The Society of Helical Carbon ヘリカル炭素学会

Helical C (CMC), PAT PCT/FDA JP & TH (Food), SM TH FDA (Med)

健康に良い食べ物

2018-04-24 11:24:17 | 食品

「健康に良い食べ物」の画像検索結果

健康になるためにと果汁100%のジュースを飲んでいる人がいる。また、βカロテンやリコピンといった成分を気にしている人も多い。テレビ番組などで紹介された食材を意識的に多く摂る人もいるだろう。

 実は、生の果物をそのまま食べるのは健康に良いが、果汁100%のフルーツジュースは健康に悪いことが、複数の研究からわかっている。βカロテンやリコピンといった成分が体に良いという科学的証拠(エビデンス)はない。

 さまざまな食材をエビデンスベースで5グループに分類し、「体に良い食品」と「体に悪い食品」を明らかにした『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』を上梓したUCLA助教授の津川友介氏に、本当に正しい健康情報の読み方を解説してもらう。

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ちまたには科学的根拠がない健康情報があふれている

 インターネットの発展もあり、健康に関する情報が入手しやすくなったが、その一方で多くの間違った情報もあふれかえるようになってしまった。はたして、今あなたが信じている健康情報は本当に正しい情報だろうか?

 「科学的根拠のない健康情報」とは、一見正しそうな以下のようなものが該当する。

① 炭水化物は健康に悪く、食べると太る。
② βカロテンやリコピンは健康に良い。
③ 果汁100%のフルーツジュースは健康に良い。

 これらはすべて間違いと言っていい。

 「炭水化物は健康に悪く、食べると太る」という考え方は、実は正確ではない。炭水化物の中にも「健康に良く、食べてもあまり太らない炭水化物」(健康に良い炭水化物)と、「健康に悪く、食べると太る炭水化物」(健康に悪い炭水化物)があるからである(参照「最先端の医学では『白米は体に悪い』が常識だ」)。

 「健康に良い炭水化物」とは、玄米、全粒粉、蕎麦のように精製されていない炭水化物のことであり、「健康に悪い炭水化物」とは、白米、小麦粉、うどんのように精製されている炭水化物(砂糖もこれに含まれる)のことである。

 βカロテンを含んだ緑黄色野菜そのものは病気の予防に役立つと考えられているものの、緑黄色野菜からβカロテンを抽出しサプリメントとして摂取すると、逆に膀胱(ぼうこう)がんや肺がん(ただし喫煙者に限る)の発症率が高まることが、複数の研究によって明らかになっている。

 リコピンに関しては有害であるという研究結果がないだけまだましかもしれないが、抽出されたリコピンを摂取することで病気を予防したり死亡率を下げたりするということを示した研究はない(リコピン摂取によって悪玉【LDL】コレステロールが減ったという小規模な研究が2007年と2013年に発表されたが、実際に脳梗塞などの病気を予防したという研究結果はない)。どのような「食品」を食べるのかが重要であり、それに含まれる「成分」にとらわれてはいけないということを教えてくれるよい例である。

 「果汁100%のフルーツジュースが健康に良い」という考え方も正しくない。実はフルーツジュースと加工されていない果物とでは、健康に対する影響が180度異なることがわかっているのだ。

 最新の研究によると、フルーツジュースを多く飲んでいる人ほど糖尿病のリスクが高い一方で、果物の摂取量が多い人ほど糖尿病のリスクは低いことが明らかになっている。

 果物の中でも、ブルーベリー、ブドウ、リンゴを食べている人では特に糖尿病のリスクが低い。体重との関係においても、フルーツジュースを飲む人ほど体重が増加している傾向がある一方で、果物を食べている人ほど体重は減少していると報告されている。

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医師や栄養士が正しいとは限らない

 「でも、医者や栄養士がそう言っていたのに……」と思う方もいるかもしれない。専門の資格を持っていると正しいことを発信しているように見えるが、残念ながらそうとは限らない。

 医学部ではあまり食事や栄養のことを習わないため、医師は食事に関するきちんとした知識を持っていないことも多い。2008年に行われた調査の結果、アメリカの医学部のわずか27%でしか最低限(年間25時間)の食事や栄養に関する授業が行われていなかったことが明らかになっている。

 アメリカの医学部ですら、食事と栄養のことを十分時間をかけて教えていないことが問題視されているのだが、日本ではもっと遅れていると思われる。

 栄養士は、「このような食事をすれば健康になる」というルールを一般人に指導することに関しては秀でているが、そのルールがそもそも本当に科学的根拠に基づく正しいものであるかどうかを判断するために必要な専門知識(統計学や疫学と呼ばれる学問)を持っていない人もいる。

