慶應義塾高校野球部をひっそり応援しながら冷静にブツブツつぶやくブログ

慶應義塾高校&東京・神奈川を中心とした高校野球、東京六大学の観戦記・応援ブログです。 By G&G

2008ドラフト会議 感想

2008-10-31 20:25:11 | プロ野球もろもろ
うわぁ~大田巨人かよ~。秋山もいくら自分がドラフト外だからといって、もう少し気合入れてクジ引けよ~
来年から「読売負けろ」って思いながら「大田打て」って。難しい相談だなぁ。
早いところメジャー行ってくれ!
まぁ、マスコミを使ってうまくやったなとかいろいろ言いたいこともあるが、ソフトバンクと2球団しか競合しなかったっていうのも意外だった。ただ、塾高の選手が自分のところの監督を「上田さん」って言うんなら分かるが、大田のインタビューで「辰徳さん」って言っていたのはちょっとびっくり。原貢(原辰徳の父)監督がいるから「原監督」って言わないのかなぁ。

筆者が実際にみたことのある選手って東京六大学と高校では関東近辺の選手+浅村、近田くらいしかいないので、どこが「勝ち組」なんていうことはあまり言いたくないが、将来的は分からないとはいえ、大田を取ったということだけで、巨人の勝ちでしょう。阪神は負けなんていわれているけど、どうなんでしょうねぇ。まぁ、原にも「運がある」ということで、これでWBCの勢いをつけてくれればいいが。
これで、長野(筆者はよく知らない)かなんかが2順目で残っていたら、「談合か?」と思わせるようなレースだったが、ロッテがよく粘ってくれた。

早稲田の3人のうち2人が横浜ねぇ。大矢つながりか?(って大矢は早実だけど早稲田じゃないか)
横浜高校の土屋、帝京の高島、杉谷、千葉経済の齋藤なんていう面々の活躍も期待。浦添商の伊波は指名があると思ったのだが・・・。さすがに田澤には指名なかったね。
それにしても、巨人もヤクルトも高卒ドラフトと勘違いしてないか?っていう勢い。ヤクルトなんか左腕3人を上位指名。野手はどうするの。楽しみは5年後か?

いよいよ明日から運命の関東大会。なんか別の話題でミソついちゃったけど、開会式からじっくり見ることとしたい。

20/10/26 国士舘Vs.早稲田実業 その2

2008-10-27 22:56:26 | 2008年秋季大会
決勝戦は早実からすると消化不良だったかもしれないが、冷静に考えれば互いにノーエラーだったし、早実のショート大矢、国士館のセンター福田の大ファインプレーもあり、非常に引き締まった試合だった。
試合終了後、国士舘が喜びのあまりエールの交換が遅れたがこれはご愛嬌。早実も「国士舘の神宮大会の優勝を願って紺碧を送る」も、国士舘側からすると、「何で紺碧なんかでオレたちがオマエらのために頑張んなくちゃいけないんだ?」と思うかもしれないが、これもありでしょう。
試合終了後、N氏と喫茶店で話をしていたら、早実のお母さんたちが8人くらい筆者の隣の席に座った。吹奏楽のことも話していたので、筆者が帰る時にご挨拶。吹奏楽部に在籍していた筆者の息子を知っていたようでこちらも恐縮。早実のセンバツ出場確定は塾高に任せてね。とりあえず神宮での早慶戦がなくなっちゃったけど。

さて、早実のセンバツへの確率だが、関東大会・神宮大会が終了しないと分からないが筆者は70%くらいはあるかなと思っている。残念ながらちょっとだけ期待していただろう帝京と東高のメはなくなった。3対1というスコアって高野連が好みそうな負け方だし、決勝戦でのノーエラーっていうのも好印象。最後の高野連の人あいさつも、「春までに更に精進し」みたいなことを言っていた。
早実が出られなくなるパターンとしては、関東大会で塾高以外の県1位校が準々決勝で延長戦に突入するくらいの僅差で敗れ、その試合に勝った学校が以降も勝ち進んだとき。そのときは神宮大会での国士舘と関東代表との比較も出てくるかもしれない。数字的な70%の根拠を得ようとして過去の関東大会を調べてみたら、準々決勝での3対1以上の接戦はほぼ毎年のように行われている。ということで客観的に見るともっと少ないのだが、「早実だから」っていう理由で20%上乗せ(根拠ないなぁ)。

関東スーパーシードの宇都宮南が1勝もできずに神宮枠もあったことから選抜されたが、塾高は準々決勝で僅差の敗戦でも東京の接戦の方が優先され、1勝もできないわけだから選ばれないと読んでいる。昨年は東京の決勝がワンサイドに近く、また、東京代表の関東一が関東代表の横浜にコールド負けという結果だったため、神宮枠を含め関東6、東京1となったが(21世紀枠の安房を除く)、今年は神宮枠がなかったら、関東4、東京2っていうのがありそうなパターン。これで東京が1ということになると、もう東京は永久的に1というのが根付いてしまいそうだ。都の高野連だってここは押してくるでしょう。
とすると、早実のセンバツ出場を確実にするにはどうすればいいか。終わったことだからもう早実としては何もできないが、それなら塾高が神宮枠を関東に持って来れば問題は解決。関東5校目と早実の2択で揉めないように、神宮枠を含めて関東5、東京2ってすればいいじゃないか。早実が僻むかもしれないけど・・・。
優勝すれば他の学校がおこぼれにあずかる、っていう神宮大会の意味が分からないが、神宮での早慶戦という夢がなくなった今、「早慶そろって出場」という目標をもって塾高としてもモチベーションが上げていこう。
といっても、神宮大会って、寒い中あまり真剣になってやる大会じゃないと筆者個人的には思っているので、関東大会の準々決勝の様子を読んで、あまり無理しないようにね。
と、自分のところがまだマジック1のままでいることを忘れているような大口発言でした。とにかくまず関東大会1勝。

20/10/26 国士舘Vs.早稲田実業 その1

2008-10-26 21:58:43 | 2008年秋季大会
う~ん、残念。

本日はカミさんが同行すると言っていたのだが、朝小雨模様だったので、カミさんは結局断念。まぁ、別に無理して一緒に行くこともないので一人で観戦。
昨日、いつも一緒に観戦するN氏と「明日10:30ね」と言って別れたが、掲示板等の盛り上がりを読んで、これはうかうかしていられないなと9:30に神宮第二に到着。ラッキーなことに17番売場の臨時チケット販売所の列が並び始めた直後で、30番目くらいに並ぶことができた。係員と他の人とのやり取りを聞いていると、球場側のチケット売場も800人近く並んでいたようだ。10:00には筆者の後ろ(列は曲がって道路沿い)には見えなくなるくらいの人が並んでいた。
10:15にチケット販売開始。11時の予定だったためずいぶん早い。チケットを2人分確保し、走って球場へ。久しぶりに走った。150メートルくらいだろうけど、乳酸溜まった感じ。
球場に入るとすでに屋根のある部分は席取りの荷物で空席はひとつもなし。相変わらずここの父兄はすごいもんだ。前の方を見ると、意外に物の置いていない席があったため、ほとんどネット裏、前から4番目の気持ち3塁側の席を2席確保。N氏も10:30に無事到着。早実の速報の実況を行っているI氏、塾高の元祖ブログを書いているP氏(ちなみに筆者のブログはバッタもん)と話をするなどしているうちに試合開始。

