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団長の雑技的時折BLOG

「山と渓谷のへっぽこ雑技団」のサイドレポートです。登山関連インフォメーション、山の本・映画・・etc.

ナパへ(カリフォルニア・エスケープ5)

2005年08月30日 | カリフォルニア・エスケープ
前振りがだらだらと長くなりましたが、いよいよスタートです。

【15日 】朝8時。ホテルのロビーにメンバーが集合。ツァーリダーのエリックが
「今日のスケジュールは余裕があるから途中のミゥア国立公園によって行くかんね」
といきなり予定を追加。これがこのツアーの特徴です。サプライズ満載です。

まずは、おなじみゴールデン・ゲートブリッジ。この日は雨で霞んでいましたが、徒歩で往復。
ゴールデン・ゲート・ブリッジ・ウォーク


ミゥア国立公園はレッドウッドの巨木の森でした。倒木もこんなでした。まるに頼んで入ってもらいました。


途中のマーケットでこれからのキャンプ生活の食料を買出し。エリックは「アジアン・マーケットに行かなくていいのでっか」と言っていたが、やはり「海外でのキャンプ生活の雰囲気があったほうがいいよね」というのが、みんなの意見でした。
買出し


ソノマの町の公園でお昼休み。日本の暑苦しい夏から離れてほんとうにさわやか。
時間をもてあまして、芝生に寝転んで昼寝。
空


早い時間にナパバレーのキャンプサイトの到着。
まず、エリックがテントの設営方法をレクチャー。いつもの登山用のドームテントと違い、自立しないので少し戸惑ってしまいましたが居住性はこちらがやはり良いですね。
前にも言いましたが、男がひとりだけなので4人テントに一人ですから、散らかし放題です。


今晩は食事当番です。10人前の「パエリア」は日本出発前にシュミレーションしてきたおかげで上出来でした。マーケットに何故かサフランがなく、ターメリック(ウコン)で黄色くしました。薬膳パエリアです。
パエリア



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『オンサイト』

2005年08月30日 | 山の本
オンサイト! 1 (1)

講談社

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『夏子の酒』の尾瀬あきらの最新作。フリークライミングがテーマ。

モーニングKC。『モーニング』に連載中。
第一巻は、2005年の14、16,18,20,22/23、25、27、29号から収録。

すごいよ。岩に引きつけられる舜と麻耶が生き生きと・・・

第2巻は11月下旬発売予定。まちどおしいなぁ。


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ピンチ!(カリフォルニア・エスケープ4)

2005年08月28日 | カリフォルニア・エスケープ
ホテルから

そんなこんな、エコノミーの息苦しい時間が終わり、飛行機は無事にカリフォルニア・インターナショナル・エアーポートの滑走路のランディング。ホッ・・・

お互い不安な同士、隣の席の女の子と連れ立って入国手続き。いや~、聞いてください。並んだところの係官がドラマにでも出てきそうな美女。もしかして、この旅はとんでもなくラッキーな旅なるのではないのかなどと考えてしまう団長でした。
おじさんの思考回路は恐ろしく短絡的なのはこのあたりでもよくわかりますね。ところが、こんなフレンドリーな気持ちなどさっぱり気付いてくれる訳もなく彼女は「お前は日本ではどんな仕事をしているのか?」とかいろいろ質問してくる。怪しげににみえたのだろうか。「不法就労でもするんじゃないのこのオヤジ」とか・・(聞いた話だが、以前、あなたはなぜ結婚しないのだ、と聞かれた女性がいたらしい。余計なお世話だ。取りようによってはりっぱなセクハラです)まぁ、意外に単なる面白半分だったなのかもしれませんが・・・。

とにかく、デカ目のheavyのタグをつけられたバックパックを担いで空港をうろつき、シャトルバスの乗り場にたどりつきました。いや、たどりついたつもりだったのですが、待てど暮らせどめざすホテルのシャトルバスが来ません。
1時間弱でしょうか、自分が待っているのはどうやらリッチなホテルのシャトルバスの乗り場らしいと気がつき、やっとあきらめました。(気がつくのがおそすぎるって!)
だいたい、不安だ、不安だと騒いでいるのだから、ホテルのHPを見ておく位すればいいのです。赤いかわいいシャトルがちゃんと他の場所に待っていたそうですから・・
肝心なところで、ネットの使い方がマヌケでした。結局、タクシーでホテルまでいくことになったのでした。(参考までに、シャトルがおよそ14ドル、タクシーは33ドル)

何はともあれ、無事にホテル到着です。「ここまでくれば、あとは何とかなるにのだ!」「イェ!」再び、片言の英語と、さっぱりダメなヒアリングでチェックイン。

しかし、ガ~ン

クレジットカードのデポジットを求められて事態は急変したのでありました。(講談調に・・・)

お財布がない!!!ピンチ!