 また、「〇〇が健康に良い」という情報は、商品の売り上げに大きな影響力を持つため、科学的根拠のない健康情報がマーケティングの一環として利用されてしまっているという側面があることも忘れてはならない。

健康に良いかどうかで5つのグループに分けて考える

 すごく単純化して考えてみると、すべての食品は5つのグループに分けられる。健康に良いことが複数の研究で明らかになっている食品をグループ1として、健康に対して悪影響があることが複数の研究で示されているものをグループ5とする。

 論文はあるものの少数の研究でしか健康に良い可能性が示唆されていない食品はグループ2、逆に少数の研究で健康に悪い可能性が示唆されている食品はグループ4、そのどちらにも当てはまらず、健康へのメリットもデメリットも報告されていない食品がグループ3である。

 そうすると、私たちが日々口にしている食品のほとんどは中間のグループ(グループ2、3、4)に該当することがわかる。

 皆さんが新聞やテレビなどのメディアで毎日のように目にしている「体に良いということが最新の研究で明らかになった」とうたわれる食品のほとんどはグループ2の食品である。

 つまり、健康に良いという研究結果が1つ2つあるかもしれないが、本当に体に良いのかどうかまだ確定的なことは言えない段階の食品である。数カ月後には同じ食品が「最新の研究で健康に悪いことがわかりました」というニュースを目にすることになるかもしれないし、実際にそういったことはしばしば起こる。

 そのような「賞味期限の短い健康情報」に一喜一憂することにあまり意味はない。目新しさや話題性はないかもしれないが、やはりすでに健康に良いことが長年の研究から支持されている食品を日々の食事に取り入れることこそが重要だと言えるだろう。

 長生きするためには、科学的根拠に基づいた正しい食事をとることが最も確実である。どのような食事をとれば、がんや脳卒中などの病気になりにくくなり、長生きできるようになるかに関しては数多くの研究結果が存在している。

 この、科学的根拠に基づいた本当に健康になれる食事を理解しておけば、ちまたにあふれる「最新の研究結果によると……」という枕詞ではじまる玉石混淆な情報に惑わされることもなくなるだろう。この分野における研究の数は多く、科学的根拠の層が厚いため、1つ2つの「最新の研究」によって結論が覆ることは考えにくいからだ。

不動の「本当に健康に良い食品」5つ

 では、具体的にどのような食事すればよいのだろうか。健康になりたければ、前述のグループ5の健康に悪い食品をグループ1の健康に良い食品と置き換えればよい。

 数多くの信頼できる研究によって本当に健康に良い(=脳卒中、心筋梗塞、がんなどのリスクを下げる)と現在考えられている食品は、①魚、②野菜と果物(フルーツジュース、ジャガイモは含まない)、③茶色い炭水化物、④オリーブオイル、⑤ナッツ類の5つである。

 逆に、健康に悪いと考えられているのは、①赤い肉(牛肉や豚肉のこと。鶏肉は含まない。ハムやソーセージなどの加工肉は特に体に悪い)、②白い炭水化物、③バターなどの飽和脂肪酸の3つである。

 つまり、白米や小麦粉を使った白いパン、うどんといった精製された炭水化物、牛肉や豚肉、バターは避け、玄米や全粒粉を使ったパン、蕎麦、魚、野菜、果物、オリーブオイル、ナッツなどに置き換えるということだ。

 このような食事をすることで、脳卒中、心筋梗塞、がんなどの病気を減らし、健康を維持したまま長生きする確率を上げることができる。

 注意してほしいのは、私は加工肉、赤い肉、白い炭水化物などは「体に良くない」と説明しているのであって、「食べるべきではない」と主張しているのではないということだ。

 甘いものが好きな人にとっては甘いものを食べることで幸せな気持ちになり、幸福度が上がるかもしれない。そういう人にとっては、甘いものをゼロにすることで健康にはなるけれども人生がまったく楽しくなくなってしまうこともあるだろう。

 そのような場合には、幸福度と健康をてんびんにかけて、毎日少量の甘いものを食べるという食事を選択することも合理的な判断だろう。食事によって得られるメリットとデメリットを十分理解したうえで、何を食べるかを選択すべきだろう。

 

津川友介(東洋経済 ON LINE: 2018.04.24.)

https://toyokeizai.net/articles/-/217690

 