国士舘は全校応援(まぁ全員じゃないだろうが)で1塁側のほとんどが埋め尽くされた。狭い神宮第二の全校応援は一般客から言わせてもらえば勘弁してほしい。まぁ、向こうからすれば一般客が邪魔だろうけど。国士舘は昔とすっかり校風が変わったイメージ。今はブレザー姿だからいいが、30年前の学ランの怖いリーゼントのツッパリ集団が大量に押し掛けたら怖いだろうなぁ。
試合開始前、ブラバンが大進撃を練習していたので「今日もするか~?」と思ったが、試合中にはさすがに大進撃の演奏はなかった。今日は今秋やらなかった「ひょっこりひょうたん島」の演奏あり。国士といえば東京ラプソティとひょうたん島だよ。
一方の早実。決勝戦での校旗入場はいつも感動。早稲田の栄光もいい曲だし。国士舘の生徒たちも呆気にとられた顔で見ていた。
だいたいの高校のチアは階段のところでダイヤモンドを正面に踊っているが、六大学のチアは観客席を向いて通路にて応援。階段のところにいるとネット裏からだとほとんど見えないので、通路にいる方が筆者的には好み(筆者はカメラを客席に向けないでくださいと注意されていた者では決してありません)。
国士舘の応援は部員が黄色のメガホンで一般生徒は赤と青のメガホン。早実のリーダーが仮想慶應と位置付けていた。実は今日の対戦が帝京だったら、赤青のメガホンで早実応援したらウケるかななんて思っていたのだが、ここで赤青のメガホンはさすがに取り出せない。

さて試合の方。点数は3-1という接戦のイメージだが、内容的には国士舘の完勝。国士舘のイメージ通り、手の中で踊らされたというような試合だったかも。中野のホームランで先制したとき、筆者の座っていたバックネット裏まで肩組んで紺碧。この場所は立ち上がって紺碧やる場所じゃないだろうと思いながら、筆者も参加。「この場所で立ち上がるのは筆者のポリシーから外れる。次からは応援だけして立ち上がらないぞ」と思ったのだが、結局以降その機会はなかった。

今日の早実は完敗なので、あれこれ言わないが6回に勝ち越された1アウト2・3塁、バッター4番の場面だけ。筆者と隣にいたN氏が「ここでどうすると思います?」と聞かれ、「ボクだったら歩かせて満塁策だね。おっ、キャッチャー座った。」(外角に外すボールを見て)「やっぱりそうだよな。だけど、こういう時って、キャッチャーをはっきり立たせた方がいいんだよね。バッテリーエラーもあるし」。そして2球目・・・・パスボールで決勝点。

今年は本格的な投手を多く見てきたせいか、一般論として軟投派・頭脳派の投手が活躍できることは知ってはいるものの、国士舘の荷川取では重量打線に対しては荷が重いだろうと思っていた。しかし、今日はキャッチャーのリードも良かったけどお値段以上(ニトリって筆者の家の近くにないので、行ったことない)の投球。そしてよく研究していた。昨日の帝京戦もそうだが、抜けるかなと思った当たりも難なく捌いてしまう。
そして、1回に先頭バッターが出たあとのいきなりのスチール。6回同点の場面でのノーアウト1・2塁からのヒットエンドラン。監督の攻めて行く姿勢に選手が見事に応えていた。送りバントも確実に決めるし、個々の能力は早実の方が上だと思ったが、ベンチワークを含め本当に鍛えられたチームだった。

神宮大会優勝っていうのは厳しいかもしれないが、東京代表として、神宮では2勝くらいしてね(「2勝でいい」という理由は明日)。


明日へ続く

20/10/25 国士舘Vs.帝京、早稲田実業Vs.明大中野

2008-10-25 23:15:36 | 2008年秋季大会
第一試合 国士舘 Vs. 帝京
今日は所用があって9:50に池袋発。筆者が池袋を出る直前にN氏から「満員札止めになりそうなので、チケットを買っておきました」という連絡。さすが歩く高校野球大事典。全国の?高校野球を見ているだけに抜け目ない対応をしてくれる。
代々木からタクシーで急いで神宮第二へ。やはりチケットの販売は一時中断しており、N氏に電話してチケットを持ってきてもらう。N氏への感謝とともに、携帯電話のありがたみを改めて実感。2階席しか取れませんでしたと恐縮していたが、こんな日に2階席でも入れるだけめっけもん。今日はN氏、M氏の他に、美人の奥さんがいるって結構気苦労するということを身をもって体験しているU氏と4人で観戦。
到着時、試合はすでに1回が終了しており、スコアは1-1。ただ、帝京のピッチャーは初めて見る投手。190cmとはデカイ。まだ1年生か・・・。正直、試合開始前、地力は帝京の方が上と見ていたが、帝京も鈴木と岡部の2枚看板が故障か調子が悪いかは分からないけど、投げられないのはきつい。
3回に原口のHRで2点のリードを奪ったところでも、「まだまだ分からないぞ」と思ったが、案の定最後は国士舘が粘りを見せ逆転勝ち。最後の打者が1アウト2塁から放ったレフトライナーも「抜けたかな」と思ったが、ナイスキャッチでダブルプレー。2点差だから結果論としてボーンヘッドなんだろうけど、仕方ないかなぁ。
7回の国士舘の攻撃で初めて遭遇する場面が。満塁から頭部にデッドボールで押し出し。臨時代走が出るのだが、一番近い打者ということで、たった今ホームインしたランナーがそのまま臨時代走となる。このランナーは最後2塁で残塁になったので、1+1/2周したことになる。このランナーが本塁まで帰ってきたら、珍事件だったんだけどね。まるで人が足りない草野球のような光景だった。
本日の試合は帝京の守備位置が非常に気になった。当然ひとりひとり研究してシフトしているのだろうが、それにしても浅い。ランナーが2塁にいる場合などは、別にいいけど、2アウトランナー1塁なんていうときも、極端に浅いシフトを取っていた。ちょっと左右に寄ったら、回り込んでシングルヒットの当りも、抜かれてランナーホームインっていうシーンが目に浮かんだ。まぁ実際には起こらなかったけど。
国士舘はそれほど大型の注目選手がいるわけでもなく、相変わらず鍛えられたいいチーム。早実の大型打線をどれだけ継投で抑えられるだろうか。

2階席は全体的に帝京ファンが多かったように思えた。特に「便利屋、杉並・中野、電話番号●●●」というドハデなシャツを着て帝京を熱烈に応援していたおじさん、目立ってたなぁ。
途中、神宮球場の経過が席から見られるため、特に明治大学の応援がどうなっているかが気になっていた。応援リーダー部が解散しちゃって、昨日は飲酒が元で応援部吹奏楽部員が死亡。明治の攻撃中に、ブラスバンドが聞こえてきたときはホっとした(というか、複雑な心境ではあったが)。

