慶應義塾高校野球部をひっそり応援しながら冷静にブツブツつぶやくブログ

慶應義塾高校&東京・神奈川を中心とした高校野球、東京六大学の観戦記・応援ブログです。 By G&G

23/4/30 慶大Vs.東大

2011-04-30 23:12:51 | 東京六大学野球
膝に注射を打ってからの観戦。まともに歩けない人間が応援席での応援はまずいだろうと、東大側内野席に着席。とはいえ、神宮の急階段の上り下りはきついきつい。
到着は第一試合の途中。立教のメンバーって、高校時代に見たメンバーばかり。個人的には早稲田の方が縁があるはずなのだが・・・

初回の慶應の攻撃を見てワンサイドの試合展開の予感。攻撃の時間がこう長くちゃいつも以上に肉体的に疲れそう、内野席での観戦は正解、などと思っていたら意外にも中盤は押され気味。ヒット数は二桁を打った東大の方が多かったものの、負ける気はしなかったなぁ。なんか、ホームラン2本で勝負ありって、高校とそっくり。

今日の一番お気に入りプレーは1回表無死1、3塁での辰巳の走塁。山崎の一塁ゴロで本塁に突っ込んできて本塁でそのままタッチアウトになるかと思いきや直前でUターン。三本間で時間をかけて挟まれ1塁ランナーとバッターランナーを進めたこと。次の伊藤のホームランに繋がっただけに渋い走塁。ただ、一死2、3塁になったところで、初回でも伊藤歩かせ満塁にして伊場勝負だろうと思っていたら、ドラフト候補に真っ向勝負するかぁ?
実はこのとき、3年前のハマスタでの相模戦が脳裏をよぎる。延長戦で秦がセンター前ヒットを放ち好走塁で2塁に進んだことにより、次打者大田は敬遠の一手になったこと。もしあのとき一塁止まりだったら大田勝負ということになってホームランを打たれていたかもしれない。まぁ、人生って分かりませんなぁ。

一塁側からずっと座っている応援見てると、やっぱりヘンだなぁ。

ほな、また明日。

23/4/24 慶應義塾Vs.桐蔭学園

2011-04-24 00:11:22 | 2011年春季大会
いよいよ準々決勝。保土ヶ谷、神宮と2日連続観戦の予定だったが、残念ながら昨日中止になってしまったため、結局昨日は午前中から事務所に籠る。仕事はようやく一息ついたが、今年の春は高校野球これで終了にならないことを祈る。
なにせ桐蔭学園とは相性悪い。神奈川で筆者が2試合以上観戦して勝ったことないのがこの桐蔭(1試合だけなら横浜商大と川和があるが)。
まぁ、春だし、相模や桐光の第3シードが確定し、第1シードのメリットがいつもより少ないので、見る方としては気楽。とはいえ、なにせ監督が優勝宣言しちゃったから、いかに戦うかしっかり見届けるしかない。保土ヶ谷球場は約1年半ぶり。

保土ヶ谷駅からバスに乗って外を見ると、塾高援部の生徒たちがえっちらおっちら上り坂を歩いているのを発見。いくらなんでもあそこからでかい旗や歌詞ボード持って歩いてくるの大変だろう。それでも援部の到着は意外に早く、あきらめてバスにでも乗ったかなと思って聞いてみたら、普通に歩いてきたとのこと。星川からだってきついのに、保土ヶ谷から歩くなんて年寄りには考えつかない発想。これも訓練!

球場到着が10時少し過ぎ。第一試合の途中経過はメールで入っていたものの、コールドで試合終了寸前。南に5回(最終回)2死から初ヒットが出たものの即終了。
試合開始はどんなに前の試合が早く終わっても予定開始時刻の15分前と決まっているはずだから、1時間ひなたぼっこ?それとも震災の影響で今回は早めの試合開始?などと思っていたが、結局規定とおり11:15試合開始。