「科学的根拠に基づく本当に体によい食事」とは?( 投稿日: 2016/06/05)

https://healthpolicyhealthecon.com/2016/06/05/evidence-based-healthy-diet/

 

 専門家が解説!高カロリーだけど健康にいい食べ物10

 https://www.cosmopolitan.com/jp/beauty-fashion/health/tips/a6931/high-calorie-food-good-for-you/

 

長生きしたければ、この17の食材を食べましょう。科学が証明 (Kate Bratskeir :The Huffington Post)

https://www.huffingtonpost.jp/2015/08/31/17-foods-that-can-help-you-live-longer_n_8068392.html

 

「心臓」を健康に保つために 食べるべきもの、避けるべきもの(Tara Haelle ,CONTRIBUTOR,I offer straight talk on science, medicine, health and vaccines.)

https://forbesjapan.com/articles/detail/15450

 

食の世界はニセ情報だらけ おいしく健康的に食べるには何が必要か?

水素水で健康に、海外セレブもオススメのグルテンフリーでダイエット、体にいいから赤ワイン・・・。全部信じてはいけません。(Naoko Iwanaga 岩永直子 BuzzFeed News Editor, Japan)

https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/foodfakenews?utm_term=.gqRv0nZRx#.aqAPwzDkj

 

健康づくりのための食事パターンの 考え方と普及(厚生労働省健康局 がん対策・健康増進課 栄養指導室)

http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000094398.pdf

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コーヒーには「発がん性」の警告表示が必要だ/米カリフォルニア州判事が判断

2018-04-13 23:22:45 | がん

「コーヒー」の画像検索結果

米カリフォルニア州上位裁判所の判事は28日、州内で販売されるコーヒー商品に発がんリスクを警告するラベルを貼るべきとする判断を下した。

裁判所文書によると、判事は、スターバックス<SBUX.O>などコーヒーを提供する企業はコーヒー豆の焙煎時に生じる化合物(アクリルアミド)が健康を害するリスクがわずかであることを証明できていないと判断した。

「コーヒー発がん性警告」の画像検索結果

被告となったのは約90社

この訴訟で被告となったスターバックス、ダンキン・ドーナツ、JMスマッカー<SJM.N>など約90社は、この判断に異議があれば、4月10日までに申し立てる必要がある。各社はコメントの求めに応じていない。

「コーヒー発がん性警告」の画像検索結果

カリフォルニア州に拠点を置く毒物に関する教育研究団体(CERT)は2010年、商品に高水準の発がん性化学物質アクリルアミドが含まれていることを消費者に告知していないとしてスターバックスなどを提訴。CERTは、アクリルアミドはカリフォルニア州の法律で発がん物質に分類されているため、コーヒー販売店は州内の消費者にラベル表示でリスクを警告すべきだと主張している。

裁判所の文書によると、審理の第1段階で、企業側はコーヒーに含まれるアクリルアミドが「重大なリスク水準」にないことを示せなかった。そのため第2段階では、企業側は消費者がコーヒーを飲み続けることでさらされるアクリルアミドが容認できる水準にあることを示そうとしたが、判事はこれが証明されたと認めず、警告ラベルの表示が必要との判断を下した。

https://toyokeizai.net/articles/-/215048

 

https://www.reuters.com/video/2018/04/03/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E3%81%AB%E7%99%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E6%80%A7%E8%AD%A6%E5%91%8A%E8%A1%A8%E7%A4%BA%E3%82%92-%E7%B1%B3%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A2%E5%B7%9E%E3%81%AE%E8%A3%81%E5%88%A4%E6%89%80%E5%AD%97%E5%B9%95%E3%83%BB30%E6%97%A5?videoId=414375286

 

アクリルアミド(acrylamide)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%89

 

食品に含まれているアクリルアミド(農林水産省)

http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/acryl_amide/a_kiso/syokuhin.html

 

加工食品中アクリルアミドに関するQ&A(厚生労働省)

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/kagaku/topics/tp021101-1.html

 

コーヒー(Koffie)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC

 


白米は体に悪い

2018-04-13 12:20:19 | 糖尿病

「白いごはんが好き」と言う日本人は多い。厚生労働省と農林水産省が共同で作成した「食事バランスガイド」でも、ごはんをお茶碗で1日3~5杯食べることが推奨されている。

ところが、膨大な研究論文から科学的根拠に基づいて分析してみると、白米は1日2~3杯でもすでに糖尿病のリスクが上がり始める可能性があるという。

白米のみならず、さまざまな食材をエビデンスベースで5グループに分類し、「体に良い食品」と「体に悪い食品」を明らかにしたUCLA助教授の津川友介氏に、白米を食べる量を減らしたほうがいい理由を解説してもらう。

