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雪割草~書家・木原光威のブログ

「読まれるための書」ではなく「鑑賞(み)られる」書を

花 3

2013-03-07 21:17:05 | 作品
      花




ずどーんとした線がいくつか並んでるだけで

味も素っ気もない。

でも無表情というのでもなく。



墨色は真っ黒

線はおんなじ太さ

スピード感の欠片もない。



でも何か感じるものがあるなら

それは深さと肌触り。



筆の押し込み具合で

奥行きを表現したかったのです。



毛の微妙なほぐれを確認できれば

これは快感になります。



ゆっくりだけど

一連の動作の中で感じられれば

なおさらです。








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