雪割草~書家・木原光威のブログ

「読まれるための書」ではなく「鑑賞(み)られる」書を

2021-03-27 15:10:03 | 作品



今年は丑年


私も丑年生まれ


そう今年で暦が一巡します





リクエストがありましたので


昨日の冥々会の作品をupします


課題は「牛」の語が入った詩歌を題材に漢字仮名交じり文を書くでした


高村光太郎の詩「牛」より


半切に縦


「牛の眼は叡知にかがやく」










発掘

2021-03-07 11:28:10 | つれづれ


発掘された「王維」




書き出すと紙がなくなるまで書いてしまうのは


えびせんと似ている


お腹がいっぱいになっても


ダラダラと食べ続けるみたいに


眠くなるまで


いやいや


半分眠りながら


書き続けた紙の壁の中から


発掘された王維は


いつもの如く


署名がない