慶應義塾高校野球部をひっそり応援しながら冷静にブツブツつぶやくブログ

慶應義塾高校&東京・神奈川を中心とした高校野球、東京六大学の観戦記・応援ブログです。 By G&G

22/11/14 天理Vs.大垣日大、北海Vs.日大三、早大Vs.愛知学院大、國學院大Vs.九州産業大

2010-11-15 00:28:13 | 2010年秋季大会
秋になって急に仕事がドタバタしたので、秋季大会はほとんど見られなかったのが残念。まぁいくらドタバタしたって塾高がもう少し勝ち進んだら、なんとかしたんだが。

9:20到着。
最近土日関係なく仕事してたんで、数日前に高校の組み合わせ表をチラ見したとき、「どの地区もいつものところか・・・」っていう感想を持っただけ。どういう組み合わせか、本日はどういう試合が行われるかの事前知識なし。あるのは斎藤最後の登板になるやもしれないという情報だけ。
うひゃ~、ネット裏座るとこないじゃん。今日は天気も良く、ある程度の観客の入りは予想していたものの、神宮大会でこれほど人が入るとは・・・
ヤクルト球団も先日の早慶戦とか今日の盛況ぶりを見たら改めて悔しい思いをしているに違いない。
結局早稲田が1塁側ということもあり、3塁側ネット裏上段に着席。やっぱり早稲田は3塁側から見なくちゃ。

第一試合
大垣日大2-1天理
天理っていうと、どうしても塾高との決勝戦が強い印象。その後も何回か見ているものの、エラー6つ?を貰っても勝てなかったチームっていうイメージがどうしても焼き付いてしまっている。だけど毎年毎年出てくるねぇ。
大垣日大って昨秋1回戦を見たときはそれほどの強さを感じなかったものの、結局優勝。出てくるチームもどこまで本気で戦うか分からないし、高校の部初の連覇を狙う大垣日大が一番モチベーション高いかもしれないが、どこが最終的に勝ち進むんだろうねぇ。

試合のインターバルのときに「神宮大会の軌跡」がオーロラビジョンに流れる。
優勝って2年前か・・・。3年前だと思ってた。歳取ると月日の経つ感覚が鈍ってくる。

第二試合
日大三7-1北海
結果的に日大三側に座ることとなった第二試合。今日の服装は紫だから違和感なし(?)。
今秋日大三を見るのは初めて。早々に敗退してしまったときはともかく、日大三を神宮大会で初めて見るなんていうことは筆者にとっては異常な事態。
それにしてもいつにも増して強いわぁ。打線も相変わらずの重量打線。当てに行ってないもん。追い込まれたってファールくらいいつでも打てるっていう感じ。強いて言うとバントがダメっていう程度。
エース吉永は146キロに加え変化球のキレもいい。セカンドランナーをキャッチャーのモタモタもありワイルドピッチで許した1点のみ。北海打線に外野フライを結構打たれていたが、みんな差し込まれて平凡な当たりばかり。
センバツも優勝候補って言われるだろうし、来夏もよほどのことがない限り結局ここが出てくるっていう展開になりそうだ。

第三試合
早大4-0愛知学院大

第二試合途中で外野開放。神宮大会で外野開放って過去にあったのだろうか。あの大学が動員かければありそうだが、準決勝、決勝は平日だし。
一塁側応援席は上段までぎっしり。反対側から3塁側応援席を見てみると、結構な入り。どれだけの人が純粋に愛知学院の応援をしているかは分からないが、よく入った。
まぁ、甲子園での話題性、ドラマチック性という意味では斎藤を超える奴は筆者の生きている間には出てこないだろうから仕方ないとしても、1日4試合もあるんだから、予定時刻になる前でもいいからとっとと始めろよ~。

斎藤も仲間に足を引っ張られて作ったピンチも本日最速の147キロで切り抜ける。7年間斎藤を見てきたが、斎藤が持ってるものって「打たれそうオーラ」じゃないかなって感じる。実際に見た試合で打たれそうにないなと思ったのは大阪桐蔭戦と鹿児島工業戦くらい。特に女性は「斎藤く~ん、頑張って~!」とお祈りをしていると実際に抑えちゃう。そして「やっぱり私がお祈りしたおかげで抑えられたんだわ」というところが、女心をくすぐるんじゃないだろうか。松坂とか田中のような剛腕タイプとは違って太田幸司や荒木大輔のように。
今日だって、筆者の勝手な感覚ではあるが、6回までは3点リードでも少しハラハラ感があったのに、福井が出てきてから全く逆転の雰囲気がなくなった。
斎藤を生で見るのも最後になるかもしれないけど、プロに入っても一応注目。
最後福井をリリーフに3回使っちゃったんで、次は先発転向も噂される大石が先発披露か?

