びっくりして出ると、「私◯◯と言いまして、今度、新しく課長になりまして、つまりは新しい上司になったものです。」と、
電話の趣旨は「診断書の期限が来るけれど、どうですか?」というものでした。
前の人は、どうなったのか聞きはしませんでしたが、課内で色々と問題があってかなり苦戦されていたので、辞退されたのか、へたするとトカゲのしっぽ切りにあったのか…
いずれにせよ、今度の課長とは面識すらありませんので、「一応3ヶ月延長の診断書をいただくことになっていること」を告げて、後は話すこともなく電話は終わりました。
昔は親分肌の係長がいて、かなり親身になってくれましたが、今は、殆ど事務的対応だけです。
忙しい中倒れてしまったのですから、仕方の無いことではあると思って居ます。
でも、電話を切った後、段々と私の居た部署やその周りから人間臭さが消えて行って、人と人との間に冷たい空気が満たされて行っているような気がして、背筋が寒くなりました。
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