慶應義塾高校野球部をひっそり応援しながら冷静にブツブツつぶやくブログ

慶應義塾高校&東京・神奈川を中心とした高校野球、東京六大学の観戦記・応援ブログです。 By G&G

関東勢2試合目

2009-08-19 21:19:44 | 2009年選手権大会
世間は夏休みだお盆休みだというのに、中小企業は全く関係なし。さすがにバテてきた。
昨日今日も、一応仕事していたんでよく見ていないが、関東勢のチームの2試合目をビデオ等で少し見たので一言。

横浜隼人
ん~、残念。菊池はこのあいだ3本もHR打たれ調子良くなさそうなんで、試合始まる前は勝てると思ったんだけどねぇ。
やっぱりいいピッチャーだった。
同じ神奈川勢としてもう少し勝ち進んでほしかったけど、もし実際に優勝しちゃったら、ちょっぴり焼きもち焼くんだろうなぁ。

日大三
負ける時はサウスポー相手のときだろうと思っていたが、右投手に惜敗。
ビデオで見直したが、ABCのカメラの角度かもしれないけれど、ボール2つ分くらい外れた球をことごとくストライク判定は厳しいわぁ。外角一辺倒でいいんだもん、キャッチャーのリードは楽だ。
本日の朝日新聞に低めに変わったストライクゾーン云々と書いてあったが、高低のジャッジは実に普通だった。
まぁ、どちらの贔屓というのではなく、最初から一貫していたし、この審判のストライクゾーンなんだろうけど、あれは165cmの選手だったら届かないよ。
勝った東北のピッチャーがそこに投げられるコントロールがあったというのが結論?

東農大ニ
この試合は見られなかった。

帝京
ワンセグで見ていたが、小さい画面だと同じ縦縞のユニで分かりにくいのなんの。
帝京は接戦の経験ないからヤバイかなと思っていたが、サヨナラ勝ちでひと安心。関東勢唯一の勝ち残りになっちゃったから。
伊藤なんか見てると、東京は秋も帝京中心なんだろうなぁと思う。
それにしても今大会は縦縞のユニホームが多いと思うのは筆者の気のせいか?
まだ準々決勝の組み合わせも決まっていないが、決勝戦も明豊対帝京なんていう縦縞対決あるかも。

番外
三重高
試合自体はあまりよく見なかったが、まぁ聞きなれた曲がいっぱい出てきたこと・・・



いつのまにか神奈川ブロック予選の組み合わせが決まっていた。
22日は業務により行けないが、23日は観戦行ってみよう。

大会7日目

2009-08-16 19:10:55 | 2009年選手権大会
本日テレビを見ていて印象に残ったのはやはり帝京と明豊。
帝京が打つっていうのは元々分かっていたことだが、走塁がすごいわぁ。シングルヒットの当たりを立て続けに2ベースにしちゃうんだもん。
本日の試合内容は残念ながら100%ではございません。3.4%のお客様に実感していただくことができませんでした。これを踏まえ全選手一丸となって高度な技術に取り組みます。と前田監督が言っていたが(言ってない、言ってない)、試合前半の集中打は見事だった。敦賀気比の山田もいいピッチャーも素晴らしかったんだけどねぇ。東出や内海を輩出しただけの学校だと思ったわぁ。
帝京はやはり荷川取のような変則Pじゃないと抑えられないのかなぁ。

大分も昨年は2日続けて?惨敗だったのに、興南、西条と優勝候補の一角を続けて倒す。ピッチャー2枚いるし、今のところ筆者の一押し。
大会7日目の第4試合に優勝候補に快勝っていうのは、休日だったことも加え、2006年とダブらせているのは筆者だけか?

マックの解説

2009-08-15 20:39:16 | 2009年選手権大会
金曜日の第一試合と第三試合で上田監督が解説をやるとういう情報を得たので、ABCを終日録画。
最近年のせいか早起きになってしまったので、本日の試合が始まる前と試合の合間にビデオをせっせと昨日の試合をチェック。

マックの解説は昔TVKで見たことあるような気がしたが、よく覚えていない。いつかやらないかなと楽しみにしていた反面、ちゃんと新チーム見ろよ~、って一瞬思う。
ただ、去年のことを考えると、この時期監督はいない方がいいというジンクスがあるかもしれないので?良しとしよう。
解説としては、高野連への挑戦するような話も期待したのだが、いたって普通。
同じ義塾でも高知県の義塾の監督の方が、「いやらしい策士」という感じがそのまま出ていて面白かった。
たまに1.3倍速にして見ていたが、あの甲高い声は普通に見るのと1.3倍速で見るのとあまり変わらなかったかも。

第一試合の滋賀学園は応援曲にアニマル使っていたし、第三試合は両校とも突撃を使っていたので、上田さんも不思議な気持ちになっていただろう。


本日は第1,2,4試合をテレビ観戦。
第一試合が始まったころにはすでに満員。さすがにPL人気はすごいもんだ。

正午に黙祷があったが、去年は甲子園球場で実際に黙祷をしてたんだなぁ・・・。
あれから1年かぁ。

第4試合、立正大淞南の応援はビックリ。そのまんまじゃん。
松坂からメッセージが来るくらい関係は深いらしいが、もし横浜高校と対戦したらどうなっちゃうんだろう。

91回大会第一日目

2009-08-08 18:24:08 | 2009年選手権大会
今年は大人しくテレビ観戦。簡単に感想。
今年はBS朝日が見られることもあり、初めてABC放送でじっくり。解説が尾藤、山下、馬淵かぁ。開幕日だけあってネームバリュー的にはすごい。特に馬淵の解説は面白かった。


常総学院Vs.九州国際大付
序盤は優勝候補相手に木内マジック炸裂かと思ったが、やっぱり後半逆転負け。ここ数年を見ていると、もう常総っていう名前だけでは全国では通用しなくなっちゃったか。むしろあの投手陣で毎年甲子園まで来ることが木内マジックなのかもしれない。
九国大も打線がすごいという評判だったが、確かに打線はいいものの、あの投手陣(今日はエースの完投だったが)だと、次以降は厳しいかも。

明豊Vs.興南
春季九州大会でも当たったらしい。
準々決勝くらいに取っておきたかったというようないい試合だった。
内野のミスは少しあったものの、締まったいいゲーム。大分代表は去年や3年前の大敗が印象に強かったが、今年はピッチャーが2枚しっかりしているので、今後もいいゲームが期待できそうだ。

ところで明豊の校歌は、筆者にとっての最大のスーパースター、大分出身の南こうせつ作曲、そして作詞は奥様。
校名も出てこないし、校歌らしくないという意見もあるだろうが、夢を諦めないで~♪って、好きだなぁ。こうせつ本人の声で聞きたい。

八千代東Vs.西条
正直、ワンサイドになるということもかなり想定されたのだが、八千代東としては負けてしまったものの、千葉県大会をそのまま甲子園で再現したっていう感じ。結局残塁はたった1?
練習場が狭いせいか、外野守備はイマイチの部分はあったが、満身創痍になりながら、内野守備は素晴らしいの一言。テレビに向かって大声を出しながら試合の行方を追っていた。
負けた八千代東。最後の笑顔良かったぞ。後から悔しさは込み上げてくるのだろうが、強豪相手にここまで戦えたっていう満足感かな。
前評判の高い西条の秋山。去年神宮第二で見たときもそうだったが、世間で言われているほどの威圧感っていうのを今日も感じなかった気がする。最後の147は「う~ん」だったけど。
西条の応援、パイレーツオブカリビアンとかガッチャマンなど、生で見たかったなぁ。

