地震は凄かった……

　９月６日の午前３時にいきなり目が覚めて、何かと思ったら部屋がすげぇ揺れてて、それも味わったことがない程の強い揺れだった。
　地震速報を見て、震度５と出て愕然としたが、２０分ぐらいが経っていきなり電気が消えて、外へ出たら街灯がまったく点かなくて街の中は真っ暗に覆われた。

　停電は一日中続いたが、電気がなくなるとすげぇ大変だった。
　信号が点いてないので車は動かせれないし、横断歩道を渡る時も用心しなきゃならないんだから、本当に苦労する。
　コンビニは震災直後レジが使えなくて閉店していたが、予備の電力を起動させてレジが使えるようになったら、行列が凄かった……！
　先ず電池は無くなるし、飲料水とかも無くなるペースが早い！あっという間に店の中は空っぽになっちまったよ。
　こっちは運よく電池や充電器を取っておいたので、スマホの電源は何とかなったが、コンセントでの充電が出来ないんだから、スマホも慎重に使わなければならなくなった。

　音楽を聴こうにも電池が貴重でウォークマンが使えないわ、しかも使ってるウォークマンにはラジオも搭載されているので下手に使えないわで、本当に苦労した。

　冷蔵庫が使えないので、地震の直後、食料を調理して腐らないようにしたのだが、ガスや水道まで切れていなかったのが不幸中の幸いだ。温水器が使えないので風呂には入れなかったのが辛かったが。
　でも、冷蔵庫が使えないので、ドライアイスを買って冷蔵庫を冷やしておいた。

　何かとサバイバルな１日だったが、ドライアイスの消費が早くて、次の日も停電が続いたらもう冷蔵庫の中はアウトだと不安になった。

　マンションの水道は電気ポンプでくみ上げているそうだから、水道が止まってしまって、公園の水にはすげぇ行列が出来たが、それにしても電気が無くなっただけでここまで不便になるとは思ってもいなかった。

　幸い７日には電気が復旧して、水も明かりも戻ってきたが、テレビのニュースを見て、安平町や厚真町が特に被害が酷く、４０人も死んでしまうという悲劇に見舞われた。
　札幌市内でも清田区の被害が深刻で、建物が倒れたり道路が液状化したりと、被害の度が凄かった。

死者40人、捜索を終了　安否不明者なくなる、北海道地震
11:24

　最大震度7を観測した北海道の地震で、道は10日、死者は40人になり、安否不明者はいなくなったと発表した。不明者の捜索が続いていた厚真町は、捜索を終了したと明らかにした。道内では電力の供給不足を補うため、節電の取り組みが本格化。北海道電力は、地震前の需要ピーク時に電力供給力が追いついていないとして、計画停電も検討している。官公庁や公共交通機関は、照明の減灯や運行本数の削減などを始める。

　厚真町の死者は36人で、札幌市、苫小牧市、むかわ町、新ひだか町で各1人。同日午前10時現在で避難者は約2700人、断水は約8千戸

　今も発電所が復旧してない所があり、節電を呼びかけられているが、人の足を引っ張るのはゴメンなので、落ち着くまで電気の使用はなるべく控えておこう