慶應義塾高校野球部をひっそり応援しながら冷静にブツブツつぶやくブログ

慶應義塾高校&東京・神奈川を中心とした高校野球、東京六大学の観戦記・応援ブログです。 By G&G

30/8/12 星稜Vs.済美、慶應義塾Vs.高知商

2018-08-13 22:07:28 | 2018春~秋
済美13-11星稜(延長13回タイブレーク)

筆者も前回宿泊した塾高・横浜が泊まっているホテルでボクシング連盟の理事会かなんかが開かれたらしい(冒頭から時事ネタだが、特にオチはない)。
前泊し、梅田発5:53発の電車に乗車、チケットを求める列は蛇のようにくねって歴史館まで続く。筆者の並んでいる10人くらい前に「売り切れます」という看板を持った係員も並んでいる。第一試合見られないかも、でももしかしたら一人5枚買う人ばかりではないので、大丈夫かも、なんて考えていたがなんて甘い考えだったんだろう。いつの間にか「売り切れます」の看板を持っていた係員は消え、第一回目の販売終了は筆者の遙か前。慶大OBのおじさんと話をしながら3時間近く並んでようやく援軍到着。交替して休憩を取らせてもらう。
第一試合は正直意外にも二松学舎勝利。東東京大会準決勝・決勝とビデオで見たが、広陵相手にちょっとビックリ。第一試合終了後、チケット販売を再開したが、「チケットヤバいかも」という連絡。援軍I氏の奮闘むなしく目の前でシャッターが閉まり列の先頭に並ぶこととなる。うわぁ・・・
さすがに3試合目のチケットは入手でき、アルプスの奥深いところで観戦。
初回の星陵の攻撃は見逃したが、終盤まで7ー1と星陵リード。星陵の途中から出てきた投手を見て、このままじゃ終わらないんじゃない?と感じたが、実際にそのとおり。後で聞いた話だが、後ろにいたおじさんが「この投手交代、順番が違うんだよなぁ、」と話をしていたそうだ。
試合は8回裏に済美が8点を入れ逆転、9回表に星陵が2点差を追いつき、そのまま延長タイブレークへ。13回に星陵2点を入れ勝ち越し、その裏満塁逆転サヨナラホームラン
で決着。タイブレークとはいえ、逆転サヨナラでのグランドスラムは2回目とのこと(筆者は地方大会で過去2回見たことはある)。いい試合を見せてもらった。

高知商12-6慶應義塾
席をアルプス本塁方向に移動。結論を言うと前の試合に比べしょっぱい試合内容となってしまった。
1回表の守備。塾高の守備位置が例によって浅い。スカウティングの結論なんだろうが、2番バッターに3ベースを打たれたところで、生井の調子も考えもう少し深い守備位置を取った方がよかったかもしれない。
そして1回裏と2回表で勝負は決してしまった。
先取点を許したものの1回裏の攻撃、いきなりヒット死球ヒットで満塁。つづく4番も3塁手のグラブをかすめる強烈な当たりでレフト前。3塁ランナーに続き2塁ランナーもホームへ。レフトからの好返球でタッチアウト。4人もヒット連続して打てたんだから次も打てる確率が高いと自重して欲しかった。ただ、それにもまして言いたいのは、このとき1塁ランナーが3塁までいけなかったこと。なおも5番ヒットで満塁。6番もヒットで2塁ランナーまたも本塁封殺。この封殺は仕方ないとして(ビデオで見る限りここは回り込んでヘッスラだろ)このときも1塁ランナーが2塁止まり。
ヒット
死球
ヒット
ヒット
ヒット
ヒット
ヒット
四球
ショートフライ これでたった2点で3アウトチェンジ~