健康に良い炭水化物・悪い炭水化物

巷では「糖質制限ダイエット」や「低炭水化物ダイエット」が流行っている。エネルギーとなる成分は大きく分けて、たんぱく質、脂質、炭水化物の3つに分けられるのだが、これらのダイエット法に共通しているのは、「炭水化物」の摂取量を減らして、代わりにたんぱく質や脂質の摂取量をやや多めにするということである。

 

しかし、この炭水化物なら十把一からげに減らすべきという考えは、実はミスリーディングである。炭水化物には、「健康に良い炭水化物」と「健康に悪い炭水化物」があるからである。

私たちにとって最も身近な炭水化物は、白米や小麦粉であり、これらは精製された炭水化物である。このように精製して柔らかくて食べやすい形にすることを(白っぽくなるため)「精白」すると表現し、米であれば「精米」すると呼ぶ。

そして、この精白されている「白い炭水化物」は、血糖値を上げ、脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化による病気が起こるリスクを高める可能性があることが、数多くの研究から報告されている。

その一方で、玄米のように、精製されていない「茶色い炭水化物」の多くは食物繊維や栄養成分を豊富に含み、複数の研究で肥満や動脈硬化のリスクをむしろ下げると報告されている。つまり、すべての炭水化物が悪者なのではなく、どんな炭水化物を食べるかで健康に関しては逆の効果があるのだ。

 

 

なお、ここでは精製された炭水化物のことを「白い炭水化物」、精製されてない炭水化物のことを「茶色い炭水化物」と呼ぶ。そのほうがイメージしやすいと思われるからである。精製されているかどうかが重要なのであって、必ずしも色が重要なのではないことに注意してほしい。

数々の研究において、精製されていない「茶色い炭水化物」は健康に良い影響を与えると報告されている。アメリカ、英国、北欧の国々で行われた研究を統合した78万6000人のデータを用いて、炭水化物の摂取量と死亡率の関係を評価したメタアナリシス(複数の研究結果をとりまとめることで一つひとつの研究では認められない関係性を明らかにする研究手法)によると、1日70gの茶色い炭水化物を摂取したグループは、茶色い炭水化物をほとんど食べないグループと比べて死亡率が22%低かった。

炭水化物と心筋梗塞や脳梗塞の関係を見た(7つの研究を統合した)別のメタアナリシスによると、茶色い炭水化物の摂取量が多いグループ(1日2.5単位以上摂取)は、摂取量が少ないグループ(週に2単位未満)と比べて心筋梗塞や脳卒中といった動脈硬化によって起こる病気になるリスクが21%低かった。

茶色い炭水化物の摂取により糖尿病のリスクが下がることも明らかとなっている。玄米を多く食べる人たち(週に200g以上摂取)は、玄米をほとんど食べない人たち(摂取量が月に100g未満)と比べて糖尿病になるリスクが11%低かった。この研究によると、1日50gの白米を玄米に置き換えることで糖尿病のリスクを36%下げることができると推定された。

全粒粉や蕎麦粉の含有量も重要

茶色い炭水化物の摂取はダイエットにも有効であると考えられている。アメリカで行われた研究によると、茶色い炭水化物の摂取量が1日あたり40g増えるごとに、8年間での体重増加が1.1㎏減ることが明らかになった。複数の研究において、茶色い炭水化物の摂取量が多い人ほどBMIが小さく、腹囲が細いことも示されている。

その他にも、茶色い炭水化物には、便秘を予防する働きや、憩室炎という大腸に炎症を起こす病気を予防する効果があるとも言われている。

ここで1つ注意事項がある。スーパーやコンビニで手にする商品の中には、「全粒粉」と書いてあっても実は全粒粉が少ししか含まれておらず、ほとんどが精製された小麦粉という商品がある。食品のラベルに関して、原材料は、使用した重量の割合の高い順に表示されている。健康のことを考えたらできるだけ全粒粉の割合の高いものを選ぶべきだろう。

蕎麦を食べるにしても、巷には小麦粉の含有量が多くて蕎麦粉が少しだけしか含まれないものもあるので、注意が必要である。少ししか蕎麦粉が含まれておらず大部分は小麦粉でできている、いわば「蕎麦粉入りのうどん」を食べて健康になった気になってしまうのは危険である。十割蕎麦や二八蕎麦のように、できるだけ蕎麦粉の割合の高い蕎麦を選んで食べるのが好ましい。