それにしても今年の早稲田を象徴するような守り勝つ試合(エラーは相変わらずあったが)。市丸の一振りがあったからよかったものの、ピッチャーのレベルやバットの違いがあるとはいえ日大三の方が迫力あったくらい。
今年はこういう戦いで優勝したんだし、別に筆者がブツブツ言うことではないが、早慶優勝決定戦の序盤で見せた、センターから右方向のバッティングに徹底すればいいのに・・・。高校時代の知名度だけ並べたらどんな相手でも10ー0くらいのスコアでおかしくないくらいの面子なんだけどなぁ。

第四試合
九州産業大4-2國學院大
今までいた観客はパッと見1/4くらいになる。國學院って東都の優勝校だろ~。
筆者も帰るつもりだったが、九産大の榎下が登場ということで少しだけ見ていくこととする。
4年前、たまたま鹿児島工業応援席で2試合くらい応援したこともあり、榎下、鮫島、今吉っていう選手たちは非常に印象深い。特に榎下は準決勝で対戦した斎藤と日ハムで一緒。
なにしろ4年ぶりなんで出来不出来はよく分からないが、まぁ懐かしかったねぇ。

今年の野球観戦もこれが最後。
何かの機会があれば覗くことがあるかもしれないが、たぶん来年の3月まで放置。
ということで、とりあえずごあいさつ。
よいお年を!


P.S.
中国やミャンマーと同じレベルの政府だから仕方ないとして、やっぱり国も企業もしっかりとした経営をしなくちゃいけないっていうのが一番の感想。だけど情報管理なんていう枝葉末節なことを、いろいろなところからぐちゃぐちゃ言ってくるんだろうなぁ。また当分休めそうもない。

22/10/17 都昭和Vs.東海大高輪台、国学院久我山Vs.早大学院、慶大Vs.明大

2010-10-17 23:35:55 | 2010年秋季大会
昨日は神宮、神宮第二、そしてプロ野球CSの途中経過を見ている暇もなく、帰宅してからようや
く結果を知る。
まぁ、現在どれもそれほど熱い視線を送っていないが、今月ようやく2日目の休みが取れたので神宮へ向かう。

一昨日都大会勝ち残りチームのメールが入る。8校中7校が西東京。しかも1校以外は甲子園久々もしくは初出場のチームが勝ち残り。ただ、結局いつものところっていうオチになりそうだけど・・・。

球場に向かう途中、自分の着ている服がピンクということに気づく。ヤバイ。三高は昨日勝ってたよなぁ、二高はどうだったっけ?などと今朝の新聞情報を必死に思い出そうとするが、結局思い出せず、成り行きに任せる。本日は日大系の対戦はなかったため事無きを得たものの、こんな初歩的なミスをするっていうのは、心の余裕がない証拠。

第一試合
都昭和4-1東海大高輪台
いつもの記者席前に着席。準々決勝にしてはそれほどの観客数ではない。2階もガラガラ。ただ、いつのまにか2階席トイレが改修され綺麗になっていた。
最近、それまでそれほど気にならなかったメガホンを叩く音がものすごく不快に感じる。先日、第二試合になったらそれほど気にならなかったので、江戸川球場だし、メガホンの材質にもよるんだろうと思っていたが、今日はメガホンだけでなく場内放送まで耳の奥までガーンとくる音。中途半端に音楽やっていた人間が老いていくとこんなことになっちゃうのかもしれない。

高輪台は制服姿の生徒と父兄合わせ300人を超えるだろう大応援団。ブラバン、さすがだわぁ。ただ、ステージで聴くとすごいんだろうけど、野球場で聴くと何か違うっていう感じ。応援で威圧するっていうスタイルの演奏じゃなかったイメージ。
昭和は生徒の姿はほとんどなく父兄のみ。ブラバンは少人数で頑張っていた。

昭和の試合を見るのは2006年夏以来。結果的に全国優勝のチームが地区大会初戦に大苦戦した試合だったということもあり、結構鮮烈な印象が残っている。

高輪台が押し気味ではあったが、残塁3という数字が示すように数少ないチャンスを生かした昭和の勝利。
終盤に出てきた昭和のエース。ナックルボーラーみたいな投げ方だけど、日大三相手に通用するんだろうか。ハマればひょっとしたらひょっとするだろうけど。一応21世紀枠推薦はされるかな?

