60才からの僕の第二の人生

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60才からの僕の第二の人生

引きこもり どうする?

2021-04-16 05:29:37 | 
 仕事である人にコンタクトを取らなければなりませんでした。
何度そのお宅を訪問しても、反応がありません。
おかしいと思って、その家のことを隣の人に聞いてみました。
なぜおかしいと思ったかと思うと、玄関にアマゾンの空き箱が積み上げられていたからです。
普通の家では、箱は邪魔なのですぐたたんで片付けてしまいます。
その箱をたたむ行為や片付けるのがめんどくさい人、つまりだらしない人であることがすぐわかりました。

聞いてみると、90才位の母親と50才位の息子が住んでいるとのこと。
住んでいることは、間違いないがほとんど見たことがない、とのことでした。
完全なる引きこもりだそうです。

そのおうちは敷地が広く昔の有名な分譲地にあります。
明らかに、以前はお金持ちであったことが見て取れます。

この家は、これからどのようになっていくのでしょうか?
僕は、引きこもりの一つの原因は、裕福さの弊害だと思っています。
自分の部屋を与えられ、働かなくてもなんとか食べていける、そんな状況が引きこもりを生みます。

もう一つの原因は、親の甘やかしです。
引きこもりの兆候が出た段階で、親はどんなことをしても、対処しなければなりません。
放置することは、状況を悪化させるだけなのです。

僕の家では、子供が引きこもることは絶対に不可能でした。
なぜなら、僕は子供の教育には命を懸けていたからです。
子供の教育に行き過ぎたことは、いっぱいありました。
反省はしています。

しかし、これだけは言えます。
放置よりは、ずっとましだと。
「しかたがないとか、どうしようもない」と言うのは嘘です。
親はどんな代償や犠牲を払おうが、なんとかする、と言う決意が必要です。
引きこもりは、親の責任です。