 

 

私が食事と健康の話をすると、最もよく質問されることの1つが「白米は食べすぎなければ大丈夫ですよね?」といったものである。日本人は何事も「食べすぎなければ大丈夫」というあいまいな落としどころを好む傾向があるが、残念ながら、日本人が大好きな白米は「少量でも体に悪い」と言ってもいいだろう。エビデンスによると白米の摂取量が少なければ少ないほど糖尿病のリスクが低いことが報告されているからだ。

白米は「食べすぎなければ大丈夫」という問題ではない

2012年に世界的にも権威のある英国の医学雑誌に、白米と糖尿病の関係に関する4つのコホート研究(白米の摂取量を調査し、その人たちを何年間も追跡し、その後病気になるかを解析する研究方法のこと)の結果をまとめたメタアナリシスの結果が発表された。その結果、白米の摂取量が1杯(158g)増えるごとに糖尿病になるリスクが11%増えるとされた。

こういう話をするとしばしば「日本人では違うはずだ」という話になる。それでは、日本人のエビデンスも見てみよう。上記の論文でもデータの中の1つとして用いられているが、2010年に、権威あるアメリカ栄養学会の学会誌に、国立国際医療研究センターの南里明子氏(現在の所属は福岡女子大学)らが行った日本人のデータを用いた研究掲載された。

この研究によると、日本人においても白米の摂取量が多ければ多いほど糖尿病になる可能性が高くなることが明らかになった。

論文では、男性では、白米を食べる量が(ごはん1杯160g換算で)1日2杯以下のグループと比べて、1日2〜3杯食べるグループでは5年以内に糖尿病になるリスクが24%高いことが明らかになった。

その一方で、ごはんを1日2〜3杯食べる人と、3杯以上食べる人たちで糖尿病のリスクは変わらなかった。1日2杯(315g)くらいが糖尿病のリスクが上がりはじめる境界だと考えてもいいかもしれない。

女性ではもっとシンプルな関係、つまり白米を食べる量が多ければ多いほど糖尿病のリスクが高くなるという関係が認められた。白米を1日1杯しか食べないグループに比べて(最も少ないグループの白米摂取量が男女で違うので注意が必要)、1日2杯食べるグループでは15%、3杯食べるグループでは48%、4杯食べるグループでは65%も糖尿病になるリスクが高くなることがわかった。

 

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ただ、白米の摂取量は食事調査を行って追跡したものであり、記憶違いや過少申告、食生活の変化なども考えられる。したがって、「1日2杯の白米」とは、きっちりと1日2杯分の量を食べていたのか、ということは実は正確にはわからない。

さらには、1日1時間以上の筋肉労働や激しいスポーツをする人に関しては、統計的に有意な関係が見られなかった。これらのことを踏まえると、白米を食べる量が多い人ほど、糖尿病になってしまう確率が高くなっている傾向が確認できた、というくらいのざっくりとした理解にとどめるのが無難だろう。

個人的には白米の摂取量と糖尿病のリスクとの間には正の相関があるので、減らせるのだったらできるだけ少ない摂取量のほうがいいと考える。さらには糖尿病の家族歴があると糖尿病になる確率はさらに高くなるので、少しでもリスクを下げるためにもできるだけ白米を含む白い炭水化物は減らしたほうがいいだろう。どうしても白米を食べたい人は、毎日1時間以上の激しい運動をすることで、糖尿病のリスクを上昇させずに済むかもしれない。

 

米の摂取量を減らしたらお腹が空いてしまう?

炭水化物の摂取を減らすために、ただ単に食事の量を減らすことはおすすめできない。多くのダイエットが成功しないのと同様に、お腹が空いていてもがまんしているのは拷問に近く、理性によってコントロールすることが難しいからだ。そのため、食事の種類を「置き換える」ことを推奨する。

そこで筆者がおすすめしたいのは、白米が「主食」であるというマインドセットを変えるという方法だ。主食は白米であると思うからどうしても量を食べてしまうが、必ずしも白米が主食でなければいけないというルールはない。

白米の代わりに、玄米にするというのは最もシンプルな置き換え術だろう。前述のように、白米を玄米に置き換えることで、糖尿病のリスクが下がる可能性も示唆されている。アメリカでは、多くのレストランで白米と玄米を選ぶことができ、健康意識の高い人は玄米を選ぶようになってきている。

その他の方法として、お米の代わりに、大皿一杯のサラダが主食だとイメージしたらどうだろうか。魚や肉(たんぱく質)がおかず、サラダを主食にしてみる。この食事スタイルだと白米の摂取量をコントロールすることがだいぶ楽になると思われる。

