The Society of Helical Carbon ヘリカル炭素学会

Helical C (CMC), PAT PCT/FDA JP & TH (Food), SM TH FDA (Med)

血液型と性格

2015-07-31 23:12:13 | 健康

血液型による性格診断は日本人が大好きな話題のひとつといえます。飲み会などで、「血液型は何型?」などと質問するのも定番の会話です。朝の情報番組では血液型占いが人気を集め、雑誌やウェブサイトなどでも必ずといっていいほど血液型に関するコーナーが見受けられます。

 

 おおまかには、真面目で融通が利かないA型、気分屋なB型、おおらかで騙されやすいO型、マイペースで二重人格なAB型などと性格を分類することが多いようです。それを基にして、「A型の男性とO型の女性は相性がいい」「B型同士は相性が悪い」という具合に相性診断する記事も古くから現在に至るまでよく見かけます。特に女性は、そのような話題を好きな人が多いようです。

 一方、医者や科学者の中には、「血液型による性格診断は科学的根拠がなく迷信だ」という否定的な見解が大勢を占めています。血液型は性格形成に影響を及ぼさないとする説明は、確かに論理的で一定の説得力があります。

 しかし、科学的根拠の有無はさておき、これだけ日本人の中で血液型による性格診断が市民権を得ているのは、当てはまると感じることが多いからではないでしょうか。実際、複数のアンケート調査で、6割以上の人が「血液型性格診断は当たっていると思う」と回答しています。

 多くの心理学者は、その要因をインプリンティング(刷り込み)だと説明します。つまり、「A型は真面目な性格」「O型はおおらかな性格」と広まることで、「自分はA型だから真面目」と無意識に思い込み、実際に真面目になっていくというものです。「日本人は真面目」などと国民性を語るのと似ています。成長する過程で、親や先生から「○○ちゃんは勉強ができる」と頻繁にいわれていると、成績がぐんぐん伸びるのも同様の効果です。

 確かに、血液型でたった4つに性格が分類するのは短絡的すぎで、お遊び感覚でしかないように見えます。とはいえ、血液型がまったく性格形成に影響を及ぼさないというのも暴論のように思えます。

 例えば、否定派の意見を見てみると、輸血の際にABO式やRH式によって分類する以外に血液型は意味をなさず、まるで血液型を決定付ける「血液型物質」が血液の中だけにしか存在しないように取り扱っています。しかし、実際には血液型物質は髪の毛から爪に至るまで、体中の細胞に行き渡っています。そのため、刑事事件などが発生した際、警察の鑑識によって髪の毛や体液などから犯人の血液型が割り出すことが可能なのです。

 つまり、血液型物質は単に血液の中を流れるだけではなく、体形成そのものにかかわっているのです。

東京医科歯科大学医学部名誉教授で人間総合科学大学教授の藤田紘一郎氏は、著書の『血液型の科学』(祥伝社)の中で、「血液型と性格は医学的に関係がある」と述べています。その理由として、次のように説明しています。

(1)血液型によって免疫力が異なる
(2)血液型ごとにかかりやすい病気とかかりにくい病気がある
(3)その結果、仕事の役割や生活スタイルが形づくられた

 例えば、A型は免疫力が弱く、病気にかかりやすいため、人間関係に用心深くなったというものです。また、A型のルーツは農耕民族であったと考えられ、計画的に穀物を育てる生活スタイルが几帳面な性格を形成したとしています。

 逆に、免疫力が最も強いO型は開放的でチャレンジ精神が旺盛な性格になったと考えられるといいます。また、B型も免疫力が強いためO型と似ているが、肺炎やサルモネラ菌に弱く、大勢の人の中には入らないようになり、独特な性格が形づくられ、AB型はA型以上に免疫力が弱く、人と会うことを避けるように暮らしたため、疑い深く内向的になったのではないかと推測しています。