第二試合 早稲田実業 Vs. 明大中野
第一試合より気持ち観客は減少。それでもかなりのもの。スコアボードに「早・明」と出て、明中が最初に紫紺の歌をやったので、今日は明治スタイルでやるのか?と期待していたが、やっぱりルパンとヤマトかい。
今日の試合は初回で勝負あり。先頭バッターの大野の痛くないデッドボールには思わず「うまい」と感心。最小限に避けてユニホームを掠るデッドボール(審判によっては死球もらえないどころか、注意されることもあるけど)。今日は死四球4つに盗塁2つ。守備も安定してるし、本当にいい選手。先頭打者の出塁で送ってくるかなと思ったが、単独スチール。今日の監督の攻めていく姿勢、意気込みを感じたね。その後四球四球本塁打、3塁打が失策を誘い打者走者生還と、5人で5点。
まぁ、両チームを見たところ力の差もあるのでコールドで決着がつくかなと試合前は想像していたが、これだけの差になるとは思わなかった。
早実の不安は今日もバントヒットを許したように、3塁中野の守備と、3塁コーチ。今日はコーチスボックスには前の試合でスタメンに出ていた羽室が入っていたが、自信のなさそうな小さな動きで「どうすればいいんだよ」とランナーが困惑する場面もあった。やはり、2年前の林口のような専任が欲しいな。
それ以外は今日のところは死角なし。吹奏楽部が新しいファンファーレ「シューティング・スター(と聞こえた)」?を始めたようだが、もう少し練習しようね。

さて、いよいよ明日が決勝戦。ここにきて両チームとも「勝つ」ということしか考えていないとは思うが、他のチームの思惑はいろいろだろう。今日の試合の結果から、先週早実に惜敗した東京高校>明大中野という印象になったため、東高は早実の大勝を願っているだろうし、帝京は国士舘の大勝を願っているだろう。関東大会の結果を見ないとわからないが、2点差以内くらの決着だと、例え準優勝でもセンバツっていう可能性高いような気がする。

P.S.
本日「ガリベン」という番組を見ていた。筆者は昭和音楽方面の専門家?ではあるものの、なんて昔のことってよく覚えているのだろう。特に白黒画面が映っているときの曲なんて歌詞までなぜかバッチリ覚えている。最近の曲なんて全く分からないのに・・・。このジャンルは頭の中の引き出しがすぐ開けられる。
ちなみに、欧陽菲菲が「初の外国人紅白出場歌手」と番組で紹介されていたが、初の外国人の紅白出場はヒデとロザンナのロザンナが最初。よって紹介するなら、「初のソロ外国人紅白出場歌手」というのが正しい。
と、こんな突っ込みでサマンサさんご満足いただけましたでしょうか。

20/10/19 東京高校Vs.早稲田実業 その2

2008-10-20 20:58:44 | 2008年秋季大会
東京高校(以下「東高」)は日鶴に奇跡の大逆転(先日書いたが、当然の逆転だったかもしれない)で勝ち上がってきたチーム。この試合は今年の夏の浦添商以来、久しぶりにドキドキした勝負を堪能した。
東高のサウスポーピッチャー田中は球威や変化球の種類もそれほどあるわけではないが、内外角への投げ分け、特に緩急の使い分けが絶妙。強打のチームが打たされて凡打の山を築き、いつの間にか負けというパターンがよくあり、地方ではこのような投手を擁したチームが勝ち上がってくることもよくある。特にこの試合4番に座った森なんかは最初の4打席とも外野へのフライ。合っているなと感じたのは1番の大野くらいだったんじゃないかな。

試合開始直後、今夏の塾高の4番バッター鈴木裕司クンを発見。弟がツーベースを打った時、彼の反応を見ていたが、「やるなぁ」という感じで控え目の喜び方だった(ストーカーみたいでゴメン。その後は特に気にしてないからね)。お父さんが監督をやっている大宮西は、関東大会に出場する川口青陵に負けちゃったらしい。塾高掲示板の団長も来ていたようだが、こちらは気付かなかった。

3回に早実が逆転したときは、6-2くらいの勝負になるのかなと思ったが、5回に再逆転を許す。個人のブログなので敢えて書くが、腑に落ちなかったのは1点リードの1アウト2・3塁からの守備体型。内野が前進守備を取っており、案の定普通の守備体型だったらショートゴロの当たりがレフト前ヒットとなり、同点になったうえ更にピンチを広げ、2アウトから逆転を許した。甲子園での日大山形との試合でも6回に1点をリードした場面でノーアウト3塁から前進守備を敷き、なんでもないセカンドゴロがヒットとなり同点、さらにそのランナーに勝ち越しのホームを踏まれるという場面があった。このときも8回に逆転したから良かったが、左右の違いこそあれど、緩急をつけた日大山形の青木に抑え込まれたシーンとほとんど同様。力が劣るチームがこの1点を守り切らないと勝てないという場面であれば別だが、あのときも「同点くらいいいじゃないか」と思ったものだ。まぁ、これが監督の信念というか型なのだろうけど、今日仮に負けていたら、守備がバタバタだったとか、狙い球が絞れていないとかいうことよりも、筆者は敗因としてこの場面を挙げることになっただろう。
ラッキーだったのは7回。2アウト1・2塁からレフトオーバーの2ベースを打たれたが、エンタイトルだったため、1塁ランナーが帰って来なかったこと。ワンバウンドでフェンスに当たったとしても、ホームに帰れたかどうかは微妙だが、ここでホームを駆け抜けていた1塁ランナーが戻され、次の打者のショートライナーを大ファインプレーで守り切る。ここを最少失点で乗り切ったのはまだまだツキがあるなという直感は当たり。
8回以降は早実が押せ押せだったが、時間のない筆者にとっては8回または9回に逆転サヨナラで勝負を付けて欲しかったというのが正直な気持ち。断腸の思いで10回終了時点で球場を後にしたが、気が気じゃなかったね。

8回くらいに早実の応援リーダーが「俺達は慶應と一緒に甲子園に行くんだ」というようなことを言っていたのにちょっと感動。もし最後のサヨナラ勝ちに立ち会えたら、ネット裏の席で一方の応援をしてはいけないというご法度を破り、立ち上がって拍手していただろう。まだ塾高も甲子園決まったわけじゃないんだけどね。

9回ウラ1アウト2・3塁から森の敬遠のときに早実側からブーイングが起こったが、この場面での敬遠という作戦は100%正しい選択。ここでブーイングなんかやったら、「こいつら野球知らないな」と、どこかの高校と同じレベルと思われちゃうぞ。
あと、東高の田中投手。非常にいいピッチャーだし、来夏は帝京や国士舘に挑むことになるのだが、今日の主審は一貫して「あそこ」のボールは取ってないんだから、際どい判定にあからさまに不満を表すのは審判を敵に回すだけ。途中からちょっと審判ヘソ曲げちゃったかな、とネット裏から見ていて思う球も2、3球あったかも。
だけど、東高は本当に鍛えられていた。鉄壁の守備、ソツのない走塁、早実の弱点をうまくついた攻撃など、高校野球では無名校だが、久しぶりに「いいチーム」を見たなという感想。

個々の能力では上回っていたが、試合内容は早実の負け試合。ただ、野球の神様が「来春は早慶戦を甲子園でやるのだぞ」と味方してくれたのかどうかは分からないが、最後はなんとか勝ちを拾った。考えようによっては、接戦をここで経験したということが、これからの戦ううえで大きな財産となるかもしれない。
次は一応早明戦。明大中野は明治スタイルの応援ではないが、ベスト4すべて付属系の学校。箱根駅伝は4校とも出るのかな。
来週は朝一番で所用があるので、第一試合最初からは見ることができないが、好ゲームを期待している。

