17th Jan 2017 (Tue) サラリーマン向けの良い革靴とは?
サラリーマンである私、かつ革靴が好きな私は、基本毎日革靴を履いて出勤しています。
そんな私の革靴への想いをちょっと記そうと思います。
革靴好きな人は、革靴の製法にも拘りたくなります。 メジャーな製法は、グッドイヤー・ウェルト式製法とマッケイ式製法(ブレイク式製法)という製法です。 マッケイ式は、日本やアメリカではマッケイ製法と呼ばれますが、ヨーロッパではブレイク製法と呼ばれ、どちらも同じものです。 理由は、元々ライアン・ブレイクという米国人が編み出した製法ですが、のちにゴードン・マッケイがその権利を買い取り世に広めました。 多分、「革靴 製法」あたりで検索をかけるといっぱい説明してくれると思います。 一般的はコメントは他のサイトにお任せして、今回は私の想いを記したいと思います。
手間がかかる製法はグッドイヤー・ウェルト製法です。 靴好きの人は、このグッドイヤー・ウェルト製法が好きかも知れません。 手間がかかる分、丈夫になります。 丈夫な反面、靴も必然的に重くなります。 手間がかかるので販売価格も高価になります。 耐久性があり、何年経っても型崩れしにくい(硬い?)革を使うケースが多いです。 私も、グッドイヤー・ウェルト製法の靴は好きです。 しかし、私は「マッケイ製法の靴」の方がもっと好きです。
理由は、マッケイ製法の靴は、製法的にシンプル(理にかなっていて)デザインに自由度があるから、私の好きな細身の靴が多い。 兎に角、私がカッコいい! と思う細身の靴はマッケイが多いのです。 製造方法がシンプルなので、軽い靴も作れ、柔らかい革で作ることも可能なので、靴擦れをせずに、すぐに履きなれる事が可能です。 グッドイヤー・ウェルト製法ほど頑丈ではないかもしれませんが、十分頑丈な靴として(良い靴なら? メンテナンスするなら?)10年、20年は履けます。 一番の難点は、靴底をダイレクトに縫ってあるので、雨の日に靴の中まで水が染み込みやすいという点です。
また、私の独断と偏見込みでコメントするなら、グッドイヤー・ウェルト製法の靴は作業者用の靴で、いっぱい歩いて、履きまくっても壊れない耐久性があり、壊れても修理する余地が残された靴で、これは、上流階級の人も履くかもしれないけど、ワーカーこそ履くべき靴だと思います。 革が硬いから? 靴が足に馴染むのに時間がかかるし、「返しが硬い」と表現されますが、靴底もしっかりしていて曲がらないので歩きづらい(でもそれがいいという人もいる)し、丈夫な製法、長持ちする靴というのは良くわかるけど、買って直ぐに快適に履ける靴ではありません。 長い目で靴を育て、数年かけて自分の足にあった最高の履き心地を求める靴なのかもしれません。 @私のある靴は、2年以上、靴摺れと戦いながら? 血を流しながら? 徐々に最高に履きやすい靴になっていきました。
一方、マッケイの靴は、デザインに自由度があり、柔らかい革を使うことも可能で、軽い靴もあり、すぐに気持ちよく履け、靴摺れに悩まされることなく歩ける靴が多いと思います。 製造方法がシンプルなので値段もグッドイヤー・ウェルト製法の靴よりお求め安くなっている事が多いです。 ただ、値段が安いというのは一般的な靴に対する評価であって、最高級の革を使った靴はどんな製法でも(マッケイ、グッドイヤー・ウェルト問わず)高く、歩きやすいものです。 壊れても修理する余地があまりない靴ですが、すぐに気持ちよく革靴を履きこなすなら、断然、マッケイ製法の靴で、これこそ、あまり歩かない上流階級の人たちが求める靴ではないかと思います。 しかも濡れた路面を歩いたら水が滲みてくる靴なので、濡れた路面を歩かなくてもいい人(レッドカーペットの上だけ歩けばいい人?)には、うってつけの靴です。 そして、上流階級の人たちが求める靴は「便利でいつでも快適」であるべきで、一般サラリーマンの私のニーズも満たします。 @偏見たっぷりのコメントなので、他の靴好きの人から怒られるかもしれませんが...
