The Society of Helical Carbon ヘリカル炭素学会

Helical C (CMC), PAT PCT/FDA JP & TH (Food), SM TH FDA (Med)

アメリカをがんが治療できる国にしよう(オバマ大統領)/日本はがんの治療できない国

2016-02-14 15:33:06 | がん

米がん研究費6152億円、日本408億円(2010年)

オバマ大統領は1月12日夜、任期中最後となる一般教書演説で、ジョー・バイデン副大統領をがん治療の国家プロジェクトの統括者にする方針を示した。また、米国国立がん研究所(NCI)が2016会計年度に52億1000万ドル(約6152億円)の予算を獲得したことも発表された。予算額の増加幅は2003年以来最大となった。

米国がん学会(AACR)の上級政策主任ジョン・レツラフは「予算がカットされコストが上昇していた時代から一転し、さまざまなプログラムの資金が賄える」と喜びを語った。

昨年5月に息子のボーを脳腫瘍で失ったバイデン副大統領は、がん撲滅を目指す資金獲得を支援してきた。アメリカ国立衛生研究所(NIH)に所属するNCIが獲得した予算は、前年を2億6230万ドル(約309億円)上回った。

オバマは演説で、「40年に渡って多くの課題に取り組み、全力を尽くして来たジョーにこのミッションをゆだねる。私たちが亡くした愛する人のために、そしてまだ救うことができる家族のために、アメリカをがんが治療できる国にしよう」と呼びかけた。

バイデンは昨年10月、2016年の大統領選には出馬せず、残りの任期でがん研究の予算獲得に取り組むと宣言していた。NIHは今年、フェデラルファンディングで前年より20億ドル以上多い320億ドル(約3兆7789億円)強を獲得する。予算の増額は12月18日に議会を通過した1兆1000億ドル(約130兆円)の包括的歳出法案に盛り込まれた。

ACS CANのクリス・ハンセン代表は、今年は米国人170万人ががんと診断され、59万人ががんで死亡するとの見通しを示し、「死者の半数については、私たちは防ぐ手立てを知っているが、残りの半分は今から研究しなければならない。遺伝性のものは遺伝子を読み解くことで治療できるはずだ」と語った。

 

 

http://www.msn.com/ja-jp/money/news/%e7%b1%b3%e6%94%bf%e5%ba%9c-%e3%81%8c%e3%82%93%e6%b2%bb%e7%99%82%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%82%af%e3%83%88%e3%81%ab%e7%b4%846000%e5%84%84%e5%86%86%e3%82%92%e6%8b%a0%e5%87%ba/ar-BBovcEB?ocid=spartandhp#page=2


日本人にはあまり知られていない不可解な事実がある。先進国の中で日本だけ、がんの死亡数が増加し続けているという。わが国の医療は世界トップレベル—だからといって、安心してはいられない。

「じつは、がんの死亡数が増え続けているのは、先進国では日本だけなのです」

東京大学医学部附属病院放射線科准教授の中川恵一氏はこう断言する。

日本人の平均寿命は女性が86・61歳で世界一、男性は80・21歳で第4位。その数字だけが独り歩きし、日本人は健康なのだと思いがちだが、そう考えているのは我々日本人だけのようだ。

米国で1年間にがんで死ぬ人は、約57・5万人。日本人は約36・5万人だが、人口10万人当たりで換算すると、日本人の死亡数は米国の約1・6倍にもなっている。意外なことだが、日本は先進国であるにもかかわらず、がんが原因で亡くなる人が増え続ける唯一の国。日本が「がん大国」である「本当の理由」はここにある。

いまや日本ではがん患者が増え続け、2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで死ぬ—そんな時代になった。がん研究振興財団が昨年発表したデータでは、1年間で新たにがんと診断された人は74万9767人。がんは、日本人の死因のトップとなっている。

脳卒中を抜き、がんが死因の1位になったのは1981年。その後、がんの罹患数、死亡数ともに年々増え続けている。死亡数は、30年で2倍以上にも膨れ上がった。

もちろん、世界的に見ても、がんは患者数も死亡数も増えている。だが、国際がん研究機関(IARC)の発表によると、世界中で、がんで死ぬ人の65%は発展途上国の国民。先進国では、がんが原因で死ぬ人は減り続けているという。中川医師が続ける。