そういえば、5回に流れていた「栄冠は君に輝く」。CMでもよく流れていたが、「誰だよ~」。
調べれば分かる有名な歌手が歌っているんだろうから、こんなことを書くとファンから強烈な罵声を浴びせられるだろうが、アレンジを含め「こりゃぁないわ~」。

組合せ決定

2009-08-06 21:57:37 | 2009年選手権大会
連続出場が7校、初出場13校。
意外といえば意外なのが、以下のとおり。

青森山田:6年連続:学院と交互に出場しているような・・・
東北:4年ぶり:仙台育英が3回連続だったのか・・・
作新学院:31年ぶり:そんなに・・・
日大三:4年ぶり:知ってはいたが、4年連続でもおかしくない戦力。それにしても帝京との同時出場が初めてだなんって。
長野日大:初出場:へぇ~、そう。しょっちゅう出ているような気がしたが、松商の壁は厚かったんだ・・・
関西学院:70年ぶり:そりゃぁすごい。
西条:17年ぶり:もっと出てるような・・・
高知:3年連続:明徳はどうしちゃったんだ?

そして、対戦表を見た感想
明豊対興南、立正大淞南対華陵など、地区大会の延長のような組み合わせが今年も。やっぱり初戦は東西対決がいいなぁ。
筆者的には2回戦に楽しみな組み合わせが多い。もちろん、あそことあそこが勝つっていう条件だけど。

今日スポーツ新聞を読んだら、日大三の主将は「目標は優勝だから」と立候補しなかったという記事、そして選手宣誓を引き当てた伊万里農林の主将は周りがみんな手を挙げるのでつい自分も・・・という記事が載っていた。
立候補するしないは自由だし、どちらでもいいけど、伊万里農林の主将には緊張するなっていうのは無理だろうが、一生に一度の晴舞台。元気に大役を果たしてほしい。3日目だから、なんとかなりそうだけど、試合に集中できないっていうのもあるかもなぁ。
実はふとダチョウ倶楽部のギャグを思い出してしまった。ハシゴをはずされて「どうぞどうぞ」って言われちゃうやつ。


今年は母校が出場しなくても甲子園に行く気満々だったが、先週の土日に神宮で6試合見ていたら、翌日熱射病になったのか寝込んでしまった。そんなこともあり、泣く泣く予約していたホテルをキャンセル。今年は良い子にしてテレビ観戦してます。

ではまた秋季大会で。

関東各地区決勝戦

2009-08-01 21:36:17 | 2009年選手権大会
久しぶりの野球場に行かない土日。今週録画した関東のいくつかの地区決勝戦をまとめて一気に見てみたので一言。
茨城:
去年の秋、父兄が保土ヶ谷球場できゅうりの漬物を配っていたという心温まるネタを提供していただいた水戸桜ノ牧を応援していたのだが、9回の粘り及ばず惜しかった。9回3点差で盗塁っていう作戦もどうかと思ったが。
常総学院ってここのところ甲子園に出てくるものの、敗戦続き。木内マジックも最近は県大会までという感じで、特に去年は関東一に惨敗。今年は頑張ってほしいな。
全国優勝はもう6年前のことになるのか・・・。そういえば、あのダルビッシュとの決勝戦の日は、無理矢理自衛隊の富士山演習に招待されたが、戦車そっちのけでラジオにかじりついていた記憶がある(戦車マニア?からは怒られそうな行動だろうが)。

千葉:
ここは茨城と違って入れ替わり立ち替わりいろいろな高校が出てくるもんだ。
八千代東って、一応昨秋ベスト4のようだが、前評判はほとんど聞かなかった。
しかし、1回戦から決勝戦まで勝ち方がミラクル。延長が3回。9回に追いつかれそうになったところで雨天コールド。19三振を奪われたものの9回に2点差を追い付いたり、8,9回で3点差を追い付いたり。決勝も9回に決勝点。
強豪校と戦っても、そうでないところと戦ってもミラクル続き。最高得点が5点、チーム打率が2割そこそこっていうチームが甲子園に行ったことってあるのだろうか。

東京:
帝京、日大三の力が抜きんでていたとはいえ、なんだかなぁ~。
2試合合わせると43-3かよ~。隣の秩父宮のスコアのようだ。さすがに2試合ともビデオは早送りをしてかなり吹っ飛ばした。
雪谷が帝京といい勝負をするには、帝京があの赤いユニフォームを見て智弁と勘違いして硬くなってしまうことくらいかなとも思ったが、逆に火を付けてしまったかもしれない。20点目はスクイズ。賛否両論はあるだろうが「う~ん」。雪谷の坂本もよくここまで頑張ったんだけどねぇ。
先制点の場面なんかはジャッジが「?」っていうのもあったけど、そういう問題でもなさそう。
日大三も兄弟校に対して容赦なかったなぁ。今大会の打率488って・・・
西東京準々決勝のとき、試合が終わった日大三の選手が筆者のとなりに座ったので(レギュラーの選手かどうかは分からないが、多分ベンチには入っている選手)少し話をした。「いい身体しているねぇ」と筆者が彼に話しかけると(決してその手の趣味があるわけではありません)、去年の秋まではたいしたことなかったけど、1年でだいぶ身体が出来上がったとのこと。最後は疲れていたせいか爆睡していたが、こりゃぁ他校は素材で勝負できる秋季大会は競り合うことはできても、夏の大会は当分日大三中心の時代が続くような気がした。
両チームとも強打のチームなので、甲子園でも大会序盤で好投手とぶつからなければ、籤運次第で東京同士の決勝っていうのもあるかもしれない。
ただ、帝京にしても日大三にしてもあれだけボカスカ打つのに、OBのプロで活躍した打者って新庄のいたときの森本くらい。専門家でないのでよく分からないがやはり金属バットと木のバットと全く違うものなのだろう。

神奈川:
東京と違ってなんと緊張感のあった決勝だったこと。昨夏の北神奈川は現地で心臓バクバクの試合だったけど、今年も関係者は胃の痛くなる展開だったようだ。
ここはアナログの映りの悪いTVKで準決勝、NHKで決勝とじっくりビデオ鑑賞。
桐蔭を応援していたのだが、それまでズバズバ当たっていた土屋監督の采配が、準決勝からハズれだしたっていう感じ。最後は可哀相だったなぁ。しかし負けたとはいえ桐蔭の田畑・影山の1,2番コンビも最強のコンビだった。2人はどこへ進学するんだ?
2回戦で桐蔭のシートノックを見て、影山の肩はすごいって書いたけど、決勝でもイチロー顔負けのレーザービームを披露してくれた。

いつも保土ヶ谷でお世話になっている隼人の選手たち。勝ち上がり方は千葉の八千代東みたいな感じだったのかもしれない。最後まで守備の乱れもなく、よく粘った。甲子園でも旋風を巻き起こしてくれ。
傑出した投手力ではないので、全国レベルの投手と当たると厳しいかもしれないが、横浜、桐光、桐蔭という強豪に勝ってきたのだから、初出場初優勝を目指してもらいたい。
隼人の今岡も今の高校生にしては珍しく凛々しい眉毛で、いわゆるイケメン(イケメンの定義って最近よく分からなくなってきたが)。縦縞のユニフォームや今岡という名前も併せ、関西では人気が出るかもしれない(阪神今岡の立ち位置ってよく知らないけど)。
ただ、帝京だって縦縞じゃん(黄色い線の違いはあることは分かるが、その他微妙な違いまでわからん)。

