60才からの僕の第二の人生

仕事は無上の喜び
理想を高く掲げて、突き進む
60才からの僕の第二の人生

投資の世界へ、ようこそ

2021-04-24 16:09:06 | 投資
 以前にも話しましたが、私は会う人会う人に「投資をしてますか?」と聞いたところ、ほとんどの人がやっていませんでした。
それなりに、お金を持っている人は、知識だけはありましたが、やっていませんでした。
そこで、僕なりの株式投資へのお誘いです。

まず、なぜ株式投資はこれほどまでに日本人にイメージが悪いか、です。
それは、株式で失敗した人がいて、それが途方もない金額を溶かして(専門用語)しまった、と言う話を聞くからでしょう。
ご多聞にも漏れず僕の家もそうでした。
僕のお母さんの話によると、僕のお父さんがお母さんに隠れて株に投資をして、借金を作ってしまった。
それを、清算するために不動産(多分借家、畑、山)を処分して、家の現業までも止めなければならなくなった。
残ったのは、自宅だけ。
だから、母は、「株だけには、絶対手を出すな!」と言っています。

勿論、母の言うことは、正しい判断です。
なぜなら、株式投資で儲かっている人は1割以下、とよく言われます。
つまり、9割以上の人は、損をしているということです。
損をする人がいるからこそ、儲ける人がいるのです。
9割以上の人が負ける試合場に臨むのは、バカです。

株で儲かると思う人の単純な考え、はこうです。
「安いところで買い、高いところで売ればもうかるでしょ。
株式投資は、資金が必要で、投資した金額に比例して儲かる訳だから、3倍も儲かる信用取引の方がいいでしょう。」
誰もがこの考えに陥ります。
僕も、そう思いました。
しかし、この考えは間違いです。
株の動きは、ランダムウォークと呼ばれます。
株価が上がるか下がるかは、神様さえわからないのです。
神様さえわからないものを株のプロも分かりません。
ましてや、経済評論家なんかに分かる訳がありません。

だからその考えを捨てることが、大事です。
株のチャートを見ると、波が打つように上下している。
特に、ある範囲で上下を繰り返してるものをボックス株と言います
たとえば、東急の株の下限はいくらで上限はいくら。
だから、下限の時に買って、上限の時に売ろう。
と思うわけです。
でも、それは、間違いです。
なぜなら、それは過去がそうだったというだけの話です。
これからは、今までの下限以上に下がるかもしれないのです。
それから、上昇もしないのかもしれないのです。
これが、ランダムウォークの世界なのです。

では、どうすればいいか。
まず、歴史を見てみましょう。
人類のごく最近の140年間を考えてみましょう。
資本主義経済が始まってから、我々は爆発的な発展を成し遂げました。
その、資本主義経済の発展を享受していない人は、全世界の中で一人もいないと言われるほどです。
つまりホームレスや低所得者でさえ、恩恵を受けているのです。
現在のホームレスは、以前のホームレスより何倍も豊かなホームレスなのです。
しかも、人類史上たった140年間でこれです。
これから先の発展は、計り知れないもがあります。
つまり、個別の株の短期の特徴の上がり下がりに投資をしては、いけないのです。
世界の経済発展に連動する長期投資をすることが、一番確実な方法です。

僕の同郷で税理士をしているℳさん。
非常に優秀で、感じのいい人です。
その税理士自身の投資の話を聞いてみました。
「投資信託は、僕が証券会社の社員として、実際に売っていたのでわかります。
信託報酬が高いので、よくないです。」

しかし、時代が変わりました。
今は株の取り引きもネットの時代です。
ネットになって、信託報酬は激減したのです。
20分の1になったのです。

世界の経済は、資本主義経済のもと、もっともっと発展します。
その経済の発展に投資することは凄く当然なことです。

結論は、ネット証券で信託報酬の安い世界経済のインデックス投資信託に投資しましょう、と言うことです。

理解してもらえたかなぁ?