goo blog サービス終了のお知らせ 

丹後半島   フォト日記 京の涯から なんとなく ・・・

丹後半島の写真ブログ, すみれはブックマークの「スミレ想い」でリンクしています。

河辺石  (こうべ石)

2010-03-07 23:14:13 | その他

追記

博多で暮らしていた長兄は大阪での大学生時代にハンマーを持って石集めを趣味にしていた、几帳面な性格で採集した石を特注の木組みの採集箱に収めてデータを作成し転勤が続く会社生活の中でも大事にしていたそうです。
家族の中に兄の収集した石には誰も興味が無く処分に困っているようなので私が受け継ぐことになり 慌ただしい最中に家に見に行くと鉱石をはじめ山野草などの自然に関する資料を部屋一杯に整理してファイルやDVDに残している。
自分が採集した石以外にも購入したと思われる鉱石も整理されて部屋の隅に高く積まれ、これも私が引き継ぐが問題は博多から丹後までどのようにして移動するか、、、幸い田舎なので都会に比べると家が広く保管場所には困ら無い、鉱石の図鑑類や山野草などの図鑑も欲しいが 送る人の労力とその費用。

 

 

追記  2012.05.24

訪問が続いています。同じ方なのか管理者の私には判りませんが

白石山は河辺から久住に通じる山間の道沿いにあり低山で登りやすいと思いますが

此処は熊の出没が多く1週間ほど前にも緊急放送がありました。もう道は荒れ果てて藪コキをしながらの登山となりますが

熊に注意し鈴などを必ず用意してください

 

日曜日、小雨。

朝、仕事をしていると小さな工場の入り口のガラス戸越しに
大学生のような若者が2人立っているので出てみると
「白石山へ行きたいのですが」と言う。
私は大阪から越してきたので詳しいことは知らないが、
丹後では昔「お山」という所で「河辺石」を採掘していたと聞く。

今でも時々その近くで関東方面のナンバーをつけた車が止まっていることがあり
山野草の採掘にしては目立ったものが無いのに、何をしているのか 頸をかしげたことがあった

この石のことを知ってから、今でも鉱石マニアが来ているのかと驚いている。
道順を教えながら、今は「ガイガーカウンターとダイナマイトを持ってこないと見つからないよ」と言うと
二人は顔を見合わせ出て行った。

二十歳前後、ザックとシュラフを背負いYHを泊まり歩いていた頃を思い出す。

  「若い」ってこと 羨ましい・・・


最新の画像もっと見る

5 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
河辺石 (光田 重幸)
2010-03-09 05:58:49
Koberiteはイットリウムを成分としてもつ、日本だけでなく世界の貴重な財産なのですよ。私も許可がおりるのならダイナマイトを持って駆けつけたいくらいです。同じ大宮町の潮鉱山のほうが良品が採れると聞いたことがありますが、どちらも幻の産地です…。
返信する
Unknown (hatakusa)
2010-03-09 06:57:53
此処で採掘をしていたお年寄りが経営するある商店を何時も利用しているので以前、このことを本人から聞いたことがあります。

現物写真をと捜したのですが、持っていると放射能の影響でガンになる、現物はだれも持っていない、との話など、ダイナマイトの件はこの方からの受け売り話です。
イサナゴ山の麓や奥大野地区からも珍しい鉱石が出る話も聞いたことがあります。

このような岩固有の植物は無いのでしょうか?
返信する
河辺石2 (光田 重幸)
2010-03-09 07:48:50
河辺石自体は花崗岩のペグマタイト(巨晶密集部)にまれに見られる放射能性希元素鉱物ですが、微量であるためとくに花崗岩植生に影響を与えるとは思えません。大宮や峰山地区には、それでなくてもアベサンショウウオ(環境省ⅠA類)やケタガネソウ(府絶滅寸前種)が多産する所があるのですから、ぜいたくは言わないほうがよいかもしれません。昨夏には峰山で日本産未知のPertya sinensisと思われるコウヤボウキ類の一種を見ました。タンゴボウキと仮称しています。
返信する
コウヤボウキ (hatakusa)
2010-03-09 21:57:15
新しい発見ですね、おめでとうございます。
コウヤボウキとの違いが私には判りませんが
大宮町でコウヤボウキの採取記録が残っていますので身近にあるのでしょう。今度であったら、注意して観察をしたいと思います。

河辺石は花崗岩の中に糸や毛の様な形で入っており素人では見分けが出来ないとも聞きました
返信する
連絡 (hatakusa)
2010-03-09 22:43:08
今日は一日雪でした。
車が走る道路以外は真っ白。
山はかなり積もったと思われます
例の件 日程が先に延びそうです。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。