従って、私は上流ではなく、一般サラリーマンですが、マッケイの快適性を優先します。 一般サラリーマンなので雨の日も外に出なければなりませんが、雨の日、雨が降りそうな日はマッケイの靴を履きません。 床が超濡れている公衆トイレをあまり使わないなどの、運用でカバーして、マッケイの靴の恩恵を受けています。 長い時間濡れた路面を歩いて滲みるということは、裏を返せば、通気性があるということです。 暑い中ある程度歩いても、あまり蒸れずに、快適に歩き続けられるのは、この濡れた路面で滲みる! の裏返しでもあると考えます。 @何事もメリットとデメリットがありますからね?
また、私は革底の靴が好きです。 もちろん、ゴム底の靴も持っています。 予定外の雨は諦めて、帰宅後に濡れた革靴のメンテナンスに励みますが、始めから雨が降る事が分かっていたら、革底の靴を履いて出かけません。 ゴム底や革底でない靴で出かけます。 @一般サラリーマンの宿命で、雨の日でも靴を履いて歩かなければなりません。 従って、雨の日用の、革靴に見えるビニール製の革靴や、革靴に見えるゴム製の靴もいくつか持っています。 当然、通気性が悪いので靴内は蒸れますが、外から滲みてくることはありません。 滲みる可能性はZEROです。 これは、革底の靴、革靴にないビニール製の靴のメリットです。(笑
ではなぜ、雨の日に沁みる不便な革底が好きか? というと、(メンテナンスした場合? ゴム底の靴より?)長持ちするからです。 現に、私のゴム底の靴で20年もった靴は一つもありませんが、革底の靴は20年経っても履けますし、値段が高かったこともあるかもしれませんし(その靴はグッドイヤー・ウェルトですが)未だに靴はよれておらず、まだ2年目です! と言っても通用する位、形が崩れずに履きこなせています。 @薄い革底と厚い革底があります。 @当然ですね? 私は厚い革を使った革底の靴が好きです。 @厚いとは最低? 4mm、5mm位ある革が靴底に使われていると私的に買いとなります。
この話を読んでいる皆さんは、 あぁ~ こいつ靴マニアだなぁ~ とお思いかもしれませんが、良い革靴は、良いメンテナンスをすれば、何年でも持ちます。 私の持っている多くの靴が3年、5年は超えて、10年選手も増えてきています。 また、良い革靴の更に良い点は、新品にない味が、履けば履くほど出てきます。 そして、見た目もボロボロにならず、しかも(すでに自分の足の形に合わせて革が伸びているので)履きやすいし、歩きやすい。 新品にない(新品の頃はなかった)味が年を追うごとに出てきます。
一部の靴マニアの方々の様に、高級ブランド? 老舗ブランド? などの定番の靴を買う必要はないと思います。 良い靴は、ブランドに関係なく、表も靴底もカッコいいものです。 いい靴を一足買って、週に1、2度履きながら、徐々に自分の足に馴らせていったら、数年後に最高に履きやすい靴になると思います。 私は靴屋さんの回し者ではありませんが、良い靴を買って、たまに履いて、たまに靴磨きしてみて、一生物の靴を育ててみては如何でしょうか? 革靴を長持ちさせる秘訣は、(その日の蒸れを革から除去するために?)毎日同じ靴を履かないことだそうです。 毎日履かなければ、使用頻度的にも長持ちするし、革の状態も良くなって長持ちするし、一石二鳥です。
ということで、まとめですが... タイプ別サラリーマンへのお勧めは...
すぐに歩き回りたい(かつ雨の日は他の靴を履く)という人、かつボテッとしていないスリムなデザインの靴が好きな人には、私と同じようにマッケイの靴をお勧めします。 @雨の日は滲みる代わりに、晴れた暑い日の靴内の蒸れを解消する能力は他の靴より高く、晴れてる時は快適に歩けます。 @軽いし、柔らかい靴が多いし...
