響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

和洋装丁短期連載最終回、A Very Short Introduction.

2010-12-22 | 科学と科学者
さて最後はオックスフォードのA Very Short Introduction。
The Meaning of Life: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)
Oxford Univ Pr (T)


これ一冊じゃないんです。これは何百冊もあるシリーズでして。amazonで検索してみてください。検索結果はこちらです↓

amazon
洋書 › "a very short introduction"


この超大なシリーズの中からセレクトして、現在40冊が翻訳されているとのこと(岩波書店刊<1冊でわかる>シリーズ)。神保町の岩波のブックストアでは全点揃っています。たとえば「グローバリゼーション」「ポストコロニアリズム」「動物の権利」などがおすすめ。ああ、待てよ、「グローバリゼーション」は読んでませんでした……けれども、こういうテーマで、少なくとも英米としては世界一流という執筆陣で、現代の知を総括したかたちで気軽に読むことができるというのは、「超べんり」であります。

それとこのシリーズとその翻訳の現代性の伝わる一隅かと思うのですが、岩波書店のこのウェブページ↓

岩波書店 <1冊でわかる>シリーズ
原書はこんなシリーズ
http://www.iwanami.co.jp/series/index.html


こんなの記事というほどじゃない、という方もいらっしゃるとは思いますが、でも原書はこういうものなんだよ、というのは、今や誰だってアマゾンで調べられるのですから、こうやって紹介してくれるのはとっても感じがいい、と私は思います。

ところで、このうち上掲の「The Meaning of Life: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)」、著者は、日本ではなぜか「文学部唯野教授」として知られるテリー・イーグルトン氏でありますが、なんか半年ぐらい以前は翻訳が出るようにアマゾンに出ていた気がするんだけど、今見ると、近刊の予定がないんです……なぜ???。私の記憶違い説濃厚ではありますが……すごいです、アリストテレスからブエナビスタソーシャルクラブ(バンド)まで。翻訳たいへんそう……。


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