平太郎独白録

国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し、独自の歴史観で語ります。

チンピラの因縁の付け方に学ぶ宗教人の怠慢と飯やの慢心。

2006年02月01日 | 思想・哲学
親愛なるアッティクスへ

↑この向こうがいわゆる、***街、その向こうが、私の憩いと安らぎの町、中洲です(笑)。
ほろ酔い加減で、キャナルシティからそちらを眺めていたら、何故かこの夜景にノスタルジーを感じ・・・。
おっと、一人で浸っている場合ではありませんね・・・、失礼!

で、本題です。
かつて、作家で元ヤクザ安部譲二氏は、チンピラ時代、親分が、当時、発売されたばかりのテレビを買ってきて、「番組なんか見る必要はない。宣伝(CM)を見て、因縁の付け方練習しろ。」と言ったといいます。
「わ・わ・わ~、輪が三つ♪」というCMが流れると、「輪が三つぅ?何を勝手に決めつけとんじゃい!」という具合に・・・(笑)。

で、昨年の5月に、平太郎独白録 「意識朦朧 魑魅魍魎 宗教界の怠慢にみる新興宗教の台頭」の中で、「現代の宗教人の怠慢がいかがわしい新興宗教の台頭を許している」ということについて申し上げましたが、もし、宗教という物の本来目的心の救済というものにあるとするならば、少なくとも、宗教人と名の付く人たちは、安部譲二氏のチンピラ時代と同様に、テレビやラジオなどの「人生相談」を見たり聴いたりして、「自分ならどう答える・・・。」というロールプレイをやるべきでしょう。
できれば、その上で、同僚部下と、それがいない場合には業界団体などで、レポートを持ち寄って、それぞれに、ディスカッションさせるべきだろうと思います。
それをやらないで、ただ、呪文(?)を唱えるだけで、お布施をもらうことばかり考えているから、顧客を新興宗教にさらわれれる事になるのだと思います。

これを端的に表すものがあります。
私の地元、博多駅前オフィス街ですから、一時期は、昼飯難民が出るほど、昼時は飯やは大繁盛でした。
中には、よせばいいのに、東京悪癖を真似て、わざと行列を作らせるような風潮さえ出始めた時期がありましたが、ところが、その飯やの慢心隙間を埋めるように進出してきたのが弁当屋コンビニでした・・・。
で、今や昼飯時は、弁当屋の車が群れを成し、コンビニは大混雑・・・ということになってしまいました。
飯やの慢心が新たな強敵を誘い入れてしまったわけですね。
つまり、飯やの敵は、飯やだけではなかったということで、宗教界の敵は既存の宗教だけとは限らないということでしょうか・・・。

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4 コメント

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灯台下暗し!? (ケンジ)
2006-02-02 08:39:07
こんにちは。へーたろーさん。。

またまた、おもしろいお話でてますね!!



たしかに、宗教団体というのはもともとは救済や人助けをするのが概念なんでしょうが、

(今もそうかもしれませんが・・。)

でも、今は『宗教団体』という響きだけで、私利私欲的な臭いを感じますね。

宗教団体も飯やも怠慢や慢心による



ようは・・・

調子にのると足元すくわれますよね!



でも、その中でも今も昔もずっと人気なお店や、

支持を得ているお店などが慢心があったか、なかったかは分かりませんが、結局生まれた結果には雲泥の差があります。

宗教団体も同じかどうかはわかりませんが、

同じ灯台でも、そこに居るだけで道を示してくれるような灯台。

そんな、リーダーシップを持った人々が増えると、また違った結果になりそうですね。。。
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うーん (mogu_mogu)
2006-02-02 09:06:07
東横イン問題



返事に困りましたぁ_。
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>ケンジさん (へいたらう)
2006-02-02 14:44:30
以前、ペマ・ギャルポさんというチベット人の大学教授で、コメンテーターの方と話をさせていただいたことがあるのですが、私が「宗教なんて物は、百害あって一利なしだ。」と言ったら、その方が、「いや、それは違う。それは、用いる者の良識の問題だ。」と言われました。

「でも、実際に、アメリカの銃の問題と一緒で、それを用いる者が良識があるとは限らないじゃないですか。」と言いたかったけど、それは言いませんでした(笑)が、必ずしも、良識のある人が用いるとは限らないと言うところが問題なんでしょうね。
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>mogu_moguさん (へいたらう)
2006-02-02 14:45:44
確かに、東横インは、聞いてたら、内部はでたらめみたいですね。

あまり、同情の余地はないような・・・。



私は、結構、東急インには泊まるのですが、東横インには泊まったことがないですね。
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