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団長の雑技的時折BLOG

「山と渓谷のへっぽこ雑技団」のサイドレポートです。登山関連インフォメーション、山の本・映画・・etc.

奧会津・只見の豪雪

2005年06月12日 | 山と渓の日記
【2005.2.14】
12日、ろうまん山房主催の「池田知沙子を偲ぶ会」に出席してきました。「浦和浪漫山岳会の母」と慕われた池田さんの7回忌です。
福島県只見町にあるろうまん山房の山荘『雪月花』で静かに思い出が語られました。直接に面識があったわけではありませんが、生前のお人柄が偲ばれる心温まる集いでした。




折りしも、只見町は町をあげての「雪祭り」の開催中でした。19年ぶりの大雪は山荘を2階の窓まで雪で蔽い尽くしていました。これが日本海側の豪雪の猛威です。

只見の人々は「雪祭り」という祭礼のかたちで自然の猛威と闘いながら、一方で雪のもたらす豊饒のめぐみに感謝するのでしょう。

静かな良い2月の連休でした

沢登り<同人・たがじょ(1)>

2005年06月11日 | 山と渓の日記
【2005.1.24】
テーマ:ブログ
ただいま、シーズンオフではありますが、不思議なといえば不思議なご縁で繋がった青森の山岳同人・たがじょのO氏から頂き物画像です。

すこしばかり、「おー、冷めたそー」という感じになってしまうかもしれませんが、私たち<沢好き>にとってはたまらない画像です。今日から何枚かづつUPしていきます。

朝日根子川横倉沢






白神山地大川





剱情報

2005年06月11日 | 山と渓の日記
【2005.1.1】
あけましておめでとうございます

さっそくですが、剣岳正月合宿の顛末は1960m台地での幕営地点で終了です。
せめて早月小屋までとも思いましたが、大陸から迫ってくる寒波の影響で下山そのものが困難になる可能性もあるのではないかという判断で、昨日下山することにしました。

30日の携帯からのブログでもお知らせしましたが、一晩で腰から胸までのラッセルになることを考えるとわれわれのパーティとしての正確な判断であったのではないかと思っています。

下山してみると、伊折に止めておいた車はすっぽりと雪におおわれて脱出に1時間を要する有様でした。

剣の厳しい洗礼を受けての敗退ではありましたが、そのなかでも多くのことを得た充実した合宿でありました。

それでは、今年もどうぞよろしくお願いします。
みなさんの一年が良いものでありますように・・・・


スタンバイOK!

2005年06月11日 | 山と渓の日記
【2004.12.28】
剣岳早月尾根正月合宿が始まります。今夜10時に所沢を出発して夜通し車を走らせて富山まで行きます。けっこう、つらいものがありますがみんなで交代で運転していくので何とかなると思います。

今回の山行は都岳連・三峰山岳会の正月合宿です。メンバーは6人、強力メンバーにまじり一人老骨に鞭打っての参加です。ちょっと不安ですが、がんばっちゃいますよ。

仕事は昨日でけりをつけて、今日は朝からザックのパッキング。
昨夜、共同食の担当分で必要な「粉末そばつゆの素」を買いに行ったのですが、店頭から消えていてあわててしまいました。どこでも売っているというものでもないので、液体つゆの素に変更するしかないかとあきらめていたのですが、今朝パッキングの最中に前に使ったときの残りがひょっこり出てきてラッキーでした。ちょっとだけザックが軽くなりました。

富山は今週の頭あたりから冬型の気圧配置を受けて、雪が降り続けているようです。正月三が日も雪のようです。どうやら、北陸の重い雪との闘いになりそうです。
早月小屋から先は、天候しだいです。みなさん、幸運を祈ってください。