 多少強引な感じは受けますが、血液型による性格診断に医学的根拠を与えた貴重な研究です。

 そもそも血液型と性格を結びつけたのは1927年、東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)教授、古川竹二氏が自身の研究成果として『血液型による気質の研究』を発表したことが始まりといわれています。

 この研究は、その後の日本軍の組織にも大きな影響を与えたといわれ、血液型は性格形成に強く関連するということは日本全体に広まりました。その後も恋人との相性占いや仕事の向き不向きを診断するなど、多方面にわたって日本人の生活に浸透し、現在に至っています。

 性格は、家庭環境や家族構成、友人関係、健康状態など複数の要因が絡み合って形成されるため、単純に4つに分類できないというのは当然ですが、根本的に備わっている資質という点で、血液型が多少なりとも影響している可能性は否定できないのかもしれません。
http://biz-journal.jp/2015/07/post_10803_1.html


冷めたご飯

2015-07-31 22:35:14 | 健康

メタボを解消したいと思っても、食事制限や手間がかかる方法は長続きしませんよね。

そこでおすすめしたいのが“アイスごはん”。実は、温かいごはんではなく、冷めたごはんを食べることでダイエット効果が大幅にUPするんです。



■アイスごはんって何?

アイスごはん=冷えているごはん。ごはんが冷めると、一部のデンプンが“レジスタントスターチ”という成分に変化します。

このレジスタントスターチは、整腸作用やダイエット効果が高いとして注目されている成分。温かいごはんではなく、冷たいごはんを食べることで、若々しくスリムな身体を実現することができるんです。



■アイスごはんのダイエット効果

美容コンサルタントの平松由貴氏によると、アイスごはんにはこんなにうれしいダイエット効果が期待できるのだそうです。

(1)カロリーダウン

ごはんの主成分であるデンプンは1gあたり4kcal。これが冷めてレジスタントスターチに変化すると1gあたり2kcalにカロリーダウン。同じ茶碗1膳のごはんでも、アイスごはんにするだけで簡単にカロリーを抑えることができるんです。

(2)脂肪代謝がUP

アイスごはんのデンプンは大腸までたどり着くと、腸内細菌に食べられ、発酵します。そのときに作られる酸には脂肪代謝を改善するはたらきがあります。アイスごはんを食べるだけで自然と脂肪を排出しやすい体質をつくることができるんです。

(3)満足感もUP

温かいごはんをアイスごはんにすると、温かいものよりもGI値が下がります。GI値の低いいわゆる“低GI食材”は、血糖値の急上昇を抑え、満腹感を長持ちさせてくれます。

さらに、低GI食材を食べると、その後にとった食事でも血糖値の急上昇を抑える“セカンドミール効果”が期待できます。たとえば、朝にアイスごはんを食べると、ランチでの腹持ちもよくしてくれるということ。効果が長持ちするのが嬉しいですね。

(4)体脂肪をつきにくくする

アイスごはんには、脂肪を脂肪細胞に取り込むはたらきを促進するインスリンの分泌量を抑えるはたらきもあります。アイスごはんを食べることで、脂肪を溜め込みにくい体質をつくることができるんです。

(5)腸内環境を整える

アイスごはんは食物繊維と同じはたらきもしてくれるので、便秘の改善や腸の活性化にも効果的。また、栄養素が効率よく吸収できるようになるため、老化防止効果も期待できます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150731-00064991-nkcareism-life

 

レーザー光出力2ペタワット、1トリリオン(兆)分の1秒

2015-07-31 18:49:45 | 知的財産権

中国メディアの参考消息は30日、英紙デーリー・メールの報道を引用し、大阪大学の研究チームが「LFEX(エルフェックス)」と呼ばれる設備を使用し、出力2ペタワット(1ペタワットは1000兆ワット)のレーザー光を出すことに成功したと報じた。

 記事は、研究者の話として、2ペタワットのレーザー光の出力は全世界の消費電力の1000倍相当に達すると伝えた。一方、出力は巨大であったものの出力の時間は1トリリオン(兆)分の1秒であったため、実際に使用したエネルギーは電子レンジを2秒ほど使った程度だったと紹介した。