 

https://toyokeizai.net/articles/-/215982

 

津川友介の記事一覧

http://blogos.com/blogger/yusuke_tsugawa/article/

 

津川友介:世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事(2018) ISBN-13: 978-4492046241

 

玄米

https://ja.wikipedia.org/wiki/玄米

 

白米

https://ja.wikipedia.org/wiki/白米

 

白米を多く食べるアジア人、糖尿病リスク55%増 米ハーバード大

https://2ch.live/cache/view/newsplus/1332035827

 

【糖質制限の新常識】日本人は「パン」と「バナナ」を食べてはダメ!(週刊現代 2016.12.17.)

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50460

 

グリセミック指数 (glycemic index)

https://ja.wikipedia.org/wiki/グリセミック指数

 

GI値一覧表

http://blog.s-re.jp/2860/files/gi.pdf


抗がん剤(医療用医薬品)誇大表現、広告違反30件

2018-04-12 23:08:05 | がん

医師は「抗がん剤の限界」を熟知している。

知らないのは、患者だけ

 

医師が処方する「医療用医薬品」に関する製薬会社の広告について、厚生労働省が医療機関を通じて実態を調査したところ、抗がん剤など23製品で効能の誇大表現など法律や通知に違反する疑いのあるケースが、計30件あったことがわかった。同省は、製薬会社に情報提供の適正化を求める指針を作成する。

 


 調査は2017年度の2か月間実施。全国の医療機関の医師ら20人程度をモニターに指定した。医師にパンフレットなどで製品情報を提供する医薬情報担当者(MR)の説明などで、問題がありそうなケースの報告を求めたところ、「事実誤認の恐れのある表現を使った」(9件)などの事例が見つかった。

 


 こうした事例が後を絶たないため、同省は指針の中に、MRを監督する部門の設置など社内体制の整備や、MRへの教育を製薬会社の責務とすることなどを盛り込む方針だ。

 

https://medical-tribune.co.jp/news/2018/0412513859/

 

医薬品等の広告規制について(厚生労働省)

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/koukokukisei/index.html

 

がんの代替医療とは?世界中で取り入れられている新しいがん医療の考え方(がんメディカルサービス)

https://www.g-ms.co.jp/blog/alternative-medicine

 

近藤誠

https://ja.wikipedia.org/wiki/近藤誠

 

高齢者へのがん医療の効果にかかる研究報告-進行がんにおける抗がん剤治療と緩和治療との有効性及びその適正使用-今後、全国がん登録などを活用した大規模調査が望まれる(国立がん研究センター)

https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2017/0427/index.html

 

IV期 75歳未満
IV期 75歳以上

  • 肺がん IV期 75歳未満 

    抗がん剤治療あり(1)140人/なし(2)46人

  • 肺がん IV期 75歳以上

    抗がん剤治療あり(1)8人/なし(2)11人

 

生存率はがんと闘い共存するための一つの指標 国立がん研究センターが5年生存率など2報告書を公表(2017.8.21.)

https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/review/2017/08/20170821_01.html

 

医薬情報担当者(medical representative、MR

https://ja.wikipedia.org/wiki/医薬情報担当者

 


トウガラシ(Carolina Reaper/Capsicum chinense)で脳血管にダメージ

2018-04-12 10:18:13 | 健康

「世界一辛い」トウガラシを食べた男性の脳血管に狭窄が見つかった

 米ニューヨークで開かれたトウガラシの大食い大会で、世界一辛いといわれる「キャロライナ・リーパー(Capsicum chinense)」というトウガラシを食べた挑戦者の男性が、直後に激しい頭痛を訴えて病院に運ばれた。神経科の専門医が9日の医学誌BMJに発表した症例報告で明らかにした。

患者は34歳の男性で、頭と首の激しい痛みを訴えて病院の集中治療室に運ばれた。大会でキャロライナ・リーパーを食べた直後に後頭部に激痛が走り、頸部から頭部にかけてたちまち痛みが広がったという。

病院で検査した結果、脳出血や脳梗塞は起きていないことが判明。しかしCT血管造影を使って脳内の血管を調べたところ、左側の内頸(ないけい)動脈など脳につながる4本の血管に大きな狭窄(きょうさく)が見つかり、トウガラシが原因と思われる可逆性脳血管攣縮(れんしゅく)症候群(RCVS)と診断された。

