日々あらたに

3/11の大震災以降、数多くの変化が起きています。その変化をとらえ、新しい時代について観察を続けていきます。

イオン、ローソン前期最高益

2012年04月13日 | 日記

ここのところ、ブログに手が回らず、久しぶりの更新。 

・・・まあ、それはさておき、小売りが好調らしい。

イオン、ローソンはこの2月期決算で経常利益が最高益を更新。また、2月期決算の小売業60社のうち、3割近くが最高益達成。・・・国内の収益回復に合わせ、アジア戦略が貢献しているとのこと。

その中で、なるほど・・・という記事を見つけた。

本業、絶えず作り直す必要

・・・小売各社の戦略を振り返ると停滞感のあった本業をつくり直す取り組みが実を結んだことがわかる。・・・コンビニは緊急時や独身男性の需要を支える役割が強く、価格もスーパーなどに比べると割高だった。

 だが、09年ごろから主婦や高齢者の需要開拓へ向け、独自商品を活用。低価格で惣菜や生鮮食品が買える売り場に刷新した。・・・セブンイレブンの1日あたり平均店舗売上高は67万円と前の年より4万円増加。

 イオンの営業最高益には復興需要のほか、不振を極めた総合スーパーの復活が寄与した。・・・専門性の高い売り場をテコ入れ。自転車や酒類は単独で路面店を出せるまでに育った。

 リーマン・ショック以降に激変した消費に対応すべく試みてきた、「本業の再定義」が奏功した。ただ震災や原発事故後は安全性を求めるなど消費者の要求はより厳しい。

 コンビニやスーパーでは企業間の業績格差も出ている。仮説とその検証を繰り返す経営努力の差がこれまで以上に業績に反映される時代だ。 ・・・(日経 4/13)

 

“本業絶えず作り直す必要”・・・か。確かにコンビニの動きを見ていると、昔は男性向けというイメージがあったが、今は、惣菜やら、弁当やらが充実して、若い女性客も多い。

・・・ずいぶん前だが、おでんをコンビニでやり始めた頃(確かセブンだったような)、独身時代に、酒のツマミ兼夕食のおかずでお世話になりましたなあ。

今じゃ、場所によっては、生鮮食品もおいてある。これからもっと単身世帯が増えれば、普通のスーパーより、コンビニでモノを買う方が多くなるような気もする。

コンビニはコンビニで色々な試行錯誤を重ねて生きてきた。

トライ&エラーの重要性。・・・やらないとわからないし、見えてこない。・・・コンビニの歴史を見ると、つくづく感じますな。


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