雨の日は履かないかもしれないけど、ある程度濡れた路面も歩かないといけない人、すぐに歩きやすくなくてもいい人、何回も修理しながら一生物の靴を育てたい人は、丈夫で修理の余地があるグッドイヤー・ウェルトの靴をお勧めします。 伝統的なデザインの靴が多いし、見ただけで、いい靴だな! と分かる靴が多いです。 @でもメンテナンスしていない がっかりする 靴もたまに見かけますので、メンテナンスを頑張りましょう。
最後に、靴なんて履ければいい、雨の日も晴れの日もずっと履き続けたい、靴をメンテナンスする時間なんてない、古くなったら新しい靴買うよ! という人は、普通のセメンテッド製法(接着剤で張り合わせる製法)の靴(かつ革底でない靴)がお勧めです。 数千円で買える安くて、カッコよく見える靴もいっぱいありますからね? @私も、欲しくなる時があります。(笑
ちなみに... マッケイの難点である、縫い目から染み込みやすい難点の解消法です。
歩きやすさ(革底でも滑らない)や防水性を踏まえて、靴底を全部ゴムで覆うという人や、つま先部分とかかと部分だけゴムや金属で覆うという加工をして、長持ちさせようとする人がいます。 一部の人から革が呼吸できなくなるし、靴内の蒸れも逃げられなくなるので、やめた方がいいという人もいます。 @私も、革底のデメリットをなくなるけど、革底のメリットもなくなってしまうのでお勧めしません。
私の解消法は(すべての靴に対策している訳ではありませんが)、以下の対策をしたことがあり、まぁまぁ効果があったので紹介します。 準備するものは、東急ハンズやホームセンターで売っている、靴底がすり減った時に補充する、ゴムの補充材? 靴底修理セット。 靴のかかとがすり減った時などに、補充する充填剤です。
手順は簡単で作業自体は10分もかかりません。 1.靴底を水拭きし、良く乾かします。 1~2日、1週間程度放置し、革を良く乾かします。 2.靴底の縫い目(糸の縫い目の凹み?)を覆うように、靴底補充材を塗っていきます。 なぜならば、ここが浸水しやすいのです。 縫い目の内側にも補充材がいくようにヘラなどで圧力をかけながら、縫い目から水が染み込まないようにゴムを充填します。 3.最後に、ちょっと靴底表面より出るくらい、補充材を塗って乾かします。 すると、革底なのに滑りにくい靴底が完成します。 ゴムで覆っている部分もほんの一部なので、大部分で革も呼吸できるし、縫い目から水も染み込みにくくなるし、革底なのに滑りにくく歩きやすく、一石三鳥です。
意外と、サラリーマン生活は長く続きますよ?(笑
サラリーマンである私、かつ革靴が好きな私は、基本毎日革靴を履いて出勤しています。
そんな私の革靴への想いをちょっと記そうと思います。
革靴好きな人は、革靴の製法にも拘りたくなります。 メジャーな製法は、グッドイヤー・ウェルト式製法とマッケイ式製法(ブレイク式製法)という製法です。 マッケイ式は、日本やアメリカではマッケイ製法と呼ばれますが、ヨーロッパではブレイク製法と呼ばれ、どちらも同じものです。 理由は、元々ライアン・ブレイクという米国人が編み出した製法ですが、のちにゴードン・マッケイがその権利を買い取り世に広めました。 多分、「革靴 製法」あたりで検索をかけるといっぱい説明してくれると思います。 一般的はコメントは他のサイトにお任せして、今回は私の想いを記したいと思います。
手間がかかる製法はグッドイヤー・ウェルト製法です。 靴好きの人は、このグッドイヤー・ウェルト製法が好きかも知れません。 手間がかかる分、丈夫になります。 丈夫な反面、靴も必然的に重くなります。 手間がかかるので販売価格も高価になります。 耐久性があり、何年経っても型崩れしにくい(硬い?)革を使うケースが多いです。 私も、グッドイヤー・ウェルト製法の靴は好きです。 しかし、私は「マッケイ製法の靴」の方がもっと好きです。
理由は、マッケイ製法の靴は、製法的にシンプル(理にかなっていて)デザインに自由度があるから、私の好きな細身の靴が多い。 兎に角、私がカッコいい! と思う細身の靴はマッケイが多いのです。 製造方法がシンプルなので、軽い靴も作れ、柔らかい革で作ることも可能なので、靴擦れをせずに、すぐに履きなれる事が可能です。 グッドイヤー・ウェルト製法ほど頑丈ではないかもしれませんが、十分頑丈な靴として(良い靴なら? メンテナンスするなら?)10年、20年は履けます。 一番の難点は、靴底をダイレクトに縫ってあるので、雨の日に靴の中まで水が染み込みやすいという点です。