1回谷田のホームラン。今回ばかりはしっかりと外野芝生に弾んで中に内野に戻ってこないことを確認。沓掛のホームランも1塁側からでも打った瞬間それと分かるもの。ただ、ソロHR2本で2点だけって、素直に喜んでいいのだろうか。まぁ勝ったからいいけど。
打線の繋がりがなかったのは、スコアボード1塁側2番バッターのところが壊れて名前の表示がなかったからということにしておこう。
1点取られた場面はホームで刺殺したかった。塾高も守備位置も的確でなかなかいい守備はあったものの、総合的な守備力は桐蔭の方が上かな。前の試合まで積極的な走塁も見せていたが、桐蔭のようなチームにかかると、なんか足の遅さばかりが目についてしまった。

息詰まる投手戦。久々に痺れる試合で勝ちきった試合を観戦。途中まで気にしていた神宮の途中経過もすっかり忘れるほど。昨春の横浜との試合もこのような展開だったのだが、今日の方が痺れた。面白かった。
次やっても勝つか負けるか50%の確率だろう。正直、夏会いたくないなぁ。対戦するにしても左バッター7名いる桐蔭には三宮がどれだけ体力残しているときに当たるかどうかがカギになりそう。まぁ結局は籤運か。

試合終了後「さぁ、仕事しよう」(その前にもっと大事なことしよう)って、球場を後にしようとしたところ「これより外野を閉めます」というアナウンス。筆者を含めどのくらいの人間が球場を去ったか分からないが、これは少々びっくりだった。

さて、このところこのブログで恒例となった援部への突っ込み。
観客への指示もだんだんと良くはなっているし、試合毎に成長の跡が窺える。ただ、7回のエールはどうするのかちゃんと相手と確認しておこう。
本日は試合終了後若き血でしめくくり。藤嶺戦では最後のエール交換なしと事前に打合せがあったようだけど、やっぱり最後はこうじゃなくちゃ。
ブラバンがいないとはいえ、チャンパやろうよ~。
7回裏の攻撃で「取られたら倍返し~」って叫んでいたが、0点の倍って0点だからな(と、小学生のようなツッコミで本日終了)。

23/4/17 藤嶺藤沢Vs.慶應義塾

2011-04-18 00:06:38 | 2011年春季大会
昨日、試合中に起きた地震ネタを書こうかと思っていたが、すっかり忘れていたのでちょっとだけ追加。
イニングの合間にエリアメールとともに大きな地震発生。審判団は守備位置につこうとした選手をなぜかベンチの中に避難させる。選手全員をグラウンドの中に入れる方が良かったんじゃない?


朝、筆者の隣の席でどこかの高校の野球部の生徒がバックから取り出したのは漫画本。いつも練習なんだから、参考書くらい開けよ・・・そうじゃなかったら疲れを取るために寝ろよ・・・。なにしろあと数年経ったら君たちに面倒見てもらわなくちゃいけないんだから。

慶應義塾9-2藤嶺藤沢(8回コールド)
さて、横須賀球場って球場としてはいい球場だが、昨秋初めてきたところ、即終了というゲンの悪い球場。とはいえ、これから何度もお世話にならなくちゃいけなくなるからあの悪夢を払拭しなくちゃならない。
藤嶺藤沢の試合は何度か見たことあるが、塾高との直接対戦は初めて観戦。

今日は応援席一番内野寄り上段に着席。昨日頑張っていた援部のK君は今日もうるさいオジサン担当ということで?筆者の近くにスタンバイし、40数年前に甲子園に出場したときの応援指導部の大先輩方に応援指導。昨日ほどイライラしなかったものの突っ込みどころ満載。近くには親鳩くんがどっかり座っていたのを知ってか知らずか、周りで面白がって彼をいろいろいじくる。勇気あるよなぁ。もし親鳩が後輩だと知らずに初対面だったら、筆者なんかは瞬きもせず固まって一点を見ているに違いない。