今更ながら負け惜しみを・・・。
桐蔭との対戦がもう少しあとだったら・・・
サイドスローに変わった船本の分析がもう少しできたなら・・・
土屋監督の作戦が決勝戦みたいに当たらなかったら・・・(どうして敬遠される確率があれほど高い場面でスクイズなんだろう)

ひょっとしたら、ひょっとしたかも・・・・

21/7/26 日大三Vs.東亜学園、日大二Vs.八王子、都小平Vs.国学院久我山

2009-07-26 23:22:16 | 2009年選手権大会
第一試合
日大三13-1東亜学園(5回コールド)
8:30神宮到着。日大三対早実っていうカードだったらもう少し早めの到着が必要なのだろうが、まぁ、こんなもんでいいだろう。ただ、ネット裏の日陰席は満員。
2階席は日陰になるものの、風通しが悪いので、10:00くらいになれば日陰に入るだろうと思われるネット裏を確保。しかし今日は昨日以上に暑い。9:40にようやく日陰様が到着。

応援席自体は若干東亜の方が多かったが、ネット裏は1塁側の方が人口密度は濃い。
日大三を春に見たとき、デカくなったように感じたが、また更にでかくなっている。日大三の選手たちって、冬から夏にかけての伸び方が他チームより大きい気がする。
試合は1回で決まっちゃった。日大三相手につまらないエラーしていたら勝負にならない。
日大三バッターの打球の速いこと。東亜の守りが深いこともありヒットのうち最初の9本はすべてシングルヒット。繋ぐ打線が完璧に機能。そして4回にはヤクルトファンである筆者が好きだった角富士夫の息子のホームランを含み、イニングでサイクルヒット。
関谷もそこそこ打たれる投手なので、全国レベルのピッチャーと当たったときはロースコアで負けてしまうこともあるだろうが、西東京ではもう決まりのような気がする。
そういえば日大三は横浜の応援パターン止めちゃったのか?

試合終了後、早慶オフ会でお会いしたというお母さんかからご挨拶を受ける。今日空けていたからここに来たとのことだが、勝負ごとだから分からないけど、今日来てもガッカリして帰らなければならない確率が高かったような気がする。早実も東亜相手に雨天ノーゲームの前は勝っていたため、可哀相といえば可哀相だが、6回コールドじゃ言い訳はできないだろう。確かに日大三との相性は最近いいのだが・・・

第二試合
日大二7-3八王子
一時的に観客は若干減るが、筆者の周りの日陰部分は満員。
力的には互角だったと思うが、久しぶりにネタ満載の面白い試合だったので、力を入れて書いてみよう。

まず、2回裏日大二の先制点の場面。八王子はノーアウト3塁で前進守備隊形。日大二のピッチャーも絶対打てそうにないわけではなかったので、敢えて前進守備って・・・。ただ、最近は浅い回からの前進守備はよく見かけるのでこれがトレンドなのかもしれない。
そして5回の裏1点を取ってなお2死満塁。空振り三振でチェンジと思われたが、投球はショートバウンド。満塁だったのでキャッチャーは1塁に投げずともホームベースを踏めばいいのに(ビデオを撮っていないので検証はできないが、ネット裏から見ていた筆者の角度からはホームベースは踏んでいないように見えた。)ベンチに戻ろうとして、他の守備選手たちも追随。2年前、東海大相模と横浜の振り逃げ3ランを目の当たりにしている筆者は、「おいおい、大丈夫かよ。まだ完全にアウトじゃないだろ」。
ここで上手かったのが打者走者と3塁走者。先輩であるオードリー春日のようにわざとらしくなく、さりげなく1塁と3塁に進塁。異変に気付いた野手たちが戻ってきたときはそれぞれ進塁。さすがに振り逃げ満塁ホームランにはならなかったが、この1点で八王子バッテリーは気落ちしたのかその後も押し出しとワイルドピッチで追加点。
八王子は9回2アウトからエラーをきっかけに2,3塁まで攻めたて、ドラマが待っているかなと思ったが最後はセンターのファインプレーでゲームセット。
点差以上に面白い試合であった。

さて、ここで「あなたが監督だったらどうする?」を2問。もちろん正解なんかないので、単なるアンケートの類なのだが、実際の作戦は筆者とは違ったものだから・・・
Q1.7回表7-0でリード。ここを抑えればコールド勝ちの場面。ノーアウト2,3塁。バッター1番。ここでの守備隊形は?
A.前進守備 B.やや前進守備 C.普通の守備位置 
Q2.7回裏7-1でリードした攻撃。1点取ればコールド勝ち。1アウト1,3塁。ここで次打者(7番バッター)への作戦は?
A.とりあえず1塁ランナー盗塁 B.打者に任せて、なるようになれ C.スクイズ D.その他
正答はないし、ご意見を求めるつもりもないので、心の中で「ボクだったらこうするな」って思ってもらうだけでこの話はおしまいです(アンケートでもなんでもないな)。

しかし、八王子の攻撃は言葉悪くて申し訳ないけどヘタだった。無死2,3塁1回、1死2,3塁4回、2死2,3塁1回とチャンスはいっぱいあったのに、牽制死、暴走、ライナーでランナー飛び出し併殺と、結局これらのチャンスで無得点。
対する日大二は1アウト1塁からも確実に送って得点。力的には互角かそれ以上のような気がしたが・・・


今日は携帯を持ってきたので、他県をチェック。横浜同点に追いついた?だけど負けかよ~。千葉は八千代東?毎年毎年入れ替わり立ち替わりいろいろなところが出てくるなぁ。


第三試合
都小平9-6国学院久我山

両チームとも初観戦。小平はともかく、久我山はラグビーも強いし(関係ないか)、井口などプロ野球選手も多く輩出しているので、1回くらいは見ていると思っていたが意外にも先週見た(本家?)国学院が最初。そういえば久我山が神宮にまで来るのって久し振りかもしれない。
試合途中から日大三の選手(たぶんベンチ入りメンバーだろう)が空いた筆者の横に座ったので、いろいろ話しを聞いてみる。そのときの感想はまた後日。そのうち爆睡しはじめたが、いくら若いとはいえ疲れてるんだろうなぁ。

都小平は、春は2回戦で成立学園にコールドで敗退。正直全くノーマーク。しかしながら優勝候補の堀越に完勝(実際に見ていないので、内容はよくわからないが)しただけのチームだった。
投手力はイマイチなんだけど、上位打線と下位打線に少し差があったとはいえ(これはどこもそうだろうけど)、よく打ってよく守る。
終盤久我山の追い上げにあったが、小平のコールドペースで試合が進むとは思わなかった。

西東京で都立が2校進むのは2003年以来とのこと。もう、「都立だから」という時代じゃなくなったのかもしれない。
昨日、今日と準々決勝ということでは物足りない部分もあったが、今夏最後の野球観戦はそれなりに面白かった。