また、私の独断と偏見込みでコメントするなら、グッドイヤー・ウェルト製法の靴は作業者用の靴で、いっぱい歩いて、履きまくっても壊れない耐久性があり、壊れても修理する余地が残された靴で、これは、上流階級の人も履くかもしれないけど、ワーカーこそ履くべき靴だと思います。 革が硬いから? 靴が足に馴染むのに時間がかかるし、「返しが硬い」と表現されますが、靴底もしっかりしていて曲がらないので歩きづらい(でもそれがいいという人もいる)し、丈夫な製法、長持ちする靴というのは良くわかるけど、買って直ぐに快適に履ける靴ではありません。 長い目で靴を育て、数年かけて自分の足にあった最高の履き心地を求める靴なのかもしれません。 @私のある靴は、2年以上、靴摺れと戦いながら? 血を流しながら? 徐々に最高に履きやすい靴になっていきました。
一方、マッケイの靴は、デザインに自由度があり、柔らかい革を使うことも可能で、軽い靴もあり、すぐに気持ちよく履け、靴摺れに悩まされることなく歩ける靴が多いと思います。 製造方法がシンプルなので値段もグッドイヤー・ウェルト製法の靴よりお求め安くなっている事が多いです。 ただ、値段が安いというのは一般的な靴に対する評価であって、最高級の革を使った靴はどんな製法でも(マッケイ、グッドイヤー・ウェルト問わず)高く、歩きやすいものです。 壊れても修理する余地があまりない靴ですが、すぐに気持ちよく革靴を履きこなすなら、断然、マッケイ製法の靴で、これこそ、あまり歩かない上流階級の人たちが求める靴ではないかと思います。 しかも濡れた路面を歩いたら水が滲みてくる靴なので、濡れた路面を歩かなくてもいい人(レッドカーペットの上だけ歩けばいい人?)には、うってつけの靴です。 そして、上流階級の人たちが求める靴は「便利でいつでも快適」であるべきで、一般サラリーマンの私のニーズも満たします。 @偏見たっぷりのコメントなので、他の靴好きの人から怒られるかもしれませんが...
従って、私は上流ではなく、一般サラリーマンですが、マッケイの快適性を優先します。 一般サラリーマンなので雨の日も外に出なければなりませんが、雨の日、雨が降りそうな日はマッケイの靴を履きません。 床が超濡れている公衆トイレをあまり使わないなどの、運用でカバーして、マッケイの靴の恩恵を受けています。 長い時間濡れた路面を歩いて滲みるということは、裏を返せば、通気性があるということです。 暑い中ある程度歩いても、あまり蒸れずに、快適に歩き続けられるのは、この濡れた路面で滲みる! の裏返しでもあると考えます。 @何事もメリットとデメリットがありますからね?
また、私は革底の靴が好きです。 もちろん、ゴム底の靴も持っています。 予定外の雨は諦めて、帰宅後に濡れた革靴のメンテナンスに励みますが、始めから雨が降る事が分かっていたら、革底の靴を履いて出かけません。 ゴム底や革底でない靴で出かけます。 @一般サラリーマンの宿命で、雨の日でも靴を履いて歩かなければなりません。 従って、雨の日用の、革靴に見えるビニール製の革靴や、革靴に見えるゴム製の靴もいくつか持っています。 当然、通気性が悪いので靴内は蒸れますが、外から滲みてくることはありません。 滲みる可能性はZEROです。 これは、革底の靴、革靴にないビニール製の靴のメリットです。(笑
ではなぜ、雨の日に沁みる不便な革底が好きか? というと、(メンテナンスした場合? ゴム底の靴より?)長持ちするからです。 現に、私のゴム底の靴で20年もった靴は一つもありませんが、革底の靴は20年経っても履けますし、値段が高かったこともあるかもしれませんし(その靴はグッドイヤー・ウェルトですが)未だに靴はよれておらず、まだ2年目です! と言っても通用する位、形が崩れずに履きこなせています。 @薄い革底と厚い革底があります。 @当然ですね? 私は厚い革を使った革底の靴が好きです。 @厚いとは最低? 4mm、5mm位ある革が靴底に使われていると私的に買いとなります。
この話を読んでいる皆さんは、 あぁ~ こいつ靴マニアだなぁ~ とお思いかもしれませんが、良い革靴は、良いメンテナンスをすれば、何年でも持ちます。 私の持っている多くの靴が3年、5年は超えて、10年選手も増えてきています。 また、良い革靴の更に良い点は、新品にない味が、履けば履くほど出てきます。 そして、見た目もボロボロにならず、しかも(すでに自分の足の形に合わせて革が伸びているので)履きやすいし、歩きやすい。 新品にない(新品の頃はなかった)味が年を追うごとに出てきます。
一部の靴マニアの方々の様に、高級ブランド? 老舗ブランド? などの定番の靴を買う必要はないと思います。 良い靴は、ブランドに関係なく、表も靴底もカッコいいものです。 いい靴を一足買って、週に1、2度履きながら、徐々に自分の足に馴らせていったら、数年後に最高に履きやすい靴になると思います。 私は靴屋さんの回し者ではありませんが、良い靴を買って、たまに履いて、たまに靴磨きしてみて、一生物の靴を育ててみては如何でしょうか? 革靴を長持ちさせる秘訣は、(その日の蒸れを革から除去するために?)毎日同じ靴を履かないことだそうです。 毎日履かなければ、使用頻度的にも長持ちするし、革の状態も良くなって長持ちするし、一石二鳥です。
ということで、まとめですが... タイプ別サラリーマンへのお勧めは...
