響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

音楽禁断症状

2006-07-30 | ドラム・パーカッション
ヒビキ、先週の木曜に帰宅。さっそくCDを示すと、「これみんな僕の?」と大喜び。「モルトもある」とか言ってるのでなにかと思えばモーツァルトのことのようだ。ペトルチアーニとグラッペリのコラボがなかでも気に入って、ご機嫌に聴いている。ひさしぶりの家での食事はあいかわらずのろのろ。親バカ母はすっかり食べ終わってしまっても、歌いながら、聴きながら、遊びながらだからぜんぜん終わらない。親バカ母が片づけを始めるとふいに
「うまいなあ、このドラム」

ときた。ドラム?
「すごいなこのドラム」
「すごいっていうか、すごすぎ」
「究極」

ど、どうしたんですか、こんどはまた……と親バカ母がうろたえていると、この「フラミンゴ」というアルバムは、ペトルチアーニ(ピアノ)とグラッペリ(バイオリン)とロイ・ヘインズ(ドラムス)とジョージ・ムラーツ(ベース)のカルテットであり、そのドラムスが、かっこいいということらしいのである。ふつう聴くか、そんなとこ。それにですね、君は5歳だし、「究極」ってことばはいったい、どこで覚えてきたの? 二泊三日音楽が聴けなかったから、しみるんだよね、そういうあとはしかし。

一方ヒビキ、クラシックもまんざらではない様子だ。テーマを大人が一緒に口ずさんでいるのを見て、かえって興味深く思ったり、また一口にクラシックと言ってもいろんな曲があるということをわかり始めている。たとえば楽器構成もいろいろだし。子供にとってみるといろんなことが広大無辺であり、そのことは子供をうんざりさせるのではなくわくわくさせるのだというあたりが、クラシック入門の契機になりそうだ。

ちなみに眠るときも、レミ、ソとか音名で歌いながら寝入っていきましたが。








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