事務連絡
Nさん、いろいろ面倒なことをなにもせずに、ひとり楽しく野球観戦など申し訳ありません。
O社長、様々なリスクを考えられ、さすが経営者ですねぇ。ただ、去年は諸般の事情により夏休みの日程っていうリスク管理ができなかったのは残念。
あと、酒っていうリスクも管理要かな。

21/7/25 帝京Vs.駒場学園、都雪谷Vs.国士舘、成立学園Vs.都小山台

2009-07-25 21:59:06 | 2009年選手権大会
第一試合
帝京6-1駒場学園
本日は朝一番で病院に寄ってきたため、神宮到着は10:30。10:00に始まった神宮第二で二松学舎の試合を見るということも考えたが、やはり3試合あるの第一球場だろう。土曜日の帝京の試合ということで超満員を予想したが、思ったほどではなかった。それでも筆者のお気に入りの場所であるバックネットの屋根のある部分はさすがに満員。仕方なく若干人の少ない三塁側へ。
筆者が到着した時は、既に6回表で6-1。結局これが最終スコアとなったとなったわけで、得点シーンは目撃していない。
駒場の外野の守りの深いこと深いこと。先週駒場学園の試合を見て「あわや」があるとしたらこのチームかなとも思っていたが、やはり横綱相手には厳しかったようだ。とはいえ、家に帰って調べてみたら、駒場の方がヒット数多いんだねぇ。
まぁ、この試合は半分も見ていないので、このくらいで。

神奈川の情報が気になっていたのだが、携帯を家に忘れてきたので残念。昔だったら情報が入らないなんて当たり前のことなのに、文明の利器に慣れてしまうとやはり不便なものだ。

第二試合
都雪谷7-5国士舘

春にこのカードを観戦したが、そのときは国士舘が8-2で勝利。正直チーム力に大きな差を感じたものだが、3ヶ月後には意外な結果が待っていた。
国士舘の先発は荷川取。お値段以上の働きはできず早々とKO。帝京・早実と連続して抑えた去年の秋の小気味よいピッチングは何処へ行っちゃったんだろう。
それでも総合力は国士舘の方が上だと試合が終わった今でも思っているが、雪谷は本当にツイてたねぇ。もちろん運も実力のうちとも言うし、運だけで横綱相手に勝てるはずはないのだが、7回の1点といい、終盤の満塁のピンチを2回とも1点で止めた場面といい、不思議な力が働いていたような感じがしてならない。中盤国士舘も珍しく守備が乱れちゃったし。
しかし、雪谷の坂本はここまですべて完投らしい。今日は(も?)制球はそれほど良くなかったので相当な球数を抛っているはず(逆にある程度荒れていたから打ち込まれなかったのかもしれないが)。しかも力投型だからどこまで持つかが心配である。

第三試合
成立学園3-2都小山台
昨年筆者が東東京の優勝候補に挙げた成立学園だが、今春は見ていない。そして今春旋風を巻き起こした都小山台。筆者が見た試合は帝京に完敗だったが・・・
小山台の先発投手は背番号9。どうやら最初から継投で考えているようだ。2回に成立の打者のセンター前ポテンヒット。これがランニングホームランとなり成立先制。久しぶりにランニングホームランを見た。というか、スコアブックを付け出してから「RH」という記号を書くのは初めてかもしれない。
結果的に接戦であったが、なんとなく地味~に試合終了。風があったとはいえ、やはり3試合を炎天下の中過ごすと体力が持たない。いい試合だったにもかかわらず、最後はこちらの気持ちが萎えていた。

明日は少し早目に出て、屋根の下取ろう。

コメント御礼

2009-07-22 22:09:07 | 2009年選手権大会
朝一番でブログに鬱陶しいコメントがあるので、削除してくださいという携帯メールが届いた。本日筆者は朝から社外を飛び回っておりPCを見る機会はなかったので(携帯からなんて見る方法知らないし)、「炎上したのか?昨日はそれほど変なこと書いていないよな」などと家に帰るまで少し気になっていた。
だいたい、しっかりとブログ管理していれば心配をする必要もないのだろうが、正直に言うと皆さんからいただいたコメントも一切読まないので、「この間コメントしておいたよ」なんて言われても、「あぁ、そうですか、ありがとうございます」くらいの返答しかできない管理人。アクセス数なんていうのも今日久しぶりに見たし。

家に帰ってイの一番で自分のブログを見たら(イの一番で見るなんていうこと自体初めての経験)「なぁ~んだ、どっていうことないじゃん。一昨日のつまらない書き込みのことでしょ」。
筆者も半世紀以上生きてきたので、世の中いろいろな人間がいるという事実は知っているが、まぁ、よくもこんな低次元な文章を平気で公にできるなと感じてしまう。筆者は2ちゃんねるも他の掲示板も見るだけで書き込みは行わないが、匿名とはいえこんなことを他人のブログや2ちゃんねるを含めたいろいろな掲示板に、恥ずかし気もなく堂々と書ける人の精神状態っていうのがよく分からない。
ということで、まぁ気にはなるでしょうが、このブログを日本一にしようなんていう考えは毛頭ないし、上品さがウリのブログでもないためこのまま晒して放置しておきます。
(最初はもっと過激に書いたんだけど、校正しているうちにずいぶん柔らかい表現になってしまった・・・)

一方、桐蔭の関係者(ファンの方)から暖かいコメントをお寄せいただきありがとうございます。迷路に入り込ませてしまって、誠に申し訳ございません。普段はコメントスルーしてしまうのですが、上記のような経緯により、失礼ながらたまたま拝見させていただきました。今日、SFCが負けてしまったようなので、あとは桐蔭を応援するだけになりました。絶対甲子園行ってくださいね。
そして皆さんが国体で新潟行っている間にちゃんと練習して、秋には是非ともリベンジしたいと思っております(全く野球部と関係のない部外者ですが・・・)(調べてみたら国体期間中って試験中かも)。

あと、他にもコメントをいただいていた皆さん、この場を借りて(って、一応自分のブログだから借りてじゃないか)お礼申し上げます(「少なくとも内輪の人間には、本気で感謝なんかしていないだろう」と突っ込まれると、仰るとおりで・・・)。
ブログを書いている以上、コメントを管理するのは義務だというご意見もご尤もでございますが、これからもこの書きっ放しというスタンスは続けますので、筆者の関知しないところで皆さんのコミュニケーションの場としてご利用ください。

ブログの雰囲気が怪しくなってきたら直接メールください(ここも人任せかい!!)。


P.S.投稿  22:24
たった今、上田監督のブログを見た。爆笑。
なぁ~んだ、同じこと書いてるけど、筆者より過激じゃん。さっき一生懸命オブラートに包んでいた作業はなんだったんだ?
なんだか筆者も今後ブログの記述に気合いが入りそうな予感がする。

21/7/20 慶應義塾vs.桐蔭学園(その2)

2009-07-21 21:31:39 | 2009年選手権大会
昨日からの続き

6回
3塁強襲の内野安打からショートが1塁へ悪送球の場面、悪送球自体は仕方がないとして、あそこの角度だったらキャッチャーは1塁ベースカバーに走っていなくちゃいかんだろう。