すぐに歩き回りたい(かつ雨の日は他の靴を履く)という人、かつボテッとしていないスリムなデザインの靴が好きな人には、私と同じようにマッケイの靴をお勧めします。 @雨の日は滲みる代わりに、晴れた暑い日の靴内の蒸れを解消する能力は他の靴より高く、晴れてる時は快適に歩けます。 @軽いし、柔らかい靴が多いし...
雨の日は履かないかもしれないけど、ある程度濡れた路面も歩かないといけない人、すぐに歩きやすくなくてもいい人、何回も修理しながら一生物の靴を育てたい人は、丈夫で修理の余地があるグッドイヤー・ウェルトの靴をお勧めします。 伝統的なデザインの靴が多いし、見ただけで、いい靴だな! と分かる靴が多いです。 @でもメンテナンスしていない がっかりする 靴もたまに見かけますので、メンテナンスを頑張りましょう。
最後に、靴なんて履ければいい、雨の日も晴れの日もずっと履き続けたい、靴をメンテナンスする時間なんてない、古くなったら新しい靴買うよ! という人は、普通のセメンテッド製法(接着剤で張り合わせる製法)の靴(かつ革底でない靴)がお勧めです。 数千円で買える安くて、カッコよく見える靴もいっぱいありますからね? @私も、欲しくなる時があります。(笑
ちなみに... マッケイの難点である、縫い目から染み込みやすい難点の解消法です。
歩きやすさ(革底でも滑らない)や防水性を踏まえて、靴底を全部ゴムで覆うという人や、つま先部分とかかと部分だけゴムや金属で覆うという加工をして、長持ちさせようとする人がいます。 一部の人から革が呼吸できなくなるし、靴内の蒸れも逃げられなくなるので、やめた方がいいという人もいます。 @私も、革底のデメリットをなくなるけど、革底のメリットもなくなってしまうのでお勧めしません。
私の解消法は(すべての靴に対策している訳ではありませんが)、以下の対策をしたことがあり、まぁまぁ効果があったので紹介します。 準備するものは、東急ハンズやホームセンターで売っている、靴底がすり減った時に補充する、ゴムの補充材? 靴底修理セット。 靴のかかとがすり減った時などに、補充する充填剤です。
手順は簡単で作業自体は10分もかかりません。 1.靴底を水拭きし、良く乾かします。 1~2日、1週間程度放置し、革を良く乾かします。 2.靴底の縫い目(糸の縫い目の凹み?)を覆うように、靴底補充材を塗っていきます。 なぜならば、ここが浸水しやすいのです。 縫い目の内側にも補充材がいくようにヘラなどで圧力をかけながら、縫い目から水が染み込まないようにゴムを充填します。 3.最後に、ちょっと靴底表面より出るくらい、補充材を塗って乾かします。 すると、革底なのに滑りにくい靴底が完成します。 ゴムで覆っている部分もほんの一部なので、大部分で革も呼吸できるし、縫い目から水も染み込みにくくなるし、革底なのに滑りにくく歩きやすく、一石三鳥です。
意外と、サラリーマン生活は長く続きますよ?(笑