20/10/19 東京高校Vs.早稲田実業 その1

2008-10-19 23:01:21 | 2008年秋季大会
本日は13:10までにどうしても銀座まで行かなければならない用事があったが、第一試合は余裕で全部見られるだろうと思いながら9:05に神宮第二へ。
すでに500人以上の列。東京高校(以下「東高」と称す。)の応援者らしい人が電話で「早実の試合って、こんなに集まるのかよ。たかが準々決勝、まだ9時だぜ。まぁ、すぐ終わるから。」なんて話をしていたが、実は大きな謙遜で、すぐには終わらなかった。その後もどんどん列は長くなり、気持ち早めに開門。
本日もネット裏の席を2席確保し、3塁側をしばらく探してみたが、あっという間に3塁側は満席。「それじゃ、ネット裏で冷静に分析してやろう。ここで負けたならそこまでのチームだったということ」と考え、ネット裏に陣取ることとする。後から来たN氏の話だと、臨時チケット販売所が設けられたらしい。
東高のユニホームは文字通り「Tokyo」と入っており、さながら早東戦のイメージ。六大学だったら、早稲田が圧倒的に有利となるが、今日もそんな感じになるかなぁ。
両校ともチア+ブラバンの応援合戦。東高はチア30人くらいの体制で、ブラバンの人数も音もかなりのもので、早実のフルメンバー応援も圧倒されていた場面もあった。早実がブラバン・チアを引き連れて応援するときはだいたい相手校が圧倒されるものだが、本日は応援合戦でも延長戦になるくらい白熱した展開。ここまで東高に負けたところって、この応援にやられたかもね。
東高の応援曲は、よく聞く高校野球応援ソングの他には横浜高校の応援ソングを使っていたが、なかなかの音色。神宮第二という特殊な環境で聞くせいかもしれないが、特にホルンの子上手かったね。ただ、せっかく「東京」高校なんだから、もっと「東京」にちなんだ曲を使っても面白いんじゃないかな。筆者が思い付くところといったら、国士舘もやってるけど「東京ラプソティ」の他には、沢田研二の「TOKIO」とか、渡辺マリの「東京ドドンパ娘」なんてどう?マイペースの「東京」や、クール・ファイブの「東京砂漠」なんかはさすがに応援ソングっていう感じしないけど・・・。
もっと新しい曲あるだろうけど、おじさんはこの程度が限度なんだよ。他にもあるぞ、黒沢明&ロスプリモス「ラブ・ユー東京」、中原理恵「東京ららばい」、森進一「東京物語」、ザ・ピーナッツ「東京の女」、吉幾三「俺ら東京さ行ぐだ」、いしだあゆみ「砂漠のような東京で」、甲斐バンド「東京の冷たい壁にもたれて」、坂田修(昔の歌のおにいさん)「Bye Bye 東京」、桜たまこ「東京娘」、河合夕子「東京チークガール」、香坂みゆき「GET BACK TOKYO」(この辺になると誰も知らないだろうけど)、新しいところでは、東京スカパラダイスオーケストラ「東京デラックス」、サザン・オールスターズ「東京シャッフル」なんてどうだ!(どこが新しいんや!)(一応音楽評論家としても活動している筆者のコレクションから集めてみました。)

と、関係のないことを書いていたら、本日終了。つづきはまた明日。

20/10/18 国士舘Vs.足立新田、帝京Vs.駿台学園、慶大Vs.立大

2008-10-18 23:29:32 | 2008年秋季大会
本日も朝9:20に自転車で参戦。いつもいっしょに塾高を応援しているMさんとNさんから9:30くらいにメールがあり、ネット裏を3席確保。本日は開門時から2階席も解放されたせいか、試合開始前の席の埋まり具合はそれほどでもなかった。
第一試合 国士舘 Vs. 足立新田
本日からスコアボードに選手の名前が表示。700円も取るんだからもっと早くやれよな。
足立新田っていうと最近はいつも上位に食い込んでくる高校だが、実際に見るのは初めて。伊集院光がここの野球部の卒業生(じゃないや、中退生)っていうのは有名だが、それ以外にあまり聞かない。足立新田はブラバンはなかったがチアあり。口ラッパにチアというこの組み合わせはあまり見ないものだ。一方の国士舘はブラバン+チアで父兄の応援も気合いが入っていた。途中、席がネット裏とはいえ微妙に1塁側だったので、国士舘の父兄からお茶のサービスを受ける。夏の上柚木や多摩一本杉とか等々力なんかではよく頂戴するが、神宮では初めてだなぁ。
両校の対戦は夏にもあり、準々決勝で国士舘が大勝。ただ、この試合密かに見たこともない足立新田の勝利を予想していた。だけどやっぱり(と説得力のない副詞)国士舘は国士舘だったね。国士舘のピッチャーもそれほど素晴らしいとは思わないが、やはり総合力では断然上だった。足立新田もヒット10本を放ったがすべてシングル。筆者の記録によると5長打を含む14安打の国士舘の前に圧倒された感じ。細かい継投に交わされたという言い方もできるけど、完敗だったかな。国士館の畳み掛ける攻撃、特に足立のピッチャーの代わり鼻の初球にダブルスチールを仕掛けてくるというところなんかは見事だった。
最後はコールドを決めるサヨナラヒットだったが、両チームの選手とも試合が終わったということが分からなかったようで、きょとんとしていたのが面白かった。
試合終了後、隣の神宮球場のスコアボードを見た国士舘の選手が、「泉先輩が出てる」と喜んでいたね。

第二試合 帝京 Vs. 駿台学園
この試合も東大出身の三角監督がどんな奇策を用いてくるか楽しみなところ。しかし、試合前駿台のシートノックを見ていたら、「ゆるい・・・」。そして帝京の選手と体が違う・・・。
というわけで、帝京の圧勝だろうなと思い試合を見始めたが、帝京の先発岡部の様子が素人目でも分かるほど明らかにおかしい。ひょっとしてどこか故障?と思わせるような投球。四球、犠打と1アウト2塁となったところで、早くも投手交代。出てきたエースナンバーを背負った鈴木は145キロを投げるとか噂されていた投手。この秋は登板機会がなかったようだが、1回見ておきたかった。交代してからしばらくは「いい球投げるなぁ。久しぶりのピッチャーらしいピッチャー」という印象だったが、3回に四球3つと長短打で5失点。やっぱり故障なのかも。しかし、続く16番をつけた1年生投手の川上が後続を抑え逆転勝ちに繋げた。
3回裏に駿台が5点を入れ6-1とリードしたところまでは「ひょっとしたら」という試合展開。3回裏の筆者の正直な感想は、「もう少しハンデが欲しいな。残り6イニングをどうやって4点以内に抑えていくかな」なんていうものだったが、4回表にあっという間に逆転されてしまった。駿台の投手は変則ということで、強打の提供がハマる可能性もありかなと思っていたが、「変則モーション」というだけだった。だけど、5点目を取ったホームスチールとか、数少ないチャンスを大量得点に結びつけた攻撃は帝京相手に大善戦ということになるのだろう。
駿台も帝京のような強打者と普段対戦してないせいなのだろう。帝京の打者が打ち上げる高いフライに対しては高さも今までに経験したことないものだったに違いない。イージーフライなのに危なっかしかった。
そういえば1塁側帝京応援席にいたおじさん。ライナー性のファールボールを2球も素手でナイスダイレクトキャッチ。今日のMIPか?
準決勝は東東京の両横綱の決戦。帝京絶対有利かと思ったが、もし岡部、鈴木ともに故障に近い状態だったら、国士館有利になるかもしれない。与四球10っていうのは多過ぎるし、準決勝、決勝はレンチャンだから、帝京の投手起用が非常に難しくなったね。

