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【 神戸、元町の本屋さん 「 JAPAN BOOKS 」 (神戸市) 】

2007-06-26 10:58:07 | 15 書店


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神戸、JR元町駅前にある【 JAPAN BOOKS 】。
ここは、1986年のオープン以来20年以上、変わらず
地域の人々を迎え続けてきた、街の本屋さんだ。

広く、明るい店内は1Fと2Fに分かれており、1Fには
雑誌、文芸、旅行、趣味、コンピューター、実用書が。
2Fには関西随一の品揃えを誇るコミックコーナーがある。

JRの駅前という立地の良さもあり、毎日、たくさんの
人々がこの店を訪れ、そして本を選んで行く。
そう、みんな決まって、明るい表情で。

店長、吉田さんは言う。

「特にこだわりを持たないことが、こだわりなんです。」

あえて流行やジャンルには絞られずに、訪れた人みんなに
「あの店に行けば何かがあるだろう」、そう思ってもらえる
ような、楽しい店作りを心掛けているのだという。

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本、雑誌。値段は変わらないし、どこで買っても同じなのだ。

でも、だからこそ、この店で買って良かったと、訪れた誰も
に思ってもらえるように。

そのための雰囲気作り、そしてやっぱり本のセレクトは大切
なことなのだと、吉田さんは言う。

“ここにしかない本”は無いのかもしれないけれど、逆に
この場所だからこそ、持てるモノがある。

それは、安心感。

この場所に行けば、いつもここにお店が在る、ということ。
何年経っても、ずっと変わらずに。

「そうやって、常に安心感を与えられるお店で在りたい。」

その吉田さんのコトバこそが、【 JAPAN BOOKS 】の
大きな願いそのものなのだろう。


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                  ケルビーノ
                                     



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    「 JAPAN BOOKS 」 ホームページ  
    http://www.japanbooks.jp/
 

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【 本、雑貨 & カフェ「 STANDARD BOOKSTORE 」(大阪市) 】

2007-06-22 09:15:12 | 15 書店


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大阪、アメリカ村。若者が集う、若者の街。

活気にあふれて、エネルギッシュな楽しい街。
でも、逆に“大人”の人たちが気軽に足を運べる場所が
少なくなっているのだという。

「だからこそ」 と、店長、中川さんは言う。

「大人が、気軽に心を休められる場所を作りたいんです。」

年齢云々ではなくて、若い人も大人の人も、男性も女性も、
訪れた誰もにゆったりと時間を過ごしてもらえるような、
優しいお店を。

そんな想いから、この店を開いたのだという。

ここは大阪、西心斎橋にある、こだわりの本屋さん
【 STANDARD BOOKSTORE 】。
スタッフの目で一冊ずつセレクトされた“本”と雑貨、そして
CAFE が併設された、スタイリッシュな BOOKSTORE だ。

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店内は 1F と B1F に分かれており、広く、伸びやかな
空間を作り上げている。

1F は雑誌とコミック、小説のフロアー。
B1F は旅行、デザイン、アート、映画、音楽、料理の本。
そして ZAKKA や、本を持ち込める CAFE スペースまで。

「本は、コーヒーを飲みながらゆっくり選ぼう。」

そんなコンセプトから作られた、落ち着いた雰囲気の
【 STANDARD BOOKSTORE CAFE 】。
最近では、CAFE のみでの利用も増えてきたという。


でも、基本はやっぱり本屋さん。

5名のスタッフが担当するジャンルについて、自分自身の
目でセレクトしているという、こだわりの本、雑誌を。
毎日、山のように入ってくる新刊本はあえて入荷しないのだと。

「流行やベストセラーにこだわらずに、自分たちが“良い”
と思える本を揃えることを心掛けているんです。」

中川さんのそのコトバ通り、スタッフの洗練されたセンスで
チョイスされた“面白そう”で楽しそうな本、雑誌がズラリと
並べられている。新本も雑誌のバックナンバーも、古本も。

「これは何だろう、こんな本もあるのか。」

そうやって、一冊ずつ新しい発見をしながら見ていくこと、
それが、とても楽しい。

そう、この店を訪れている誰もが、ゆったりと自分の時間を
楽しんでいる。読みたい本と、コーヒーを手に持って。

仕事仲間と一緒に、CAFE として利用しているビジネスマン。
店内の本を片手に、コーヒー・タイムを楽しむ若い女性。
ホッと一息ついて、会話に勤しむおばちゃんたち。

たくさんの人々が、それぞれの人生の色んな場面でこの
店を訪れるのだ。仲間と一緒に、そして一人でも。


【 STANDARD BOOKSTORE 】を表すキィワード。
それは「思ってもいなかったような」空間を作り上げること。

訪れた誰もがこの場所で「思ってもいなかったような」本と
出逢い、そして「思ってもいないほど」長い時間、ゆったりと
過ごしてしまった。雰囲気が心地よくて、そして楽しくて。

そうやって、お客さんにとって“新鮮”なギャップを感じる
ことが出来る空間作りを大切にしているという。

本屋さんとして、ZAKKA 屋さんとして、そして CAFE と
して使ってもらってもいい。

「そんなゼンブが合わさったこの場所を、もっともっと
たくさんの人々に好きになってもらいたいんです。」

ゆるやかで楽しくて、あたたかい本屋さんなのだ。

                         ケルビーノ

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    「 STANDARD BOOKSTORE 」 ホームページ  
    http://www.standardbookstore.com/
 