第二試合
国学院久我山9-2早大学院(7回コールド)(一応高野連選手名簿と同様に国学院と表記)
第一試合途中、見慣れた臙脂のユニフォームの選手がうろちょろするので、「オマエラ、とっくにブロック予選で負けてるだろ、見に来るならユニフォーム着てこなくてもいいじゃないか」と突っ込みそうになったが、おぉ、ご本家様ね。
そして、シートノック時の応援演奏。しっかりWのチャンパ。正直高輪台の大進撃とでは「音」については雲泥の差はあるし、相変わらずテンポ速いけど、筆者は闘う応援っていう感じがするこっちの方が好き。やればできるじゃん。(でも試合中はやっぱりルパンやトリトン、紅だった・・・)。

そういえば、先週見た中で筆者一押しの修徳がいなくなっているということは、ここ久我山にいつのまにか負けたようだ。なんか日程がめちゃくちゃになっている。

今時珍しい男子校同士の対戦。今回の勝ち上がり方や大リーガーを輩出しているイメージから久我山に分がありそう。いやいや、学院だってなんてったって夏ベスト4。などなど考え、観戦する方もワクワクしていたのだが、序盤から一方的な試合展開。
まぁ、結果はこんなもんかなぁ。

慶大8-0明大

神宮第二の6回表のときに、隣の球場から歓声。急いでスコアボードを覗きにいくと、3-2の表示。すぐメールでサヨナラホームランという情報が来たが、第二球場で第一球場の歓声まで聞こえたという記憶はあまりない。

ゴルフ場での試合終了後第一球場へ。計ったようにプレーボールと同時に着席。
さすがに今日の対戦相手が明治だということだけは分かっていたので、孔明対策のため慶應側へ着席。
最近の打順はどうなっているのか知らないが、なんかずいぶん変わったねぇ。奥橋なんて名前を見るのは去年の甲子園以来。いつのまにピッチャー辞めちゃったんだろう。

それにしても昔は筆者が来ると勝ったこと無かったのに、最近結構勝率がいい(ただ、塾高については07年関東大会で横浜に負けた試合は見ていないが、以降公式戦での敗退にはすべて付き合っている)。
伊場のホームランも何年かぶりで見たし、明治相手にここまでのワンサイドは初めて。優勝には今日を含めて5連勝以外ないそうだが、まぁ厳しそうだ。現在ベスト16っていうところか。もしそうなったとしてもマスコミ的には「空気読め」ってなっちゃいそうだし・・・。
ただ、このブログの主旨からすれば、「最終学年に春秋とも最後に敗れ優勝を逃した甲子園ヒーロー」っていう筋書きがベストだけど。

では、次は神宮大会で、ってなっちゃうかも。

22/10/11 東海大菅生Vs.修徳、関東一Vs.世田谷学園、都片倉Vs.二松学舎

2010-10-11 21:35:32 | 2010年秋季大会
9月後半からとにかくいろいろあって、決算に手を付けだしたのがようやく土曜日。この歳になってこんなに働くなよ~っていうくらい忙しい。はぁぁ、財務上はともかく税務上までもか・・・
世間では3連休だが土日も事務所に引きこもり。さすがに今日は家でゆっくりしようかと思っていたが、天気予報を見ると絶好の野球日和の雰囲気。神宮第二でも繰り出そうと思ったが、調べてみると使用球場は江戸川のみ。

久々の高校野球との触れ合いどころか、なんとなく慶應も立教も野球が好きだなということ以外情報もほとんどなし。昨日ようやく最近の情報を仕入れる。
神奈川も群雄割拠なんて言われていたものの、結局両横綱が関東大会へ。
志木もよく頑張ったんだけどなぁ。ベスト8は立派だろう。
我が家メンバーの出身校で10月まで生き残ったのは、意外にもカミさんのところだけ。本戦でも1回だけ勝ったようだが、さすがにそこがくじ運の限界。本戦一回戦では、野球無名校同士の試合にもかかわらず、試合後半から立見まで出るほどの人気だったらしい(理由は最後に)。

