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陽だまりの中へ

み~んな、陽だまりの中へ 連れてってあげたいね

刻まれた思い出

2017-11-19 22:23:07 | 日記
   「おばちゃんの家、まだあの汚い家か?」
   オランダに住んでいる姪が、言いました。
   「失礼な」

   よくよく聞いてみると、
   「柱や椅子や家具に、歯形や爪のあとがいっぱい
    あったやん」

   そう言われれば返す言葉は、ありません。

   でもね、あれは、過去の犬や猫の残した傷跡なのです。

   あれは、しずかとさくらの喧嘩の後に、腹が立って
   さくらが噛んでいたもの。

   あの椅子は、りきやしずかの子供の頃に、遊んで
   噛んでいたもの、

   てつだって、よく噛んでいたし、ももだって噛んでいた。
   どこを見ても直ぐに誰だったか、私にはわかります。

   たまだって、よく爪とぎしていたものです。
   だいもてつに腹を立てて、噛んでいたな。

   それらを見ていると、みんなの姿が浮かびます。
   怒った顔、楽しそうな顔、得意そうな顔。

   人に何と言われても、修繕するつもりはありません。

   私にとっては、大事な大事な、みんなの残した宝物です。


   



   今の我が家の子たち、どんな傷を残すのでしょうか。

早い成長

2017-11-17 22:39:12 | 日記
   子猫のごんが来て、2か月が経ちました。


   


   600g程だった子猫は、2,5Kにまでなりました。
   体もすっかり大きくなって、顔だけは
   まだ小さいままです。


   


   ストーブを出すと、ちゃっかり一番に
   前に寝転んでいました。

   夜もお布団の中へ潜り込んできます。
   私のお気に入りの小さい花瓶も、上から落として
   カチャンと割ってしまいました。

   夫の好きなせこガニの殻がカーペットの下から
   出てきます。
   ボールペンが、家具の下から出てきます。

   テーブルに置いてあったお菓子の袋は
   ばらばらに破れて、中のものは散らばり、
   も~う悪い事ばっかり。


   


   でも、だいの悲しみ、なつの不安、
   そんな中で、このごんの行動が、今の私を
   救ってくれているのかもしれません。

友達からの電話

2017-11-15 22:40:57 | 日記
     “だいちゃん、もう寂しくないね”


   



   長く生きてきて、いろんな友達ができました。
   その中で、どんなに喧嘩をしても、どうしても
   嫌いになれない友人がいます。

   2年、喧嘩してお互い逢わなかったけれど、
   突然出会う事が生じたのです。
   やはり犬の事でした。

   その友人とはそれから今もずっとお互い
   頼りあっています。
   その友人から電話がありました。
   「セバちゃんが亡くなった」と。

   その数日前に、元気なセバちゃんに会っていたのです。
   いつも彼女の運転の助手席に座り、
   いつも一緒にベッドで眠り、どんなところへも
   いつも傍にいたのです。

   このセバちゃんは、放棄された犬ですが、
   お母さんが大好きで、だからでしょうか
   人が彼女の傍に来ると、後ろから足を
   かぶりつきます。

   「お母さんを盗らないで」とでも言いたそうに。
   私も何度も噛まれました。
   いつかは、抱っこしようと願っていたのですが、
   急な訃報でした。


   それが、だいの亡くなった日、10月27日同じ日でした。

   何故か、だいとセバちゃんが一緒に行った姿を
   思い浮かべて、きっとだいは、寂しくないなと
   思えるようになりました。

平穏な日々を

2017-11-13 23:37:19 | 日記
      



   深夜のお散歩は、まだ続いています。
   「だいちゃん、どうしてるかな」
   なつと話しながら、少し歩きます。

   静かな静かな夜、ふっとだいの声が
   懐かしくなります。

   「あんなに怒っていたのに、勝手なおかあさん」
   夜空からだいの声が聞こえそうです。

   獣医さんで、看護師さんと話している時、
   「だいには、文句を言ってた事が沢山あって
    可哀そうな事をしたんですよ」
   そう言っていたら、
   「大丈夫ですよ、認知症だったから
    忘れていますよ」って、言ってもらって
   少しほっとした自分がいました。


   


   今、なつが夜うろうろすることがあって、
   だいの行動に似てきた所があり、
   少し不安になっています。

   だいとは異なり、心臓のお薬を離せなくなってる
   なつです。日本犬の介護は経験してきましたが、
   小さい洋犬は経験したことなくて、
   どうなっていくのか・・・



   

   
   だいを失って、まだ暫くは、平穏な日々を
   過ごせたらと、今は、それだけを願うのです。

老いは早くて

2017-11-12 23:47:07 | 日記
   庭に千両の実が、なり始めました。
   お正月には、落ちてしまいそうです。


   


   このところ、少し困っていました。
   我が家は、昔から犬の食事は手作りです。
   だいが、いなくなってから、みんな少し多めに
   なってしまいました。

   1匹いなくなって少なくしているつもりが
   どうしても多くなってしまいます。

   だいは、小さい犬でしたから、そんなに多くは
   なかったはずなのに。
   今更ながら、だいの存在は大きかったと思うのです。

   まりのワクチンに行って、ファイルを見ていたら、
   今年5月ののだいの健康診断を見つけました。

   全て健康で、異常はなかったのに・・・
   来年のお正月は一緒にいられると思っていたのに、
   改めて、老犬は安心できないと痛感しました。

   かなりお婆さんになったなつ、


   


   まりも顔を見ていると、老けてきました。


   


   よく見ていてやらないと・・・