立教大 Vs. 慶應義塾大
神宮第二の2試合を見終わって一緒に観戦していた2人と神宮に出向く。球場に入ったのは4回裏。学生席では久し振りの観戦。まだこちらの気分が試合展開に入っていない状態でいきなり若き血を2回歌ったが、以降盛り上がったのは攻撃でも守備でもそれだけ。以降、中林はランナーも出さないパーフェクトの投球で淡々と進行して、なんかあっという間に終了。ということで、詳細は割愛。ELFを身近で初めて聞いたが、歌詞はともかく音楽的に好きだなぁ。
自力優勝も無きにしも非ずということだが、明日にでも早稲田の優勝が決まることもあるようだ。例によって2位争いか・・・。

明日は午後から所用のため、早実対駒大高1試合のみの観戦となる。9:20必着かな。

関東大会組合せ抽選

2008-10-17 22:50:41 | 2008年秋季大会
新チームのキャプテン植田に「もう少しクジ引く練習しろよ!」って思ってから1ヶ月半が過ぎた。正直周りが弱気だったこともあり、センバツなんて考えてもみなかったのだが、なんとなんとあと1つ。いよいよ本日関東大会の抽選会。
神奈川3校は予め固定されているようなので、他県の高校が順番にクジを引いていくのだろうが、どのように引いていって、どんな歓声(溜息?)がその場で起こっているのだろうか。一度抽選会場で観覧してみたいものである。
さて、1ヶ月前まではチャレンジャーだった塾高だったが、いろいろな掲示板なんかを読むと今は追われる立場。今年の夏の選手権出場校3校はすべて下のブロックに入ってしまった。しかも甲子園出場をかけた初戦が矢板中央と木更津総合の勝者。もうどこが来たって勝つしかないのだが、正直甲子園に出た木更津総合はイヤな予感(あのユニホームの「KISARAZU」っていう「ZU」が非常に個人的に気になっていたが、木更津市のHPを見たら確かにKisarazu Cityだった)。1年半前に練習試合で負けてるみたいだし。まぁ、相手だってもっとイヤだとは思うけど。ただ、日大藤沢と当たることになった習志野の掲示板を見ると、弱気なコメントが多い。千葉の野球は見ていないが、千葉1位の習志野が神奈川2位の日大藤沢をイヤがっていることを単純に考えると、もう少し強気になってもいいのかもしれない。
甲子園常連校という意味でネームバリューでは木更津総合だが、栃木の矢板中央が勝ち上がる可能性も十分にありそう。去年も2回戦でスーパーシードだった栃木の宇都宮南と当たったし、今年は反対の立場になるのかもしれない。11月1日の横須賀での対戦が楽しみ。
組み合わせが決まったらもう少し冷静に全体を見渡すのだが、ベスト4というのが最低の目標なだけに、反対ブロックや準決勝で当たる日本航空(今年甲子園で見たなぁ)がいるCブロックなんかは今のところあまり気にしていない。
さて、11月1日には塾高の試合はないが、9時っていうのは朝早いけど、せっかくだから開会式も含め2試合見に行こうと思っている。横須賀で矢板中央対木更津総合の偵察をしてもいいのだが、筆者が偵察したってしょうがないし、遠いうえに1試合しかないので、保土ヶ谷にて全国屈指の習志野のブラスバンドを生で聞いてみることとしたい。まぁ、応援のブラスとコンクールに出て入賞するブラスとは全く違う音質だろうけど。

明日は神宮第二で東京の準々決勝を2試合見て、早く終われば大学野球をハシゴかな。

大田泰示プロ志望届提出

2008-10-16 18:30:50 | プロ野球もろもろ
筆者がイチ押しの東海大相模の大田がプロ志望届を出した。昨日の報知によると巨人以外だったら東海大進学ということを言っていたようだが、本日のスポニチによると12球団どこでもOKとのこと。ひとまず安心。相変わらず巨人の機関紙はこういう情報操作が多いねぇ。
大田は筆者が今まで見た中で、最高の選手。8月に大学進学を表明したが、できれば大学に行かずに是非プロに行ってもらいたかった。報知の記事がどこまで本当のことなのかは分からないし、公言していないとは思うが、巨人への逆指名ということになるとやはりダーティなイメージが付きまとう。桑田だって最後はいい形で終われたものの、数年間は完全にヒール役だった。
正々堂々と12球団OKということで大田がプロに行くということになれば、例えそれが筆者が嫌いな巨人だとしても大田だけは応援する。
先日田澤のことを書いたが、田澤の場合はNPBが後付けでルール作ったんでNPBを批判したが、これでドラフトも楽しみになってきた。もちろん筆者の贔屓球団に来て欲しいが、地元の広島なんかも面白いかもね。

WBCの監督はやっぱり星野か・・・?王さんなんかが声を掛けるだろうけど、イチローとか集まってくれるのかなぁ。あくまでも噂だが選手たちからは人望はなさそうだから。

東京都秋季大会ベスト8が出揃って

2008-10-14 22:52:46 | 2008年秋季大会
東京の秋季大会もベスト8が出揃った。
一応残った8チームのうち4チームは実際に観戦することができたので、いつものように当たらない展望を。

国士舘 Vs.足立新田
足立新田のチームって今までに1回も見たことないが、近年力をつけてきた高校の代表格。
今秋はブロック予選を通じて所謂ビッグネームとの対戦はないし、ここまで勝ち上がってくるようなチームって普通ワンサイドのコールド勝ちがあっていいのだが、それもない。クジ運がよかったという評もあるが、かといって侮れないかなぁと感じている。
国士舘は昨日見たが、打撃と守備はいいけど投手力が心配。といっても、今、筆者の「いい投手」の基準が塾高の白村になってしまっているので、そうそういいピッチャーっていうのはほとんどいないのだが・・・。
足立新田は見ていないが、ひょっとして番狂わせと世間的には言われるものがあるかもしれない。ということで足立新田の勝ち上がりを予想してみる。

帝京 Vs.駿台学園
準々決勝で一番興味深い対戦がこの試合。駿台学園がどんな高校かっていうこともよく知らないし見たこともないが(駿台予備校の系列でもなさそうだし)、東大卒の三角監督が率いているということで、何かとてつもない作戦なりワナを仕掛けてくるのではないかという楽しみがある。一応昨年の西東京代表、今年の東東京準優勝校に勝ってここまできたわけだし・・・。
かといって、試合自体は素材に勝る帝京だろうし、あの打力を5点以内に抑えられるピッチャーはそうはいないだろうから、コールドの可能性も十分ある。
駿台学園のピッチャーって変則だと聞いているが、強打のチームってコロっとやられることがたまにあるので、万が一ということもあるかもしれない。
(話はそれるが、学生採用のときの履歴書に「駿台予備校卒業」と堂々と書いてきた学生がいたのでさすがの筆者も笑った。よほど愛着があったのだろう。)

東京 Vs.早実
東京高校っていうのもラグビーが強いということくらいの情報しかないが、日大鶴ヶ丘との一戦は奇跡を起こしたようだ。
実はこれは奇跡でもなんでもなく、監督が試合前、選手たちに「甲子園の1回戦で負けた高校なんかに普通に勝つのはつまらない。8回までは点は入れるな。それで9回表までは5点取られろ。9回2アウトからその5点のビハインドを逆転できるか。それがオマエらの今の課題だ」なんていうことを試練として与え、選手たちがそれをいとも簡単に実践してしまったくらい、ものすごく強い高校なのかもしれない。
東京高校については「不気味だ」という一言に尽きるのだが、素材を見る限り一番の早実が順当に勝ち上がるのだろう。まぁ2回戦ではそれほどいいデキではなかったが危なげなかったし・・・。


