男性のみ14人のダンスのステージには圧倒されっぱなし。
こんなステキなステージを一瞬たりとも見逃すな!って感じで、力が入って固まって観ていたせいか、観終わった後は非常に肩がこってました。
(端の方の席が正面を向いていたので、ステージをみる為に首が斜めになっていたのも原因かとも思われますが)
オープニングで新吾くんが幕前に出てきて笑いを誘うような演技。
楽しいステージが始まるのかと思いきや、前半は’悩み’を思わせるダークな世界。
コンダクターに振り回される西島さんの苦悩感いっぱいのダンス。
伸びやかなバレエは封印されていて、この時は「もっと躍動感いっぱいの西島さんの踊りが観たいよー!」って思ったんですが、これが後半に向けての’溜め’だったっていうのが後でわかりました。
裕也さんの踊りは「さすが!」としか言いようが無い。
あの手、指の動きの細やかさ、しなやかさは人間の動きとは思えないくらい。
指が長く大きく、そして一本一本の指の動きが見えるんです。何かつけているのかと思っちゃいました。
名取さんは中性的な感じを醸し出していました。
トゥシューズさばきはとてもきれい。
トゥでずっと細かい動きを続けてましたが、大変な技術なんだろうなぁー。
「SEA」では、コンダクターの10人が短パン(海パン?)のみを身に付けてのダンス。
この時は体の線に目が行ってしまって、どんなダンスだったか憶えてません(笑)
みんな程よく筋肉がついてますね~。背筋などはすばらしいです。
雪の中でのキャストの4人の絡みは複雑で、でも個々の存在感は出していて、力強さもありきれいでもあり。
雪解けを感じさせるように、義くんがふわっと上を向いた瞬間の表情が柔らかく暖かく見えました。
ステージに溜まった雪はどうするんだろう?って心配しましたが、雪の片付けさえも演出されていて、楽しい場面になっていました。
ちょっとだけ、いつもの新吾くんらしさが出ている場面だったかな。
小林十一さんが振り付けをした義くんのソロは、やはりいつもの義くんにはない動きがあり、でも動き難そうなところは全然なくて見事に踊りきってました。
「バレエの小林さんがこういう振り付けをするんだ~」って、とても意外に思いました。
後半では思いっきり西島さんのバレエが見れて満足満足。
バレエ出身の方はやはり姿勢がきれいですね。
ジャンプも上で溜めがある感じで優雅です。
大柴さんと西川さん(多分)のバレエ・バレエしているところ、すごく目が行ってしまいました。
コンダクターとよばれる10人のダンサーの方々はほぼ出ずっぱりで、4人のキャストより全然大変なんじゃないかなぁ。
色々なスタイルの踊りをこなしていてすごい!
こちらにも大拍手です。
あと2回もしっかり観てきますよー!