第一試合
修徳3-0東海大菅生
9:00試合開始ということで、8:40に球場に到着。春の余ったチケットが使用できるか心配だったが、無事入場。数少ない日陰席はすでに空席なしの混雑ぶり。
真夏ではないにせよ、この日差しはおじさんにはキツい。日焼け止めとサングラスは必須アイテム。よかった、持ってきて。
菅生の応援で叩くメガホンがいつになく耳につき、イヤホンを耳栓代わりにしての観戦。疲れてるかなぁ。

修徳もようやく今年から復活。夏までは三ツ俣がかなり目立っていたチームだったので、どうなんだろうと思っていたが、今秋もなかなかいいバッテリー。エース高橋は昨秋の準優勝チーム相手に1安打2四球とつけいる隙を与えなかった。ノーヒットノーランできるかもと途中まで思っていたくらい。他のチームを全く見ていないが、このまま甲子園に出てもそこそこやりそう。


菅生はエール交換のとき、拍手で返さず直立から礼というスタイル。昔からこうだったっけ?
それにしても菅生校歌斉唱のときの途中で入れる休止符はなんなんだろう。


第二試合
世田谷学園4-3関東一
この試合が始まるころからようやく筆者の席も日陰となる。
東京の高校を一番見たのは去年は国士舘だったが、今年は関東一を一番見てるかもしれない。関東一にしてみればブロック予選だってここ江戸川を使ってるんだから、なんたってホーム。普段開放しない内野席の奥の方まで観客が入る。
世田谷はブラバン付き。よくある選曲だが、ダッシュケイオーはちょっと面白いアレンジ。

世田谷学園も十数年前には日本一になってる強いチームと言えども、最近のネームバリューやシートノックを見た限りでは今年甲子園ベスト8の関東一かなと思っていたが、結局守りのミスで関東一の敗戦。世田谷のエースの小気味いいこと。関東一の強打線(今年はよく知らないが)を被安打4は立派。9回裏無死1、3塁もよく凌ぎきった。
まぁ、10安打8四球、エラー3つもらって4点っていう打線の繋がりは自慢できないけど。
関係者だったら心臓バクバクの面白い試合だった。

それにしても、相手ピッチャー交代直後の8回の世田谷の1点。とんでもないボールが続くストレートの四球、ワイルドピッチ、送りバントの後の初球スクイズなんていうサインは絶対出せへんわぁ。次打者への初級は頭へのデッドボールだったし、よく成功したもんだ。

第三試合
二松学舎7-0都片倉(7回コールド)

二松はブラバン+チアの応援。ルパンなどの定番に加え、暴れん坊早稲田?、ファンファーレ、スパークリングの大冒険から大進撃、コンバットっていうスタイル。「本家」だってここまでなかなかやらないぞ。

都片倉もシートノック時の守備などは結構よかったものの、二松と比較すると打球の速さが全く違ったし。結局力負け。背番号11番の変則サイドスロー投手を「勝負」とばかり先発させてきたが、制球がイマイチだったため、序盤から大量失点。
一方の二松のピッチャー。ストレートは素晴らしいけど、変化球が甘いイメージ。この調子だと強豪校にはちょっと厳しいかも。打線も片倉のエースが出てきたら、代わり端以外は打てなかったし。

P.S.
それほど必要性も感じなかったが、一応メンバー表買ってみた。谷田の弟も背番号20番貰ってたけど、甲子園メンバー18人には入れないのか?
って、もう負けちゃったから余計なお世話だ。


なぜ立見まで出たか=次の試合が帝京対国士舘だからというオチでした。チャンチャン。

22/9/25 上尾Vs.慶應志木、草加Vs.浦和学院

2010-09-25 21:48:59 | 2010年秋季大会
何しろ忙しい。塾高が負けて以来高校野球の情報に触れたのが23日。その日もたまたま嵐だったから仕事に行かなかったようなもので、もし晴れていたら、西東京は夏の優勝準優勝校がブロック予選で姿を消していることも、今日この試合があることを知らなかったかもしれない。

大企業の資本が入ると本当につまらん。10点差9回2アウトランナー1塁からのパスボールのようなどうでもいいことを、鬼の首をとったように取り立てて自分の手柄にするような奴が多すぎる。
なんか日本の外交を見てても、いいように中国にやられちゃうし、情けないったらありゃしない。

