渡具地泊城

　終戦記念日を間近に迎え、久しぶりに渡具地ビーチに行ってきました。
　ここは米軍が本島に上陸した地です。沖縄本島の決戦はここから始まりました。
　暑い日が続いていますが、思いのほか人はまばら、駐車場も5分の1位の利用率。
　このビーチ周辺は公園になっていて、展望台や散策路もあり、カメラ片手に訪ねてみました。
　ビーチの左手、比謝川河口よりは岩場になっており、「渡具地泊城」の案内板がありました。なんでも600年前の三山戦国時代、中北山今帰仁城主按司が臣下の造反に追われ、その後仇討ちするも、北山の怕尼芝に滅ぼされ、隠居中の中北山按司、仲宗根按司丘春が没した場所がここであるということらしい。
　城跡というよりも、あとから人々が城の名をつけたようですねえ。
　城の周りには琉球石灰岩が浸食された洞窟や奇岩がたくさんあり、なかなかの風景です。