オレのブログ

ロックとイラストの大好きな、社会の底辺にいるチンケな一青年のブログです。
つまらねー事しか書かねーが、よろしくな。

60年代のウルトラマンシリーズって、レベルが高ぇなぁ!

2015-11-04 19:57:36 | 映画
 「週刊スピリッツ」連載のトクサツガガガの影響で、YouTubeでアップされているウルトラセブンを見たよ。

キングジョー vs ウルトラセブン


 子供の頃ハマって、小学校高学年まで見ていたウルトラマンシリーズだが、今振り返って見ても、その場で撮って来たような感じがする。
 迫力もあるし、CGもない60年代と言う時代でこれだけ撮れたのだから、大したもんだ。かなり金がかかったのだろう。撮影した円谷プロの技術の高さが初代マンやセブンでよく分かる。

ウルトラ伝説(セブン編) Part 1/3


 ウルトラマンや怪獣達はスーツや着ぐるみで表現されていると言うが、こんな重く厚いのを着て動き回れるアクター達の体力は桁はずれだろう。
 ストーリーの編成の仕方も上手い。にせウルトラセブンと言う敵役が出てくる回があるが、あれ、元々最初に使われたセブンのスーツの使い回しらしい。プロテクターが付けられているが、使って行くうちにボロボロになって穴があいて、プロテクターで穴を隠したと言うのだから、スタッフの臨機応変さも見える。
 しかし、スーツは全て手作りなんで、面や体が微妙に違う。セブンは体の模様が微妙に変わっていてすぐに気付かないだろうが、初代マンは第一話と最終話で顔が完全に違っていて、まるで別のキャラクターの様な感じがした。

 主人公のモロボシダンを演じた森次 晃嗣さんは現在、喫茶店をやっていると言うが、ウルトラセブンの人気を利用してか、繁盛はしているらしい。寺沢 大介先生原作のドラマに出演出来そうだ。

 浦沢 直樹先生の「ビリーバット」でガズラ(ゴジラの事であるが、著作権的にそのままでは拙いと名前を変えた)と言うのが出てくるが、それを見たアメリカ軍の高官が「我々が戦争で日本に梃子摺った訳だ。」と語り、日本の国力の高さを評価したと言う。

 これだけ巧みな特撮が作れるんだから、国力が高いのはまんざら嘘ではなさそうだ。

 最後に、セブンと言えば、必ず連想するのがBGM。セブンのOPやピンチシーンにティンパニが必ず使われるのだが、このおかげでセブンの心境を伝えれたとも言うべきか。
 ティンパニは高価か、ごく限られた音楽に使われるにとどまるが、The WhoやLed Zeppelin、Pink Floydとかが良く使用していて、イギリスでは「ティンパニ=ハード系ロック」と連想されるだろう。
 でも日本では、ウルトラセブン以上にティンパニを上手く使用したのがない事から、「ティンパニ=ウルトラセブン」のイメージかもしれない。

 ……ティンパニに関して、強い関心のある俺だが、もしかしたらウルトラセブンに刷り込まれた為かもしれない。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