さて、朝起きたら雨も降っており、涼しいを通り越してとにかく寒い。まさかこんなことになるとは思っておらず、マフラーやカイロを探し出すのに一苦労。先々週まで入っていた日焼け止めクリームやら帽子やらとの入れ替え作業。
電車に乗っている途中で、春に買ったチケットを忘れたのに気づく。しかしながら、球場に着いてみたらチケット売場は閉まっており、ロハの雰囲気が漂っていたのでそのまま第一試合途中から入場。


第二試合
慶應志木7-6上尾

案内表示ななかったため最初どちらに座っていいか分からず一塁側に着席したが、第一試合終了後、グレーのユニフォームが3塁側から出てきたのでそちらに移動。志木のユニフォームを見るのは初めてだが、さすがに分かるもんだ(そりゃそうだ、区別つかないし)。
第二試合が始まるころから日が照りつけ、暑い暑い。汗を拭き拭き観戦。この冬支度はなんだったんだ?勘弁してくれぇ。

昨日埼玉高野連のHPで志木の勝ち上がりを見たのだが、ブロック予選では西武台と武南に完封勝ち。そして本戦初戦でシードの上尾。
んっ?秋でシード?どうやって決めるんだ?
本日たまたま一緒になったN氏からの話では、埼玉の秋季大会のシードは投票で決めるらしい。投票ねぇ・・・。今日4校中2校は負けちゃったじゃない。

上尾はチア+ブラバン。志木も控え部員が口ラッパチャンパで対抗。ただ、とても筆者のようなおじさんが付いていけるテンポじゃなかった。
本日一番びっくりしたこと。慶應のお母さん方がお揃いのシャツ着てお茶配っている光景。ふ~ん、こういうことするんだ~。意外・・・。

1回表先取点を挙げた途端に4点入れられ、ワンサイドで負けかなと思ったら、なんとなんと5回に逆転。すぐ追いつかれたものの7回の1点を守りきって勝利。
結果は別として、総合力では上尾の方が上。上尾も舌を巻くような凄さは感じられなかったけど、10回やったら2~3回勝てるかどうかくらいの差はあったかも。いずれにしても金星には間違いないだろう。団長、おめでとさん。試合終了直後に応援席に行ってみたが、父兄の方々もびっくりしながら喜んでいた。
ヒット数も8対13だし、エラー5つ以外にも緩慢な守備が目立ったし、正直どうして勝っちゃったのか不思議な試合。強いて言えば、上尾の暴走での本塁憤死3が明暗を分けたのかなぁ。上尾リードの序盤から中盤にかけてのことだったんで、一気にコールドでカタをつけてしまおうという魂胆もあったのかもしれない。
明日の結果次第ではあるが、裕司パパ率いる大宮西との対戦なるか!

第三試合
浦和学院7-0草加(8回コールド)
あまり深く突っ込まないが、ソウカって聞くと、西東京人の筆者としてはどうしても違う学校を思い出してしまう。
浦学も圧倒的じゃなかったけどソツないし、なにしろ守備が安定している。前の試合と比べると、というか比べちゃいかんだろう。
7回が始まるときに球場を後にしたが、まぁ順当な結果だった。

明日は仕事するか、神宮行くか、まだ決めてません。

球場で食べたおにぎりが握りたてでアツアツ。野球場で熱いおにぎりを食べたのは初めてかも。

22/9/11 慶應義塾Vs.横須賀総合

2010-09-11 21:44:11 | 2010年秋季大会
今週はとにかく怒濤の一週間。さすがの筆者もキャパ超えに近づいていたところ、木曜日に大きなトラブル。20年前だったら「こりゃまた失礼しました~」と植木等的なノリで済まされる事象なのだろうが、本当に住みにくい世の中になった(そういえば谷啓が亡くなったようで・・・ご冥福をお祈りします)。

という感じで、相手校は一週間くらい前にチェックしたはずだが、その校名さえ記憶にないくらいゴタゴタが続き、本日の試合の事前情報は横須賀球場11時ということのみ。11時だから7:30に起床すれば間に合うなと目覚ましをセットしたが、普段朝練なんて見たことない某K高校野球部のランニングの声で7:00前に起こされる。今夏たまたまいい成績残しちゃったんでその気になったのかも。8月から6時間以上睡眠を取った日は記憶にない。

横須賀球場は初見参だが、場所は分かりやすいとのことで何も調べずに電車に乗り込む。横須賀って遠い遠いというイメージがあったが、平塚や相模原より全然便利じゃん。バスに乗らなくていいという意味では保土ヶ谷より便いいかも。こじんまりしたいい球場。上柚木球場と少し似てるか?

