雪割草~書家・木原光威のブログ

「読まれるための書」ではなく「鑑賞(み)られる」書を

書いても書いてもうまく書けないので書きます~小黒哲也新春書展

2014-01-30 20:52:51 | 書展






今日絶対行く


めずらしく色々と忙しくて時間が取れなかったので


この日しかないと決めていました。





昨年もお邪魔した 「小黒哲也新春書展」


今年も素晴らしい作品が並んでいました。


まだお若いのにこれだけのパフォーマンスをされるなんて。


若々しくハツラツとした雰囲気の中に成熟した技術力が光っています。







  〈 写真上部に見えるのは小正月飾りの「まゆ玉」 〉











全部で十数点。大パネルや6曲屏風など大作もあり。


表装まで手がけられたとか。




これだけの情熱を自分はもっているだろうか、


たとえ持っていてもこんな風に発揮できるのだろうかと思ってしまうほど


圧倒されました。



こんな作品も





謙虚です・・・


私こそ書かねば・・・。





「小黒哲也新春書展」は2月2日(日)まで


場所は 道の駅良寛の里わしま 和らぎ家ギャラリー


会期中隣接の「良寛の里美術館」などの無料パスポートが貰えます。


小黒哲也新春書展を見た後は良寛の書もいかがでしょう。









現日春季展作品出来上がりました

2014-01-29 15:05:23 | 書作・その他




今日の弥彦山です。

本当に良い天気です。

ご覧のように雪がありません。

ここのところの雨もあってほとんど消えてしまいました。



長期予報では「大雪」と言われていましたし

私の周辺でも「カマキリの卵が去年よりだいぶ高いところにあるから今年は大雪だ」などと

聞こえていたんですが。



本当に寒いのは2月ですからたぶんこれから降るのでしょうけど

今のところ本当にありがたい、雪が降らないで。





さて、久しぶりの更新です。

現日春季展の作品が今ごろやっと出来上がりました。

(最終的に時間切れで諦めたんですけどね・・・)




私の場合、何か負荷がかからないと変わらないのです。

今回の中也のようなシュールな詩に対しては特にでして

この淡墨の縦線は、つまり負荷なのですが、

はたして結果はどうだったのでしょうか。

幾つかご覧いただきます。





その1






その2






その3






その4






その5








さて、現日春季展会場に並んでいるのはどれでしょう。


現日春季展は2月19日(水)から3月3日(月)まで


国立新美術館3階3B室にて










大寒だそうで・・・

2014-01-20 22:06:43 | つれづれ




中也詩より(部分)



今日は大寒だそう。

昨年の今ごろ長岡からの帰り道

猛吹雪で車が立ち往生したことをこのブログで書きましたが

今日もまた寒波のせいで寒~い日になりました。

雪こそ少なかったけれど

気温が下がったために路面がツルツルピカピカ。

そのためのノロノロ運転で朝から大渋滞でした。



今日から3日間長岡に通いますが

去年に引き続き雪に悩まされそう。

明日は今日より早起きして早めに出発するつもり。




今日遅刻してしまいましたから・・・。










中也の詩より~現日春季展へ

2014-01-17 18:07:57 | 書作・その他





ここのところの寒波のおかげで寒い。


きのうはマイナス5℃まで下がりました。


雪はあんまり積もっていないのが多少の救い。


写真は昨日の弥彦山。


今日は少し雪が舞っていて、弥彦山は靄がかかって見えません。







来月開催の現日春季展用に作品を書いているところ。








中原中也の詩を題材に。


ねらいは「感情表現する罫線」


でもなんだか訳のわからないことになっています。











シクラメンのかほり

2014-01-10 21:58:30 | つれづれ





教え子が正月に帰省してきて

シクラメンを持って来てくれました。


昔「シクラメンのかほり」という歌がありましたが

シクラメンの香りってどんなんだろうと思いつつ

見て楽しむことはあっても

香りを積極的に嗅いだことはありませんでした。

今回嗅いでみてわかったこと・・・どこかで嗅いだことがある香り。

知らず知らずその香りが頭にインプットされていました。




ところでYOZ先生の写真を見ていると

写真なのに花の香りまで感じられます。

素晴らしいものには伝える力があるんですね。

私の書もそうありたいと思います。

 



私が撮った写真であの香りが感じられるだろうかと撮ってみましたが

残念ながらとてつもなく幼稚な写真になったのでした。

今度YOZ先生にシクラメンを撮っていただこう。