専門家によると、RCVSは雷に打たれたような激しい頭痛を伴う疾患で、大抵は数日から数週間で回復するが、重症化すると命にかかわることもある。通常はトウガラシではなく、頭痛薬などの医薬品やコカインなどの違法薬物が関係する。

トウガラシに多く含まれるカプサイシンという化学物質は、身体の特定部位の血管を狭窄させる作用があることが分かっており、局所医薬品にも少量が使われる。

しかしトウガラシがRCVSを引き起こした症例の報告は今回が初めてだという。キャロライナ・リーパーの辛さはハラペーニョの400倍以上といわれている。

男性は治療を受けて快方へ向かい、数日後に退院した。5週間後の検査では、血管狭窄の症状は解消されていたという。

 

https://www.cnn.co.jp/fringe/35117471.html

 

Capsicum chinense

キャロライナ・リーパーCarolina Reaper/Capsicum chinense

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AD%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC


世界最強の唐辛子『キャロライナ・リーパー』

https://matome.naver.jp/odai/2139435647354860001

「カプサイシン」の画像検索結果

カプサイシン (capsaicin) 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%97%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%B3

 

カプサイシンに関する情報(農林水産省)

http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/capsaicin/

 

育毛にトウガラシが良いってホント?どのような効果が期待できる?

https://finjia.biz/magazine/2017/10/06/post-194/

 

カプサイシンで肥満予防?唐辛子に含まれるカプサイシンの効果!

https://media.carecle.com/articles/Z0yQ6

 

可逆性脳血管攣縮症候群(Reversible cerebral vasoconstriction syndrome、RCVS)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AF%E9%80%86%E6%80%A7%E8%84%B3%E8%A1%80%E7%AE%A1%E6%94%A3%E7%B8%AE%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/neurosonology/27/2-3/27_76/_pdf

 

 

 

 


ジャポニカ米の脱穀白米のGI値が76なのに比べ、パスタのGI値は58でパスタのほうが白米より血糖値が上がりにくい

2018-04-12 00:00:11 | 糖尿病

「パスタ」の画像検索結果

イタリア料理のパスタは「ダイエットの大敵」などといわれてきたが、パスタを食べても太らない、という論文(※1)が話題になっている(※2)。小麦粉で作られるパスタも炭水化物で、糖質を目の敵にするダイエット派によって攻撃されてきた。パスタを食べても太らないというのは本当なのだろうか。

そもそもパスタは太りにくい炭水化物

「パスタは太らない」の画像検索結果

 結論から先に述べれば、デュラムコムギ(durum wheat)によって作られる乾燥パスタは意外にGI値(※3)の低い食べ物だ(※4)。GI値が低いと血糖値が上がりにくく、インスリンによる血糖値の調整と糖の吸収のバランスが取れるようになる。逆にGI値が高いと食事中に急に血糖値が上がるため、インスリンも過剰に分泌され、糖を溜め込んで太りやすくなる。

 つまり、パスタを食べても太らない、というのはそもそも間違ってはいないといえる。ちなみに、ジャポニカ米の脱穀白米のGI値が76なのに比べ、パスタのGI値は58でパスタのほうが白米より血糖値が上がりにくいことがわかる。小麦粉で作られた白パン(食パン)のGI値は70前後だ。

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 冒頭の論文は、カナダのトロント大学やセント・マイケルズ病院などの研究グループによるものだ。食事によってパスタを含む低GI値グループ(オートミール、豆類など)と高GI値グループ(白パン、ベイクドポテト)に分けて比較した過去の32研究論文(総参加者2448人)をシステマティックレビューとメタアナリシスで検証した。

 これらの研究論文で得られた結果をもとに分析してみると、低GI値の食事を摂ったグループのほうが高GI値の食事を摂ったグループよりも体重が減り(-0.63kg)BMI値も減少した(-0.26、研究論文18)ことがわかったという。

 32論文の中でパスタを含む低GI値の食事グループで体重が増加した研究論文は9つあり、体重とBMI値、体脂肪率以外のウエスト周りと腹囲と尻回りの比率、内臓脂肪を評価するSAD(sagittal abdominal diameter)での評価では、低GI値グループのほうが良好ということはいえなかった。

 パスタを含む低GI値の食事を摂ったグループと高GI値の食事を摂ったグループとを比べれば、当然ながら前者のほうが太りにくいという結果が出ると考えられる。低GI値グループがパスタばかり食べていたわけではなく、いくつかの低GI値の食物を選択して食べてもらったという研究論文を比較したことになる。

パスタ食だけで比較できていない

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 この論文の研究者は、パスタのみで比較した論文を抽出することはできていない。一定期間、炭水化物はパスタしか食べないという研究は非現実的だろう。

