インターネットトラブルにご用心

　ネットトラブルが深刻化し、殺害予告も後を絶たない昨今ですが、とうとう生出演中止にまで追い込まれるケースが発生した

スマイリーキクチ「殺害予告」でＮＨＫ生出演中止…過去ネットでの誹謗中傷被害
03月05日 23:39

　お笑いタレントのスマイリーキクチが５日午後１時から生出演の予定だったＮＨＫ　ＢＳプレミアム「わたしの東京　わたしの大阪物語」をブログへの「殺害予告」を受け、中止した。キクチがブログ、ツイッターで明かしている。キクチは１０年にわたり、ネットで「殺人者」などと言われなき誹謗中傷を受けた被害者でもある。

　出演を中止した「わたしの−」は、視聴者からの投稿写真をもとに作る「にっぽんプレミアム　再発見シリーズ」で、今回は「東京」と「大阪」が舞台。スマイリーはキャンペーンパーソナリティ東京代表という役割で、同番組の“顔”だった。

　キクチは番組終了後にツイッターを、午後１０時すぎには「お詫び」と題してブログを更新。「先週、ブログに殺害予告のコメントが投稿されたとスタッフさんから報告を受けました。本日放送された『わたしの東京　わたしの大阪物語』に出演する予定でしたが、生放送だった為、周囲への安全面を考慮した結果、出演を取りやめることになりました」と事情を説明した。

　キクチは今回の番組のために、昨年から宣伝番組に出演し、足立区発のドラマに出演するなどしていただけに、「生まれ育った街を盛り上げる番組にスタートから参加できて、本日の生放送がゴールという、とても大切な番組でした」と無念の思いを伝え、これまで関わった全ての人に感謝と謝罪の気持ちをつづった。

　キクチはネット上での無根拠のデマがもとで、１０年以上にわたり１９８８年の女子高生コンクリート詰め事件の「殺人犯」などといわれなき誹謗中傷を受けた。警視庁は立件し、書き込みを特定できた人物のうち、執拗で悪質だった男女７人を書類送検した。

　現在、キクチは自身の体験から、ネットの危険性、トラブル対処法、誹謗中傷について講演活動を行っている

　スマイリーキクチさんはボキャブラから知っているし、ライブも見に行ったが、その時くしゃみをして、キクチさんから「寄生虫は出さないようにね」と言われたっけ。
　風邪をひいてたんで、くしゃみも止まらなかったが、スマイリーキクチさんについてはこれが一番印象に残っている。まさか、こんな酷い誹謗中傷を受ける事になるとはなぁ……。

　記事にも書いてあるとおり、１９８８年のコンクリート事件に関与していたとネットで広まっていったが、スマイリーキクチさんへの中傷事件には、少年法と言うのが関わっている。

　何故なら、犯人達は未成年で少年法によって実名も出されず、何処の誰がやったか、被害者や周辺の人以外知る由もなかった。

　インターネットの普及によって少年法で保護されている少年犯罪者の住所や身元が特定できるようになり、酒鬼薔薇や光市母子殺人事件、栃木リンチ殺人事件と言った犯人の名前が検索をかければ出てくるという状態になった。
　最近では大津市のイジメ自殺事件や川崎の殺人事件など、名前だけではなく顔写真や住所まで特定されるようになったが、公式に出せれない犯人の実名が出せる事から風評被害に対しても強い威力を持つようになり、関わってもいないはずの事件を関わったように見せられて、活動に支障が来たしたと言う人も続出し、スマイリーキクチさんへの誹謗中傷が発生した。

　私も一度、ネットでトラブルになった事があります。名前や住所を特定されて堂々と出されたし、警察に相談して門前払いにされたと言う屈辱も味わいました。ネットの検索でも嫌な書き込みがいくつも引っかかるし、インターネットはやる頻度が低いです。Twitterやブログを長らくやらない時期もあったが、何時またトラブルに巻き込まれるか分からないので、やる頻度も比較的低いです。

　しかし、インターネットは大変便利なもので、Twitterの書き込みやpixivへのイラスト投稿には大いに役立つし、通販とかでも地元ではいくら探しても見つからないものが、amazonとかで問い合わせれば見つかると言う物もあります。「魔物ハンター妖子」のイラストブックやティファのフィギュア、地元のレコード屋に売ってなかったＣＤやＤＶＤとかも通販で買いました。
　とはいえ、amazonで粗悪品や状態の悪い物をつかまされる恐れも想定して、食品や洋服とかは買わないし、状態が悪くてもあまり差し支えのない本とかに限定しています。

　利用の仕方でインターネットは便利な道具にも、凶器にもなしえます。使い方は心得るようにしてください。