「欧米では、だいたい毎年5%ずつがん死亡数が減っています。それに比べ、日本では増加が止まりません。1995年の時点では、日本も米国も同程度でしたが、それ以降、差はどんどん開いていっています」

がんの患者数が増えれば、がんで死ぬ人が増えるのは当然のことのように思えるが、そうではない。

先進国の場合、高度な検査設備があることで、従来ならば見つからなかったレベルの早期のがんが発見され、患者数が増加しているという側面もある。だが、その場合、見つかったとしても高い治療技術があれば、がんを治すことができるはずだ。医療設備が整った先進国では、がんによる死亡数が減少していって当然である。

ましてや、先進国の中でも、日本の医療はトップクラス。「とくに手術の技術は、世界一」(前出・中川医師)とも言われる。そんな日本でなぜ、がん死が増え続けているのだろうか。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40436?page=1

 

[PDF]がん研究の現状と今後のあり方について - ライフサイエンスの広場

www.lifescience.mext.go.jp/files/pdf/n683_00.pdf
 

水素水は、科学的根拠なし

2016-02-12 00:07:51 | がん

「hydrogen」の画像検索結果

伊藤園
が今年7月に発売した「高濃度水素水」が、インターネット上で話題を呼んでいます。効果がはっきりしない飲料を販売しているとして伊藤園の姿勢を批判する声や、誰かに騙されているのではないかと心配する声、一部では不買運動を呼びかける声もあります。

 

 水素水は、水素を多く含有した水のことです。タレントや有名スポーツ選手や歌手などがテレビやネット上で愛飲していることを表明し、ここ数年人気が高まっています。特にタレントのDAIGOが3月にテレビ番組の中で水素水を生成するボトルを普段から持ち歩いていると明かした後には、水素水ブームが一気に盛り上がりました。

 ところで、水素水は実際に体にどのような効果をもたらすのでしょうか。

 古くから電解陰極水が健康にいいとの言説はあり、その真偽を探る研究は20年ほど前から行われてきました。しかし、結論はまだ出ていないというのが現状です。

 人間の体は、外から侵入してくる菌やウイルスなどの異物を撃退するために、白血球から活性酸素を放出します。それによって感染から守るのです。一方で活性酸素は、体内の細胞の膜を構成する不飽和脂肪酸を酸化によって酸化脂質に変化させ、細胞や組織が老化する原因となることが知られています。

 呼吸によって酸素が体に取り込まれ、血液中の赤血球が酸素を各組織の細胞へと運び、糖や脂肪などから生体エネルギーを産生する際に消費する酸素の2%程度が活性酸素になるといわれています。活性酸素は体にとって必要不可欠な役割を持っていますが、必要以上に産生されると体の老化を早めてしまうのです。

 ところが、水素を大量に取り込むと、活性酸素による細胞の酸化を抑制できるとの見解があるのです。もし、細胞の酸化を抑制できるのであれば、病気を予防し老化を遅くする効果が期待できます。

 この点について、さまざまな研究事例があり、水素が細胞の酸化を抑制する可能性が高いと考えられるというところまではたどりついています。しかし、正直なところ、いずれの実験もあくまで実験室レベルです。実際に人間の体が、水素水を飲用した上での定量的研究は発表されていません。

 水素の抗酸化作用(?)が証明されたとしても、どれくらいの量を摂取すればその効果が期待できるのか、またそれは水素水で何リットルくらいに相当するのか、具体的な検証はなされていないのです。「健康にいいらしい」などと気軽に高価な水素水を飲み続けても、実際にどのような効果があるかは未知の世界といわざるを得ません。

 とはいえ、水素水を摂取して健康を害するとの見解はなさそうです。水素水の健康効果に懐疑的な立場の意見も、研究結果が信じられないというものがほとんどで、科学的に否定しているわけではありません。

 現状としては、「信じるも信じないもあなた次第」という域を出ていません。ただし、水素水ブームに乗って、大して水素水を含有していないのに高額な値段設定をしている商品もあるので、購入する際は十分に見極めるように心がけてください。

http://biz-journal.jp/2015/12/post_12761.html

活性水素水(=電気還元水)は疑似科学
http://www.sciencecomlabo.jp/health_goods/active-hydrogen-water.html

