ケンタと肝っ玉ママとそのゆかいな仲間たち

パート勤務する母と、小学校へ通うケンタ。
働くママの日々起こる出来事を、いろんな仲間を交えて書いて行こうと思います。

自分なら・・・どうする?!

2008年02月25日 18時47分34秒 | Weblog

昨夜、どうしても見たかったテレビ番組があり、リアルタイムで見入ってしまった。
それは、「最後の願いをかなえたい ~在宅でがんを看取る専門医~」ってタイトル。

内容は・・・
医療費削減の為、改善がの見込みが無い長期入院患者への診療報酬が下げられ、
『難民』となった末期患者さん達。
最後を過ごす場が、病院から在宅へ変わり体と心の痛みを取り除く「緩和ケア」を専門とする医師の密着ドキュメンタリー。

元 介護職員だった私は、現場から遠く離れてしまったけど、忘れないように!と
現在の状況や、新たな知識を仕入れようと時々見る
(なかなか見れない事が多いけどっ)

O医師の姿に涙した私。
本人や家族の意思を取り入れ、残りわずかな時間をどう向き合って過ごすのか?
を、模索し励ます姿に色々考えさせられた。

介護職時代、何人もの人を見送ってきた。
様々な家族関係を目の当たりにし、辛いこともあり現実を痛感した。
今では、末期ガンでは長期入院不可能という現実に驚き・・・
在宅では、老老介護っていう現実だし。

夫婦共に80歳近いご主人が、奥さんを在宅で介護していた。
「病院へ居られず、残り少ない時間を自宅で・・・と思ったけど・・・
        主人も年寄りで可哀想で、お金も無いし悪くて・・・早く死にたい・・・」
誰でも、そう思うかも。
家族に迷惑を掛けたくない・・・

その為に、ヘルパーなどを利用し少しでも家族の負担を軽減する。
緩和ケアスタッフの看護士さん達の勉強会シーン。
「何もしてあげられなくて・・・ただ看取るだけしか出来ない自分が悔しい・・・」
と涙されている場面が。
私も、同じ事を思った経験があり、意識が無いけれど「頑張って!」と声を掛けていた。
でも、それだけ・・・
それが、麻痺してテキパキと仕事としてこなす事が嫌になった事もある。

O医師は、家族・看護士へ「逃げないで!」と言葉を掛けていた。
そして、言葉だけでも誰か側に居てあげる事が大事!と。

最後は、みなさん住み慣れた家で家族に看取られ亡くなられた。
O医師は、その後も家族を訪問し家族と一緒に涙していた。
私は、もう涙が止まらない~

介護職時代の仲間(と、言っても50歳近い)から近況が届くと・・・
「今でも現役で頑張ってるよ!体が続くまで頑張るよ~」
「日々勉強!お年寄りに囲まれてるよ!」なんて嬉しい近況報告
自分も頑張らないとと励みにもなる。

私も、お世話していた入居者さんが亡くなられました。っていう報告もある訳で・・・
色々な思い出が一気に駆け巡る瞬間でもある。
夫婦して、「自分なら~どうする」なんて疑問を投げかけて就寝
少子高齢化!今から老後・病に倒れた時の事を真剣に考えさせられた私でした








 



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