さっき、携帯からブログに投稿してためしてみたのですが、要領がわかったので携帯がつながる所があれば実況報告もあるかもしれません。

それでは、みなさん、良いお年をどうぞ・・・。お正月、山に入る皆さん、ご安全に・・・。




ろうまん山房祭

2005年06月09日 | 山と渓の日記
11月13-14日、足尾某所でろうまん山房祭が開催されました。

同人「ろうまん山房」の今シーズンの締めくくりとして開催されましたが、声をかけられたへっぽこ団長は一も二も無く、そそくさと出かけてまいりました。

前日の雨もあがり、わたしたちの到着したときには参加メンバーの大半がニコニコ笑顔で待っていました。ほんと、みんな好きなんですね。

特に、ろうまんの鉄人・坂内氏、奧利根の山守り・高柳氏、ピンソール開発の竹濱氏を迎えたこの日は、高桑代表との出会いの話も飛び出しおおいに盛り上がったのでありました。

もちろん、宴会も例のドイン兄貴、ドインあんちゃん&のんちゃんの奮闘で、へっぽこ団長にいたってはいつ寝たのかすら記憶に無いほど盛り上がりだったわけです。

『ろうまんコール』  

1、 山のビバーク辛いよ 寒さにふるえるよ
   早く暖をとろうよ そこにろうまんコール

2、 空に星が輝き 燃える焚火を囲み
   友と語るよろこび そこにろうまんコール

3、 日崎 矢種 赤倉 ススケ峰 平ヶ岳
   想い出は共にある それはろうまんコール

4、 木六 青里 五剣谷 矢筈から粟ヶ岳
   そびえたつガンガラシよ そこにろうまんコール

5、 メジロ やぶ蚊 山蛭 川内の山の友よ
   白き谷に息づく われらが川内の友よ

6、 早出 割岩 広倉 泳ぐゴルジュの空に
   真昼の星も光る そこにろうまんコール

7、 ブナの眠る渓にも 空近きスラブにも
   時を越えてよみがえる たたえよろうまんコール

8、 下田 川内 奧利根 未知のルートもとめ
   さすらうわれらろうまん ここに集うわれら
   そこにろうまんコール  そこにろうまんコール


顛末・台風22号(2)

2005年06月08日 | 山と渓の日記
【2004.10.17】
天気が良くなると「このままくすぶっているのも何だね」ということになり、山荘のすぐ裏を流れる長浜沢の支流というか枝沢を遡ることに決まりました。

渓流シューズをきちんと履く人がいるとおもえば長靴もいる、スパイク長靴もいるといった具合で、裏山探検隊の様相を呈しています。

左俣を遡り、尾根を2つ越え右俣を下り山荘に帰ってきましたが、のんびりと4時間ほどだったでしょうか。2つ目の尾根のブナ林が良かったですね。少し得した気分になりました。

顛末・台風22号(1)

2005年06月08日 | 山と渓の日記
【2004.10.17】

台風22号が日本列島を襲った10月9日の顛末です。

はじめの予定は新潟・川内山塊の今早出沢を遡行して知る人ぞ知る「ガンガラシバナ」まで行き大岩壁の基部で幕営の予定でした。ろうまん山房の高桑さんから「ガンガラシバナを登りに行くからついて来るかい」とメールが・・・。もちろん、断る訳もなく2つ返事で「よろしくおねがいします」ということになったのですが・・・。

ご承知のとおり8日から台風は大暴れ。名前のとおり「今、雨が降ったら早くも水が出た」という早出川はもう無理だろうということになって、ろうまん山房の只見の山荘「雪月花」で様子をみることになりました。

あとでわかったのですが、横浜でトラックが飛んだとか、どこそこでは屋根が飛んだとかえらい騒ぎだったようです。ところが只見は雨が降ることには降ったのですが、台風は関東の太平洋よりを直撃して海に出て行ってしまったらしく、ピークらしいものもなく9日の夜は過ぎたのでした。

そういうことで、8日の夜から10日の朝にかけて8人のメンバーの誰かが起きて酒を飲んでいるといった具合で「ウダァ~」とした雰囲気でした。これはこれで自然の中のことですからすごく幸せなわけです。

翌10日は台風一過、目のさめるような秋空でした。