Water-related pseudoscience
http://www.chem1.com/CQ/index.html

水商売ウォッチング

http://www.cml-office.org/wwatch


ヘリカル炭素学会 関連サイト

2016-02-10 22:39:52 | がん


代替医療学会 
http://blog.goo.ne.jp/alternative_medicine_soc
http://ameblo.jp/socbhe


ヘリカル炭素学会
http://blog.goo.ne.jp/helical_carbon_soc
http://ameblo.jp/helical-carbon


精神神経学会
http://blog.goo.ne.jp/psychiatry_neurology_soc
http://ameblo.jp/psychiatry-neurology-soc/


ホルミシス学会
http://blog.goo.ne.jp/hormesis_soc


構造化微量要素研究会 
http://blog.goo.ne.jp/str_micronutrients
http://ameblo.jp/str-mn


歯周病

2016-02-08 23:43:29 | がん

真冬の風物詩でもあり、流行のピークを迎えているインフルエンザ。学校や職場でマスクをする人も増えてきて、日本全国を見渡すと学級閉鎖を余儀なくされている地域もあります。空気が乾燥しやすい季節でインフルエンザに限らず、ノロウイルスなどの細菌・ウイルスによる感染症の警戒ムードが高まっています。

 一方、インフルエンザやノロウイルスのように突発的なニュースにはなりにくいものの、厚生労働省の調べによると成人(30~64歳)の7~8割がかかっているとされる感染症をご存じでしょうか。それは「歯周病」です。筆者は歯科医師としての知見や経験を基に、歯や口周りの情報を「ムシバラボ」というサイトで発信していますが、その中でも強く訴えていることのひとつが、歯周病の予防と治療の重要性です。

 そもそも歯周病とは何でしょうか。耳にしたことがあっても、正しく知っている人は少ないかもしれません。日本歯科衛生士会ホームページより概要を抜粋しますと、「歯肉・歯根膜・セメント質・歯槽骨で構成される歯周組織が、口の中の細菌感染によって破壊される慢性炎症性疾患のこと」で、成人だけではなく小・中学生などの若年層も多く罹患しているとされています。

 適切に歯磨きができていないと、健康な歯ぐき(歯肉)に炎症が起こり、それを改善しないまま深部の歯周組織まで炎症が波及すると、歯と歯肉の境目の溝が深くなり、歯周ポケットが形成されます。これが重症化してしまうと歯がぐらつき始め、残念ながらたくさんの歯を失ってしまうことになりかねません。しかも歯をしっかり磨いていても、気づかずに歯周病になっている人がかなり多いのです。

 歯周病を「単に歯が抜けるだけの病気」と片付けてしまうのは大間違いです。最近の研究で歯周病は全身に悪影響を及ぼすことがわかってきているのです。特に糖尿病と密接な関係があるほか、突然死の原因になりかねない心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めたり、失明や手足の切断につながるような重症になってしまったりするのです。

 歯周病菌を顕微鏡で観察すると、粒状の物やヘビのようにクネクネ動くものなどさまざまなタイプを無数見ることができます。ある研究によるとこの種類と数が増えるほど歯周病の症状は悪化するようです。ありふれた細菌として見過ごされてきましたが、最近はこの歯周病菌が「さまざまな病気と密接にかかわっているのではないか」と世界中の研究者から報告されています。

 まずは糖尿病です。頻尿や喉の渇き、倦怠感のほか足がつるのは糖尿病の症状。食べ物が歯に挟まる、歯ぐきから出血するのは歯周病の症状です。この2つの病はお互いを悪化させていくという恐怖のスパイラルを作ります。

 何がお互いを悪化させてしまうのでしょうか? そのメカニズムを説明しましょう。歯周病になってしまったことで形成された歯周ポケットに歯周病菌が溜まってしまうのが発端となります。ここに免疫細胞である白血球が菌を退治しに集まってきます。

 この時、白血球が歯周病菌の出す毒素に触れることで、「TNF―α」と呼ばれる阻害物質を出します。これが血液中のインスリンの働きを妨げてしまう作用があるのです。インスリンは健康な人の体内で変動する血糖を適度に調整する役割があるのですが、この働きが低下すると、糖尿病の症状が悪化してしまうことがあります。

 そして糖尿病が悪化すると血糖値が高くなり、今度は歯ぐきの毛細血管の血流が悪化して、血液が行き渡らず歯周病菌を退治できなくなってしまいます。こうして歯周病による歯ぐきの炎症が糖尿病を悪化させ、さらに歯ぐきの炎症を進行させる――。という悪循環に陥りかねません。わずか半年で重度の糖尿病で倒れてしまった患者もいるぐらいです。