そして2回表の守備
こんなバタバタした守備を見るのは今チーム初めて(初めてじゃなかったら、ここで試合していないだろうが)。
エラー3つにワイルドピッチ、キャッチャーがボーっとして許したパスボールの振り逃げ。生井の出来が悪いことに動揺したのかこの回はみんな完全に集中力が切れていた。
振り逃げのとき、バットを掠った音が聞こえたので、ファールかと思ったが、ストライクの判定。ビデオで見る限り、あのパスボールはやっぱりファールだけど仕方ない。
なお、打ち上げのとき、大川がレフト前ヒットをファンブルした際、一旦セカンドランナーが3塁でストップしたとき、コーチャーと接触があったように見えたと話したが、ビデオで見る限りギリギリコーチャーが体を交わしていたようだ。
その後は淡々と追いつけない程度の反撃したものの12ー6で終了。
よく打撃は水物とよく言われているが、筆者は常々投手は水物と思っている、ダルだってマーくんだって、どんな投手もその日の調子によって打たれるときは打たれる。こういうときもあるわけだから生井は仕方ない。ただ、春のセンバツもそうだったが、見切り時としてはどうだったのかなとは感じる。結果論ではあるが甲子園に行くと、交代が遅くなってしまうイメージ。まぁこの試合は集中力の欠如は別として、走塁の判断力の差(足の速さではなく)がそのまま得点差となって表れたというところだろう。

去年の今頃は、正木、森田が抜けて来年は無理だなと皆で話していたが、春夏とここまでよく連れてきてくれました。いろいろと書いているが感謝感謝!
次甲子園に行けるのはいつか分からないが、バスに無料で乗ることが可能な10年後は体力持ちそうにない。今回が甲子園最後の応援になるかもしれないが、機会があったらよろしく!

P.S.
Sさん、Oさん、Iさん、その他の方々ごめんなさい。
試合後の打ち上げで出た話なのだが、偶数の試合の学校はどうやら学校のチケットで第2試合から入れたようだ。
朝早く起きて、特にIさん、交替で並んでもらったのはなんだったんだ・・・ショック・・・
先週の試合が終わったとき、この話題もあったのになぁ。すっかり忘れてしまっていた。

30/8/5 慶應義塾Vs.中越

2018-08-06 23:46:22 | 2018春~秋
慶應義塾3-2中越(9回サヨナラ)

塾高甲子園出場で舞い上がって、筆者が映っているかもしれないテレビ番組を録画するのさえ忘れてしまった。
おいおい、開幕日に初戦かよ~
8月5日は結構重要な用事があったのだが、泣く泣く各方面に頭を下げてキャンセル。ホテルは6日からずっと押さえていたが、5日だけ取れなかったので、仲間に頼んで何とか確保。選手たちと同じ宿泊先。ホテル内ではマスコミが騒ぎ立て出場辞退かというような出来事は塾高、横浜高校とも特になし。
開会式はゆっくりホテルのテレビで観戦。チケットは入手済みだったため午後からノコノコ出掛ける。
尼崎発の始発(梅田始発よりも早く着く)に乗っても特別自由席券のチケットは取れなかったらしい。100回大会だからマスコミの煽り方も異常だが、チケット販売方法が変わって法外な価格で転売する悪質な輩が増えたのも清宮の罪は大きいよなぁ。
試合開始前、球場の外で北神奈川優勝旗を持った選手と遭遇。優勝旗を見せてもらったが、リボンが100回大会のものしかない。90回大会のリボンはないのか~。ひょっとしたら10年に1回だからその都度新調するのかもしれない。

1塁側アルプスにいつもと同様のメンバーと陣取る。途中から日陰となり風もあったため今夏応援した中で一番涼しい。
さすがに半分以上の観客は初めて応援するような人々。ただ、今回が今までの甲子園のアルプスの応援の中で一番まとまっていたんじゃないだろうか。
途中後ろにいた4歳くらいの子供が応援に飽きてきていろいろいたずらをしだす。別に大きな迷惑ではないにしても、人でごった返している急傾斜のある危険な場所に幼児を連れてきちゃ危険だろう。中には抱っこしなければならないような赤ちゃんを連れてきているお母さんもいたが、それほど観客がいない保土ヶ谷あたりならともかく、人に押されて倒れでもしたら、どうするの~?

