モチベーションが上がらないまま山に入った結果はこれでした。TVのバラエティをぼんやり見て、ようやく重い腰があげて家を出るといった始末で、運転もいまひとつ気分が乗らず、この日は長野道みどり湖で車中仮眠。
朝、安房峠へに着いて付近の状況をさぐって、ウロウロしてみます。今日の予定はこの安房峠からアカンダナ山から白谷山へ行って、明日周回するようにもとのところに戻るはずなのですけどね。アカンのですね。そもそも、無雪期の記録がどこにもないので、藪山は承知の話ですが、峠からはかなりの急登の藪でとっても突っこんで行く気になれません。行くとすれば峠を少し下ったところの尾根の末端から素直に入るしかないと思っていた矢先です。

安房トンネルの開通で閉鎖に追い込まれた峠の茶屋
通りかかったタクシーの窓が開いて「今、そこに ⊂(^(エ)^)⊃ がいたよ。2頭ね。」がーん。この一言が後押し、プッシュ、プッシュです。あっさり断念。金網が張りめぐらしてあって、熊が出てきそうなのは尾根の末端あたりぐらいしかない訳ですから。
おとつい、テレビ東京の木曜映画劇場で「ザ・ワイルド」を見たばっかしですからね。アンソニー・ホプキンスがセスナで墜落して、山中をリングワンデリングしたあげく人喰い熊に襲われるといったお話なんですよ、これが。
かといって、このまま何にもしないで帰るのもなんだし・・・。焼岳?いや、新穂高まで行って温泉三昧か?
ああでもない、こうでもないと悩んで、最初の計画に入っていた安房山に登ることに・・・。なんのかんの言って2000m峰ですからね。刈払いは入っているようですが、「山と高原の地図」にもルートは引かれていないようですし・・・。

取り付きには送電線の鉄塔と安房トンネルの排気口があって、小広い展望台になってます。ここから先は少し藪っぽいものの踏み跡もしっかりしていて、ラダーなんかも設置されてます。

こんな感じですが、写真よりは踏み跡も仮払いもしっかりいていますね。

1時間半ほどで山頂に。ところが藪の向こうに何かが・・・。

巨大な鉄塔とソーラー発電装置のついた建物が鎮座しているではありませんか。
あとでわかったのですが、この安房山中継所というのは向かいの焼岳に設置した観測装置のデータを松本砂防事務所に送っているところらしい。いろんなことをやってるんですね。驚きましたよ。

三角点のところに戻ると、そこから穂高が・・・。こんな感じで西穂から前穂まで見るのは初めてですね。真ん中の白いところは岳沢です。
写真ははすっきりしたものがないのですが、向こうにはアカンダナ山への稜線が見えます。「やはり残雪の山だね。あれは。」とつぶやいてみて自分を納得させて下山。

ETC通勤割引にはまだまだ時間があるので、上高地乗鞍線から乗鞍高原温泉まで足を伸ばしました。ゆけむり館はちょっとおしゃれな立ち寄り湯です。
料金は700円とちょっと高めですが、白いにごり湯と暖炉つきのしゃれた休憩室はまぁまぁ納得。
そういえば、乗鞍岳って登ったことことがなかった。
朝、安房峠へに着いて付近の状況をさぐって、ウロウロしてみます。今日の予定はこの安房峠からアカンダナ山から白谷山へ行って、明日周回するようにもとのところに戻るはずなのですけどね。アカンのですね。そもそも、無雪期の記録がどこにもないので、藪山は承知の話ですが、峠からはかなりの急登の藪でとっても突っこんで行く気になれません。行くとすれば峠を少し下ったところの尾根の末端から素直に入るしかないと思っていた矢先です。

通りかかったタクシーの窓が開いて「今、そこに ⊂(^(エ)^)⊃ がいたよ。2頭ね。」がーん。この一言が後押し、プッシュ、プッシュです。あっさり断念。金網が張りめぐらしてあって、熊が出てきそうなのは尾根の末端あたりぐらいしかない訳ですから。
おとつい、テレビ東京の木曜映画劇場で「ザ・ワイルド」を見たばっかしですからね。アンソニー・ホプキンスがセスナで墜落して、山中をリングワンデリングしたあげく人喰い熊に襲われるといったお話なんですよ、これが。
かといって、このまま何にもしないで帰るのもなんだし・・・。焼岳?いや、新穂高まで行って温泉三昧か?
ああでもない、こうでもないと悩んで、最初の計画に入っていた安房山に登ることに・・・。なんのかんの言って2000m峰ですからね。刈払いは入っているようですが、「山と高原の地図」にもルートは引かれていないようですし・・・。


取り付きには送電線の鉄塔と安房トンネルの排気口があって、小広い展望台になってます。ここから先は少し藪っぽいものの踏み跡もしっかりしていて、ラダーなんかも設置されてます。

こんな感じですが、写真よりは踏み跡も仮払いもしっかりいていますね。

1時間半ほどで山頂に。ところが藪の向こうに何かが・・・。


巨大な鉄塔とソーラー発電装置のついた建物が鎮座しているではありませんか。
あとでわかったのですが、この安房山中継所というのは向かいの焼岳に設置した観測装置のデータを松本砂防事務所に送っているところらしい。いろんなことをやってるんですね。驚きましたよ。

三角点のところに戻ると、そこから穂高が・・・。こんな感じで西穂から前穂まで見るのは初めてですね。真ん中の白いところは岳沢です。
写真ははすっきりしたものがないのですが、向こうにはアカンダナ山への稜線が見えます。「やはり残雪の山だね。あれは。」とつぶやいてみて自分を納得させて下山。

ETC通勤割引にはまだまだ時間があるので、上高地乗鞍線から乗鞍高原温泉まで足を伸ばしました。ゆけむり館はちょっとおしゃれな立ち寄り湯です。
料金は700円とちょっと高めですが、白いにごり湯と暖炉つきのしゃれた休憩室はまぁまぁ納得。
そういえば、乗鞍岳って登ったことことがなかった。