 逆に糖尿病患者に歯周病菌を減らす治療をしたところ、それまでよくならなかった「ヘモグロビンA1c」と呼ばれる過去1~2カ月の血糖値の状態を示す指標が劇的に改善して、症状がよくなったケースが報告されています。

 歯周病菌が血管内に入ると血栓ができやすくなり、突然死を引き起こしかねない心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めるという研究結果も出ています。歯周病菌は心筋梗塞の原因である動脈硬化を進行させることがあるのです。

 メカニズムを説明しましょう。口の中に住んでいた歯周病菌は、食事中などで傷ついた口の中の粘膜の毛細血管から血管内に入り込みます。その歯周病菌の刺激により動脈硬化を誘導する物質が出てきて、血管内にプラークと呼ばれるお粥状の沈着物ができることで血液の通り道が狭められ、心臓の冠動脈を硬化させると言われています。このことはヒトの大動脈の動脈硬化症と呼ばれる患者さんの血管の中から5~20%ぐらいの割合で歯周病菌の遺伝子が見つかっていることからも確認されています。

 もうひとつ、おそろしいのは「バージャー病」という聞き慣れない病気と歯周病の関係です。手足の末端の血管が詰まり、炎症がおき、皮膚に痛みや潰瘍を起こし、最悪の場合は手足を切断しなければならないこともある病気です。

 実はバージャー病にかかったすべての患者が歯周病だと診断され、その進行度合いは中度から重症です。痛み、または潰瘍がある部分の血管から採血し、検査を行った結果、血液からは歯周病菌が検出された一方で、正常な箇所からは歯周病菌が検出されませんでした。

 歯周病菌は血栓をつくりやすく、皮膚の内側の細胞に進入するとの報告がされています。口の中にとどまらず、体全体に行ってしまい、最悪の場合バージャー病を引き起こすとみられます。これが心臓の近くで起これば心筋梗塞、脳の近くで起これば脳梗塞となる可能性があるのです。

 このように放置できない歯周病を予防・治療するにはどうしたらよいでしょうか。まず基本は歯磨き=ブラッシングです。歯と歯ぐきの間を意識して、1本1本丁寧に磨く意識が必要です。こまめなうがいも欠かせません。一度のうがいでお口の中の細菌がかなり出て行くと言われています。ガラガラうがいだけでなくブクブクうがいもこまめに行いましょう。

 とはいえ、毎日しっかりブラッシングしていても、必ず歯石はついてきます。目安としては3カ月に1回、つまり季節ごとに定期検診を受診して歯石を取っていくのが理想です。しっかりと定期的な検診で歯のクリーニングを行い、口の中全体の細菌数を減らすことが免疫力の低下を防ぐことにもつながります。

 

http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e6%ad%af%e5%91%a8%e7%97%85%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e8%ba%ab%e8%bf%91%e3%81%aa%e7%97%85%e6%b0%97%e3%81%ae%e6%81%90%e3%82%8d%e3%81%97%e3%81%99%e3%81%8e%e3%82%8b%e7%9c%9f%e5%ae%9f-%e6%88%90%e4%ba%ba%e3%81%ae8%e5%89%b2%e3%81%8c%e3%81%8b%e3%81%8b%e3%82%8b%e5%9b%bd%e6%b0%91%e7%97%85%e3%82%92%e7%94%98%e3%81%8f%e8%a6%8b%e3%82%8b%e3%81%aa/ar-BBpcAKc?ocid=spartanntp#page=2


がん10年生存率

2016-02-08 22:15:47 | がん



がん10年生存率    2016年1月20日
国立がん研究センター

10年生存率初集計 << 国立がん研究センター

www.ncc.go.jp › ホーム › プレスリリース
 
[PDF]5 年生存がん患者のその後の生存率
www.jacr.info/publicication/Pub/m_11/11_poster_06.pdf
 

がん10年生存率は58% 大規模調査で初集計 | サイエンスポータル

www.huffingtonpost.jp/science-portal/cancer_b_9035086.html
 

日本の医療に、医学的エビデンスはない

2016-02-08 22:06:18 | がん

和田秀樹氏「日本の医学界は宗教団体のよう」 薬は押し売り状態、だから医者は飲まない

 『だから医者は薬を飲まない』を書いた精神科医で、国際医療福祉大学大学院の和田秀樹教授によると、「薬漬け医療」の裏には、臨床・研究・教育をつかさどる医学界の“宿痾”があるという。その実像について聞いた。

