東埼玉病院 総合診療科ブログ

勉強会やカンファレンスでの話題、臨床以外での活動などについて書いていきます!

日本医事新報7月第2週号の質疑応答~死亡診断書の死因の書き方~

2016-07-15 20:26:42 | 講演・著書など

 7/9発刊された日本医事新報の質疑応答のコーナーに、「死亡診断書の死因の書き方」という題名で書かせていただきました。このコーナーは読者からの質問に回答者が答えるという形式となっており、今回回答者として書かせていただきました。

 内容としては、「老衰」・「認知症」・「肺炎」・「進行がわからないがん」などについて、どのような判断で死亡診断の死因を書いていけばよいかのご質問でした。実際のは具体的な質問が4つあり、それぞれにお答えする形式になっています。

 難しいテーマでどのように書いてよいか迷いましたが、一部文献を引用しながら私見も含めて書かせていただきました。自分自身も、「そうだよね、これって迷うよね。」といった内容のご質問でしたので、自分の死因のつけ方を振り返るいい機会となりました。死因に関しては、死亡統計という非常に重要な側面があります。それと同時に家族にとっても様々な思いが、死亡診断書・死因に対してはあります。以前、あるご家族から、「死亡診断書をみて、家族は亡くなったのだなと納得するのです。その病名は家族にとって重要なのです。」ということを教えていただいたことがあります。本当にそうだなと感じました。

           

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