本日の速報は久々のF氏が担当ということで、スコア補佐のため、ホームと一塁ベースとの中間くらいに着席。というか、日陰メーカーの仕事の方が実際には重要な業務となる。

さて、試合。
なんだったんだろう、劣性のまま終盤を迎えてもこのドキドキ感の無さ。来春の甲子園出場が完全に途絶えたというのに、川和に負けたときと同じような、いたって平静な気持ち。
今日も「オレがオレが打線」の本領発揮。得意のここ一本が出ないパターンで二桁残塁。その上守れないときたら、甲子園なんておこがましいっていう試合内容だったからかもしれない。去年までは内野手の送球でハラハラしてたが、今回のチームは外野にフライが上がるとハラハラ。相手はきっちりファインプレーで長打を阻止するのに、塾高外野は判断誤ってなんでもないフライがタイムリー。コンバートがまだうまくいっていないということなんだろうが、チームとしてバラバラ。ひとりひとりはいいもの持ってんだけどなぁ。
なんかここ数回のブログで「相模相模」と大口叩いていた筆者も悪うございました。

三宮が先取点を与えてしまうとシュンとしちゃうチームだそうだが、今日はまさしくそのパターンに入り込み、ヒット数は上回っていたとはいえ、完全に力負け。そういうチームだったらジャンケン勝ったら先攻を取る方が良かったんじゃないか?

9回にさすがに応援指導部が痺れを切らし応援を始めるが、時すでに遅し。まぁこの秋で2年分くらい勉強の貯金しちゃえ。来年はコンバートされた守備位置にも慣れるだろうから期待してる。

三宮木村のバッテリーは振り逃げを2回許す。そのボールは2回ともベース1メートル前くらいでワンバウンドする投球。「こんなクソボール振るなよ!」。もしかしたら、2ストライク取られていて、ああいうボールが来たらイチかバチかの振り逃げの練習してたりして・・・(勝ってたら、こんなネタもアリかもしれないけど、結果的にはこのランナーが勝敗を大きく左右しちゃったもんなぁ)


今週は忙しかったため、東京の状況を全く把握していなかったのだが、確か今日あたりから始まりだよなと、帰りの車中で早実掲示板を見たら、なんと早実も敗退。ブロック予選第一回戦で早実対東亜学園なんていう決勝でも不思議じゃない組み合わせだったようだ。今ブロック組み合せ表を見たら、2回戦で日鶴対国士舘。いい加減に東亜、日鶴、二松は当番校になれよ~。

白村が2回を5三振とピッチャーライナーだって?キャッチャー以外使ってないじゃん。

以上秋になる前に秋が終了した一日でした。
う~ん、華陵に負けた試合以降、公式戦で敗退した試合はすべて観戦しちゃってるなぁ。

P.S.
コメント「どうせ管理人さんは見ないから・・・」
見ましたよ~、5分前に。
等々力スペシャルの意味もさっきようやく分かりました。今日はこっちの方がアップ早いかな。

22/9/5 藤沢清流Vs.慶應義塾

2010-09-05 22:12:03 | 2010年秋季大会
慶應義塾7-0藤沢清流(7回コールド)

本日の球場は等々力。設備はそれほど綺麗というわけではないが、客席とグラウンドとの距離も近く、今日なんかもセンターから内野手へ掛ける声が良く通っていた。便の良さからも神奈川では一番好きな球場。下手な東京の球場よりずっと近い。公式戦は日吉台やめて塾高が当番校として、ここ等々力でやれば助かるが、川崎市と横浜市ということでダメだろうな。アナウンスする女子マネもいないし。

本日の相手藤沢清流。なにしろこっちは、なぁんちゃって2位通過だから形式上は挑戦者。
昨日百合丘が桐蔭に善戦したようだし、日大藤沢は早くも南に敗退。そうそう息を抜ける試合なんてあるもんじゃない。
とはいえ、試合としては見ている側は安心できる展開。ただ、三宮は7回を14奪三振、被安打1と記録だけを見ると完璧そうな内容だが、何かピリっとしないような気がした。少しだけネット裏で見ていたがストライクボールがはっきりしていたし、すっぽ抜けや暴投も結構あり。逆に荒れているから打ちにくかったのかもしれないけど、相手の見逃し三振が多かったこととも併せ、どうなんだろう。素人にはその辺はわからない。