 続けて、阪大の研究者は約100メートルのLFEXに取り付けたエネルギーを増幅させる特殊なガラスを通じて出力を高めたと紹介し、研究者の話として「世界中でレーザー光の性能競争が展開されており、大阪大学では将来的に出力10ペタワットを目指す」と紹介した。

 また記事は、米メディアの報道を引用し、5万ワットのレーザーによって1マイル(約1609メートル)の距離から無人機を撃墜させる実験が成功しているとしたうえで、「無人機を撃墜させた5万ワットのレーザーのパワーは、大阪大学で出力に成功したレーザーの100億分の1しかないものだった」と伝えた。

 大阪大学のレーザーエネルギー学研究センターによれば、LFEXレーザーは核融合のほか、相対論的プラズマ相互作用やレーザー核物理などへの応用が期待されるという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150731-00000140-scn-sci


長寿日本 女性は世界1位 男性は3位

2015-07-31 17:12:09 | 健康

去年の日本人の平均寿命は、女性が86.83歳、男性が80.50歳と、いずれもこれまでで最も長くなり、女性は3年連続で世界1位に、男性も世界3位と、日本はトップクラスの長寿国となっています。

厚生労働省によりますと、去年の日本人の平均寿命は、女性が86.83歳、男性が80.50歳で、おととしに比べて女性は0.22歳、男性は0.29歳上回り、いずれもこれまでで最も長くなりました。女性と男性の平均寿命の差は6.33歳でおととしより0.07歳縮まりました。
平均寿命が公表されている主な国や地域と比べると、女性は3年連続で世界1位で、スペイン、フランスが続いています。男性はおととしよりも順位が1つ上がり、香港、アイスランドに次ぐ世界3位で、日本はトップクラスの長寿国となっています。
平均寿命が延びていることについて厚生労働省は、「医療技術の進歩で日本人の主な死因のがんや心臓病、それに肺炎などに対する効果的な治療ができるようになったことや、健康志向の高まりで元気なお年寄りが増えていることが背景にあり、今後、さらに平均寿命が延びる可能性はある」と分析しています。
 
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150730/k10010172101000.html

低ナトリウム血症

2015-07-31 17:06:19 | 健康

 低ナトリウム血症は、血液中のナトリウム濃度が極端に低くなった状態を指す。兆候は意識が遠のくような感じや、手足のむくみ、吐き気や頭痛など。放置すると錯乱など脳機能障害の症状が現れ、昏睡状態から時には死に至る。


 運動誘発性の低ナトリウム血症(EAH)は、アスリートが水やスポーツドリンクなどを必要以上にがぶ飲みしたときに発生しやすい。エクササイズ時間が4時間を超える運動や、軍事教練なみのジムワークのEAHリスクは高く、当然、耐久レース関係は最も症例報告が多い。

 ちょっと驚くのは、低強度のエクササイズでも油断は禁物であること。何と、ビクラムヨガ(いわゆる、ホットヨガ)もEAHリスクが高いのだ。発汗率が低いところにもってきて、生真面目に水分補給をし過ぎると体格の小さい女性はすぐに「がぶ飲み状態=低ナトリウム血症」に陥る。また、運動慣れしていない人の汗はナトリウム濃度が濃い、つまり体内からナトリウムが失われてしまうために、EAHリスクが高くなってしまうという。

 EAH新ガイドラインの勧告は至ってシンプルだ。いわく、「喉が渇いたときだけ、水分を補給するように心がけること」。渇く前の水分補給を指導された経験があると受け入れ難いかもしれないが、今の世界の趨勢は「渇いたら、飲む」である。

 さて、自分の給水が適正かを確認するには、いつもの給水付きで運動前後の体重を比較するといい。運動前より体重増なら給水過剰。適正な給水量は、体重減少量÷運動前の体重×100=脱水率(%)で2%程度だ。3%を超えるようなら、逆に給水不足である。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150731-00075546-diamond-soci