 いずれにせよ、パスタが白米や白パンに比べて血糖値を上げにくい低GI値の炭水化物ということは間違いなく、適量のパスタを食べたからといって必ずしも体重が増えるわけではない。糖質制限ダイエットの弊害も取りざたされているが、炭水化物を含む必須栄養素をバランス良く摂ることこそが重要だ。

 パスタのような低GI値の炭水化物を食べることで糖質を摂るようにする食事法がある。この論文の研究者は、パスタを含む地中海食を使って児童で行われたスペインの研究(※5)を紹介しているが、肥満気味の児童の11.3%がこうした食事によって減量に成功したという(平均体重児童では2.6%)。

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 パスタはスパゲティ、マカロニ、リングイネなどに形状を変え、小麦の種類や卵の混ぜ具合など成分も多様で、乾燥パスタや生パスタなどの加工法にもいろいろあるが、総じてGI値が低いことは共通している。食物繊維が豊富なので満腹感を得やすく、消化吸収が緩やかで腹持ちもいいパスタを食べることで、エネルギーの総摂取量を減らすことができるだろうと研究者はいう。

 だが、オイルを大量に使うなど、パスタと一緒に脂質の多い食べ物を食べるとインスリンの抵抗性が上がり、炭水化物の代謝に悪い影響を及ぼすようだ(※6)。特にパスタはオイルやバター、クリームなどと相性がいいのでカロリーや脂質の摂取過多にも要注意だし、なんでもそうだがドカ食いなどの量の加減も大事だろう。

 炊飯後の米1合は約300グラム強になるが、その点でも一般的なパスタ1食100グラムは食べ過ぎかもしれない。もちろん、パスタも茹でると量が増える(約2~3倍)。よくいわれるように、食べ合わせや食べる順番(セカンドミール効果、※7)に気をつけ、美味しくパスタを食べたいものだ。

※1:Laura Chiavaroli, et al., "Effect of pasta in the context of low- glycaemic index dietary patterns on body weight and markers of adiposity: a systematic review and meta-analysis of randomised controlled trials in adults." BMJ Open, doi:10.1136/bmjopen-2017-019438, 2018

※2:Yahoo!ニュース:2018/04/07

※3:GI値:Glycemic index、グリセミック・インデックスのことで、ブドウ糖を100の規準にしたときの食事後の血糖値の上がりやすさを示す指標。シドニー大学のGIサイトによればデュラムコムギの全粒粉パスタを塩を入れた湯で10分ボイルした後のGI値は58。米の長粒米はGI値76、中粒米はGI値89、ジャポニカの短粒米は玄米でGI値62、白米でGI値76となっている。

※4:Wallace H. Yokoyama, et al., "Effect of Barley β‐Glucan in Durum Wheat Pasta on Human Glycemic Response." Cereal Chemistry, Vol.74, Issue3, 293-296, 1997

※5:Bibiloni MDM, et al., "Improving diet quality in children through a new nutritional education programme: INFADIMED." Gaceta Cantitaria, Vol.31(6), 472-477, 2017

※6:Sylvie Normand, et al., "Influence of dietary fat on postprandial glucose metabolism (exogenous and endogenous) using intrinsically 13C-enriched durum wheat." British Journal of Nutrition, Vol.86, Issue1, 3-11, 2001

※7:D J. Jenkins, et al., "Slow release dietary carbohydrate improves second meal tolerance." The American Journal of Clinical Nutrition, Vol.35, Issue6, 1339-1346, 1982

 

スパゲッティスパゲティー、スパゲッティー、スパゲティなどとも:spaghetti)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3

ttps://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/04/post-9882.php

 

【糖質制限の新常識】日本人は「パン」と「バナナ」を食べてはダメ!

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50460


パスタダイエットの効果と太らない食べ方とレシピ!

https://dietbi.com/pasta-4112.html


グリセミック指数 (glycemic index) 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E6%8C%87%E6%95%B0


GI値一覧表

http://blog.s-re.jp/2860/files/gi.pdf

 

糖尿病の食(国立循環器病研究センター)

http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/obesity/pamph74.html

 

GIについて学ぼう(大塚製薬)

https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/glycemic-index/

 

最先端の医学では「白米は体に悪い」が常識だ

UCLA医学部助教授が教える「不都合な真実」

https://toyokeizai.net/articles/-/215982?utm_source%3Drss%26utm_medium%3Dhttp%26utm_campaign%3Dlink_back