8ー2で迎えた8回裏。ノーアウト3塁バッター1番田邊。あと1点でサヨナラコールドになる場面での解答は明白。「はらたいらさんに3千点」くらい鉄板の作戦といえばスクイズ。そして昨日に続きこれも鉄板の小フライ。
1アウト3塁になって、守備側からいえば次のバッターが谷田とはいえ、ランナー埋めて勝負っていうのもありかなと思ったが、もうひとつアウトをとって2人続けて敬遠っていう作戦だったのかもしれない。
結局は定位置だったら平凡なセカンドフライが前進守備のセカンドの頭上をフラフラと越えサヨナラヒットに。まるで05年関西戦新谷のサヨナラヒットのような軌道だった。もしかしてやっぱりスクイズのサインが出ていていたりして・・・(笑)

以上内輪ネタで纏めてみました。

ただ、今日はなんてったってアナウンスの女の子。金がピッチャーになったり、「ヤマモトヤスヒコ」はともかく、最後の最後まで「慶應技術」で押し通したのは、このブログ的には文句なしのMVP。相手選手のことはよく知らないが、藤嶺の4番実松くんって本当に「ミマツ」くんだったのかなぁ。


第2試合観戦も非常に食指が動いたが、結局ランチして事務所へ(第2試合見ても同じくらいの時間だった)。
第2シードは確保したものの、他球場ではセンバツを制した相模が敗れるという大波乱。どこまで本気になっていたのか分からないが、傍目で観戦するには夏の目算が少し狂ってしまったのも事実。例え第1シード取ったとしても、どうせウチのブロックに相模が来るっていうのがオチなんだろうなぁ。2回戦川北、3回戦隼人、4回戦商大、5回戦相模なんていうことになっちゃったら・・・

次は苦手の桐蔭かぁ。桐蔭のピッチャーものすごく調子良さそうだけど、面白い試合になるといいな。

23/4/16 慶應義塾Vs.横浜商業

2011-04-16 23:50:52 | 2011年春季大会
4月といえば決算期で一番忙しいシーズン。
世の中はいろいろなことが多すぎて、呑気に決算なんてやっている場合じゃないかもしれないが、こちらはこちらでとんでもないハプニング。なぜか会計ソフトが壊れてしまい、二進も三進もいかなくなった。新しいソフトを買って対応することも選択肢のひとつだが、果たして時間が少ない中、ちゃんと移行できる保証もないため、22年度の伝票をすべてエクセルにて集計するっていう力技で対応。いくら中小企業とはいえ1ヶ月あたり1,000件の以上を再入力して、科目ごとに並べ替えて、鉛筆舐め舐め税効果調整して決算書・申告書作るっていう作業をひとりでやるにはさすがに骨が折れる。ただ、たかがちっぽけな会社の決算ができなかったくらいじゃ、人の命には全く影響がないっていう意味では気楽なもん。最悪クビ差し出しゃぁ済むことだろうし(かえっていい引き際になるかも)。

慶應義塾11-1横浜商業

さて、俣野球場(ハマヤクスタジアムって言わなくちゃいけないんだろうが、未だに後楽園球場とか東京12チャンネルっていっているレトロな人間だから勘弁。さすがにテレビ朝日はNETって言わなくなったけど)に行くのは3回目だが最初に行ったのが杮落しのY校戦。そのときは30分前到着で内野席に入れなかったという痛い思い出がある。
戸塚駅も再開発が終了し、立派な駅ビルが建っていた。そういえば、横浜ドリームランドって小学生のときに1回行ったが、揺れる観覧車はインパクトあったなぁ。

朝バスに乗っているときにO氏から「今日は私が速報します」というメールあり。筆者だって30年前から歌舞伎町を歩いているときはそう呼ばれているものの、一応仲間内では一番偉い肩書の人にやらせちゃっていいの?(笑)

今日はラッキーな部分もあり試合自体はワンサイドになってしまったが、点差ほどの差じゃなかったかな。ただ、塾高には今まであまり見られなかった積極走塁も目についたし、秋とは違う繋ぐ野球になっていたような感じ。少なくとも一冬越えて逞しくなっているように思える。

ただ、ブラバンなしとはいえ、応援指導部は・・・・・・・・・・。
一生懸命さは非常によく伝わるんだが、相手エールのときに応援しはじめたり、もう少し状況を見ながら応援しようよ~。舵取り役がいないのがねぇ~。まぁ、昨秋早々と負けちゃったから仕方ないし、仮免というかOJT期間中ということで大目には見るけど。野球弱いと応援も実戦経験が少なくなるから、野球部もがんばろ!