アクシデントだから、仕方がありません。何とかここが探検隊の集合ポイントなことをわかってもらって、チェックインまで漕ぎつけることにだけは成功。

タクシ-の支払いが終わったところで、気が緩んでしまったのだ。もちろん、新宿や渋谷にでただけでオドオドしてしまうウルトラ・シティ音痴の団長がタクシーの色や会社も覚えているわけもなく、今となっては、カードの不正利用をストップすることしかありません。

現地のカード会社のフリーコールにかけようとして、部屋の電話をいじってにたのですが、これがさっぱり解りません。ガチャガチャやっているうちにフロントが・・・。おどおど、フリーコールのかけ方を聞くが要領を得ず、ドつぼにはまっていくのでした。ああ~、来なければよかったのだ。日本にいて藪こぎでもしていれば道などなくてもこんなにおどおどすることはないのだ!頭の中は、マイナス、マイナスへと・・・・

だが、再びしか~し!電話から日本の女性の声が・・・

お~、神は見捨てなかった。トミ~

アラスカのツアーを終えた、スタッフのトミーがちょうどフロントについて「日本のおっちゃんが財布を落としてじたばたしているネン、どないしたもんですか?」とかフロントとやり取りしていたところだったのです。

この声、天使のささやきでした。ダンチョーは永遠にあなたのしもべですと心の奥深く誓ったものでした(そのときはね・・)

おかげで、無事カードの使用はストップ。一件落着。日本に連絡をして身内からカード会社に紛失届けを出すという方法がいちばんでした。これまた、参考までに。

とにかく、こんなことで大騒ぎにならないよーにお財布は首から下げましょー。
幸い財布の中身もたいしたことがなく、これも幸運でした。

今日の一言。
ホッとする心が招く、おおさわぎ 


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小川山リターン

2005年08月28日 | 山と渓の日記
アウト・オブ・バランス

ヨセミテでちょこっとクライミングをして、スイッチが入ったみたいです。
久しぶりに小川山に出かけてしまいました。

27日
・スラブ状岩壁左岩壁
  高い窓/オーウェンのために祈りを/かわいい女/小川山ショートストーリー
28日
・八幡沢左岸スラブ
  春のもどり雪(4P)
・リバーサイド
  アウト・オブ・バランス

もしかしたら、復活?なんか、たのしかったなぁ。


少しづつ回復ちう、謝々。今日のランキングは? ポチッとよろしくネ(^_-)-☆


NHK山岳TVドラマ

2005年08月26日 | インフォメーション
NHKが山岳TVドラマの放送を発表
 
「クライマーズ・ハイ」 日程未定
佐藤浩市、岸部一徳、赤井英和、岸本加世子、大森南朋 他
・原作・横山秀夫、脚本・大森寿美男。85年日航機事故の取材に当たった地元紙記者が目にした極限状態での命の重さと家族の絆。

平成6年1月より 毎週月曜
9:15 氷壁 出演者未定
原作・井上靖。穂高登山で同行した友人が死亡、その真の原因を探ろうとする。

氷壁のキャスティングの発表が楽しみです。
「クライマーズ・ハイ」日程など詳細がわかり次第また。


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出発(カルフォルニアエスケープ3)

2005年08月26日 | カリフォルニア・エスケープ
【05.08.14】
成田国際航空

いまどき、海外に出るぐらいでドキドキしてしまうのも恥ずかしい話ですが、海外初心者のへっぽこ団長には久しぶりのドキドキ感が結構新鮮です。
前日、見送り隊になってしまったBettyから電話があってとにかく集合のカリフォルニアのホテルにたどり着けば後は何とかなるから「がんばってね!」と励まされたのを後押しに飛行機に乗り込ました。