2アウト3塁1番バッターを迎える場面。サードの守備位置が深い。セーフティバントが恐かったなぁ。

7回
2アウト2,3塁。勝てるとしたらここでタイムリーが出る以外にチャンスはなかったかもしれないが、ここで出なかったのだから仕方がない。

8回
1点を勝ち越された後のノーアウト1塁で谷田の場面。
もし、ツーアウトランナー2塁、一打サヨナラ負けの場面で相手バッター太田泰示となったら、一者択一であるが、ここで考えられる作戦は打つかエンドランかバントの3通り。
後から掲示板を見たら「ここはバントだろ」みたいなコメントも見受けられたが、ここは監督の作戦なんだから、外野は黙っているべき。実は筆者も心の中ではこの場面ではエンドランを選択していた。
たまたまグーを出したら相手がパーだったということ。
まぁ、転がして欲しかったという気持ちはあるが・・・

そして、ダメ押しとなったスクイズ。もし筆者が桐蔭の監督だったら、荒れ球の白村に対してスクイズのサインはとても出せない。6回にも同じような場面があり、そのときは強攻して失敗ということもあっただろうが、ベンチの勇気とクソボールに飛び付いてスクイズを成功させた打者に拍手。

9回
代打背番号19の左バッターがボックスに向かったとき、昨年のミラクルを期待したが、宇高もいい体格してるんだけど去年に比べて少し細かったかな。残念無念。


桐蔭は本当にいいチームでした。
勝負のアヤというのもあり、勝てるチャンスもほんの少しはあったかもしれないが、走攻守どれをとっても桐蔭が一枚上手。船本が出てきたときは昨年見た印象だけだったので、ウチの自慢の左打線が捕えるだろうと思っていたが、体もひとまわり大きくなっていたような気もするし、球威も制球もすばらしかった。
こんないいチームに負けるんだったら納得。

チーム植田。お疲れさん。強豪が犇く神奈川において、3季連続で甲子園に行くことなんて奇跡だったと強引に自分自身を納得させ、またすぐ秋の応援を始めるけど、選手たちは最後の夏なんだよねぇ。残念だったけど、君たちは日本一という歴史を作ったんだぞ。胸を張って野球を続ける選手たちは神宮でまたその雄姿を見せてもらいたい。

そして、不幸にもこんなブログに迷い込んでしまった桐蔭学園の選手、関係者の皆さん。ありがとうございました。
今後、7月20日の3回戦が実質の決勝戦だったと後で言われるような試合をして、絶対絶対甲子園行くんだぞ。そのとき初めて「おめでとう」と心から言います。能間クンが復調すれば全国制覇だって狙える力あるんだから。若林クンもいい選手だし。
8月22日までは桐蔭学園を応援しつづけます。
ただし、もしSFCと準決勝で当たるようなことになったときだけは勘弁ね。

最後の分かる人だけ分かる余談
もし、この試合の結果が逆だったら、あの人の人生も変わっていたかも(というか、変わっていなかったかも)しれないなぁ。


22:00
今、掲示板を改めて読んで追加記入。髪の毛だの県外などレベルの低い話は別として、なんか塾高のチーム自体に問題があるような書き込みが多い。勝負なのに「相手がある」っていう根本的なことが忘れてないか?「勝った方が強い」という言い方は賛同しかねるが、今回は勝った桐蔭が強かった。それに対して称賛する。ただそれだけじゃないのかなぁ。

21/7/20 慶應義塾vs.桐蔭学園(その1)

2009-07-21 00:17:15 | 2009年選手権大会
負けてしまった・・・
今回の試合は筆者が想定していた10パターンくらいのうち、3番目くらいに想定していた試合経過であるため、多少落ち込んではいるが決してサプライズではないし、結果は結果として冷静に受け止めている。
試合後、半世紀以上に亘る人生で初めての経験の方が筆者自身としてはショックというか情けない。結局約6時間飲み続け、今これを書いている。ネタ満載の飲み会だったが、ほとんど内容は忘れてしまった。
明日の仕事もあるので今日は一切掲示板その他のものは見ずに、2回に分けて書き綴ることとする。


いよいよ決戦。
9:06分保土ヶ谷集合という号令がかかる。先発隊は8:30に行っているとのこと。えっ?試合開始って11:00だよなぁ。気合い入りすぎじゃないの?
まぁ、指示に従い予定通り保土ヶ谷に到着しタクシー相乗りで球場到着。
着いた途端ビックリ。皆さんの判断は正しかった。筆者は入場券を持っていたので入場門から40mくらいのところに並ぶことができたが、「チケットの購入はライト後方にお並びください」とハンドスピーカーで案内。「ライト後方」?「一塁側後方」じゃないんだ・・・200m以上は並んでいただろう。
9:30開門。入場後ライト側の通路から外を覗くと、9:40時点でも行列のお尻が見えないほど。10:00くらいに保土ヶ谷集合だったら、試合開始に間に合わなかったかもしれない。すごいわ~。
10:28に外野席開放。
去年の優勝メンバー、応援指導部も勢ぞろい。
スターティングメンバーはほぼ予想されたとおり(といっても桐蔭はよく知らないが、前の試合とピッチャー以外はほぼ同じ)。

1回表裏のエール。さすがに両校伝統校だけあって応援も整然。前の試合とはえらい違い。

1回
表のチャンスを逃した後、白村は先頭打者にお約束の四球。筆者がもし相手校の監督だったら、イチかバチか徹底的に待球作戦を指示するかもしれないが、やはり案の定いきなり満塁。
2アウトから杉山の超ファインプレー。このファインプレーがなければコールドで決着がついたかもしれないし、もし塾高勝利という結果だったら、このプレーが一番の勝因になっていただろう。
筆者の後ろから「バックを信じろ~」っていう声が飛んだとき、100%同意できない筆者が悪うございました。
しかし、桐蔭はファーストファールフライでタッチアップするなど、抜け目ない

2回
表の攻撃。2アウト2塁からレフト前ヒットでの本塁突入は少し無理かなとも思ったが、2アウトからだしランナー荒川だし、この判断は仕方ないだろう。
先制点を取られた場面のライト守備位置は少し深かったかな。

4回
このチーム2本目のホームランでようやく同点。

5回
桐蔭4番バッター3塁線の送りバントを取り損なったときは悲鳴が上がったが、結果見送ってファール。イレギュラーしたのかな、あんな緩い当たりをグラブに当てられないという守備で逆に助かった。しかしその後3バントはびっくり。4番バッターへの3バントってその時はあまり感じなかったが、今から思うと土屋監督の執念そのものだったのかもしれない。

つづく

21/7/19 国学院Vs.都葛飾野、駒場学園Vs.日大豊山

2009-07-19 18:55:57 | 2009年選手権大会
今日は早実の試合を見るつもりでいたのだが、朝起きたら体調不調。昨日陽射しが強くなかったため、油断して日焼け止めクリームもぬらず一日屋外にいたのが響いたのかもしれない。今日は高野連に有給休暇願を出そうかとも思ったが、少し寝たら体調も良くなってきた。
早実の試合は午後からなので当然間に合ったが、試合を行う明大球場を昨日調べたところ観客席は222。あとは外野で観戦をしなくてはいけないとのこと。開門と同時に椅子席はえび茶色のタオルがドーっと敷き詰められることは容易に想像できるし、外野から見るのは好みでないため、神宮へとりあえず出掛ける。試合を調べてみると、神宮第一では3試合あるし、二松学舎、雪谷などのチームも試合を行っていたが、シード校駒場学園と2回戦で33点取った日大豊山の対戦も興味深かったのでまったり屋根付きの神宮第二へご出勤。