6回裏攻撃開始時、ネット裏から応援席に戻ってくる途中、ベンチ前から「エンドランするぞ」と監督から選手たちへの指示がたまたま聞こえる。結果その回見事にエンドランが決まり、試合を決定づける追加点。今日のネタはそんなもんかな。
個人的には昼間からとりあえずの祝勝会やっちゃったんで、久々に山手線を一周半してしまったっていうオチはあるけど。

22/9/4 慶應義塾Vs.永谷

2010-09-04 21:10:54 | 2010年秋季大会
結局8月は移動を含め甲子園に5日間、日吉台に2日間、あとの日は土日を含めすべて仕事という一ヶ月。先週も大人の思惑の練習試合を見に行きたかったが、公式戦じゃないので仕事優先。

木曜日の抽選会も朝方は「今日は抽選会だ」と認識していたのだが、組合せを知ったのはその日の夜。
また準々決勝で相模かよ~。何回目だ?2008秋、2009秋、2010夏って準々決勝で当たってるんじゃなかったっけ。まぁ2008夏の決勝も含めて、直接対決で勝った方が甲子園に行くっていうパターンが続いているから悪くはないとはいえ、またかよ~っていう感じ。
ここのところ関東・全国大会に出ている学校では慶應、相模、日大藤沢、横浜隼人が左側だが、相模を除けば今年はみんなスネに傷を持つ身(相模だって予選免除だし)。ブロック予選2位通過だから、大きな期待をしてはいけないけど、一昨年の習志野みたいな例もあるから悲観もしていない。
塾高だって運よく4回戦まで勝ち上がれるか分からないが、相模だってよくよく見りゃ、川崎北や隼人がいるブロックだから大変じゃん。
まぁ桐光、創学館、横浜、桐蔭学園に加え、平塚学園、鎌倉学園、百合丘、厚木西などがいる、右下よりは良かったかも。それにしても最近の横浜高校って、籤運ひどすぎないか・・・?
(以上9月3日までに書き上げた原稿)

慶應義塾9-2永谷(7回コールド)

さて、いよいよトーナメント開始。
9月なのに何なんだ残暑どころかこの猛暑は・・・。
今夏一番涼しかったのは8/15甲子園のネット裏だったことは間違いない。
日吉台まで行くだけでもバテる。
甲子園のかかった秋の本戦だから少し早めにと9:20に球場到着したが、この暑さだから今日は大人しくしていようという輩が多いせいか席は結構余裕あり。
本日試合がないどこかの監督さんらしき人も観戦(たぶん偵察)。

試合開始前、久々に上田監督自らノック。もう大丈夫なのか~?
試合は7回コールドになったが、う~ん何だかなぁ~。今日は相手側が外野の金網にぶつけてセカンドアウトとか、ライナーでのゲッツー2つなどツイてたからコールドになったようなものの、もう少し相手にツキがあれば接戦になっていてもおかしくない展開。
何がいけなかったかって聞かれてもよく分からないが、1年生ピッチャーなんだからキャッチャーや内野陣が間を取ったりして試合をまとめていく、そして落ち着かせていくっていうところが少ないような気がする(キャッチャーもヶ2月前に初めてマスクを被った1年生だから仕方ないかもしれないが)。また、太陽光が目に入ったタイムリーエラーも、誰かがその前に「サングラスすれば?」って一声掛ければ防げたかもしれない失点。チームとしてのまとまりがまだまだなのかもしれない。


本日のネタその1
今日は3番谷田、4番小関というオーダー。一回裏、谷田のときはそれほどでもなかったが、小関のときの相手守備位置が深いこと深いこと。「慶應背番号3の4番打者は強打者だぞ」っていう間違った情報が伝わっていたに違いない。さすがに情報修正したのか、2巡目以降谷田のときはフェンスに張り付いていた。

本日のネタその2
試合途中でトイレに行ったところ、次の試合の先攻後攻決めのジャンケンがちょうど行われている場面に出くわす。「最初はグー」って審判が音頭取るんだ~。知らなかった。実際にジャンケンをしている場面を見るのは初めて。川和が勝って後攻を選んだがその後の審判の確認「じゃぁ、カワワコウコウのコウコウでカワサキコウカコウコウのセンコウ」。噛まずに良く言えました~。