 ──医学界は宗教団体なのですか。

 日本の医学界はいわば宗教団体なのだ。たとえば「血圧を下げればいい教」「血糖値を下げればいい教」「がんは切ったほうがいい教」という宗教が跋扈(ばっこ)している。宗教だから必ずしも間違っていることを言っているわけではない。問題は、私にはそれぞれエビデンス(科学的根拠)がほとんどないとしか思えないことだ。普通にいわれる根拠はほぼ二つ。一つは海外のデータ、もう一つは動物実験の結果だ。

 ──エビデンスがない?

 薬を飲んだときに血圧が下がる、血糖値も下がる、あるいはコレステロール値が下がる。これは化学反応だから、ある程度、薬理を知っていればその種の薬はできる。エビデンスとなるには、その薬により死亡率を下げた、あるいは脳卒中を減らしたといったエンドポイント(治療行為の評価項目)5年後や10年後にきちんと実現しないとならない。日本ではその評価がなされず、外国のデータを流用していることが多い。

 外国人と日本人は体質も違えば食生活も違う。そもそも外国のデータが全部流用できるのであれば、日本で治験の必要はない。5年、10年せっせと薬を飲んでもいい根拠を外国のデータで説得する。同時に動物実験のデータも人間に使えると信じさせる。たとえば分子生物学的に見て、アディポネクチンという動脈硬化や糖尿病を防止する善玉ホルモンが出るようになるのだから、これは体にいいとされる。その薬を飲んで健康になったかどうかは本来ロングスパンで結果を見ないとわからない。

 ──高血圧治療薬のディオバン事件がありました。

 ディオバンという薬を日本で使ったら5年後、10年後に脳梗塞や心筋梗塞が減るというロングタームのエビデンスを作ろうとした。製薬会社のノバルティス ファーマには勝算があったのだろう。だけど、日本人は体質や食生活が違った。エビデンスが出なかった。データを改ざんした医者のモラルの問題に帰するところが大きいが、問題の本質は海外でいいといわれる薬でも日本人には当てはまらないこともあることだ。

 もともと人間の体の中で何が起こっているかわからないことは多い。脳梗塞や心筋梗塞は動脈硬化によって血液の通路が狭くなり起こるのだとしたら、血圧の低いほうが詰まりやすいかもしれない。それでも薬で血圧を下げたほうが動脈の壁が厚くなりにくいからいいとするかどうか。この種のことも実験してみないとわからない。長期の実験をしなければ、従来の説を宗教のように後生大事に信じてしまうことになる。

 ──ほとんど長期の調査には基づいていないのですか。

 長期の疫学調査によっていくつか有用なデータは出ている。たとえば小金井市総合健康調査は15年間高齢者を追いかけ、コレステロールは高めのほうがいいとの結果が出た。また仙台の郊外では太めの人が長生きしていたといった調査結果もある。ただし、その結果に対して医学の世界は積極的に応えようとしない。

 ──なぜ?

 自分たちのドグマを守ることのほうが大事なのだ。そして宗教と同じで異端の説を出した人を追放にかかる。新たな説を証明し、これまでの定説をひっくり返すことが科学の歴史のはずだが、医学界ではそうならない。守旧派の学会ボスに逆らったら大学医学部の教授にもなれないからだ。ただし、学会ボスが定年退職すると、しばしば新しい説が使われるようになる。

 ──新しい有力な説はまず「隠れキリシタン」になるのですか。

 日本は「正常値」主義に振り回されている。たとえばコレステロールがそう。まだ15年は今の教授たちのメンツを潰すからそうはできないが、彼らが引退したら、コレステロールも血糖値もむしろ高めでコントロールしたほうがいいとなるだろう。このことは世界的な医学雑誌『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』や『ランセット』にも出ていることだが、これについては学会ボスがインチキ視している。

 ──そうなると、自分の処方箋が大いに気になりますね。

 結局、医者は自分が正しいと思っているものを処方する。そこでは、専門分化が進みすぎているから、たとえば心臓にはいいかもしれないが、体全体ではいいとは保証できないものもあるかもしれない。