30分前に到着。本日は最初から2階席を開放。よほどのビッグカード以外は1階席が埋まった時点で2階席を開放するということが多いのだが・・・

第一試合
都葛飾野5ー4国学院

今春葛飾野の試合は見ているが、八王子にいいところなく負けている。国学院は初観戦。
国学院はチア動員。いかにも山の手の私立といった応援だったが、これぞ国学院っていう応援を見たかったなぁ(って、どういう応援だか知らないけど・・・。得点時のオリジナル曲も短かったし)。
隣にいた自称都立ヲタクのおじさん。キャッチャーの真裏の位置でうるさいうるさい。さすがに筆者も「ここの位置でそういう応援をするのはマナー違反だと思いますよ」と正面切って穏やかに発言。特に反論もなかったが、応援はそのまま続行。まぁ、マナーの定義なんて、人それぞれだからねぇ。そんなこともあり途中からは国学院を心の中で応援。そういえば、ネット裏で特定のチームを応援する人間は神奈川と比べ東京の方が多い。そういう意味でも神奈川の高校野球ファンは目が肥えているという感じはする。
都葛飾野はシード校。ただ東東京の場合今年はシードといっても実質のシードは、あそことあそこと、強いて言うとあそこくらいだから、今日だって予想は困難。
両チームのシートノックを見ていたが感想としては「ザツ」。ひょっとしたら得点が乱れ飛ぶ試合になるかとも思ったが、両投手ともそれほどのスピードはないものの制球はよく、いわゆる序盤から中盤にかけては投手戦(貧打戦という表現が適切かもしれないが)。2、3回の国学院の得点も守備のミスがらみだったし。
特に国学院の守備で7回裏3点リード、無死2、3塁の場面の前進守備はないだろう。結果前進守備が功を奏しセカンドゴロからバックホームしたときは、ベンチの勘はすごいなと思ったが、悪送球っていうオチが待ち受けていようとは・・・。その後にあった挟殺プレーもしっかりと時間をかけずにアウトにしておけば、ランナーは進塁できずに同点にならなかったろうし、決勝点も守備の判断ミスが絡んでいた。
最後は暴走で試合終了。表面上は大熱戦なのだが、細かいところが気になって「う~ん」っていう試合だった。頭を空っぽにすればとても面白い試合なのに、筆者の心の中で、シートノックを見た印象をそのまま引きずっていたのかもしれない。シートノック真剣に見るの、止めようかなぁ。

*國學院というのが正式表示だろうが、新聞等の表記の「国学院」とさせていただいた。

途中、第一球場のスコアボードを覗きにいったら、7回表終了して二松学舎8-1という経過。しばらくしてもう一度行ったら7回裏に「5」の表示。結局最後は11-6で終わったようだが、やっぱり東東京は下馬評どおりあそことあそこの決勝か?

第二試合
駒場学園11ー1日大豊山(5回コールド)

駒場学園も日大豊山も今春に一回ずつ見たが、いずれも敗戦。このシード校対ノーシードの戦いも全く予想がつかず。シートノックを見る限り、豊山かなとも思ったが、日大系のピンクは強いというイメージがあったためかもしれない。隣にいたオジサンは第二試合は私立同士の試合なので、第一に移動したのだろう。

いつのまにか1階席は満員。序盤は筆者の左隣は豊山、前方は駒場といろいろな声援が飛び交う。しかし、次第に点差が離れるに従い、みんな無口になった。ただ、第二試合から右隣に座ったおじさんはいわゆる「得点マニア」。どっちの得点が入っても大騒ぎ。野球知らない女の子だったらわかるけど・・・
すぐ後ろは記者席だったので、そこからの攻撃は受けずに済んだだけでもよかった。

試合は豊山の投手を見たとき大丈夫かなと思った危惧が当たり、3回にノックアウト。2番手以降の投手も打たれ、予想に反してワンサイド。日大豊山って、東京でも屈指の強豪校だったはずだが、どうしちゃったんだろう。
駒場学園の得点は11点中9点がツーアウトから。先日SFCもツーアウトから得点を挙げたシーンが多かったと聞いているが、マニアにとってはたまらない試合だったろう(「ツーアウトからマニア」なんているのかなぁ)。


いよいよ明日。
やっぱりシード校は強かった・・・となればいいけど。

P.S.
今、早実の掲示板を見た。吹奏楽部OBの息子を持つ人間としては、憤りを感じるべきコメントが載っていたが、正直言うと笑うしかなかったね。荒らすことが目的なんだろうが、あまりのレベルの低いこと・・・。
しかし、掲示板の管理人さんってどこも大変だなぁ。筆者のように一切振り返らない、上から目線の書きっぱなしのブログのようなわけにいかないだろうし。

ところで、今日早大学院Vs.武蔵っていうすごい試合があったみたい。

21/7/18 慶應義塾Vs.逗葉、桐蔭学園Vs.多摩

2009-07-18 21:11:10 | 2009年選手権大会
いよいよ筆者にとって神奈川大会の開幕。
これから土日が全くなくなる1ヶ月が続く(けばいいが・・・)。
そんなこともあってか、朝からカミさんの機嫌が悪く、逃げるようにして家を出発。
そういえば、筆者が出かけるとき、海城高校野球部が珍しく朝練をしていた。2回戦敗退残念だったよなぁ。来年まで朝練続けような。

予定より10分ほど早く新宿に着いたので、江ノ島行きのロマンスカーに飛び乗る。大和から一緒に行く予定だったM氏にロマンスカーに乗った旨メールしたら彼も一緒に乗ってきた。
9:50に大和到着。みなさんお早い。どんどん集まってきて、8人でタクシー分乗。しまった、平均年齢若いグループに入ってしまった・・・。当然支払担当だよねぇ。まぁ、少しはいただきましたが。

第一試合
慶應5-0逗葉
1塁側スタンドは初戦だというのにかなりの入り。ブラスバンドも待機。今日の応援は適当に流すだろうと思っていたが、こんなに気合いが入っているとは思わなかった。いつもの応援メンバーもほぼ出席。
一方、逗葉のスタンドはブラバンとチアはいるものの、試合開始20分前はインフルエンザで学級閉鎖か?と思ってしまうくらい寂しい限り。
晴れてはいるものの、雨がぱらつく。試合には影響ないだろうがスコアブック、キーボード、応援といろいろなことをやっている筆者にとっては迷惑。それでもなんとかなるもんだ。
明の立ち上がりはとても不安定。ボール先行の悪いクセが出たが、ツーアウト1、2塁のピンチでノースリーから凡打してくれたこともあり、2回以降は順調。夏の初戦だからそりゃ固くなるわな。結局7回を投げノーヒットピッチング。
取ったアウトは三振かフライがばかりでPゴロ以外の内野ゴロが8回の1回だけだったことが逆に心配。ピッチャーゴロだけはよくあり、最初のうちは一塁方向まで走っていってトスするような送球だったが、5回の一塁送球は山なり。それがワンバウンドになってファーストがお手玉。結局これはアウトになったものの、極めつけは7回。なんでもないピッチャーゴロなんだからゆっくり待ってファーストに送球すればいいのに、なぜかあわててとんでもないころに悪送球。筆者も笑うだけ。このブログのウリは「突っ込み」であるが、さすがにこのプレーへ突っ込むボキャブラリー、話術を筆者は持ち合わせていない。

