広島大学方言研究会ブログ

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レポート ~ひろしまジン大学~

2010年09月08日 | 課外活動
もう先月のことになりますね・・・
8月も終わりの29日、我らが高永先生にお誘いいただいて、ひろしまジン大学の授業に参加させていただきました。
内容が広島方言を使った「アフレコ」だったので、コミュニケーションと演劇についての研究をしている私を先生が誘ってくださいました。

先生と一緒に会場に着いて、ひろしまジン大学の学長の平尾さんと授業企画コーディネーターのキムラミチタさんにご挨拶。
おふたりとも、たたずまいから素敵な方で、ぼくもあんなふうな「ナイスミドル」になりたいなとこれは個人的な感想ですが。

「ミドル」ってどこからでしょうね。

さて、肝心の授業の話ですが、授業開始時間が近づくにつれ、受講生の方が集まってこられます。
高校生から、ややご年配の方まで。
あ!あれはぼくが今働いている高校の制服ですねー。
これだから、市内はねぇ(ry

また話が逸れました。

授業が始まりました。
高永先生が広島方言についての講義をなさいました。
僕は本当に久しぶりに、先生の講義を受けている感じがして、とても懐かしく、はしっこのほうでニヤニヤ、もとい、にこにこしてました。

授業の初めに「助手」として紹介されたのですが、実際、本当に何にもしていないので恐縮でした
先生の授業は相変わらずとても面白く、受講生のみなさんも楽しそうで、とても和やかな雰囲気で講義が進みました。
ぼくもあんな授業がしたいなぁ、と自分の姿を反省するばかりです

先生の授業のあとはCMに「アテレコ」するワークショップでした。
こんな感じで


 iPadの説明するけぇ、よう聞きんさい。


実際のワークショップはソフトバンクのCMへのアテレコでした。
グループに分かれてスキットを広島方言へ書き換え。
みなさん、自分の使っていることばを振り返ったり、他の人に尋ねたり、話し合ったりしながら、広島方言のソフトバンクCMができあがっていきます。
その後、グループごとに発表。発表会?はとても明るい、笑いの絶えないものになりました。

という感じで、今回の授業はおしまい。
みなさん、普段はあまり意識していない自分の話し方や使う言葉を「方言」として意識されたのではないでしょうか。

横から本当に少ーしだけ口をはさみながら見ていた「助手」の感想としては「アクセント」についての気づきが最も大きかったように思えました。
語彙については、普段でも気づくことがありますが、アクセントはなかなかね。


詳しい授業の内容についてはこちら。
いろいろ見られます。

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   ひろしまジン大学8月授業「正しい広島弁ってどんなもの?」



ひろしまジン大学の授業はとてもおもしろそうなものが多いので、お!これは!っていうのがあったら、参加したほうがいいかもよ

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(たに)