ところが、この飛行機が滑走路まで出たのになかなか飛び立たないのです。しばらくするとなんだかはっきりしないアナウンスがあって、ゲートに戻ってしまいました。
隣の席に座っていた、これからサクラメントの短大に留学に行くという女の子が「怖いですね」言い出した。きのうまで御巣鷹山の墜落事故の映像をガンガン見せられていたからおじさんだっていい気持ちはしませんよ。
「おじさんは齢だからまだいいとして・・」とふってみたら、「本当ですよ。まだ何にも経験してないんですよ」と結構真剣な調子で答えられました。聞けば18歳なんだそうです。ほんとうにそう思うはずですね。

暇をもてあまして、旅行中に読むつもりで手荷物の中に忍ばせた文庫本を取り出したのですが、内容がいけません。キルギス共和国でイスラム過激派に拉致された4人のアメリカ人クライマーの記録ですから、なんかこうマイナス思考に陥ってしまいいっこうに読み進みませんでした。
オーバー・ザ・エッジ

竹書房

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飛行機は2時間30分の遅れで成田をあとにしましたが、最初から疲れるスタートになってしまいました。おかげで隣の席の女の子とは仲良くなれてその点だけは救いでした。_(.・)/ドテッ


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地球探検隊(カリフォルニア・エスケープ2)

2005年08月25日 | カリフォルニア・エスケープ
地球探検隊

今年の夏休みの計画はアジアの辺境がテーマで昨年あたりからごそごそやっていたのですが、調整がうまくいかずに夏休みそのものが宙に浮くことになってしまっていました。
そんなさなかに、ときどきブログのコメントのやり取りをしていた青の洞窟の記事に「ヨセミテ・ハーフドームを登ろう」といった風の記事が・・・。
このブログのオーナーの涼子さんはちょっとかわった海外ツアーを企画している会社のスタッフなのです。

これ、渡りに船でした。顧客はどうも若者が中心のようで、腰がひけるところもあったのですが、電話で話しているうちにまぁなんとかなるかという判断で参加が決定。

ここで、このツアーのシステムについてちょとだけ説明しておくと、集合はサンフランシスコ。アメリカのトレックアメリカ社からツアーリーダーが10日間のスケジュールをこなしていくことになります。このツアーのリーダーはエリック。
エリック


一週間前になって、隊員の名簿を見て驚きました。こんなことってありか~。オヤジ路線を突き進むへっぽこ団長を除くと隊員はすべて女性ではありませんか。
おまけに直前になって、頼りにしていたスタッフの地球探検隊スタッフのBetty(涼子さん)が怪我をして、トミーが交代でつくことに・・

英語が片言以下の団長のプレッシャーはここでピークに達したのです。あ~、コミニュケーションはちゃんと出来るのか。うぅっ。

顔ぶれ
ツアーリーダー:エリック
探検隊スタッフ:トミー
隊員:りゃん、リエ、もも、ミサ、まる、ヒロ、ハニー、えっちん(団長のこと)

地球探検隊HPはこちらから


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カリフォルニア・エスケープ(1)

2005年08月24日 | カリフォルニア・エスケープ
シエラネバダ山脈

プハ~復活!

今年の夏休みはバカンス気分満載で、ヨセミテ国立公園をメインにカリフォルニアへ。
いろいろドジを踏みまして”てんやわんや”でしたが、メンバーのみなさんに助けられて何とか楽しむことができました。軟弱路線の非難もありそうですが、次に繋がる成果も沢山でした。少しでも前に進んで行くっていうことは大事ですよね。

明日から、チョコッとずつ更新しますが、今日は【目次】です。

・14日/日本出発
・15日/トレックアメリカツアースタート!
・15~16日/サンフランシスコ出発、ナパバレー(キャンプ)へ。ワイナリーめぐり。
・17日/シエラネバダ山脈のレイクタホ(キャンプ)。ハイキング、サンセットクルーズ。
・17~20日/ヨセミテキャンプ。ハーフドーム17マイルトレール、ヨセミ・テクライミング・スクール。
・21日/サンフランシスコホテル泊
・22~23日/解散~成田へ


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「百の谷・・」単行本化

2005年08月12日 | インフォメーション
沢木耕太郎の長編ドキュメント「百の谷、雪の嶺」が9月に単行本化されることがきまったようです。掲載された新潮8月号が手に入りにくかったこともあり、読むことの出来なかった人に朗報です。
ギャチュンカン北壁の登攀についてはすでに山野井泰史自身の手で『垂直の記憶』の中に記されていますが、第三者の目から見た山野井と妙子のドキュメントはまた別の意味で引き込まれるものがありました。