7回裏の逗葉応援席は、守備のときにブラスバンドを鳴らしながら、「かっとばせ~」。塾高が若き血斉唱だったので守備と攻撃をどうやら勘違い。まぁ、いいか。

三宮への応援って、「サンノミヤ」と5文字に区切るよりより「3ノミヤ」の方が声援しやすいと思うが、いかがだろうか。

第二試合
桐蔭12ー0多摩(5回コールド)
第一試合終了後、3塁側に移動。試合の終わった塾高の選手たちも続々と3塁側に集結。
食事が終わったあとはちゃんと桐蔭を分析したかな?
選手たちは3回終了時点で帰っちゃったけど、みんな足速いぞ~。特に2番バッター背番号9、影山の足と肩には気をつけろ。

試合開始前のシートノックをみた限りでは番狂わせはあり得ないと諦めてはいたものの、3塁側ということで一応多摩を応援。
途中、横浜商大が延長戦に入ったなどの情報もあり、そちらも気になるし、ワイルドピッチやらパスボールで知らないうちにランナーが進んでいたりしていたので、スコアブック記入はほとんどサボる。
逗葉と多摩の投手力の質が違うので単純な比較参考にならないが、桐蔭は守備もいいし足も速いく、ソツのない野球をする。これだけの点差だから「大振りになって、明後日調子くずしてしまえ」なんて思ったが、5回コールドになるまで集中力が切れなかった。昨秋見たときより確実に戦力アップしている。エース能間や船本も出なかったので、一概には言えないが特にあれだけの守備(守備位置も含め)を見せられると、全国レベルでも普通にやって桐蔭に勝てるチームがあるというイメージが湧かない。唯一思い浮かぶ桐蔭が負けるシーンとしては、白村を含めドラフト候補レベルの投手が三振をバタバタ取るようなピッチングをしたときだけ。もっとも去年東海大相模にはどんなことがあっても勝てるというイメージはなかったが。
桐蔭戦は「守備位置力」っていうのが、結構カギになるような気がしている。守備位置って「力」ではなく、多分に「運」もあるかもしれないが、去年の東海大相模戦もたまたま塾高が当たって、相模が外れ。今春のセンバツの開星戦もずいぶんいいところに守られたっていう印象。その前に「守備力そのものをレベルアップせい」と突っ込まれれば、それまでだが・・・
さて、明後日トーナメント序盤の大一番。白村が調子悪くて敗戦ということであればそれで納得するが、風でこちらの長打コースの当たりがフェンス手前でお辞儀をしてしまうとか、凡フライを落としてしまうとか、ネガティブなことばかり考えている。
うーん、覚悟は決まった。本当に五分と五分(残りの9割はどこへ行った?という突っ込みはナシよ)だろう。頼んだよ。

そういえば、本日島根大会で開星が負けたようだ。何が起こったかは知らないが、わからないもだねぇ。

21/7/12 正則Vs.本郷、多摩大目黒Vs.都松原

2009-07-12 19:36:54 | 2009年選手権大会
昨日のブログの更新時間が結構なボリュームだったにもかかわらず異様に早かったのをお気づきだろうか(って、そんなわけないか)。
実はポメラという秘密兵器を購入し、球場内で結構リアルタイム打ち込んでいた。ノートパソコンなんかも最近は安くなっているが、このブログのようにテキストだけということであれば、携帯で文字が打てない筆者にとってはポメラという機械も小さくて結構便利(決してメーカーの回し者ではない)。
ネット裏でスコアブックをつけながらキーボードを叩いている姿は完全にどこかの記者。まさか関係ない学校の観戦記をただだらだらブログに綴っているおじさんだということは想像できないだろう。
塾高の試合を見る場合は、ポメラとスコアブックに「応援」が加わるから、どうなるってしまうんだろうねぇ。
昨日は意地になっていたので(別にその必要は全くないのだが)昨日ほど早く更新することはないだろうが、今後飲みにさえ行かなければその日のうちに更新も可能になった。

さて、本日は神奈川も開幕。そちらの開会式も食指が動いたが、横浜スタジアム13:00開会式ということなので、夕方から所用があったため、結局神宮第二。上柚木も魅力的なカードだったが・・・

昨日も記したように今年東京大会の観戦はこれが最後かもしれないのでメンバー表は買わずに新聞で間に合わせることにしたが、スコアボードに選手名が出てこないと記録を付ける側としてもやっかい。いつも言っていることだが700円も取るんだから、なんとかしろよ。
今朝都議選の選挙に行ってきたが、「高校野球のすべての試合のスコアボードに選手名を表示します」などとマニュフェストに載せたら、例えグラビアアイドルだって投票してあげるのに・・・。

第一試合
正則12ー7本郷

正則のチームを見るは2回目かと思っていたが、家に帰って調べてみたら前見たのは正則学園の方。一方、本郷は昔サッカーやラグビーが強かったなという印象だが、野球が強いという話はあまり聞かない。そういえばラグビーが強かった保善高校は男子校なのに硬式野球部がない(あるのかもしれないが公式大会には出てこない)学校。昨日試合をした海城のとなりにあるのだが、小さいながらも校庭はあるし、ずっと不思議に思っている。
ネット裏ほぼ正面(気持ち一塁側)に陣取る。正則の父兄から応援用の団扇を差し出されたが、ネット裏で特定のチームを表だって応援することは筆者の中ではタブーなので丁重にお断りする。
いつ終わるかわからないくらい続いた1回表は6点で攻撃終了。そして1回裏はいきなり2者連続四球から4点。ひょっとしてある意味後日伝説として語り継がれるような試合になるかなともしれないと思ったが、伝説とまではいかないまでも、両チームとも2ケタ死四球。途中スコアボードが違っていたので公式記録員の方を振り向いたら、記録員も気づいてはいたが自信はないので係に連絡しようか迷っていたほど途中グダグダになった試合。結局筆者が教えてあげた。特に本郷は外野の守備や中継プレーも含め、「今のエラーつかないの?」と記録員に聞いてしまうくらい守備の粗さがあった。記録上の自責点はたぶん8だろうが、最初の外野の頭を越された3本の長打も2本は取れていただろう当たりだったし、守備さえしっかりしていれば、勝機もあったかもしれない。ただ、不思議なことに内野ゴロの1塁への送球だけはちゃんと一塁手の胸元に行くんだよなぁ。
ネット裏にも関わらず後ろのオヤジのヤジがあまりにもうざいため、心境としては本郷を応援していたので残念でした。途中6点差を追いついたところまではよかったんだけどねぇ。そこから攻撃も淡泊になっちゃった。

第二試合
多摩大目黒5-4都松原 延長11回
試合開始前、横浜スタジアムに見に行った仲間からメール。「今大宮球場にいます」などという返信も。みんないろいろなところ行っているなぁ。