駒大高 Vs. 明大中野
明大中野っていうと家が近いこともあり、明中の生徒たちとは毎日顔を合わせている。昔は結構芸能人が定時制で通っており、おじさんは西城秀樹と麻丘めぐみっていうのをすぐ思いついてしまう。
明中は今夏甲子園出場の関東一、そして今年優勝候補と言われていた二松学舎に勝利。ただ、1回戦の国立戦をみた限りでは、「本当にこの2校に勝ってきたの?」と疑問符がつく内容だった。
明大中野の監督も日ハムにいた武田一浩(明大中野→明大)と同期らしいしが、オーソドックスな野球をやるなというイメージを持っているものの、全国レベルには少し足りないだろうという感じ。
駒大高は見たことないので、何とも言えないが、先日見た国立との試合での明中の力があれが一杯一杯のものだとしたら、駒大にも十分チャンスがありそうだ。
駒大も明中もベスト4に入ると(入らなくても)21世紀枠っていうのもあるかもしれないね(やっぱり私立、しかも付属じゃ無理かなぁ。それも東京で推薦されたからといって甲子園出場はきびしいと思うが)。
ただ、申し訳ないがどちらが上がってきてもベスト4止まりというような感じはしている。

準決勝はいずれにしても大差で帝京と早実が勝ち上がり。東の一方の横綱国士舘も投手のデキがよほど良くないと帝京打線には太刀打ちできないような気がする。
◎早実 ○帝京っていう感じかなぁ。センバツは東京から2校選出っていう予感。

おっ、今年の神宮大会は開催期間が1日増えて5日間になってる。神宮第二は使用しないのかな。11月15日か・・・。

20/10/12 国士舘 Vs. 日大二

2008-10-13 13:41:10 | 2008年秋季大会
第二試合 国士舘 Vs. 日大二

今夏の西東京大会はベスト4に日大勢が3校を占めたが、今週はこの日大二が最後の砦。結果を先に言うと、その砦も崩れ落ちてしまった。

結構東東京のチームも見ているはずなのだが、正直国士舘の試合を見た記憶ってない。自分の見た試合を昔から全試合記録取っているわけではないので、ひょっとしたら忘れているだけで見ているのかもしれないが・・・
例によって応援の話から。
国士舘の応援って「フレーフレー、コクシ」なんだね。なんか4人でテーブルを囲んでいるようだ。そういえば、昔、配牌が9種9牌だったが無駄ヅモなしで4巡目に国士13面待ちテンパイ。まさしく「フレーフレー、コクシ」の気持ち。実際に出て「当たり」なんて言ったら恨まれるだろうな、なぁんてドキドキしながら待っていたら、対面に「ツモドラ1」で上がられたということがあった。
自慢じゃないが、もう25年以上遠ざかっているものの、筆者は昔阿佐田哲也、小島武夫などとも戦った男(分からない人は全く分からない話でごめんなさい)。
国士舘の学生って、筆者の30年以上前はバンカラで「怖い」というイメージだったため近寄ることを避けていたが、今日見た限りでは礼儀正しくお友達にもなれそうだ。応援団もぎこちなさもあったが優しそうな動きで、筆者が勝手に作り上げていた国士舘の硬派のイメージじゃなかった。ちょっとチアの動きは硬かったかなぁ。だけどおじさんにとっては「東京ラプソティ」よかったよ。もちろん藤山一郎世代とは違うけど。
試合は1回表裏を見たところで「いい勝負になりそう」という印象。結果3-2で国士舘の勝利となったが、日大二にも勝機は十分にあった試合。
国士舘って子園常連校なので、もっと大型チームかと思っていたが、それほどでもない。また、走って走って走りまくるイメージもあったがそうでもない。特に意外だったのは、本格派ピッチャーを予想していたけど、エースナンバーは軟投派サイドスロー。両サイドに多彩な変化球を投げ分けコントロール絶妙の投手かとも思ったが、この日の調子は悪かったのか、日大二の選手にいい当たりを連発されていた。この日の調子では、もう少し打力のあるチームだとフェンス越えされてしまうこともあるかもしれない。
一方、日大二も頑張ったけどあと一歩。走塁ミスというよりも、走塁の判断がまずかった。6回1アウト2塁からのセンター前も、スクイズで1点取ったから結果的にはよかったが、ワンヒットでホームまで帰れる当たりだったろう。7回にライトオーバーの2ベースで2塁ランナーが本塁封殺された場面は、タッチアップを狙った(のだろう)のは仕方なかったかもしれない(当然同点になるだろうと思ってボールの動きを追ってしまい、ランナーの動きをよく見ていなかった)。作戦も筆者だったらこうするなと思ったのと同じようなオーソドックスな作戦だったし、強打の国士舘を3点に抑えたように背番号11番ながら横山もいいピッチャーだった。

試合後埼玉に住むNさんとばったり出会い、今後の展開についてお茶をしながら懇談。人のことは言えないが「好きだなぁ」。

ベスト8が決まり、うち4チームを見たので、明日はその展望を書いてみる。


20/10/12 明大明治 Vs. 帝京

2008-10-12 23:08:45 | 2008年秋季大会
今日は江戸川まで出かけて、まったりと野球観戦も考えたが、やはり決勝戦に出てきそうな帝京と国士舘の試合を見たいということで自転車を飛ばして神宮第二へ。いつもだと小田急線の踏切に引っ掛かって5分くらいロスするのだが、今日はたまたまスッと通り過ぎることができ、30分で到着。9:10の到着だったが、チケット売場にはすでに300人ほどの列。ほどなくチケット発売が開始され、9:20にはネット裏に着席。
帝京の観客席を見ると父兄の服装がバラバラ。そこそこ野球が強いところはだいたい父兄はスクールカラーのシャツを着て応援するが、塾高と帝京はそうじゃなかったんだ・・・。帝京の試合は毎年のように見ているが、このようにブログを書き始めてから今まで気づかなかったことまで気づくようになった。スコアブック付けながらブログネタに思いついたことをメモってる姿って、周りからはどうように見られているのだろうか。
昨日は明大中野、今日は明大明治と明治の観戦が続くが、明明の試合を見るのは初めて。調布に移転したのは知っていたが、共学になったんだ・・・。移転して共学にするっていうのは最近のトレンドなのかなぁ。
昨日の明中の応援がごくごく普通の応援だったため、今日こそ明治スタイルを期待していたので、いきなり「オーメイジ~」に思わず心の中で拍手。最初はペット1名とスーザフォン1名。これでも応援をリードするには狭い神宮第二では結構十分。途中からペット2人とホルン2人+チア2人まで参戦したが、やはり少人数でもブラスバンドの威力って凄い。今度の関東大会では塾高の吹奏楽は来ないという話しがあるが、FさんをはじめOBの皆さん是非来てね。管楽器を演奏するのって、少人数だと息続かないだろうから。なんならWで吹奏楽部に在籍していたウチの息子貸そうか。疾風と烈火は知らないと思うけど。
明治の応援席も帝京とやるということで、結構ノッていた。ただ、相手のエールのときは味方がアウトを取っても静かにしてようね。あと、「帝京倒せよメイジ」や「帝京ぶっつぶせ~」って、いいのか?塾高も「○○倒せ」っていうところを「チャンスだ打てよ」とかに変えて歌っている。早実も同様に変えているし、相手校の名前を出して罵倒するような応援をすると高野連がうるさいということを聞いている。確かに「高野連なんぼのもんじゃい」という考えも有りだと思うけど。
さて、試合だが、帝京の1番打者2番打者とも初球打ち。記録上は凡打に終わったが、この2球の打球の速さを見て「9回まで明明が持ちこたえられるかな」という感想を持った。なんとか9回まで試合はできたが、途中まではコールドペース。特に4回のホームラン2発は打った瞬間に分かる打球。確かに明明にとっては不運な当りもあったが、点差以上の力の差を感じざるを得なかった。7回に0-6から5番にバント、8回は1-6で1アウトからバントっていうのもどうなんだろうねぇ。8回なんかは結果としてエラーとなってチャンスは広がったけど・・・。
帝京も9番を付けている岡部が投げていたが、それほど凄いピッチャーとは思わなかった。評判高いエースナンバーの鈴木を隠しているのか故障なのかは分からないが、多少打力のあるチームだったら、多少の失点は覚悟して打撃戦に持ち込まなくちゃいけなくなるかもしれない。

