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こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

親と子をつなぐ

2015年07月23日 10時58分51秒 | 文芸
親と子をつないでくれる

 神戸新聞とのつきあいは、もう30年近くなる。4コマ漫画に始まり、家庭欄、社会欄、政治欄と進み、いまは毎朝、善紙面くまなく読む。
 中学のころに、正平調を立て続けに読んだ経験gある。
「毎日読んで、趣旨をまとめて提出してください」との宿題。
 これが厄介で、1週間分をまとめておいて、提出前夜に一気に書き上げたりと悪戦苦闘。でも、いやいやながら目を通しているうちに、だんだんと面白くなったから不思議だった。
 ただし、政治経済の難解な話には、読む前から音を上げていた記憶がある。
 次に興味を持ったのが、郷土作家シリーズと銘打った連載小説(短編が多い)。夢中で切り取って楽しみながら、
「はーっ。県下にもたくさん作家がいるんだよな」と、ちょっぴり誇らしい気分になったものだ。
 さて、いまは発言欄とお付き合い。
 実は加西に住む両親への便りのつもりだから、子どもの話が多くなる。
 朝早く一番に長官を開いている。古くから親しんでいる神戸新聞がやっぱり一番読み易いらしく、老眼鏡で覗き込んでいる両親は、投稿を見つけては日ごろ会話のない息子のあいさつとばかり楽しんでいるらしい。
 疎遠になりがちの親と子をつないでくれる神戸新聞に、感謝の思いの近ごろである。
(神戸・1987・10・19掲載)



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