両チームとも見るのは初めてだし、どういうチームかの事前知識も全くなし。
シートノックのとき目を見張ったのは松原のキャッチャーのガタイの良さ。「星」という選手だが、星というよりは伴。すぐプロに入っても通用しそうな体格。いかにも打ちそうなので4番バッターかなと思ったら6番に入っていた。結果は2本ヒット打っていたけど。
昨日から6チーム見ているが、人数に差異はあるものの5チームがブラバン応援あり。試合開始前、多摩大目黒応援席から美しいメロディが流れる。ん?どこかで聞いたことあるぞ?そうだ、多摩大聖ヶ丘の試合のときだ。好きだ~この曲。もうこのメロディ聴いただけでも今日来た甲斐があったかも。一回ネットで調べてみよう。多摩大の校歌なのかなぁ。多摩大はチア部隊が踊りまではないものの、座ってポンポンを持って応援。
1回を終わって、少し松原の方がチーム力は上かなと感じたが、4ー0となりだんだんと点差が開いてくると7回まではやってくれと願う。7回に演奏するかどうかはわからないが、あの曲をもう1回聴きたい。5回に一挙4点を入れ多摩が同点に追いつき、6回までのコールドの心配は薄くなったため一安心。
そして、7回。「校歌」という表示とともにあのメロディが流れる。あぁ~、がなり声の歌なしで聴きたかった・・・。残念。
点数は5ー4と昨日から通じて初めての接戦。しかも第一試合と違い死四球は計4個と見ている方にとっては飽きない試合。
ただ、今日の松原は正直言うと他人事とは思えない試合運びだった。俊足の選手が多く、序盤は松原のワンサイドのイメージ。しかしながら中盤に追いつかれ最後はサヨナラ負け。しかも失点は延長での決勝点を含めことごとく送球のエラーから。最初はここ3年連続初戦負けはくじ運が悪かったのかなと感じたが、今日もそうだったように全体的に押しながらチャンスにここ1本が出なかったり(4回以降無死3塁、一死1、3塁、一死満塁にすべて無得点)タイムリーエラーも含め、何か「勝ちきれないもの」があるのかもしれない。

2日間を通じて結局は3試合とも守備力の差が勝敗を分けたという感じがする。あと、応援がどこのチームも本日のひとりを除き全体的に上品だったなぁ。

21/7/11 東京大会開会式、聖学院Vs.海城

2009-07-11 15:22:04 | 2009年選手権大会
いよいよ東京が開幕。まぁ、天気も曇りでそれなりに過ごし易かったし、東京の試合を今夏見るのは今日と明日で最後かもしれないのでいそいそと神宮へ。9時からという情報があり朝早く起きたのだが新聞を見ると10:00。もう少し寝ていればよかった。
開会式前、入場する選手たちが球場外で待機をしていたが、結構みんな筆者と同じくらいの体格。特に筆者が優勝候補としている堀越の選手はごくごく普通。見た中では東京、早実、国士舘、東大和なんかが大きかったかな。野球は体格でやるものではないということは重々承知しているが・・・
やはり「栄冠は君に輝く」の生演奏と行進を目の当たりにすると、夏がやってきたなぁという感じはする。開会式を見るのは、2年前の関東大会、今年の選抜に続き3回目。前2回とも1校ずつ行進していたが、ライト側レフト側から3校ずつで行進。そりゃぁ264校ともなると、1校ずつ歩いていったら行進だけで1時間以上はかかるだろうから当然だろう。ただ、前年度優勝校、準優勝校以外はオーロラビジョンに少し映るだけで放送で校名の紹介もないのは寂しい。なんか間延びした感じ。
筆者の前の席に陣取った都立高校のお母さん軍団が当該校の行進時に大騒ぎ。正直いきなり大声を上げ出したのででびっくりした。厳しいとは思うがもう1回神宮に来られるといいね。結構おばさん軍団の黄色い声は相手選手もビビるかも。
当然父兄などでかなりの観客は入っていたが、想像よりは観客数は少なかったかな。
まぁ、挨拶というのは結婚式だろうが開会式だろうが長いもので、途中、役員が倒れ担架で運ばれるアクシデントもあり。挨拶の中で「観客に感動を与えるようなプレーを期待する」と言っていたが、これってアマチュアに対して求めることじゃないんじゃないか? 感動するか感動しないかは見る方が勝手に判断することで、観客を意識することはないだろう。あと、初出場の高校に対し「初戦突破を目指し頑張ってください」といっていたが、一応建前は「甲子園を目指し」じゃないか?
(結構どうでもいい話を真面目に聞いているじゃないか・・・)

海城9-0聖学院(7回コールド)
開会式が終了したらガラガラになるかなと想像していたが、意外にみんな残っている。特に入場行進が終わった選手たちが観戦している姿をみると「おまえら、この時期に野球見ていないで、帰って練習しろよ」と思わず突っ込みたくなった。

開会式よりこの試合を見たかったというのが、今日出かけた主な理由。別に強豪校同士でもないし、それほどレベルの高い試合を期待していたわけではないが、海城は筆者の家のすぐそばにあり、校庭でたまに練習している姿を見かける。「たまに」というのは筆者が昼間の時間帯は家にいないこともあるが、本当に「たまに」しか練習していないんじゃないかというイメージから。朝練なんてみたことないし、土日の早朝から「ストライーク」という大きな声で叩き起こされるときは、審判員の講習会だったりして。
それでも本当の地元ということでやはり海城を応援。
何年か前、都新宿対都戸山というご近所対決を、神宮球場というご近所で行う開幕戦があった。せっかくだから新島とか遠くから来たところに譲ればいいのになんて思ったけど、特に強豪でないチームの選手たちにとっては神宮球場で試合ができたということは、勝っても負けても一生の思い出になるんだろう。練習開始時グラウンドに入るときの万雷の拍手は普段絶対に経験できないだろうし。
一方の聖学院は北区ということで筆者とはあまり縁のない学校。開幕試合だけに両チームとも数名ではあるがブラスバンドを引き連れ気合い十分。互いにエール交換のようなものはなんとなくあった感じ。まぁ、こんなもんだろう。
始球式のボールがヘリコプターから落ちてくる。見事な空からのコントロールで盛り上がる。始球式はどうせ朝日新聞かなんかのお偉方がやるんだろうと思って聞いていなかったが、どこかの学校の本格派左腕が投げていた。

試合開始前のシートノックとピッチャーの投球練習を見てどっちが勝つにしても15ー8と大胆な予想をしてみたが、聖学院は打てなかったねぇ。
5回表2死3塁からセカンドへの当たりが内野安打になり、この回6点というビッグイニングになったが、もう少しセカンドの動き、もしくは肩がよかったらこの回はこれでチェンジとなり、僅差の試合展開になっていたかも。セカンドの守備が勝負を決めたといっても過言ではない(いや、やっぱり過言だろう)。
感心したのが海城の守備。出だしの一歩の反応は遅いものの1塁への送球はしっかり胸元に。これだけだったら春に甲子園に行ったどこかの学校より上かも。
海城の選手たち、いつ練習してたんだろう。とりあえず受験勉強忘れ、もう1回勝って帝京にぶつかっていってみよう。
最後に万が一(0.01%の確率で)海城選手が読んでいたら、町内会のおじさんから一言。相手選手治療中のブラスバンド演奏とか、「あとひとり」「あと一球」コールはだめだぞ~。

本日のネタ
球場に向かう途中、某高校野球部の選手のバッグに「高野連太郎」というネームが刻まれていた。たぶんあの時間に球場に向かうということは控え選手だろうが、もし1、2年生だったら来年はレギュラーで出て来いよ。
「だから?」と言われればそれまでのネタだが、まぁ、こんなことに喜んでいただけるコアなファンもいるかもしれないので・・・