第二試合の国士舘対日大二はまた明日。

20/10/11 桜美林 Vs. 早稲田実業

2008-10-12 01:28:46 | 2008年秋季大会
第二試合 桜美林 Vs. 早稲田実業

第一試合が延びたため、第一試合の最後の方はほぼ満員。通路にもかなり人があふれていた。試合開始前、となりのおじさんの電話を聞いていたら、駐車場が空いていないと仲間が泣いているらしい。江戸川球場って駅からすぐなんだから、電車で来いよ。
そういえば、今日小さな子供が筆者のそばで遊んでいた。いつボールが飛んでくるかわからない野球場なんていう危険な場所に連れてくるなよと思ったが、江戸川球場のネット裏はボールが飛んでくることはない。神奈川の球場は土日になるといたるところに子供連れ。遊園地でも連れて行けよな。東京と神奈川の観客層の違いってあとは観戦しながら酒を飲む人が少ないことかなぁ。東京の球場は客席が狭いから開放感がないんだろう。
また余計な話題から始めてしまった・・・

雨の影響により、内野グラウンド整備のためシートノックは自軍のベンチ前と外野だけで行うという変則ノック。初めて見たがサイドノックというらしい。このサイドノックを見る限りでは早実の方が守備は良かったが、結果としてはタイムリーを含むトンネル2つっていうのはいただけなかったな。試合開始時には快晴となる。
応援は両チームともブラバンなし。桜美林の方が元気のある応援だったが、7回の相手のエールのときはリーダーが必死に抑えていたけどちょっと騒ぎすぎだったな。
ただ、逆に早実の応援が劣化しちゃったなぁっていうイメージ。いなほ祭で応援委員会が本日たまたま来ていなかったのか、部員自体がいないのかは分からないが、応援委員会の部員が大量に辞めたという噂もあるし、さびしい限りである。ブラスバンドが来るとまた違うだろうし、筆者を含め応援者も勝手知っているから大きなとまどいはないだろうが、野球部員が応援席をまとめるというのはちょっと厳しいと思う。

結果としては5-2で早実の勝利という結果だったが、点差以上の力の差を感じた。桜美林の嶋田もいい投手だったが、135キロのストレートと切れのないスライダーだけでは早実には打ち頃。4回はチャンスが潰えたと思われた2死満塁から2連打と押し出しで4点取った以外は攻めが雑。2アウトから連打するのはすばらしいことだが、うちのように3連打が欲しいなぁ。
内野ゴロの捌きはなんか自信なさそうだったしトンネル2つはいかんだろう。
ただ、打撃は重量打線ということで、みんな良く打つ。下位打線の自動アウトがないっていうのも大きい。一番感心したのが、キャッチャー土屋の肩。ピッチャーからのコンバートらしいが、昨年は走られ放題だったものの、和泉監督は捕手出身なので、さすがにいいキャッチャーを作ってくる。序盤に2つ盗塁を刺して、もうそれ以降桜美林も走らなくなってしまった。
先発の小野田はそれほど夏から進化していないかなぁ。今日はちょっと制球が乱れピリッとしていなかったし、決め球に苦労していたようだ。まぁ堀越から11点取った強力打線だから仕方ないけど。鈴木はひょうひょうとよく投げてたね。お父さんや兄貴は来ていたのかな?
打撃は心配ないが、攻撃は雑だね。ライナーでランナー飛び出してダブルプレーとか、キャッチャーの牽制で刺されるなどのミスもあった。特に4回以降8回までの5回で残塁12。昨年センバツで残塁の山を築き、2ちゃんねるで最弱に認定されてしまった某高校を思い出す。
日本サッカー代表じゃないんだから、決めるところを決めないと、神宮大会で神奈川第一代表と当たっても勝てないぞ(とちょっと大口を叩いてみる)。
あとひとつ作戦面で。5回表4-0でリードしている1死3塁の守備の場面で、前進守備をしていた。ここは1点やってもいいんじゃないか?結局フォアボールということで結論は変わらなかったが。
桜美林も早実の研究をしっかりしていたようで、ほとんどの外野手がフェンスに張り付いており、左右のバッターで大きく守備位置を変えていた。小野塚がエースだったとき神宮の準決勝でこの作戦にまんまと嵌り、強い逆風に煽られ、ちょっと追い風だったら軽くフェンスオーバーだったボールがことごとくフェンス前の外野手に捕球され、完敗だったということを思い出した。
桑田Jr.を初めて見たが、いい体格してるなぁ。今日は4タコで最後交代させられたが、いかにも打ちそうっていう体型だった。桑田のお父さん来ていたという噂もあったが確認できなかった。

最後に本日一番驚いたこと。試合が終わり、「次は日鶴にリベンジか・・・」とつぶやいて帰ろうとしたとき、「次の対戦は東京高校」と放送があったので間違いだろと思わず突っ込んだ。途中、携帯で東京都高野連のサイトを見たとき、9回表5-0で日大鶴ヶ丘リードとあったので、日鶴が次の対戦相手だと思い込んでいた。改めてサイトを見たら、9回裏に東京が6点取ってサヨナラ勝ち。東京は8回までは2安打だったらしいが、9回2アウト1塁から怒涛の6点をもぎ取ったそうだ。

東京高校の試合は見ていないが、早実の方が上であることは間違いない。「勝った方が強い」とよくいう人がいるが、野球のようなゲームの場合は「強い方が勝つ確率が高い」というのが正解。圧倒的な戦力差があっても何かの拍子で負けることだってあるが、是非優勝していただきたい。そしてまずは神宮大会での早慶戦。

明日は帝京と国士舘の戦力を見に行ってみよう。

20/10/11 明大中野 Vs. 都国立、桜美林 Vs. 早稲田実業

2008-10-11 22:40:36 | 2008年秋季大会
この3連休を利用して家族旅行を計画していたのだが、親戚に不幸があり急遽旅行は中止。通夜葬儀は来週だが、かなりの規模になりそう。東京で5本の指に入るような大きなお寺で親族として法要の間座っているっていう経験は、もう一生ないだろうなぁ。
今不幸があるということは、一周忌などの法要が来年以降この時期の土日になりそうなので、秋季大会と重なってしまうなぁと不謹慎なことばかり思っている。

