激闘が終わって・・・
本当に相模は強かった。
「勝った方が強い」という人がよくいるが、正直、相模の方が上だったと感じている。特に大田クン。すごい打者だった。最後、握手忘れちゃったのかな、熱くなってしまう性格なのかもしれないが、気持ちさえしっかり持てばプロでも十分通用するよ。
監督が戦前に「10回やって1回勝てるかどうかの相手」と言っていたが、謙遜でも冗談でもないくらい強かった。優勝候補に勝った例だと、サッカー五輪でブラジルに勝ったマイアミの奇跡ほどの差はないが。
しかしながら9回に追い付いた粘り、そして毎回訪れるサヨナラ負けのピンチを耐え、最後の最後に勝利をもぎとった選手はとても軟弱な筆者の後輩とは思えない。すごい奴らだ。
試合終了後、塾歌斉唱。おもわず涙。スタンドに駆け寄ってくる選手たちに大きな拍手。福富、山崎、監督インタビュー(相変わらず監督声高いなぁ。現場にいるときは感じなかったが、TVKでインタビューを聞いていて、「あれ?1.3倍速か?」と思ってしまった)、閉会式と続き、甲子園での相手校を決める抽選へと移る。この時点で残っているのは千葉経済大附と松商学園。正直、筆者としては全国でも優勝候補に挙げられるであろう相模に勝ったんだから恐いもの無し。3日目の方がどちらかというと日程的に行きやすいが、どちらでもいいと思っていた。27番を引いた時点で長野松商学園との対戦となる。
そういえば閉会式での国旗降納のときかなぁ、応援指導部の小山クンが正面の電光掲示板に大きく映し出された。カッコよかったぞ。2~3年前までは正直早実の応援の方が凄みがあったが、筆者の目からは完全に逆転したと思っている。特に負けているとき、ピンチのときの応援は見事。ほんの少しだけど応援で勝利に貢献できたかな。小山クンのリーダーシップも素晴らしい。仲間のMさんが「今すぐにでもウチの会社に採用したい」って言っていたけど、ウチも欲しい。だけど、こんな中小企業に来るのは本人がもったいないからやめなさい。
抽選終了後、「丘の上」という優勝したときしか歌えない歌を歌うということで(完璧に歌詞は忘れているが)、外で待機(結構待たされた)。その間、泣いている小山クンを抱きしめて「まだまだ仕事あるぞ」と激励。去年の夏の涙とは全く違う涙だったね。OB連中も嬉しいが、やはり身近で苦労をしている、知っている人が一番嬉しいだろう。
丘の上は結局歌える場所がなく、甲子園に持ち越しとなったが、監督その他バトン部、吹奏楽部、応援指導部等の挨拶、胴上げ(誰が胴上げされているかはよくわからなかったが)が続きようやく解散。いつもの応援仲間は若手もいるが、一応若者に気を遣いおじさん連中だけで飲みに行こうとする。店を探してウロウロしている間に若手から「そんな冷たいこと言わないで一緒に飲みましょうよ!」と電話着信。上手いんだから~。ハイハイ、今日はいくらでもスポンサーになってあげますよ。
ビールの美味かったこと。それほど酒を飲める体質ではないし、疲れもピークに達していたのだが、ビール5杯とサワー2杯くらいを飲み、11時ころ「お先に」と帰路に着く。それでも興奮のためか電車の中で眠ることもなく、家に着いても3時頃まで眠れなかった。
さて、甲子園での初戦が松商学園と決まった。今大会最多出場回数を誇る学校対最多年ご無沙汰学校の対決。前回46年前に出場したときの相手校が北村弁護士の母校である長野高校。実は筆者の父親の母校でもある。そのときは3-0で勝っているようだが、どうも長野とは縁がありそうだ。ただ、直接聞いた話ではないが、4番の鈴木のお父さんから決勝が始まる前、「あとどこが残っているんですか?」と聞かれ、「常総学院・千葉経済大附・松商学園」と答えたら、「じゃぁ、今の塾高だったら常総か千葉がいいですね。松商はコツコツ粘り強いのでイヤなタイプかも」と言っておられたそうだ。現在、大宮西の監督をやっており、息子2人が強豪校のレギュラーになっている方の言葉だけに少し不安もある(「強豪校」って言っちゃった。叩かないでね)。
2年前息子の母校の早実が優勝したときがワセダ125周年(イヨウさん、早実の掲示板まで速報いただきありがとうございます)。奇しくも今年は慶應創立150周年。しかも、早実の地区大会の戦いは、春季大会で負けた日大鶴ヶ丘に準決勝で勝ち、決勝で大本命の横綱(日大三)と延長12回の死闘を勝ち抜いてきた。今回の塾高も準決勝で春に負けた桐光に勝ち、決勝でやはり優勝候補の相模に延長で勝利。ひょっとしたら、まさか何か大きなことをやってくれるかもしれないと期待しているのだが、センバツで「トラタヌ」をして大口を叩き、コロっと1回戦負けした実績があるので、黙って心の中にしまっておくことにする。
北神奈川大会決勝 End