 日本では今、血圧の下がることが絶対善だと思われがちだが、脳卒中を減らす、血圧の幅についての日本人のエビデンスはあまりない。秋田県で減塩運動をして血圧を下げ、脳卒中は確かに少し減った。この結果も血圧を下げたから脳卒中が減ったのか、タンパク質を取ったから脳卒中が減ったのか、因果ははっきりしない。タンパク質を取る量が少ないと血管の壁は破れやすい。だから昔は血圧160ミリメートルエイチジーあたりで脳卒中になっていた。今は200ミリメートルエイチジーを超えても血管は破れないケースが多い。

 ──「正常値」主義ではダメなわけですね。

 誰もが薬を飲めば長生きできる、健康になれると信じて動いているが、これが正しいかはわからない。大学医学部教授と称する人たちが確かな実験をやってくれないからだ。この薬を飲むと何%の人に肝臓障害が出る、胃炎が起こる、あるいは下痢が起こるという副作用は調べられている。だが、はっきりした薬効のエビデンスは実質ほとんどない。

 ──効く証拠がない?

 一般論から言って、低血圧の人は朝起きづらい、頭がふらふらする。だから、血圧や血糖値は下げれば頭がぼんやりするといえる。

 たとえば今55歳の人が血圧の薬であと30年生きられる、飲まなければ25年しか生きられないと仮に証明されたとしよう。その薬を飲み血圧を下げたため30年頭がぼんやりして生きるのでいいのか、飲まずに25年頭がしゃきっとしているのがいいのか、選ぶとしたら。現実問題として、薬はそういう選択で飲むしかない。

 ──薬に関してもインフォームドコンセントが必要なのですね。

 手術だったら十分な説明がなされる。そのうえで同意書にサインしないかぎりは手術できない。ところが薬の場合は、異物を体内に入れるにもかかわらず、同意書もなしにどんどん押し売りされる。インフォームドコンセントが十分なされない。制度があれば、エビデンスデータがないのはなぜと聞くこともでき、データもそろうようになるのでないか。

http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e5%92%8c%e7%94%b0%e7%a7%80%e6%a8%b9%e6%b0%8f%ef%bd%a2%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e5%8c%bb%e5%ad%a6%e7%95%8c%e3%81%af%e5%ae%97%e6%95%99%e5%9b%a3%e4%bd%93%e3%81%ae%e3%82%88%e3%81%86%ef%bd%a3-%e8%96%ac%e3%81%af%e6%8a%bc%e3%81%97%e5%a3%b2%e3%82%8a%e7%8a%b6%e6%85%8b%ef%bd%a4%e3%81%a0%e3%81%8b%e3%82%89%e5%8c%bb%e8%80%85%e3%81%af%e9%a3%b2%e3%81%be%e3%81%aa%e3%81%84/ar-BBo8Ynl?ocid=spartanntp#page=2


ヘリカル炭素、構造化微量要素飲用によるテロメアの増加調査

2016-02-08 21:09:07 | がん

遺伝子の末端構造であるテロメアは、加齢とともに減少する。

加齢とテロメアの関係

 

ヘリカル炭素、構造化微量要素、ラドン吸引添加によってテロメアの含量は増加する。すなわち、遺伝子は、加齢によるテロメア含量の減少に逆らって幼若化する。

このことによって、難病は解消するのではないかと考え、現在研究中の事項である。

 

 

ヘリカル炭素、構造化微量要素

US PAT, PAT PCT, 日本化学会・文部科学大臣賞


Telomere


 

テロメア - Wikipedia

 

ja.wikipedia.org/wiki/テロメア

テロメア構造

sugp.wakasato.jp/Material/Medicine/cai/text/subject07/.../section1.html
 


 

 

 

 


Reduction of Tumor Cells by Simultaneous Treatments

2016-02-08 21:08:26 | がん

Reduction of Tumor Cells by Simultaneous Treatments with 7 methods****

1. Rn irradiation (Uranium 60 Kg) in Saitama City----Strong activity

2. Straightening body in Saitama City---Basic activity

3. Structured Micronutrients(10 ml/day)**-----Strong activity

4. Helical Carbon(65 mg/day)*-----Weak activity

5. β-ray irradiation----Weak activity

6. Far-Infra Red irradiation***-----Weak activity

7. Walking----Basic activity



 
US PAT**,  JPN PAT***, PAT PCT*The Award Winner of The Jpn Soc Chem. & The Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology.*

****Atopic dermatitis, Schizophrenia, Infertility, Ulcerative colitis, Lifestyle disease, Virus, Cancer