仕事終わって眠いので、中途半端なまま、また明日。

23/4/10 立大Vs.慶大

2011-04-10 22:41:15 | 東京六大学野球
立大4-2慶大

今年初めての塾歌斉唱が敗戦後の斉唱とは・・・

昨日神奈川春季大会が予定どおりに行われていれば、今日は日吉台で観戦予定だったが、試合そのものがないんじゃしょうがない。神奈川も神奈川だが、神宮も昨日の第二試合は十分できたんだけど残念ながら中止。慶立戦って、もつれにもつれるんだから、東都から文句来てもしらんぞ。
ということで、神宮第二でセンバツに出た2校を見るという選択肢もあったが、今日は選挙に行った後はさすがに神宮だろう。
ところで、選挙に行って「そのまんま」って書いたらどうなっちゃったんだろう。解答が判るなら試してみたかったのだが、どうせ無効票にされるのがオチだろうから一応真面目に一票を入れてきた。

さて、少し入口のところで時間をつぶし、待ち合わせていた仲間と共に入場。しばらくして塾高からの応援指導部のK君を発見したので「お~い、K~」(もちろん呼び捨て)と声をかけたところ、彼が走り寄ってきて「今年もよろしく」と挨拶された後、隣にいた上品なご婦人を「私の母です」と紹介される。よかった~、その前に悪口言わないで・・・。
すいませんねぇ、こんな不良オヤジが先輩にいる学校なんかいかせなきゃよかったと後悔してももう遅いです。

半旗が上がったスコアボードを見ると、新人戦で見たようなメンバーが並ぶ。今日は応援席での観戦だったので、1回ウラの攻撃が始まるときに立とうとしたら、皆立ち上がる気配なし。震災の影響とは関係ないと思うが、今季から応援のやり方が少し変わったとのこと。筆者も当然変更については知ってしかるべきツールは持ち合わせていたらしいのだが、そのツールをほとんど使っていないことがここでも露呈。
我々が立てないのにブラバンが立ち上がるから、スーザが邪魔。しかもいつ立ち上がっていいのかが分からず結構イライラ。ファンファーレが合図とのことだが、そのファンファーレがいつ鳴るのかも分からず皆戸惑う。せめてランナーが出たときとか、2アウトになったときとか、誰でも目に見えるトリガーが欲しいもの。

08年の甲子園組が主力になってきたこともあり、負けちゃったけど結構楽しめた。伊場のタイムリーのときの山の本塁突入も暴走と思ったが見事なスライディング。華陵戦であのスライディングできればよかったんだけどなぁ・・・
頭は高校生のようになった白村の投球も久々に観戦。白村が投げている2イニングは塾高メンバーだけで試合を回していた。
それにしても今日もやられちゃったなぁ、大石に。7回に山が打ったあわやホームランかという当たりをフェンスにぶつかりながらダイレクトキャッチって、なんなんだ?無死2塁だとだいぶ展開も変わっていたろうに。高校時代から筆者の意識の中では天敵だわぁ。
最後は「ホームラン打って来い」と言われていたと思われるような豪快な福谷の空振り三振で試合終了。優勝候補の筆頭と言われることって久々なんだろうけど、まぁ、先は長いから焦らずに焦らずに。

六大学野球では今まで応援席と内野席の出入りは割合と自由だったが、今日はお兄ちゃんが椅子に座って門番。応援席から内野席への移動は口元に手を当てればよかったが、内野席から応援席へはチケットチェックあり。なぜか安価な応援席→高価な内野席より内野→応援席の方がチェックが厳しい。内野席の売店はたこやきの「銀だこ」やとんかつの「さぼてん」が新しく出店していた。


さきほど初めて前回のブログコメントにあったE氏ブログの地震時の動画にアクセス(なにしろ更新するときしか開けないもんで)。ポールが撓ってるじゃん。あの後しばらくやり続けたんだねぇ。

お~い、次の塾高の試合はいつだよ~