松阪いさおと中央区を元気にする会

中央区民をはじめ広く大阪市民の皆様の意見をお聞きして大阪市政に提言する政治団体です

すべては自分の責任

2018年01月05日 | 市民の方々との対話
ある異業種交流会で次のような話しを聞きました。「すべては自分の責任と考えることが大事。例えば、会う約束をしていたのに相手の方から発熱のためにキャンセルしたいと連絡があったことも自分の責任であると考える。もし武井咲さんと会う約束があったとしたならば、どんな高熱であっても絶対に会いに行くはず。だから相手にとって自分がそれぼど大切な人ではなかったということ。それは相手の責任ではなく自分の責任と考えるべきだ」と、このようにお話しされ、すごく納得してしまいました。では、犯罪の被害者はどうだろうか、隣の国に誘拐された人たちも自分の責任といえるのだろうか?この件については被害者の方には責任はあろうはずがないでしょうが、その事件を何十年もの間解決に乗り出さなかった日本政府、ひいてはその政府を選挙で指示していた自分の責任かもしれません。このように考えると大変生きるのがつらくなってくると思う人もいるかもしれませんが、逆に考えればすべては自分の考え、言葉、行動によって世の中を変えていける力が一人一人に与えられていると考えることもできるのではないでしょうか?「世界の中心で愛を叫ぶ」という映画がありましたが、自分が世界の中心にいて世界を変えていくことができる。世界中の人を幸福にするのも不幸にするの自分の力である。そんな大それた考えを今日は持ってしまいました。神様仏様エルカンターレ様ごめんなさい。

公務員の仕事が非効率なわけ

2018年01月05日 | 市民の方々との対話
最近では市役所などの窓口もサービスが向上しており、以前のような態度の悪い窓口職員も激減しているように感じます。市民からの厳しい批判などを受けてサービス向上に取り組んでいる自治体が増えていることや、市民課などの窓口を人材派遣会社に委託している自治体も増えてきている事がその要因となっていると思います。しかしながら、自治体全体として見れば公務員の仕事が非効率であることはさほど改善されていないように感じます。その原因はいくつか考えられますが、ひとつは、ほとんどの業務が他に競争相手のいない独占的な仕事であるので、サービス向上を促す競争原理が働かないためだと思います。また、給料が仕事の成果とほとんど連動していないこともサービス向上に取り組むインセンティブが働かない一因でしょう。親方日の丸という倒産の心配がないことも効率化の進まない一因なんですが、法律や条例などに縛られ簡単に改革が進まないことも言い訳としてはあり得るかもしれません。しかし、行政サービスも個別に見ていけば民営化可能な業務があります。鉄道、バス、水道、下水道、ゴミの収集処理などはサービスを対価として料金を徴収できて利益を生むことも可能ですし、かつて国鉄民営化によって業務の効率化とサービス向上がなされて、莫大な利益を稼ぎ出している会社もあります。このように見てくるとやはり行政サービスの向上化には民営化が必要と考えることが自然だと思います。もともと難しい採用試験を勝ち抜いた優秀な人材が多い役所ですから、やる気になれば一般企業に負けない実績は上げられるはずです。行政の民営化が進めば税金の効率的な支出が行われるようになり、税金を安くすることも可能となり、やがて税金のいらない行政サービスが実現するやもしれません。松下幸之助さんが提唱した無税国家もけっして夢ではないと私は信じています。