モノづくりイズム
高校の時から30代半ばまで演劇をやっていた。プロは憧れだけに終わり、全く及ばなかったけれど、情熱だけは決して負けていなかった。
まず脚本づくろからスタート。稽古と並行して、舞台装置や小道具・衣装などの製作に照明や音響効果のプランニングや編集など、公演までやることは目まぐるしく続いた。
お金がない分、知恵を働かせる。それまでまるっきりやったことのない大工さんの真似事や、裁縫に、色塗り、テープのダビングと、怖いもの知らずの素人細工に徹した。時間が限られているから、公演が近づくと寝る間も惜しんだ。とにかく間に合わせるのが一番の眼目だった。合宿での稽古や舞台の打ち上げなどは、食事はみんなで試行錯誤しながら作って食べた。
いま思えば、あの時の経験が、何でもお金で間に合わせるより手作り優先の暮らしにつながっている。子どもの服は手作り、食事やおやつも同様だ。ちょっとした棚やお風呂の蓋なども、なんと手作り。自分の思い通りのものが安価に出来るのだから堪えられない。
ただ最近は仕事が忙しくて、暮らしに必要なモノ作りは夫に委ねている。わたし以上に、長年演劇に打ち込んで来た夫は、いたって万能。工業高校出身とあってモノづくりは徹底している。夫の「なんでも手作りイズム」は、結果的にわたしをトリコにしてしまった。
(2012年10月15日)
高校の時から30代半ばまで演劇をやっていた。プロは憧れだけに終わり、全く及ばなかったけれど、情熱だけは決して負けていなかった。
まず脚本づくろからスタート。稽古と並行して、舞台装置や小道具・衣装などの製作に照明や音響効果のプランニングや編集など、公演までやることは目まぐるしく続いた。
お金がない分、知恵を働かせる。それまでまるっきりやったことのない大工さんの真似事や、裁縫に、色塗り、テープのダビングと、怖いもの知らずの素人細工に徹した。時間が限られているから、公演が近づくと寝る間も惜しんだ。とにかく間に合わせるのが一番の眼目だった。合宿での稽古や舞台の打ち上げなどは、食事はみんなで試行錯誤しながら作って食べた。
いま思えば、あの時の経験が、何でもお金で間に合わせるより手作り優先の暮らしにつながっている。子どもの服は手作り、食事やおやつも同様だ。ちょっとした棚やお風呂の蓋なども、なんと手作り。自分の思い通りのものが安価に出来るのだから堪えられない。
ただ最近は仕事が忙しくて、暮らしに必要なモノ作りは夫に委ねている。わたし以上に、長年演劇に打ち込んで来た夫は、いたって万能。工業高校出身とあってモノづくりは徹底している。夫の「なんでも手作りイズム」は、結果的にわたしをトリコにしてしまった。
(2012年10月15日)
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