本当に相模は強かった。
「勝った方が強い」という人がよくいるが、正直、相模の方が上だったと感じている。特に大田クン。すごい打者だった。最後、握手忘れちゃったのかな、熱くなってしまう性格なのかもしれないが、気持ちさえしっかり持てばプロでも十分通用するよ。
監督が戦前に「10回やって1回勝てるかどうかの相手」と言っていたが、謙遜でも冗談でもないくらい強かった。優勝候補に勝った例だと、サッカー五輪でブラジルに勝ったマイアミの奇跡ほどの差はないが。
しかしながら9回に追い付いた粘り、そして毎回訪れるサヨナラ負けのピンチを耐え、最後の最後に勝利をもぎとった選手はとても軟弱な筆者の後輩とは思えない。すごい奴らだ。
試合終了後、塾歌斉唱。おもわず涙。スタンドに駆け寄ってくる選手たちに大きな拍手。福富、山崎、監督インタビュー(相変わらず監督声高いなぁ。現場にいるときは感じなかったが、TVKでインタビューを聞いていて、「あれ?1.3倍速か?」と思ってしまった)、閉会式と続き、甲子園での相手校を決める抽選へと移る。この時点で残っているのは千葉経済大附と松商学園。正直、筆者としては全国でも優勝候補に挙げられるであろう相模に勝ったんだから恐いもの無し。3日目の方がどちらかというと日程的に行きやすいが、どちらでもいいと思っていた。27番を引いた時点で長野松商学園との対戦となる。
そういえば閉会式での国旗降納のときかなぁ、応援指導部の小山クンが正面の電光掲示板に大きく映し出された。カッコよかったぞ。2~3年前までは正直早実の応援の方が凄みがあったが、筆者の目からは完全に逆転したと思っている。特に負けているとき、ピンチのときの応援は見事。ほんの少しだけど応援で勝利に貢献できたかな。小山クンのリーダーシップも素晴らしい。仲間のMさんが「今すぐにでもウチの会社に採用したい」って言っていたけど、ウチも欲しい。だけど、こんな中小企業に来るのは本人がもったいないからやめなさい。
抽選終了後、「丘の上」という優勝したときしか歌えない歌を歌うということで(完璧に歌詞は忘れているが)、外で待機(結構待たされた)。その間、泣いている小山クンを抱きしめて「まだまだ仕事あるぞ」と激励。去年の夏の涙とは全く違う涙だったね。OB連中も嬉しいが、やはり身近で苦労をしている、知っている人が一番嬉しいだろう。
丘の上は結局歌える場所がなく、甲子園に持ち越しとなったが、監督その他バトン部、吹奏楽部、応援指導部等の挨拶、胴上げ(誰が胴上げされているかはよくわからなかったが)が続きようやく解散。いつもの応援仲間は若手もいるが、一応若者に気を遣いおじさん連中だけで飲みに行こうとする。店を探してウロウロしている間に若手から「そんな冷たいこと言わないで一緒に飲みましょうよ!」と電話着信。上手いんだから~。ハイハイ、今日はいくらでもスポンサーになってあげますよ。
ビールの美味かったこと。それほど酒を飲める体質ではないし、疲れもピークに達していたのだが、ビール5杯とサワー2杯くらいを飲み、11時ころ「お先に」と帰路に着く。それでも興奮のためか電車の中で眠ることもなく、家に着いても3時頃まで眠れなかった。
さて、甲子園での初戦が松商学園と決まった。今大会最多出場回数を誇る学校対最多年ご無沙汰学校の対決。前回46年前に出場したときの相手校が北村弁護士の母校である長野高校。実は筆者の父親の母校でもある。そのときは3-0で勝っているようだが、どうも長野とは縁がありそうだ。ただ、直接聞いた話ではないが、4番の鈴木のお父さんから決勝が始まる前、「あとどこが残っているんですか?」と聞かれ、「常総学院・千葉経済大附・松商学園」と答えたら、「じゃぁ、今の塾高だったら常総か千葉がいいですね。松商はコツコツ粘り強いのでイヤなタイプかも」と言っておられたそうだ。現在、大宮西の監督をやっており、息子2人が強豪校のレギュラーになっている方の言葉だけに少し不安もある(「強豪校」って言っちゃった。叩かないでね)。
2年前息子の母校の早実が優勝したときがワセダ125周年(イヨウさん、早実の掲示板まで速報いただきありがとうございます)。奇しくも今年は慶應創立150周年。しかも、早実の地区大会の戦いは、春季大会で負けた日大鶴ヶ丘に準決勝で勝ち、決勝で大本命の横綱(日大三)と延長12回の死闘を勝ち抜いてきた。今回の塾高も準決勝で春に負けた桐光に勝ち、決勝でやはり優勝候補の相模に延長で勝利。ひょっとしたら、まさか何か大きなことをやってくれるかもしれないと期待しているのだが、センバツで「トラタヌ」をして大口を叩き、コロっと1回戦負けした実績があるので、黙って心の中にしまっておくことにする。
北神奈川大会決勝 End