22/8/22 慶應義塾Vs.川和

2010-08-23 00:04:42 | 2010年秋季大会
川和4-3慶應義塾

はっはっ、負けちゃったよ~
見事だったねぇ、川和先発10番の選手。エースナンバーが出てこないから2位狙いの温存か?なんて考えた筆者が悪うございました。もうこういうピッチャー打てないのは伝統。
例によってフェンス直撃が2塁で刺されたり、シングルヒット止まりだったり日吉台以外の普通の球場だったら結果は違っていたかもしれないけど、今日はとりあえず完敗。参りました。しっかり夏のリベンジをされてしまった。
大幅なコンバートがまだ完全に機能していないとか、疲労がピークだとかいろいろあるだろうけど、川和の方が少なくとも途中からは勝負に対する執念が上回っていたような気がする。打者に1球も投げずに代走の代走っていうシーンっていうのも初めて見たかも。

それにしても「絶対に負けられない試合」じゃなくてよかった・・・
昨日の川和対横浜栄の結果を知らなかったものの、さすがに途中から気になってくる。3校ブロックだったらと思うとゾッとする。
ただ、筆者個人としては別に今日の結果でそれほど悲観的になっていない。守備はもう少しなんとかするとして、今更右打ちを徹底しろとか言わず、いいところを伸ばしていけばいいんじゃないの?っていうのが正直な感想。
公式戦を1試合多くできるってポジティブに。

22/8/21 慶應義塾Vs.鶴見 & 甲子園総括

2010-08-22 00:15:37 | 2010年秋季大会
慶應義塾18-2鶴見(5回コールド)

いよいよ新チームになってからの公式戦開始。日吉台の谷を下りながら、「もし今日甲子園の決勝に進出してたら、皆甲子園に行ってこっちの応援は閑散としてるだろうな」なんて考える。ん?甲子園出てりゃここでの試合はないじゃん。
9:30到着したものの、ほぼ満員。2年前は秋季ブロック大会で試合開始30分前に満席になることはなかったはず。
夏のレギュラーだった選手も多少のコンバート。1年生も数人出場。皆いい体格してるわぁ。今日出場した中で強いて言えば一番身体が小さかったかなと思ったのがセカンド吉澤。あのムキムキの日大三吉澤の弟さんだからかなりの体格なんだろうが(兄貴が180cm79kgとのこと)、それでも一番小さく見えたっていうのはすごいもん。
試合としては特別今日は書くことなし。正直今日の試合じゃ全然分からん。谷田は3打数で8打点っていう活躍だったが、まぁ当然かなという雰囲気が流れていた。



甲子園の決勝も終了。急いで帰って渡辺前田解説のABCでテレビを見たが、08年に続き決勝はワンサイド(08年はこちらも燃え尽きてしまっていて、決勝をまともに見ていないが)。一二三もそうだが、相模の選手全体が疲れていたっていう感じがしたねぇ。いつもの相模の球際の強さが見られなかった。門馬さんも含めお疲れ様でした。


それはそうと、甲子園で実際に観戦したときはあまり意識していなかったが、興南の(というか沖縄の)応援曲でハイサイオジサンを自粛したとのこと(今日テレビで見る限りでは聞こえてきたけど)。
このブログ的に突っ込むなら、「元歌の歌詞が高校野球にふさわしくない曲」なんていくらでもあるだろ。高校生は酒を題材にした演歌歌っちゃいけないのか?私「ピンク」のサウスポー(卑猥だろ)、タッチ(=おさわり=う~エロい)なんていうのもヤバくないか?
元歌だけ考えたら、日野高校なんて出場禁止になりそうな応援曲だし。
指笛ヤメロって投書はなかったのか?

ここからはマジツッコミ。
酔っぱらいを扱った歌詞が高校野球にふさわしくないというっていう投書が元だそうだが、何を考えてるんかねぇ。まぁどこにでもいるレベルの低いクレーマーは仕方ないとして、それを真に受けちゃう方も非常に情けない。今の日本に元気がなくなってきたっていうのって、「ハイハイ、申し訳ございません。あなた様の仰るとおりです。善処しますので良しなに。」っていう体質にあるんじゃないかって感じている。

P.S.
このあいだ書くの忘れていたので、カミさんと甲子園でグラウンド整備を見ていたときのネタをひとつ。
カミさん「整備うまいねぇ。」
筆者「うん、阪神園芸っていうんだ。」
カミさん「へぇ~、芸人さんも大変だねぇ。売れないとこういうバイトもやるんだ~。」
すぐに意味を理解できなかった筆者は数秒後大爆笑。



タイトルの甲子園総括って、これでおしまい?