他にもいくつか単行本化・DVD化される予定があるようですから、列記しておきます。

8/23「オンサイト!(1)」(講談社/尾瀬あきら) [amazon]
8/26「運命を分けたザイル(DVD)」(ポニーキャニオン) [amazon]
9/24「遠き雪嶺」(角川文庫/谷甲州)
9/下「ジャンキー・ジャンクション」(早川文庫/谷甲州)
9月「百の谷、雪の嶺」(新潮社/沢木耕太郎)

ニュースソースはクライミング・ブック・ニュース です。
ありがとうございます。


お知らせ

夏休みです。しばらく、更新をお休みします。



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単行本化でタイトルがかわったようです。『凍』だそうです。05/8/25

『岳人』9月号(山岳映画を観よう)

2005年08月11日 | 山の映画

今月の『岳人』の<山岳映画を観よう>はブラビの『セブンイヤーズ・イン・チベット』です。
そういえば、この映画まだ観てませんでした。

主役の嫌な奴度が★5つなのが笑える。そーだ、サカルタージ様のおっしゃるとおりです。「どんなにイャな奴の役でもピット先生なら許されるのか?チッ!」
ということは、女性には圧倒的人気を誇るブラビ様にへっぽこ団長も何処かで嫉妬心を抱いていたのかも・・・(愚か)

いい機会ですからDISCASにラインナップして観てみることにしました。感想はそれからですね。


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NHK 双六谷

2005年08月07日 | インフォメーション
■NHK綜合テレビ[ニュース10]で双六谷を放映予定
NHK名古屋支局が制作した北アルプス双六谷の映像が8月10日(水)夜10時の[ニュース10]の中で放映されます。
登山家の大内尚樹さんらが7月30日~8月2日の取材に同行して協力しました。
(情報提供=簑浦登美雄)

ソース 白山書房(山の地獄耳ニュース)

8.11追記
予定の変更があったのでしょうか。放送されたのはクワウンナイ川だったそうです。


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山岳コミック

2005年08月02日 | 山の本
岳人(クライマー)列伝

文芸春秋

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劇画世代の私たちは(「電車で漫画を読む若者」とか言われ、当時、非難轟々だったことを思い出すのですが・・・)いくつになっても漫画は止められません。「少年マガジン」「少年サンデー」創刊がリアルタイムなんですよ。もう、いくらだったか忘れてしまいましたが、小銭を握り締めて本屋に走っていったのを覚えています。「子供でも週刊誌が読めるんだ」とワクワクしたものです。

というわけで、私の本棚にあった「山岳コミック」です。

★岳人(クライマー)列伝文芸春秋このアイテムの詳細を見る

村上もとか作画。エベレスト、K2、ドリュ北壁などの海外登攀を中心にした創作劇画。ドリュ北壁の登攀でグリップビレイを使っているあたりは怪しいが全体のドラマティックな仕立は面白い。★★★★☆

★山靴よ疾走れ 2集英社このアイテムの詳細を見る

富山県警山岳警備隊をモデルにした創作劇画。全5巻。紅林直作画。富山県警の雰囲気が良く出ていて一押し。1巻には谷口凱夫元富山県警山岳警備隊々長のコメントも付いています。ドラマ仕立てなのでテンションは張り気味ですが、実際の警備隊は私の印象ではもう少し淡々としているかもしれません。★★★★★

★岳みんなの山(1)小学館このアイテムの詳細を見る

「ビッグコミックオリジナル」増刊号に連載中。作画、石塚真一。これも山岳警備物。主人公の一言がユニーク。「あやまらない、あやまらない。おれの山じゃないんだし・・・」主人公の三歩はやさしい、あったかい。★★★★★

他にも
★ホワイトアウト (全3巻)講談社このアイテムの詳細を見る
★★★★☆
★マタギ(全2巻)嶋中書店このアイテムの詳細を見る
傑作ですが山岳漫画とはちがうので☆はつけません。
★コミック版 プロジェクトX挑戦者たち―富士山レーダー宙出版このアイテムの詳細を見る
★★★☆☆

※★評価はあくまでも個人的主観です。

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