奈良万葉若草の宿三笠
橿原観光ホテル
旅館・奈良万葉若草の宿三笠(奈良市)と橿原観光ホテル(奈良県橿原市)の料理メニューに虚偽表示があった問題で、両施設を運営する近鉄旅館システムズ(奈良市)は5日、事実関係を奈良県に報告した。
景品表示法違反(優良誤認)の可能性が高いとして県が報告を求めていた。県は立ち入り調査も検討する。
景表法は、商品やサービスが実際よりも著しく「優良」であると偽って示すことを禁じている。三笠の場合、ブラジル産の鶏肉などを地鶏の「大和肉鶏」と表記したり、豪州産牛の成形肉を「和牛ステーキ」と偽ったりしていた。
同社常務を兼ねる川越吉晃・三笠総支配人は報告後、「県が修学旅行生や観光客の誘致に取り組んでいる中、観光に与える影響が心配だと、さらに詳細な報告を求められた。一刻も早い信頼回復に努める」と述べた。
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