松阪いさおと中央区を元気にする会

中央区民をはじめ広く大阪市民の皆様の意見をお聞きして大阪市政に提言する政治団体です

ファクトチェックてなに?

2021年06月07日 | 市民の方々との対話
 「日本で推進するNPO法人「ファクトチェック・イニシアティブ」(FIJ)によると、ファクトチェックには、
▽非党派性・公正性
▽情報源の透明性
▽財源と組織の透明性
▽方法論の透明性
▽訂正の公開性といった
国際的な五つの原則があるという」
(朝日新聞デジタル2021年3月19日)

 この記事は、「大阪維新の会」が新たに立ち上げたTwitterのアカウント「ファクトチェッカー」
 https://twitter.com/oneosaka_factck?s=20
 に対する批判記事です。

 アメリカでは、大統領選挙などでデマ情報などが飛び交い
 その真偽を確認するために、いくつものメディアや専門家が
 ファクトチェックなるものを発信しています。

 国際的には、ファクトチェックは朝日新聞の記事にあるように、
 政治家自らができるものではありません。
 批判しても批判されても、
 その真偽を政治家自らが決めることは
 できなとされているのです。
 
 にもかかわらず、
 かの政治団体は自らを批判した情報に対してデマかどうかを
 自らの立場で見極めるというふうにおっしゃています。

 これそのものが自らを批判するものは全て間違っている。
 「自らが全て正しい」と自らがを高みに置いて、
 市民を見下しているように思えてならないのです。
 私はこれこそがかの政治団体の本質だと思っています。
 
 市民からの批判はいっさいゆるさない。
 市民の声は聞かない、専門家の意見も現場の意見も聞かない姿勢、
 自分たちの主義主張のみが正しいとする独善的な考え方に
 こり固まっているように思えてならないのです。
 
 批判に対しては、ていねいに自らが把握している「事実」を明らかにして
 それに対する自らの考え方をあらためて市民の皆様に説明するという
 謙虚な対応が求めらます。
 「ファクトチェッカー」などというおごりたかぶったネーミングは
 おやめになった方がよろしいかと思います。

 選挙で圧倒的な勝利を勝ち取った政治団体だけに
 このような強気の態度に出るのは当然かもしれませんが、
 市民の声を謙虚に聞くという政治家としての基本的な姿勢を
 忘れてはいけないと思います。