技は自然体な感じがして、見ていても素直に見ていれた。
山内さんの笑いがあったおかげで、後半のやるせない場面での悲しみが際立っていたんではないかと、自分では感じました。

山路さんも好きだな～。渋さの中にかわいさがあり。

個々の個性がうまく調和した舞台だなぁって思います。

東京千秋楽、おめでとうございます。そしてお疲れ様でした。