オレのブログ

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未来がよくなるかどうかは誰にも分からない

2016-11-09 19:38:14 | 出来事


 これ、「光の剣 闇の刃」って言うマンガの一コマですが(武林 武士先生、画像借ります)、これを知ったのはつい最近で、魔王オズワルドがネッサを召還して、ディーン達はこの後どうなったかは単行本を読むまで知らなかったが、まさかこんな名台詞を残したなんて・・・・・。

 「未来がよくなるかどうかは誰にも分からないこと」って台詞が、今日ほど実感する日が無かった。世論調査で劣勢だったはずのトランプ氏が、まさか選挙に勝つとは・・・・・

トランプ氏、民主党の地盤を次々破壊 産業廃れた各州

17:29朝日新聞

 トランプ氏は、以前からの共和党の地盤を確実に固めたほか、フロリダ州やノースカロライナ州など東部の激戦州を制した。特に、産業が廃れて「ラストベルト」と呼ばれる各州で支持を伸ばしたことが勝因となった。

 トランプ氏は投票を控えた最終日に、フロリダ州など激戦州に加え、1992年から民主党が制してきたミシガン州などで相次いで遊説。選挙戦で訴え続けたスローガン「米国を再び偉大にしよう」を唱え、支持を呼びかけた。

 今回の選挙で、ラストベルトは象徴的な意味を持つ。トランプ氏の支持者が多い高齢の白人男性は第2次大戦後、米国製造業の黄金期を経験。長く、米国経済と家族の生活を支えてきた。だが、経済のグローバル化とともに、鉄鋼や自動車などの産業は衰退した。

 「自動車の街」と呼ばれたミシガン州の最大都市デトロイトは、高い失業率と犯罪率に苦しむ。

 生活に不安を抱く白人労働者たちは、トランプ氏の訴えに熱烈に共鳴した。

 「雇用がメキシコに逃げている」「不法移民は送り返せ」「クリントン氏ら政治家たちは何もしてこなかった」「自由貿易には反対だ」

 トランプ氏は、長く政界にいた対立候補のクリントン氏を容赦なく批判した。既成政治とのしがらみのなさを強調することで、現状に不満を抱く人々を引きつけ、他国や貿易制度に責任を押しつけた。「政治経験が無い」という悪条件を、逆に利点に変える手法だった。

 その結果、ラストベルトの各州で「労働者の党」をうたってきた民主党の地盤を破壊。人口や産業構成で「米国の縮図」とされるオハイオ州で早々に勝利を確実にし、ミシガン州、ペンシルベニア州、ウィスコンシン州でも得票を伸ばした。


 ネッサ様の言葉の引用に、トランプ氏みたいな下品な人物の記事に使うのは躊躇いますが、昨日までクリントン氏が大統領になるって誰もが思っていたんですよね。それが、トランプ氏が大統領に当選して、クリントン氏が敗れたんですから。
 トランプ氏は過激な発言で有名で、メキシコの不法移民排除を呼びかけたり、日韓とかに金を請求させると言ったりと、品を伺わせる発言が目立って大統領になれる器ではないと叩かれていましたが、アメリカ人の不満がそこまでだったとは思っても無かったな。
 女性蔑視発言でトランプ氏の大統領指名が絶望視されましたが、今月に入って急激に追い上げてきて、そして大統領選挙にクリントン氏に勝利しました。

 二人とも前評判が悪かったが、クリントン氏の方がやや優勢で、直前の世論調査でもクリントン氏が当選と言われてたけど、まさかトランプ氏が勝つとは、誰も予想しなかった。
 トランプが大統領になれば、世界はどう動くか、予測不可能ですね。
 トランプ氏はプーチン大統領をリスペクトしてたが、選挙では友好的な事を言って、大統領になったら手のひらを返すようにたたき上げる、って事もよくありますからね―もしかしたら、投票した人達はプーチンが怖いんで、クリントン氏に入れなかったんじゃない?ロシアを敵に回したくないので、トランプ氏に投票したのかもしれない・・・・・

 「未来がよくなるかどうかは誰にも分からないこと」と言うが、イギリスのEU離脱投票で、まさか離脱派が多数を占めるとは、誰もが予想しなかったでしょう。

 自分達の決定した事だから、覆すことは出来ない。過激な発言で有名になったトランプ氏だが、こうして当選したわけだし、下手な事をしでかして4年で終わるようなヘマだけはしないで欲しいと言ったところか。

 最後にもう一方の台詞を引用させていただきます。
 「すべてはその時代(とき)を生きる人々の意思が作り出していくのだと私は思います。」

 民衆からの論を聞きながら、政治を展開して行くのが大統領の務め。未来を良い方向に持っていくかどうかは、アメリカ国民次第です。


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