試合開始直前にいつものように生井コール。筆者はラジオの実況を片耳で聞きながら応援していたのだが、アナウンサーが「おっ、一塁側アルプスからすごい生井コールが起きています。これは珍しいですねぇ~」。まぁ、いつものことなんですけど、関西のアナウンサーじゃ分からないよなぁ。
ところが回が進み、このアナウンサーって小野塚さんじゃない?後から調べたらやっぱり小野塚さん。今まで担当されたことなかったかなぁ。定年になってますます自由奔放になった語り口。

正直試合展開は予想と全く違ったが、なんとかサヨナラ勝利。このチームで恒例となっている四字熟語で言うと「危機一髪」といったところか。「007(回)危機一発!」(「ウマイ!」って思う方はあまり人生長く残されていません)
監督さんが力に差があるだろうなと考えた場合、取り敢えず外野の守備位置をどうするかということ(除く秦野総合戦)。塾高外野手の守備位置が浅いこと浅いこと。外野の頭を越えることはあまりないというスカウティングの見方だろう。実際に中越は外野フライゼロ。
ところが塾高も9回まで戦って長打ゼロ。これは長い観戦の中でも珍しい出来事。だいたい負けるにしても2塁打1本くらいはでている。神奈川優勝して1週間も経っていないし、その間報告会、移動など疲れが残っていたんだろうと思っていたが、家帰ってビデオ見直すといろいろな意味でこりゃなかなか打てんわぁ。

当ブログ的に言うとこの試合のハイライトシーンのひとつは7回。三遊間を抜けレフト前の当たりを大川が後逸しバッターランナーまでホームイン。まず思い出したのが昨秋の国学院栃木戦。レフトとライトの違いはあれど、ほぼほぼ同じような光景。大川はお調子者との評らしいから仕方ない。今日の大阪桐蔭対作新学院の試合で同様の場面があったから外野の芝生は荒れているのかも。とはいえ、国学院栃木も今日の作新学院にしても、ランナーの進塁を許すまいと前に突っ込んだ結果であり、塾高の場合はランナーなしだからねぇ。
そして9回裏サヨナラの場面。二死1、2塁でセカンドランナー善波。宮尾には外野を抜ける長打を打ってもらわないとランナー生還できないであろう場面。
「打った~センター前ヒット、センター左に走って捕ってバックホーム!サードコーチャー腕を回す!セカンドランナードタドタとホームへ!」このとき思ったのは、「うわぁ、回っちゃったよ、返球乱れろ!」
セカンドランナーはタッチをかわしホームイン。激走善波素晴らしい!
とはいえ、後からビデオ見たらセンター前ではあるとはいえ、正面ではなく少し右中間寄りの当たり。センターも左寄りに守っていたし、右利きの選手がホームに送球するのは体制悪いし、あれでそこそこのクロスプレイはないだろう(笑)。

とにかく神奈川勢として通算200勝おめでとう。次は壮絶な乱打戦を制した高知商。
今春の高知遠征では両校ともセンバツ出場校だったので練習試合はしていないようだが、とりあえず横浜の結果如何ではあるとはいえ国体出場目指そう。

次の試合の四字熟語は僭越ではあるが勝手に決めさせていただいた。「完全無欠」からの「若血飽々」!!飽きるほど歌わせてくれ!(ロックンローラーの方じゃないぞ)

そして、軟式野球部、全国大会出場おめでとう。26年ぶりらしいが、もっと出ているような気がする。神奈川優勝しても南関東大会の壁は厚いんだろう。明石での早慶戦も夢じゃない。

翌日月曜日
目覚まし5:30にかけたつもりだったが、目覚めたら8:30。テレビつけたら満員の内野スタンドが映る。まぁ仕方ない。諦めて昼までホテルでテレビ観戦後帰京。来週はお盆だし大変なことになりそう。台風の状況も気になるところ。
うれしいしずっと続いて欲しいものだが、正直ちょっと面倒くさい。
ではまた次の日曜日。