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【 本のショールーム 「 MILBOOKS 」 (大阪市) 】

2007-06-18 11:46:13 | 15 書店


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「人と出会って話をして、本を紹介して喜んでもらえる今の
仕事を、何よりも“誇り”に思うんです。」と、店主さんは言う。

お客さんの反応を直に感じることが出来る、幸せな仕事だと。

そう言って、ニッコリと微笑むのだ、本当に幸せそうに。
綺麗な笑顔で、So cool に。

ここは大阪、靭本町にある【 MILBOOKS 】というお店。
店主さんの本と、そして人に対する深い愛情が光る、
こだわりの BOOK STORE だ。

店内には、古本や古書を中心とした、人文科学、アート、
デザイン、建築、思想、演劇・・などなど、多種多様な
ジャンルの本がズラリと並べられている。

思わず手に取ってしまうような、珍しい、たくさんの本たち、
見ているだけで、楽しい気持ちになってくるのだ。

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「あれ?」・・ふと、気が付いたことがある。

ズラリと並べられた本、一冊一冊に“コメント”が付いている。

「もしかして、これは・・」

「そうですよ、一冊ずつ、短いながらもコメントを付けている
んです。お客さんが見たときの判断材料になれるように。」

決してネタばらしにはならないように、その本の持つ魅力を
一言のコメントで表すようにしているのだという。

これは、面白い。そして、すごいアイデアだ。

愛情を持って、丁寧にクリーニングして、内容を確認して
一冊ずつにビニールを被せて、コメントを付けて棚に並べる。

本当に、手間のかかる仕事なのだ。
でも、それは特別なことじゃなくて、当たり前のことなのだと。

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「大切にしていることは」、店主さんが話し始める。

それは、本と本とのつながり。
そして、人と本とのつながりも。
「つながり」こそが、最も大切なことなのだ。

例えば、一見すると、全くつながりが無いように見える
本にも、実は深い部分でつながりがあることがある。
(地域であったり、背景の歴史の舞台について、人物、
著者のこと、その他のいろんなことで・・)

そんな、全く違うジャンルの本と本をつなげていくことで、
お客さんにとっても、また新たな世界が広がっていくだろう、と。

もしかしたら、一冊の本との出会いがきっかけとなって、
今まで接したことのない世界や人との出会いにつながって
いくかもしれない。人生を変えてしまうかもしれない。

本屋とは、そんな風に人にとって大きな出会いを演出する
ことが出来る仕事なのだ。


店名の“MIL”とは、「たくさんの」という意味のコトバ。
古本も古書も新刊本も、「たくさんの」本を、「たくさんの」
人々に紹介したい、伝えたい。。

そして、もう一つ。ここは本のショールームなのだ、と。
「見る(MIL)」ことにこだわって、訪れた人みんなが、
常にウキウキ、ドキドキできるような店作りを。

そんな想いを込めて【 MILBOOKS 】と名付けたのだという。

                       ケルビーノ
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    「 MILBOOKS 」 ホームページ  
    http://www.milbooks.com/
 

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【 BOOKLAND 「 THANKS 」 (宝塚市) 】

2007-06-15 13:41:00 | 15 書店


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「この店から、ベストセラーを出したいんです。」

そう、熱く想いを語るのは、宝塚、ソリオB1Fにある
【 BOOKLAND THANKS 】の店主、野条さん。
まっすぐな瞳が印象的な、若きイケメン店長だ。


野条さんは言う。

「本には、一冊一冊に表情があるんです。」

優しい表情、厳しい顔、柔らかい印象、あったかいもの。

そんなデジタルにはない、物質的なモノの良さを“本”を
通じて感じてもらいたい。

その想いから、本の“見せ方”にもこだわりを見せる。

ただ、新刊本を積み上げるだけじゃなくて、関連本や
読者層を考えた売場作り。
【 THANKS 】だからこそ出せる強み、こだわりを。

未来のベストセラーを、“この店から”生み出すために。

そして、いつ来ても、お客さん自身に新しい発見をして
もらえるように。

何よりも、本を読むことは本当に楽しいことなのだから。

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【 BOOKLAND THANKS 】。

ここは宝塚という場所柄、熱狂的な宝塚歌劇ファンも
こぞって訪れるという、こだわりの本屋さんだ。

「タカラヅカ関連の本なら、THANKSに行けばいい。」

そう思えるような、豊富な品揃え。こだわりの本選び。
“ここ”にしか置いていないという、宝塚関連の同人誌まで。

連日、たくさんの人がこの店を訪れるのにもうなずける。

もちろん、タカラヅカ関連だけの本屋ではない。

お客さんが求めるものは何なのか、時には流行りも取り
入れながら、常にインパクトある売場作りを心掛けて
いるという。

タカラヅカ関連の本も、女性誌も文芸書も、最近力を
入れているという児童書も、全ては一直線上にある
ことなのだと。


基本はただ一つ、「お客さんが求めるもの」を。

大型書店じゃないのだから、限られたスペースの中で、
いかにここだけの“強み”をアピールしていけるか。

分かりやすくて、面白そうで、思わず手に取ってしまい
そうになるような、見ていて楽しいお店を作ること。

それこそが、【 THANKS 】の大きな願いなのだという。

                      ケルビーノ

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