ということで、今日明日は予定外の野球観戦。朝雨が降っていたので、江戸川球場に試合の実施の有無を問い合わせたが、8:20の時点ではまだ不明とのこと。9時過ぎに家の方では雨が止んだため、西葛西の江戸川球場まで出かけることとする。世界大恐慌で、アイスランドなんかは国自体がオークションに出される(本当かなぁ)という事態のときに、高校野球をのほほんと見ていていいのだろうか・・・
ということで、今日明日4試合見る予定なので、1日1試合ずつ観戦記を。

第一試合 明大中野 Vs. 都国立
本日の試合はすべて西東京のチーム。クジとはいえわざわざ江戸川まで来なくてもいいじゃん。まぁ、江戸川球場は駅から近いし、屋根付き部分も広いし、そこそこ綺麗なので好きな球場だからまぁいいか。
10:00ジャストに球場到着。ネット裏は結構埋まっていたがほぼホームベース後ろの雨が凌げるところになんとか席を確保。10:00開始予定だというのに、すでに第一試合のスコアボードの1回表には2点の表示。ヒット1エラー1となっているだけで、川上憲伸にフォームだけは似ている明中の先発投手が1回裏のマウンドに立っていた。相変わらず700円取るのに、電光掲示板には選手名表示なし。
明中は3年ぶりの観戦。国立の試合を見るのは初めて。国立が甲子園に行ったときはまだ筆者は生まれてなかったし(ウソ)。国立はブラバンにチアの応援。ただ、チャンスでも1アウトを取られると数秒間大人しくなってしまう。ここぞと畳み掛けなきゃ相手にプレッシャーにならないよ。
口ラッパ応援の明中はお馴染みの紫軍団。とはいえ、大学のチャンパを踏襲せずせいぜい「狙い撃ち」くらいで、あとはいたってどこにでもある応援曲。ただ、7回には「おぉ、メイジー」ってやっていた。だったら、サンバとかノックアウトマーチもそのままやれよ。ただ、メガホン叩いて口ラッパだけの応援ってうるさいだけだなぁ(これは一般論として)。
試合は延長12回5-3って手に汗握る好勝負のように見えるが、個人的には非常に緊張感の薄いゲームだった。長打が1本も出ないいわゆる貧打戦(記録上は2塁打1本あるが、緩慢な守備によるもの)。決して両投手がすごく良かったわけでなく、今秋神奈川の野球をずっと見てきたが、大味ではないけど「なんとなくイニングを消化しているだけ」というイメージの「緻密じゃない」野球。小雨交じりの天候だったが、両チームの選手とも最後になってもほとんどユニホームが真っ白だったように、ひたむきさがあまり感じられなかった(ひたむきさで野球ってするんじゃないと突っ込まれれば、言い返す言葉はないが)。
力的には明中の方がずっと上だったが、試合は大接戦。国立の軟投サウスポー堀野が要所をよく抑えたという言い方もできるが、明中が雑だった。8回表1点リードで無死1塁6番バッターはバントだろう。それでいて延長に入ってからだけど4番に1アウトからバントさせてみたりよく分からない。8回裏の守備でも1点リードの1死1,3塁だったら相手が4番バッターでも前進守備、百歩譲って併殺狙いの守備じゃないか?
とはいえ、明中って関東一と二松学舎に勝ってここまで来てるんだよなぁ。不思議とは言わないが、4回から登板した噂の関矢も噂ほどのピッチャーではなかったし、個々の能力も抜群に高いとは思わなかった。
一方の国立もサヨナラ勝ちのチャンスはあっただけに残念。ただ、球際に弱いという感じだったし、もし勝ったとしても実際エラー6つっていうのは全国レベルじゃないよなぁ。21世紀枠はお預けかな。ただ、楽しく野球やってたね。最後の方は練習不足の応援曲もいっぱいやってノリノリで楽しかった。

第二試合の桜美林対早実はまた明日書きます。

プロ野球ドラフト、田澤問題も含めて

2008-10-09 21:32:40 | プロ野球もろもろ
そういえば今年は高校野球で1年間楽しめちゃったこともあるし、贔屓の球団がずっと下位を低迷していているため、プロ野球観戦は3月にオープン戦を1回見に行ったきりという珍しい年であった。オリンピックも甲子園大会の真っ最中で、日本の試合も新幹線の中でラジオを聞いていたくらい。それだけ今年は筆者の中では高校野球が熱かったようだ。

プロ野球も巨人が勝とうが阪神が勝とうが興味はないので、楽しみは30日のドラフト会議だけになってしまった。
さて、ENEOSの田澤がノンプロを経てメジャーリーグ挑戦の方向とのこと。
一方、昨日、日本野球機構(NPB、(日本プロ野球機構だと思っていた))が、ドラフトを拒否して海外球団から帰ってきても2~3年間日本でプレーさせないっていう制度を決めたそうだ。
昔リクルートかなんかのCMで「職業選択の自由~♪」というフレーズがあったが、このNPBの措置って憲法違反なんじゃないのか?
サッカーなんて海外移籍することが国内のレベルアップにも繋がるという考え方もあるし(移籍金というものも大きいが)、こんな考えじゃぁ、野球は韓国にもアメリカの3Aレベルにだって負けるはずだよ。最近は少し緩和されたようだが、依然プロとアマの垣根は高いし・・・。しかも後出しジャンケンだし、提訴でもされたらNPBは負けるような気がするけどねぇ。
ただ、田澤が横浜商大で活躍していたときは覚えていないし、投げている姿もあまり見たことないので、どれくらいの投手なのかよくわからないで独り言を言っているというのは自覚している。

今年から高校と大学・社会人ドラフトが一本化となった。社会人はほとんど見ていないのでコメントしようがないし、大学も東京六大学くらいしか知らない。東京六大学では現時点で早稲田3人と法政2人が志望届を出しているようだが、う~ん、どうだろう。法政の松島も日大三の時代は8打数連続安打を放つなど体小さいながらもいい選手だったけど、最近出ていないようだし、小松もプロとなるとどうなんだろう。早稲田の細山田もいいキャッチャーだが、ちょっと線が細いような気もするし、上本もねぇ。松本あたりがヤクルトに行った青木みたいに化ける可能性もあるが・・・
今年は高校は不作だと言われているが、筆者個人にとっては思い出深いので応援したくなる。
現在志望届を出している選手で実際に見たことあって印象に残っているのは、大塚(聖望学園)、高島(帝京)、杉谷(帝京)、齋藤(千葉経済付)、角(東海大相模)、建部(横浜隼人)、土屋(横浜)、近田(報徳学園)、伊波(浦添商)、山城(浦添商)くらいだけど、筆者が一番印象に残っているのはやっぱり山城かなぁ。
噂では東海大三の甲斐っていうピッチャーがすごいと聞いているが、どうなんだろう。だけどやっぱり相模の太田をプロで見たかった。

とりあえず今の楽しみは11日からの東京都秋季大会(本日親戚に不幸があったので、観戦できるかどうか疑問だが)、17日の関東大会の抽選、そしてドラフト会議っていうところ。

P.S.まだ山梨は出場校が決まっていないし、実際に見たこともないが、甲府工が準々決勝の相手だと、根拠はないがなんとなくイヤな予感がする(去年関東大会で甲府商に負けたけど、そこと同じ臭いがする)。